ヴァンフォーレ甲府熱血サポーターへの道!!

山梨に住むユタカのブログ。地元ヴァンフォーレを応援してこのブログもなんと19年目を迎えました。ACL効果でJ1昇格だ!

ヴァンフォーレ2017年シーズン10大ニュース

2017-12-14 | Weblog
年末恒例としてこのブログでやっていましたが、2014年を最後に手を付けられなくていた企画を再開したいと思います。その年のシーズンに起こったヴァンフォーレの様々な出来事を個人的な選定によって10個のトピックスとしてまとめ、ヴァンフォーレ10大ニュースとして発表していく題して『ヴァンフォーレ2017年シーズン10大ニュース』です。それではさっそく一気に10位から1位までをご覧ください。



10位:横浜からの新風!高野選手左サイドを駆け上がる

左サイドを攻撃的に仕掛けることができる存在を探していたヴァンフォーレ。横浜で厚い選手層に埋もれていた高野選手がヴァンフォーレに期限付きで加入したのは8月。加入するとすぐさまウイングバックのポジションを獲得し、その高い攻撃性を存分に活かして左サイドを活性化。瞬時の速さで相手を振り切るスピードと1対1のシーンで果敢に仕掛けていける気持ちの強さは高野選手の真骨頂。左足の精度の高さも備えていて、終盤戦ではセットプレーのキッカーを任せられるなど存在感を示しました。第31節の神戸戦では、右からのクロスボールをダイレクトで合わせる素晴らしいシュートを決めるなど得点も記録しました。ヴァンフォーレでの成績は8試合出場1得点。シーズン終盤戦を戦うチームの完全なキーマンに高野選手はなっていましたね。


9位:道渕選手逮捕

ヴァンフォーレに激震が走ったのは7月下旬。所属している大卒ルーキー道渕選手が知人女性への暴行容疑で逮捕されたとの発表は、ヴァンフォーレのクラブに留まらず日本サッカー界にも影響を及ぼすことになりました。その後不起訴処分となりましたが、クラブは彼に対する処分として2017年シーズンの公式戦出場停止と活動停止3ヶ月、減俸と12月までの社会貢献活動の実施を言い渡しました。道渕選手本人は猛省しており、社会活動も真面目にこなしているという情報も入っています。クラブはこの事実に真摯に向き合い、二度と同じようなことが起きないように努力してほしいですね。そしてもう一度サッカーに真剣に取り組む機会を得たと思うので、道渕選手にはこれから気を引き締めてプロサッカー選手として邁進していってほしいと思います。


8位:助っ人DF久々ヒット!エデルリマ選手抜群の存在感

クラブがCBに外国籍選手をメンバーに入れたのは2013年のドウグラス選手以来。高齢化が目立ってきた守備陣に刺激を与えるかのように、エデル リマ選手はレギュラーとして活躍。187cmという長身を活かした競り合いとスピード自慢の相手FWに走り負けない脚力&長い手足を駆使した絡め取るようなディフェンスを披露。彼はディフェンスの特長以外にボールを取られずに前に進んでいける特別な能力を持っており、それがうまくパスを繋げない機会に発揮するヴァンフォーレの武器となっていました。外国籍選手の入れ替わりが激しいヴァンフォーレの中でDFとしてエデル リマ選手はリーグ戦31試合に出場。ヴァンフォーレの堅守スタイルの新たな可能性をみせてくれたそんな彼の活躍でした。


7位:PK失敗のウイルソン選手。大宮戦でPKのリベンジ達成

今シーズン仙台から加入したウイルソン選手。これまでの実績からヴァンフォーレでエースとして得点が期待されていました。しかしホーム開幕戦(第2節)鹿島戦では後半アディショナルタイムで同点に追いつける絶好のチャンスにPKを失敗。敗戦の責任が彼に集まる結果に。そのリベンジを果たす機会が第4節大宮戦でやってきました。後半25分PKのチャンスを獲得したヴァンフォーレ。初めは山本選手がボールを持っていましたが、ウイルソン選手が強い決意でキッカーに名乗り出ます。譲った山本選手は後ろを向いてPKを見ません。気持ちのこもったキックは相手GKの手を弾き飛ばしてゴールに突き刺さり、結局このゴールが決勝点に。ウイルソン選手のゴールに選手全員が喜び、もちろん山本選手も嬉しそうにその輪に加わります。モヤモヤが晴れたヴァンフォーレの2017年初勝利に繋がったウイルソン選手のPKには、このような想いが詰まっていました。


