水色の雨 八神純子

2023-02-28 11:59:51 | Jポップス
みずいろの雨




ああ みずいろの雨
私の肩を抱いて 包んで降りつづくの…
ああ くずれてしまえ
あとかたもなく流されて行く 愛のかたち

やさしいひとね あなたってひとは
見ないふりしていたの 私のあやまち
ひとときの気まぐれ 通りすぎるまで
忘れてよ 忘れてよ 愛したことなど

ああ みずいろの雨
私の肩を抱いて 包んで降りつづくの…
ああ 忘れてしまえ
あとかたもなく流されて行く 愛のかたち

とがめる言葉なら 素直にきけたわ
ほほえんでいただけの なつかしい日々
傷ついたそのぶん さみしい目をしてた
もどれない もどれない あの日のふたりには

ああ みずいろの雨
私の肩を抱いて 包んで降りつづくの…
ああ くずれてしまえ
あとかたもなく流されて行く 愛のかたち





やさしさってなんだろうって、ときおり考える事があります。

広辞苑(第5版)によれば、やさしいというのは、動詞の「痩す」の形容詞形で、身も痩せるように感じること、とあります。

ということならば、中年太りが気になるようなお年頃になると、やさしくなくなる、ということでしょうか。(笑)

まあ、このサイトで、青春時代を懐かしく思い出しているような世代同士になると、おなか回りを、見て見ぬふりくらいのやさしさはあるように思いますが。(笑)

あやまちを見ないふりするのがやさしさでしょうか。

もちろん、それもやさしさのひとつ。

でも、ほんとうのやさしさとは、あやまちを見とがめて、諭(さと)して、さらに許せるいうことじゃないのかなって思います。

もちろん言葉で言うのは簡単、実際はかなり難しいことで、やはり簡易には、見ないふりするか、聞かなかったことにするか、忘れてしまおうとするか、これはやさしさというより、易しさですね。(笑)

でも、とがめる言葉を、素直にきくのも易しくないことです。

多くは、そのあやまちの言い訳に終始して、はたまた逆にキレて、あいてのあやまちに歯向かうというのが常でしょう。

かくして、とがめの言葉を言い出せない・・・。

信賞必罰という言葉があります。

手柄のあった者には必ず賞を与えて、あやまちを犯した者は必ず罰するということで、情実にとらわれず賞罰を厳正に行うことを意味しますが、人材育成や、子育てなどにも通じることです。

いまの我が国に欠けてしまったものは、この信賞必罰と勧善懲悪(善をすすめ、悪をこらしめること)の考え方ではないでしょうか。

良いことをしたものは、徹底的に誉められ、悪いことをしたものは、徹底的に罰せられなければなりません。

賞罰を明確にして、善悪を峻別する。

いまの大人たちが、やさしさというラッピングの免罪符によって、曖昧にしてきたことが、いまの社会をこのようにしてしまったような気がします。

いちど、水色の雨で、きれいに流せればいいのですけど・・・。
































































































  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

心はぐれた日から/とんぼちゃん

2023-02-28 00:11:28 | フォーク&ニュー・ミュージック
心はぐれた日から/とんぼちゃん





最初に聴いた時「あれ、どこかで聴いたような?」と思ったら、イントロと間奏はモンティの「チャルダッシュ」なんですね。

クラシックの名曲の一番おいしい部分を拝借するとは何ともちゃっかりしていますが、曲にしっかりマッチしているので許します。(笑)

ところで、はぐれる(逸れる)ですが、国語辞典によりますと  

1番
連れの人を見失って、離れ離れになる。
「親と―」

2番
(動詞の連用形の下に付いて)…し損なう。
「食い―」

と、あります。



二人で暮らしたあの頃に

戻りたいのは 僕 あなた

いつも一緒と 交わした言葉

いつから逸れたのだろうか

花粉が飛び交う 街の中

迷子になるのは どっちの心?

