James Last Live At The Royal Albert Hall, London 1978
ジェームス・ラスト(James Last, 1929年4月17日 - 2015年6月9日)は、ドイツの指揮者です。
1929年、本名ハンス・ラースト(Hans Last)としてドイツ・ブレーメンにて生まれます。
第二次世界大戦中にドイツ国防軍の軍楽学校で音楽を学び、1948年にラスト=ベッカー・アンサンブルのリーダーとなり、作曲家としても活動し始めました。
1960年代にはジェームス・ラスト楽団を結成。
生涯のキャリアにおいて200枚以上ものアルバムを発表し、ドイツを代表するポップス・オーケストラの指揮者として人気を博します。
1977年にはルーマニアのパンフルート奏者、ゲオルゲ・ザンフィルのために「ロマーナの祈り(The Lonely Shepherd)」を作曲してヒットに導きました。
2012年にドイツ音楽作家賞生涯功労賞を受賞。
「命に関わる病気」が悪化したことを2014年9月に公表し、引退ツアー公演を計画していたが、公演の開始を待たずして2015年6月9日、86歳で死去しています。
マスターは、ジェームスラストのライブ動画を観ながら、いつも思うのは、他国と日本の音楽文化の違いです。
音楽は、文字通り、「音を楽しむ」もの。
ところが、日本では「音を聴く」ものとしてとらえられている方が圧倒的。
ちなみに、ジェームスラストオーケストラ、かってNHKで招聘したことがあったとか。
しかし、二度と来日することはありませんでした。
それは、ギャラが高すぎたからだそうです。
きっと、日本の音楽文化にはそぐわなかったのでしょうね。(笑)