6位:チーム最多33試合出場。新里選手2年目の躍進!

新里選手が水戸からヴァンフォーレに加入したのが2016年。初年度は14試合出場に留まるものの、吉田監督が就任した今シーズンは大躍進。3バックの右のポジションを担当しリーグ戦33試合出場とチームトップの出場数を記録しました。新里選手は高さ勝負やスピード対応のどちらでも柔軟に対応できる万能型DFで、課題だったボールを持った後の処理も無難にこなすことができるようになるなど、成長した姿を見ることができました。現在の前に出ていくディフェンススタイルの中心的な存在と言っても過言ではないと思います。今後益々ヴァンフォーレで試合出場を続けて存在感を発揮し、代表を狙えるような存在になってほしいと思いますね。


5位:GK岡選手6年目の覚醒

ヴァンフォーレに在籍して6年目となるGK岡選手。2014年こそ11試合の試合出場経験がありますが、その後はベンチを温める日々が続きます。そんな岡選手にチャンスが巡ってきたのは開幕前に守護神河田選手が負傷離脱したため試合出場ができたことがきっかけでした。出場するたびに好セーブを連発する岡選手。日増しに彼に対する評価が高まっていき、河田選手がケガから練習復帰してもポジションを決して譲らず。9月9日の第25節清水戦までヴァンフォーレの守護神の座を守り抜きました。シーズン終盤戦こそ河田選手がレギュラーポジションを務めましたが、リーグ戦23試合に出場するなど6年目で‘急成長’を遂げた充実したシーズンとなりました。


4位:堀米選手京都から完全移籍で復帰!神戸戦でJ1初ゴール

ヴァンフォーレでの出場機会が減っていた堀米選手がJ2京都への完全移籍を決断したのが2016年。そこで結果を残しヴァンフォーレへの想いを断ち切ったかと思われましたが、吉田監督が就任し他チームで活躍をみせる堀米選手に再び着目。移籍金を京都に払って移籍を実現させ、1年でのヴァンフォーレ復帰となりました。今シーズンの堀米選手はシーズン序盤戦を中心に出場機会を掴み、2トップを組むウイルソン選手などのゴールゲッターにラストパスを送る役割を主に担当。DFとMFの間に入りパスの潤滑油的な存在になったり、敵陣深くのサイドに流れてピッチを幅広く動きチェイシングやチャンスメークを行います。しかしその分ゴールへドリブルで仕掛けていき得点を狙いに行くプレーが減ってしまったことは確かで、堀米選手の良さが半減したことは否めません。結局リンス選手が加入した影響もあり、シーズン中盤戦から終盤戦にかけて出場機会を減らしていき、今シーズンは21試合に出場し2得点。アシストに至っては精力的にチームのために動きリズムを作るパスは出していたものの、結局アシストは記録できませんでした。京都で結果を出して意気揚々とヴァンフォーレに復帰しましたが、今シーズンチームが採用した戦術に最後まで馴染めなかったのが本音だと思いますね。でもアウェー神戸戦でJ1初ゴールを記録し、FC東京戦でもゴールを記録。J1でも堀米選手らしさを垣間見ることができたのは良かったですね。