        by ふうちゃん
































































































  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

森昌子「弧愁人」

2023-02-27 21:16:02 | 森昌子
森昌子「弧愁人」




祭りが過ぎたら町に
残るものは 淋しさよ
花火が消えたら空に
残るものは 淋しさよ
愛は風さ 激しく吹いて
何処かへ消えるよ だから人の
こころは孤独 涙の愁い人
花は咲いて 小鳥は啼いて
その命 終るのさ
みんな独り 私も独り
これが生きる さだめ
ときめきうすれた胸に
残るものは 切なさよ
信じて別れた 恋に
残るものは 切なさよ
愛は星よ ひと夜を誓い
夜明けに果てるよ
だからいつも この世は無情
寄り添う人もない 夢は醒めて
願いは途切れ 肩に降る枯れ落葉
みんな独り 私も独り
これが生きる さだめ
愛は風さ 傷跡残し
何処かへ去ったよ
だから胸に悲しみまとう
私は愁い人
花は咲いて 小鳥は啼いて
その命 終るのさ
みんな独り 私も独り
これが生きる さだめ




弧愁(こしゅう)・・・

弧愁とは、ひとりでもの思いにふけることです。

同じ(こしゅう)でも、三浦瑠璃の場合は「固執」。(笑)









































































  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

霧のロンドンブリッジ

2023-02-27 13:10:05 | Wポップス
On London Bridge





I walked on London Bridge last night
I saw you by the lamppost light
Then bells rang out in sleepy London town
And London Bridge came tumbling down
The sky was hidden by a mist
But just like magic when we kissed
The moon and stars were shining all around
When London Bridge came tumbling down
Just you and I over the river
Two hearts suspended in space
And there so high over the river
A miracle took place
Two empty arms found love to hold
Two smoke rings turned to rings of gold
I bless the night we met in London town
When London Bridge came tumbling down
Just you and I over the river
Two hearts suspended in space
And there so high over the river
A miracle took place
I bow my head in silent prayer
And thank Him for the love we share
He blessed the night we met in London town
When London bridge came tumbling down
Источник: LyricFind
Авторы: Roy C. Bennett / Sid Tepper
https://lyricstranslate.com




London Bridge(ロンドン橋)は、ロンドンを流れるテムズ川にかかる橋。

2000年近い歴史があり、1750年にウェストミンスター・ブリッジが架けられるまでロンドン市内でテムズ川に架かる唯一の橋でした。

現在のロンドン橋は1973年竣工のコンクリート橋で地味であるのに対して、下流にあるタワーブリッジは2つの塔を持つ跳開橋で見栄えが良く、。観光客はタワーブリッジの方がロンドン橋であると、勘違いすることがあるとか。

