ヴァンフォーレは昨シーズン途中にチームに在籍していたブラジル人FWジュニオール バホス選手と新シーズンの契約を結んだことが発表されました。
◇ジュニオール バホス選手◇
ジュニオール バホス選手（以後バホス選手）は1993年生まれの現在24歳。ブラジルの名門クラブであるアトレチコ・パラナエンセのユースチームからトップチームに昇格。そこから数々のクラブにレンタル移籍することで経験を積み、2016年にグアラニFCに入団します。期限付き移籍でアナポリスFCに行き、9月からグアラニFCに戻ってプレーしていましたが、2017年3月に退団。すぐさま来日しヴァンフォーレに練習生としてチーム活動に参加していました。
真面目に日々の練習をこなし自身をアピールし続けた結果、ガブリエル選手が退団しドゥドゥ選手も調子を取り戻せないFWの状況を受けて6月に正式に契約を掴み取ります。Jデビューは6月25日に行われた第15節アウェー清水エスパルス戦。後半22分に河本選手に代わってピッチに登場すると、機敏さにプラスして上背のある体格を活かそうと懸命に動きますが、ボールにほとんど絡めないまま消化不良でデビュー戦を終えてしまった印象があります。しかしJ1デビューを飾れたということでこれからの試合出場が期待されていた矢先、練習で左足を負傷し長期離脱が決定。巻き返しを狙うチームがリンス選手を獲得したことで外国籍枠の登録状況も重なり、バホス選手は8月から登録抹消となりました。登録抹消となりケガが完治した後もヴァンフォーレの練習に自主的に参加し続けていたバホス選手。シーズンが終了しその去就が心配されていましたが、日々の練習でのアピールが実り新シーズンの契約を勝ち取ることができました。
ジュニオール バホス選手は183cm・77kgの恵まれたフィジカルを活かした競り合いの強さと、しなやかな体格でバネのあるスピードに乗ったドリブル突破が魅力の選手。チームの練習時に何回か彼を見ましたが、その特長を活かす場面では彼が持っている能力の迫力を感じることができましたね。身体能力抜群だと思いますが、個人的に考えるバホス選手の課題は‘オフ・ザ・ボール’の動き。途中出場した清水戦ではよく動きゴール前で待ち構えるポジショニングをしていましたが、相手マークを外す動きをしておらず常に周りに選手がいる状態で、味方が彼にパスを出せる機会があまりなくシュートを打てるタイミングもほとんどありませんでした。セットプレーやカウンター攻撃での前線のスペースへの抜け出し以外の場面で能力が存分に輝けるシーンを増やすためには、ボールが持ってない場面でいかに工夫して考えながらプレーするかだと思います。バホス選手にはキャンプや日々の練習などでその課題に全力で取り組んでもらい、少しでも良い状態でボールを味方からもらえるように、攻撃のチャンスに長い時間絡めるように自身のサッカースキルを伸ばしていってほしいですね。
新シーズンはリンス選手＆エデル リマ選手やドゥドゥ選手（契約更新はまだ）と3人の外国籍枠を争うことになります。試合出場にはその争いに勝利しなければならず、バホス選手にとって昨シーズンに引けをとらないくらいの厳しい環境が待っています。しかしバホス選手はまだ24歳と若く伸び盛りの選手なので、その高い壁を乗り越えて選手として1ランク＆2ランクと成長していき、試合に数多く出場しゴールをたくさん挙げてヴァンフォーレの勝利に貢献してほしいと思います。ジュニオール バホス選手の1シーズン通した活躍＆成長を期待しています！
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◇ジュニオール バホス選手◇
ジュニオール バホス選手（以後バホス選手）は1993年生まれの現在24歳。ブラジルの名門クラブであるアトレチコ・パラナエンセのユースチームからトップチームに昇格。そこから数々のクラブにレンタル移籍することで経験を積み、2016年にグアラニFCに入団します。期限付き移籍でアナポリスFCに行き、9月からグアラニFCに戻ってプレーしていましたが、2017年3月に退団。すぐさま来日しヴァンフォーレに練習生としてチーム活動に参加していました。
真面目に日々の練習をこなし自身をアピールし続けた結果、ガブリエル選手が退団しドゥドゥ選手も調子を取り戻せないFWの状況を受けて6月に正式に契約を掴み取ります。Jデビューは6月25日に行われた第15節アウェー清水エスパルス戦。後半22分に河本選手に代わってピッチに登場すると、機敏さにプラスして上背のある体格を活かそうと懸命に動きますが、ボールにほとんど絡めないまま消化不良でデビュー戦を終えてしまった印象があります。しかしJ1デビューを飾れたということでこれからの試合出場が期待されていた矢先、練習で左足を負傷し長期離脱が決定。巻き返しを狙うチームがリンス選手を獲得したことで外国籍枠の登録状況も重なり、バホス選手は8月から登録抹消となりました。登録抹消となりケガが完治した後もヴァンフォーレの練習に自主的に参加し続けていたバホス選手。シーズンが終了しその去就が心配されていましたが、日々の練習でのアピールが実り新シーズンの契約を勝ち取ることができました。
ジュニオール バホス選手は183cm・77kgの恵まれたフィジカルを活かした競り合いの強さと、しなやかな体格でバネのあるスピードに乗ったドリブル突破が魅力の選手。チームの練習時に何回か彼を見ましたが、その特長を活かす場面では彼が持っている能力の迫力を感じることができましたね。身体能力抜群だと思いますが、個人的に考えるバホス選手の課題は‘オフ・ザ・ボール’の動き。途中出場した清水戦ではよく動きゴール前で待ち構えるポジショニングをしていましたが、相手マークを外す動きをしておらず常に周りに選手がいる状態で、味方が彼にパスを出せる機会があまりなくシュートを打てるタイミングもほとんどありませんでした。セットプレーやカウンター攻撃での前線のスペースへの抜け出し以外の場面で能力が存分に輝けるシーンを増やすためには、ボールが持ってない場面でいかに工夫して考えながらプレーするかだと思います。バホス選手にはキャンプや日々の練習などでその課題に全力で取り組んでもらい、少しでも良い状態でボールを味方からもらえるように、攻撃のチャンスに長い時間絡めるように自身のサッカースキルを伸ばしていってほしいですね。
新シーズンはリンス選手＆エデル リマ選手やドゥドゥ選手（契約更新はまだ）と3人の外国籍枠を争うことになります。試合出場にはその争いに勝利しなければならず、バホス選手にとって昨シーズンに引けをとらないくらいの厳しい環境が待っています。しかしバホス選手はまだ24歳と若く伸び盛りの選手なので、その高い壁を乗り越えて選手として1ランク＆2ランクと成長していき、試合に数多く出場しゴールをたくさん挙げてヴァンフォーレの勝利に貢献してほしいと思います。ジュニオール バホス選手の1シーズン通した活躍＆成長を期待しています！
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