3位:12試合で6ゴール!リンス選手シーズン後半戦で仕上げる

ヴァンフォーレは8月に元G大阪所属のブラジル人FWリンス選手を獲得。その頃のチームは得点力不足が深刻化しており、堅守速攻のチームスタイルに合う存在としてリンス選手が選ばれました。第23節広島戦でヴァンフォーレデビューを飾ると、その次の24節川崎戦で途中出場しさっそく1ゴール。そこから完全にFWのレギュラーポジションを獲得。ボールを持てば独特の体の使い方と足元の技術で相手をいなしながらボールキープでき、鋭いドリブルと思い切りの良いシュート意識で一気にゴールに襲いかかります。約2試合に1得点のペースでゴールを取っていき、12試合で6得点は守備重視のヴァンフォーレにとって驚異的な結果となりました。まさに‘仕上げのリンス’にふさわしい成績を残しましたね。またドゥドゥ選手との相性も良く、最終戦後半アディショナルタイムの劇的決勝弾のシーンでは2人で抱き合いしばらく動けなくなるなど、今までやってきた努力をお互いが称えているようでしたね。リンス選手がハーフシーズンではなく1シーズンいればまたチームの結果は違っていたように思います。


2位:石原選手現役引退

2001年に順天堂大学からヴァンフォーレに入団した石原選手。当時のヴァンフォーレはJ2で苦しんでおり最下位になったこともありましたが、低迷期に地元出身の石原選手が加入したことで彼に期待が集まっていました。入団1年目からコンスタントに試合出場を続け、チームが這い上がっていくための原動力となっていきます。2005年には奇跡とも言われるJ1昇格を勝ち取り、2006年からはJ1のトップレベルを経験。2008年からは再びJ2に戻りますがその後三度J1昇格するなど、ヴァンフォーレの浮き沈みを選手として肌で体感してきた石原選手。プレー面では豊富な運動量とスピードを活かした攻撃的なサイドアタッカーといった当初の印象から、献身的にチームのために犠牲となる動きができるということでプロ生活晩年はサイドバックやボランチのポジションでも活躍してきました。経験がある選手が入ってきてチームが成長してきた近年では出番がなかなか訪れずにベンチを温める機会が多くなりますが、その状況になってもチームの和を大切にして出場する選手たちの縁の下の力持ち的な仕事をこなす姿に、彼に関わるすべての人は石原選手の人間性に心打たれたことでしょうね。J1で139試合&J2で325試合に出場した石原選手。2001年から17年間ヴァンフォーレ一筋でプレーしたことは素晴らしいと思います。改めまして今までお疲れ様でした。これからもヴァンフォーレに関わり、ヴァンフォーレの発展のために頑張ってください。


1位:最終節勝利も届かず!ヴァンフォーレ6年ぶりJ2降格

避けても避けられない事実となりますが、ヴァンフォーレのJ2降格が最終節に決まってしまいました。吉田監督が就任した今シーズンは出だしで強豪クラブとの連戦が待ち構えており、勝利や勝ち点が狙えるチャンスがありました。強豪相手に終盤まで試合の行方が分からなかったという善戦したという捉え方は前向きですが、そこでの勝ち点取りこぼしが最後に響く結果とも言えます。ヴァンフォーレは優勝した川崎には2分け、G大阪には1勝1分けと上位陣にはある程度の結果を残していましたが、残留争いをしていた広島や新潟&清水に2敗するなど下位チームに勝ち点が掴み取れず、逆に相手の勝ち点を増やしてしまったことが大きく響きました。調子の上がらないウイルソン選手を契約解除し、リンス選手を加入させて巻き返しを図るなどフロント陣も懸命な姿勢をみせました。横浜と柏に連勝したときにはそのまま波に乗っていくのかなと思いましたが、その後の3連敗を含む5戦未勝利がその勢いを弱める要因となりました。降格した結果は重く受け止めて責任は負わなければいけませんが、最後まで可能性を信じて全力で戦っていた選手やチーム、サポーターたちを称えたいですね。来年はJ2での戦いとなり、今度は負けないサッカーから勝ちに行くサッカーにスタイルを変えていかなければいけません。チームの常勝ムードに流れを持っていけるようにチーム一丸となって昇格に向けて頑張っていきましょう!




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