しかし、ロンドンで最も古いのはロンドン・ブリッジで、ローマ時代からあります。

さて、「霧の都ロンドン」という言葉のとおり、ロンドンでは他の大都市に比べて霧がよく発生します。

そのなかには、自然の霧もありますが、粒子状物質によるスモッグも多くあるらしいですが・・・。

この曲、江利チエミさんがカバーしてますので紹介しておきますね。



霧のロンドンブリッジ
















































































































  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

命の別名

2023-02-27 10:29:44 | 中島みゆき
命の別名




知らない言葉を覚えるたびに
僕らは大人に近くなる
けれど最後まで覚えられない
言葉もきっとある

何かの足しにもなれずに生きて
何にもなれずに消えて行く
僕がいることを喜ぶ人が
どこかにいてほしい

石よ樹よ水よ ささやかな者たちよ
僕と生きてくれ

繰り返す哀しみを照らす 灯をかざせ
君にも僕にも すべての人にも
命に付く名前を「心」と呼ぶ
名もなき君にも 名もなき僕にも

たやすく涙を流せるならば
たやすく痛みもわかるだろう
けれども人には
笑顔のままで泣いてる時もある

石よ樹よ水よ 僕よりも
誰も傷つけぬ者たちよ

繰り返すあやまちを照らす 灯をかざせ
君にも僕にも すべての人にも
命に付く名前を「心」と呼ぶ
名もなき君にも 名もなき僕にも

石よ樹よ水よ 僕よりも
誰も傷つけぬ者たちよ

くり返すあやまちを照らす 灯をかざせ
君にも僕にも すべての人にも
命に付く名前を「心」と呼ぶ
名もなき君にも 名もなき僕にも

命に付く名前を「心」と呼ぶ
名もなき君にも 名もなき僕にも




すべての人間の本質は「心」にある。

「心」があるから人は傷ついたり傷つけたりする不完全な存在である。

それでも「心」を持つ人間の生き方を肯定したい。

歌詞を要約すると、こう言うことのような気がします。
















































































  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夕笛 舟木一夫

2023-02-27 02:58:01 | Jポップス
夕笛 舟木一夫




ふるさとの 蒼い月夜に
ながれくる 笛の音きいて
きみ泣けば わたしも泣いた
初恋の ゆめのふるさと

おさげ髪 きみは十三
春くれば 乙女椿を
きみ摘んで うかべた小川
おもいでは 花のよこがお

ふるさとへ いつの日かえる
屋敷町 ふるいあの町
月の夜を ながれる笛に
きみ泣くや 妻となりても

ああ花も恋も かえらず
ながれゆく きみの夕笛



「夕笛」(ゆうぶえ)は、1967年8月にリリースされた舟木一夫さんの48枚目のシングルです。

この曲は、1967年に日活で公開された映画『夕笛』の主題歌として制作されたもの。

詩人の西條八十氏が作詞し、作曲と編曲を船村徹さんが担当。

本作を制作するにあたっては舟木一夫さんが西條八十氏に作詞を依頼したもので、完成当初の題名は『ふるさとの笛』であったものを、舟木が映画及び主題歌の題名としてはいまいち物足りないと考えて自ら『夕笛』という題名を命名、西條八十氏に題名変更の了解を取ったのだそうです。

1968年時点での累計売上枚数は90万枚。

作曲・編曲された船村徹さん自ら歌った動画もUPしておきます。


夕笛  船村徹
























































          

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

森昌子 夕笛の丘

2023-02-27 02:47:22 | 森昌子
森昌子 夕笛の丘




淡いりんどう 咲く道で
小指の傷を くちびるに
そっとふくんで くれた人
夕笛やさしい 黄昏は
どこかで恋が はじけそう
よりそう影も 絵のようね
夕笛 夕笛 もいちど
聞かせて下さいな

遠い谷間の 百合の花
わたしの胸に とどけては
夢をいくつも くれた人
夕映えそまった 黄昏は
何処かで風が 唄ってる
幸せすぎて こわいけど
夕映え 夕映え もいちど
一緒に見上げます

別れ淋しい 茜雲
空いっぱいに 好きですと
飛ばしてみたい 紙風船
夕月愛しい 黄昏は
どこかで恋が 燃えている
やさしく髪を 抱きよせて
夕月 夕月 もいちど
あなたと歩きたい










































































































  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三味線ブギ

2023-02-26 16:10:49 | 懐かしのメロディー
三味線ブギ




三味線ブギーで
シャシャリツ シャンシャン
さあさ 踊ろよ ブギウギ 浮き浮き
浮いた浮いたよ
シャシャリツ シャンシャン
踊る阿呆に 踊らぬ阿呆だよ
同じ阿呆なら 踊らにゃ損だよ
さあさ 猫もしゃくしも ブギウギ
ハチョイト ブギウギ

三味線ブギーで
シャシャリツ シャンシャン
さあさ 踊ろよ ブギウギ 好き好き
ハロー・ベビー
シャシャリツ シャンシャン
飲んだ酒なら 酔わずにいらりょか
酔えばお前に 惚れずにいらりょか
さあさ 花も実もある ブギウギ
ハチョイト ブギウギ

三味線ブギーで
シャシャリツ シャンシャン
さあさ 踊ろよ ブギウギ 浮き浮き
派手に陽気に
シャシャリツ シャンシャン
踊りゃよくなる ますますよくなる
茄子もかぼちゃも 景気もよくなる
さあさ 粋も不粋も ブギウギ
ハチョイト ブギウギ

三味線ブギーで
シャシャリツ シャンシャン
さあさ 踊ろよ ブギウギ 好き好き
パッと踊って
シャシャリツ シャンシャン
花と名がつきゃ なんでも好きだよ
物を言う花 一番好きだよ
さあさ 鳥も蝶々も ブギウギ
ハチョイト ブギウギ



この曲、もとは芸者歌手市丸さんの歌です。


三味線ブギウギ  市丸



戦後、アメリカ文化の流入で日本調の歌手の活躍の場が失われてくると、市丸はさんは当時ビクターとも契約をしていた服部良一さんに「ブギウギを歌わせて欲しい」と作曲を依頼しました。

そして、昭和24年(1949年)、服部さんの手による『三味線ブギウギ』が発売されると、この曲のために名古屋西川流二世西川鯉三郎に振付を依頼、その手踊りを交えてステージで歌い、再度人気歌手としての脚光を浴びることに。


























































































































































































  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京でだめなら 水前寺清子

2023-02-26 09:12:25 | Jポップス
東京でだめなら 水前寺清子




東京でだめなら名古屋があるさ
名古屋がだめなら 大阪があるさ
すてちゃいないぜ 男の夢は
肌身はなさず だいている
君の写真と一緒だぜ ... ... ...




“~になります”

コンビニなどのレジ対応でよく聞かれるのがこの言葉。

「“お釣り150円になります”、“こちらが話題の商品になります”」とか。

「“~になります”ってのは、状態が変化する場合でしょ」と、もっともな意見も。

昔から間違った言葉遣いとして挙げられているものの、「つい言ってしまう」という人も少なくないこの言い回し、普通に「~です」と言うのがよさそうです。

また、同じくレジ対応やお店の注文確認で使われがちな「~でよろしかったですか?」も否定的な意見が多数あります。

接客業で、ついこの言い回しをしてしまうという方は意識したほうが良いかもしれません。

こちらについては「~でよろしいですか?」、または「よろしいでしょうか?」に言い換えることができますよ。(笑)





























































































  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ありがとう

2023-02-26 03:23:29 | Jポップス
ありがとう 水前寺清子




さわやかに 恋をして
さわやかに 傷ついて
さわやかに 泣こう
さわやかに 夢をみて
さわやかに あきらめて
ただひとり 泣こう
いつも心に 青空を
いつも 優しい 微笑を

さわやかに みつめあい
さわやかに 信じあう
今日も明日も ありがとう
かぎりない 淋しさを
かぎりない むなしさを
さわやかに 歌おう
やるせない 苦しみを
やるせない モヤモヤを

さわやかに 歌おう
いつも心に 青空を
いつも明日に 続いてる
さわやかに ふりむいて
さわやかに みつめよう
頬の 涙も 生きている

いつも心に 青春を
いつも優しい 微笑を
さわやかに恋をして
さわやかに 育てよう
今日も 明日も ありがとう



「ありがとう」という言葉は色んなランキングで1位に選ばれています! 例えば……

21世紀に残したい言葉ランキング 1位

彼氏に求めている言葉ランキング 1位

自己肯定感を育む言葉ランキング 1位

子供が大人からいわれてうれしい言葉ランキング 1位

「ありがとう」の5文字には、とても魅力的で強いパワーが秘められているのです。

実際、「ありがとう」の言葉をもらうと嬉しくなりますし、他人に「ありがとう」というと幸せが深まります。

心が疲れてしまった人に対しても「ありがとう」が一番いいのですね。

老若男女問わず、みんな大好きな言葉が「ありがとう」。



































































































  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人生劇場

2023-02-26 00:12:14 | 懐かしのメロディー
人生劇場



「人生劇場」 石原裕次郎  




やると思えば どこまでやるさ
それが男の魂じゃないか
義理がすたれば この世は闇だ
なまじとめるな 夜の雨

あんな女に 未練はないが
なぜか涙が 流れてならぬ
男ごころは 男でなけりゃ
わかるものかと あきらめた

時世時節は 変わろとままよ
吉良の仁吉は 男じゃないか
おれも生きたや 仁吉のように
義理と人情の この世界




早稲田の杜が芽生く頃、花の香りは沈丁花(ちんちょうげ)、人生意気に感じたら、びくともするなと銅像が、ビクともせずに風に立つ。

崩れかかった築山は、江戸の昔の高田富士、町を見下ろす天辺で、意気に感じた若者が、夕日に向かって吼えていた。

春と一緒に青春の、波がドンドン押し寄せて、男子(おのこ)ばかりか女子(おなご)まで、杜の宴に酔いしれる。



この曲は、尾崎士郎の同名の小説を下敷きにして作られた歌で、昭和13年(1938)発表されました。

作詞:佐藤 惣之助、作曲:古賀 政男。

小説は、昭和8年(1933)から足かけ11年間、『都新聞』『東京新聞』に連載されたもので、『青春篇』『愛慾篇』『残侠篇』『風雲篇』『離愁篇』『夢幻篇』『望郷篇』『蕩子篇』の各編から成り、任侠の世界を描いた『残侠篇』を除いて、作者の自伝的小説とされています。

昭和10年(1935)に『青春篇』が刊行され、川端康成が絶賛してベストセラーになりました。

『青春篇』は、三州(さんしゅう)吉良(愛知県吉良町)に生まれた青成瓢吉(あおなり・ひょうきち)が、青雲の志を抱いて早稲田に学び、放埒(ほうらつ)な青春を送り、学校騒動で主役を演じ、料亭の娘お袖と恋仲になるが、やがて学校も女も捨てる、という物語です。

歌に出てくる吉良の仁吉は、幕末期の実在の侠客で、慶応2年(1866)4月8日、伊勢国鈴鹿郡(ごおり)の荒神山(こうじんやま)で起こった穴太(あのう)の徳次郎vs.神戸(かんべ)の長吉(ながきち)+吉良の仁吉+清水次郎長の子分たちの大喧嘩(おおでいり)で命を落としました。

この小説では、仁吉の血筋を引くという吉良常が重要な役割を演じています。

歌は、通常3番までですが、「幻の4番」といわれる歌詞があります。

(セリフ)
   ああ夢の世や 夢の世や
   今は三歳(みとせ)のその昔
   十有余年がその間
   いと懐かしき父母(ちちはは)と
   朝夕眺めし山や川
   春は花咲き夏繁り
   秋は紅葉の錦織
   冬は雪降るふるさとの
   由緒正しき郷士(ごうし)にて
   一人男子(おのこ)と生まれける
   その運命のいたずらか
   はかなき恋の戯れか
   浮き立つ雲に誘われて
   一人旅立つ東京の
   学びの庭は早稲田なり

4 端(はした)役者の 俺ではあるが
  早稲田に学んで 波風受けて
  行くぞ男の この花道
  人生劇場 いざ序幕

これは、マスターが在学してた頃、早稲田大学の第二校歌として、早慶戦の時や、その後の飲み会などでよく歌わされましたが、「幻の4番」は誰が何時、どう作ったかは知りません。

多分、尾崎士郎が早稲田出身、その自伝的小説の舞台が早稲田、義に篤く、利にはうとく、信ずることのためには損得を考えずに突き進むという早稲田マンイメージ、などから誰かが作って継承されてきたものとは想像しますが・・・・。

















































































  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

倖せさがして

2023-02-25 20:02:27 | Jポップス
倖せさがして(しあわせさがして)- 木村好夫



倖せさがして  五木ひろし



倖せさがして  八代亜紀




あなたのために 生まれてきたのと

おまえは羞らい 小指をからませる

探していたんだよ

ちいさな倖せを

おれの心をささえてくれる

やさしい女を探していたんだよ

・・・・・




「倖せ」と「幸せ」・・・

「にんべん」が付いているか、いないかだけの違いなんですが、これは、文字通り「人と繋がることで生まれるしあわせ」か、「自分だけのしあわせ」かの違いです。

さて、昨今では「倖」の字はなかなか目にすることはなく、「幸」の方が常用漢字になっています。

これは「慾」の字から心が失くなって「欲」の方を常用漢字としたのと同じ意図かもしれません。

マスターの年代ですと、やっぱり、「倖せ」が馴染めます。(笑)





























































































  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

恋の雪割草 藤圭子

2023-02-25 12:16:15 | Jポップス
恋の雪割草 藤圭子




長い冬をじっと耐え、雪融けとともに可憐な花を咲かせる雪割草。

種類が豊富な雪割草の中でも新潟県を中心に日本海側に自生する「オオミスミソウ」は、さまざまな色や形が楽しめる愛好家の多い花です。

一つひとつも魅力的ですが、山の斜面に群生するさまには圧倒されますよ。

















































































  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

挽歌

2023-02-25 08:19:41 | 由紀さおり
由紀さおり 挽歌




やはりあのひとは
私を送りに 来なかった
にぎあう夕暮れ 人ごみの中
私はただバスを待つ
悲しみだけを 道案内に
思い出色の 洋服を着て
つらくないと 言えば嘘だわ
あのひとのことが 気がかりだけど
私は今バスに乗る

たぶんあのひとは
私を恨んで いるでしょう
冷たい女と 思われながら
私はただバスを待つ
ひとりで朝は 起きられますか
ハンカチの場所 わかるでしょうか
あとのひとと うまくやってね
うしろ髪ひかれ 涙にぬれて
私は今バスに乗る



挽歌とは、死者を悼(いた)む歌。

「挽」は、「引く」意味で、もともとは葬儀のとき、柩(ひつぎ)を載せた車を引きながらうたう歌です。

漢代の楽府(がふ)、相和歌相和曲のなかに、「薤露」(かいろ)「蒿里」(こうり)の二曲があります。

薤露は、人の命が薤(おおにら)の上に宿る露よりはかないことをうたい、蒿里は、死神が追いやって人の魂を蒿(よもぎ)の里に聚(あつ)めることをうたいます。

言い伝えによりますと、漢の高祖のとき、田横(でんおう)が自殺したのを門人が悼んでつくったもので、のち武帝のとき、薤露を王公貴人、蒿里を庶人の葬儀用にと分けて定めたと言われています。















































































































  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

純情カプチーノ

2023-02-25 02:56:03 | 八代亜紀
純情カプチーノ




待たせてごめんと手をあわせ
あなたはいつでもカプチーノ
あの日のまんまのテーブルに
夢が残ってる

※恋に堕ちていると気づいた
雨にぬれた舗道歩きながら…
だけどなぜか結ばれなかった
純情すぎたあの青春に
ちょっと悔いあり

※ 右手を差しだし元気か?と
オーダーしたのはカプチーノ
窓辺の枯葉が歌うから
過去が踊りだす

逢わなくなり色々あった
迷いながら生きてきたんだけど…
急に笑顔みたくなったのよ
純情すぎたあの青春に
ちょっと悔いあり (※くり返し)




純情・・・

国語辞典では、「純真で邪心のない心。また、その心をもっているさま。」と、あります。

しかしこの言葉、残念ですが「死語」になりつつあるのかも知れません。




























































































































  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする