十五夜の君 

2024-04-28 01:15:10 | 小柳ルミ子
小柳ルミ子



苔むす庭に 遊ぶ風が
私を泣かせる 私の恋を
嫌な人の事なんか
胸に秘める わけがない
初めて自分で結んだ
唐草模様の帯も
ああ あなたを待てば
またひとつ 夜がゆく

雲間がくれに 遊ぶ月が
私をじらせる 私の恋を
一輪ざしの はな桔梗
なぜか人待ち顔して
膝をくずせば 障子越し
月夜の笛は ピーヒョロロ
ああ あなたを待てば
またひとつ 年をとる

池の向こうに 浮かぶ山が
私を叱るの 私の恋を
愛する人の為ならば
じっと待てば 甲斐がある
ほのかな香り 焚きしめた
たもとを 頬にあてて
ああ あなたを待てば
またひとつ 夢をみる


 


十五夜と言うのは、陰暦の毎月15日の満月の夜のことですが、通例は陰暦8月15日の夜を言います。

この夜、月見をしたり、綱引、相撲などを行い、年占的行事が多いようです。

月の満ち欠けを基準とする太陰暦では、満月はもっともわかりやすい目印であり、生活の折り目のよりどころとなっていました。

1月の小正月、2月の祈念祭、3月の梅若ごと、4月の春の例大祭、6月の祇園会、7月の盆、8月の月見、11月の霜月祭など、

1年を通じて月々15日前後の満月を目印として祭りを行う例は多いですよね。


















































































































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わたしの城下町 

2023-11-20 06:36:04 | 小柳ルミ子
小柳ルミ子



平尾昌晃  


大川栄策

格子戸をくぐりぬけ
見あげる夕焼けの空に
だれが歌うのか 子守唄
わたしの城下町

好きだともいえずに
歩く川のほとり
往きかう人に
なぜか 目をふせながら
心は燃えてゆく

家並が とぎれたら
お寺の鐘がきこえる
四季の草花が咲き乱れ
わたしの城下町

橋のたもとにともる
灯のように
ゆらゆらゆれる
初恋のもどかしさ
気まずく別れたの

橋のたもとにともる
灯のように
ゆらゆらゆれる
初恋のもどかしさ
気まずく別れたの




「みんなの恋人」というキャッチフレーズを持ってデビューした小柳ルミ子さんのファースト・シングルがこの曲です。

国鉄キャンペーン「ディスカバー・ジャパン」の流行も手伝い、デビュー・シングルながらオリコンでは、その後12週にわたって1位を独走しました。

なおこの記録は2014年現在、ソロの女性歌手では歴代1位の記録だそうです。

ところで、わたしの城下町」とはどこの城下町のことか、というのが問題となって久しいですが、特に作詞者や歌手に縁の地方は気が揉めるところです。

こういう場合、作詞者が言明した所が<ゆかりの地>となるのですが、この歌の作詞者安井かずみさんはその地を特定することなく亡くなりました。

「湖畔の宿」の湖はどこか、というのと同様です。

<湖畔の・・>の場合は、後に佐藤惣之助さんのメモなるものが出てきて<榛名湖畔>とされ、現在では湖畔に立派な公園まで出来て名所の一つとなっています。

この「わたしの城下町」は歌碑ができてもいいくらいに、有名かつ名曲ですが、作詞者の言明が出て来ないのでは、あとは歌手しかないでしょう。

<わたしの=小柳ルミ子の、城下町=筑前福岡城下町>として、歌手が<わたしはこの歌を歌うときはいつも、大濠公園を散策しながら

福岡城址を見上げているのをイメージして歌いました>とかなんとか言ってくれれば公園に歌碑でも建つかも知れませんが・・・(笑)

ちなみに、「歴女1000人に聞く 訪ねたい城下町ランキング 」というのがありますが、これによりますと、圧倒的に人気のある城下町は京都市です。

ただ、京都市を城下町と呼べるかどうかが疑問、・・・と言うことで、ここを除きますと、ベスト5は、

1位、姫路市
2位、金沢市
3位、松本市
4位、大阪市
5位、会津若松市

 と、成っています。

















































































































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刈干切唄 

2023-08-25 00:02:17 | 小柳ルミ子
小柳ルミ子




ここの山の 刈干(かりぼ)しゃ すんだヨ
明日はたんぼで 稲刈ろかヨ

もはや 日暮れじゃ 迫々(さこさこ)かげるヨ
駒(こま)よ いぬるぞ 馬草負えヨ

屋根は萱(かや)ぶき 萱壁なれどヨ
昔ながらの 千木(ちぎ)を置くヨ

秋もすんだよ 田の畔道(くろみち)をヨ
あれも嫁じゃろ 灯(ひ)が五つヨ

おまや来ぬかよ 嬉しい逢瀬(おうせ)ヨ
こよさ母屋(おもや)の 唐黍(とうきび)剥(む)きヨ

歌でやらかせ この位(くらい)な仕事ヨ
仕事苦にすりゃ 日が長いヨ

高い山から 握り飯こかしゃヨ
小鳥喜ぶ わしゃひもじヨ





「刈干切唄」は秋山の草刈りで歌われる、男性的で風土色の濃い、仕事唄です。
  
阿蘇連山が、その稜線を際立たせる秋の半ば、期間にして9月下旬から10月上旬にかけ、高千穂地方や五ヶ瀬地方では、山の斜面に密生した

雑草を刈り取る農作業が行われます。
 
これは春の山焼きとともに、古くからの季節の行事で、家族ぐるみで出掛けるのがならわしとなっているそうですが、

結(ゆい)の形を守っている地区もあります。

まだ青さの残るマカヤ(ススキ)などを、背丈を越す大鎌で払い刈り、天日で乾燥させ蓄えます。

この一連の作業を刈り干しと呼んでいます。

干し草は冬場の家畜の飼料として使われるわけですが、そうした山で働く男たちの伴奏歌として、またのど比べとして歌い競われたのが「刈干切唄」。

名人と言われた故佐藤明は、「山では夜明けとともに歌声が上がり、あちらの谷こちらの谷と、一日中絶えることが無かった」と当時を振り返っています。

もちろん自分の居場所を家族に知らせるためや、歌垣としても歌われています。
 
土の香りを漂わせた素朴で大らかな節調と、明るく力強い歌唱は、こうした暮らしの背景から生まれてきているのです。
 
刈り干しの作業は所によって異なり、それが節づくりにも、少なからず影響を与えています。
 
五ヶ瀬地方の山で使用される鎌は、柄の長さが50センチほどで、片手で自由に扱える大きさ、その際の仕事唄は、小節を押さえた軽快なテンポで、

一節がおよそ30秒前後。
 
これに対し高千穂地方では、背丈を越す大鎌を使用し、倍の長さで朗々と歌い上げます。
 
この相違は使用する鎌の柄の長短にあり、それを手にして左右に振るう振幅が、テンポの基になっていると推測。
 
地元で生まれ育った民謡「刈干切唄」には、山の刈り干しと呼ばれる、陽旋律のものと、昭和15年に普及版として補作された、陰旋律のお座敷調のものとが

ありますが、どちらも全国区の民謡として愛唱されています。

ここの山の刈干しゃ すんだよ
     明日は田んぼで、稲刈ろかよ
  
最早日暮れじゃ迫々 かげるよ
     駒よいぬるぞ 馬草負えよ
 
 肝心の刈り干し風景はかつての姿を変えつつあるようですが、山の叙情をたたえたこの唄は、これからも歌い継がれて行くのでしょうね。






























































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蛍の河 小柳ルミ子

2023-07-08 06:47:21 | 小柳ルミ子
蛍の河 小柳ルミ子




下駄の音カタコトひびかせ
子供みたいにあなたは追いかける
蛍の河に子供の声
蛍の河にあなたと仮宿(かりやどり)
ひととき光ってもその光
ひととき飛んでもその姿
光も姿も懐かしさばかりです
あぁ蛍の河よ光なさい

蛍の河ゆっくり下って
華やいだ声遠ざかり
河の流れが聞こえはじめた
しずかな闇がふくらみはじめました
ひととき慕ってもその恋しさ
ひととき触れてもそのせつなさ
恋しさもせつなさも二人になりたいばかりです
あぁ蛍の河よ光なさい

 あぁ蛍の河よ光なさい





河野氏「その程度の数」 マイナカード自主返納、ごく少数との見解

マイナンバーカードの自主返納の枚数について、河野太郎デジタル相は7日、「数件から十数件になったという報道は承知しているが、全体の件数は全国的に把握していない。その程度の数だと思っている」と述べ、自主返納枚数はごく少数にとどまるとの見方を示した。閣議後の記者会見で述べた。(朝日新聞)


河野太郎デジタル相、野球に例えると「攻めを重視するも、守りはまるでダメ」。

点は取っても、それ以上に点を取られる・・・だから、ゲームは負けばかり。

そんなチームの監督と言ってもいいのかもしれません。

期待された政治家だっただけに残念としか言いようがありません。(苦笑)



さて、蛍・・・

幻想的な光りを放ち、自然の中を舞う蛍。 

己が火を木々に蛍や花の宿(芭蕉)

手習ひの顔にくれ行くほたるかな(蕪村)

大蛍 ゆらりゆらりと 通りけり(一茶)

人寝ねて蛍飛ぶなり蚊帳の中(子規)

各句のように親しまれている蛍。

日本で「ホタル」といえば一般的にはゲンジボタル を指すことが多い[ですよね。

本州、四国、九州に分布し、九州地方では5月上旬から、東北では7月頃から羽化するそうです。





















































































































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木彫りの人形 小柳ルミ子

2023-05-24 04:45:58 | 小柳ルミ子
木彫りの人形 小柳ルミ子



街の外れの 小さなウインドに
木彫り人形の あなたと私は
いつでも仲良く 飾られていた
毎日肩よせ 二人で並んでた
 
誰も気づかぬ 小さなウインドで
二人愛して 何時も暮らしてた
幸せだったの あなたといれば
楽しい月日が 流れて過ぎたのよ
 
セリフ
「こうして 
誰も気づかなければ
二人は幸せだったのに
ある日 
若い紳士が
ウインドの前に立ち
子供の土産に 
丁度いいと
男の木彫り人形だけ
買って行ってしまいました」
 
外は涙で 何にも見えない
何処であなたは 一人暮らしてる
いつかは再び 逢えるでしょうか
その日が来るのを 私は祈るのよ
その日が来るのを 私は祈るのよ




他者を攻撃することで、自分を肯定する・・・

最近は、これがトレンドなのかもしれません。(笑)

一見強がって見せること自体が、自分の弱さを露呈させていることに気がつかない人が増えてるようです。

想像力の欠如といいますか、考えることすらしない・・・ひと。




































































































































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星の砂/小柳ルミ子

2023-05-14 03:19:13 | 小柳ルミ子
星の砂 小柳ルミ子




二度と出来ない恋を捨て あなた遠く
離ればなれになってゆくの いまつらいわ

とつぐ日岬に ひとりたたずみ
君住む島に 別れをつげる
凪いで 凪いでまぶしい 珊瑚の島が
にじんでおちて 星の砂

過ぎし日ふたりは 海辺に遊び
変らぬ愛を 夕日に祈る
いつか いつかふたりは さだめにさかれ
私は遠く 石垣へ

髪にかざした ブーゲンビリア
そえぬさだめに 赤く咲く
海よ 海に流れが あるならば
とどけてほしい 星の砂

ルルル ルルル……

風よ吹け 波ようて
それであなたに つぐなえるならば
海よ 海に流れが あるならば
とどけてほしい この思い
 とどけてほしい この思い 





琉球王国(昔の沖縄)が薩摩の支配下に置かれた江戸時代、八重山では開拓のための強制移住がしばしば行なわれました。

それは「道切りの法」、つまり「この道からこっちに住んでる人はドコソコに移住せよ」というやり方でした。

そして、石垣島の南にある黒島で道切りが行なわれ、1732年に新しく開かれた野底村への移住が命じられましたが、その命じられた側に、マーペーという娘が

いました。

ところが彼女には、道の向こう側に住んでいたカニムイと恋仲だったのです。

カニムイは役人に「僕も連れて行ってください」と頼みましたが許されず、二人は泣く泣く生き別れになりました。

野底村に移ったマーペーは毎日泣き暮らしていましたが、恋人のいる故郷の黒島を一目見たくてたまらず、ある日この山に登ったのです。

ところがなんと、於茂登岳(沖縄県最高峰)がジャマして黒島が見えないのです。

絶望したあわれなマーペーは頂上で何日も泣き続けたあげく、祈る姿で石となってしまいました。

あわれんだ村人たちはそれ以来、この山をヌスクマーペー(野底岳)と呼ぶようになりました。

この伝説から「ツィンダラ節」という民謡が生まれ、そして、この民謡を元にした「星の砂」(作詞 関口宏 作曲 出門英)、小柳ルミ子さんが歌いヒット曲となった

のだとか・・・。








































































































































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黄昏の街  小柳ルミ子

2023-05-10 08:34:46 | 小柳ルミ子
黄昏の街  小柳ルミ子


春を告げる白い舗道
肌につめたい風が吹く
衿をたてて赤坂あたり
過ぎたあの日をかみしめる
あゝ……涙の中に
どこか 似ているひとが
遠い想い出も 甘い出来事も
躯吹きぬける
街にひとり今日もさがす
愛を教えてくれたひと

歩きなれた白い舗道
今夜は雨になりそうな
日ぐれ前の赤坂あたり
風に呼ばれてふり返る
あゝ……噂の中に
どこか 気になるひとが
醒めた愛なのに 消えた夢なのに
今もこの胸に
街にひとり今日もさがす
愛を教えてくれたひと

 愛を教えてくれたひと 





1975年2月25日に発売された、小柳ルミ子14枚目のシングルです。

13枚目が「冬の駅」ですから、何となく曲調が似ている感じがしますね。

 共に作曲と編曲が同じ作家の方ですし、「冬の駅」が売れましたから、まあ似てても当然だとは思いますが・・・。(笑)


























































































































































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雨・・・

2023-04-16 11:23:00 | 小柳ルミ子
雨…  小柳ルミ子



そうよ だましたのは 私
心こわれたのは あなた
どうせあなたも うそつきな
旅人と 思ってたのよ

※裏切られた思い出に いつか覚えた氷芝居
さみしがり屋のあなたには
それが一番の仕打ちだった
冷たい雨、雨、雨、雨、 いまさら
あなたが こんなに 愛しい
冷たい雨、雨、雨、雨、 私を
あの頃に 連れて 戻って※

生まれて初めて逢うひとが
あなたなら 良かったけれど
裏切られすぎて 私は
いまさら素顔に なれない

(※くり返し)

こわれた心を かかえて
あなたは やさしいひとに出逢う
幸せになってゆくなら
なんにも 言えやしないけど

(※くり返し)






この曲「雨・・・」は、1978年11月に発売された、小柳ルミ子さんの27枚目のシングルです。

作詞・作曲は中島みゆきさん。

週間オリコンチャート34位を記録、同年、この曲で「第29回NHK紅白歌合戦」出場を果たしています。

ちなみに、小柳ルミ子さんへの曲提供が実現したのは、中島みゆきさんの母親によるところだったとか。

そう、みゆきさんの母親はルミ子さんの大ファンだったのです。

「ねぇあなた、ルミ子ちゃんが歌うような曲を作ったりしないの?」と、何度か言っていたようです。

そんな時に、小柳サイドから曲のオファが、・・・みゆきさんは二つ返事で受けました。

それが、この曲「雨・・・」
















































































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京のにわか雨 小柳ルミ子

2023-04-15 17:23:51 | 小柳ルミ子
京のにわか雨 小柳ルミ子



雨だれがひとつぶ頬に
見上げれば
お寺の屋根や細い道ぬらして
にわか雨がふる
私には傘もない
抱きよせる人もない
ひとりぼっち泣きながら
さがす京都の町に
あの人の面影
誰もいない心に
にわか雨が降る

日が暮れて鴉が帰る
人はみな家路を急ぐ
河岸をぬらして
にわか雨がふる
雨の日も鐘は鳴る
むせぶように鐘が鳴る
指を折ってかぞえながら
祈る京都の町に
あの人の幸せ
愛をさがす心に
 にわか雨が降る


「雨が最も似合う町」、それは京都かも知れません。

北海道は雨より雪が似合うでしょうし、沖縄あたりでは、そもそも雨は降らなさそうな気がします。(笑)

九州、四国の雨は台風をイメージしちゃいますし、大阪・愛知・東京に至っては経済不安が連想されます。(笑)

それが、京都となると寺院や竹林の埃を洗い落す、そんな光景が・・・。

だから、「雨が最も似合う町」、・・・それが京都。




































































































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小柳ルミ子 ひとり歩き

2023-04-15 07:44:35 | 小柳ルミ子
小柳ルミ子 ひとり歩き





彼と別れて来きたとこなのよ
そんな風じゃないでしょう
泣いてもいないし くやんでもいない
いつもの私に見えるでしょう
悲しい時には 悲しみと
仲良く出来る私なの
ちょっとそこまで でかけて来きます
港のあの街歩きたい

誰がこわした訳でもないの
風が消した恋だから
恨みもしないし 困らせもしない
もともと一人の私たち
悲しい時には 悲しみと
お話したい私なの
ちょっとそこまで でかけて来きます
港の灯りを見みていたい

彼を今でも愛しているわ
それは嘘じゃないけれど
すがりもしないし 追いかけもしない
いつかはわかると思うおもうから
悲しい時には 悲しみを
大事にしたい私なの
ちょっとそこまで出かけでかけて来きます
港の風に吹かれたい

港の風かぜに吹かれたい


ひとり歩き、・・・これは名詞ですが、これにスルをつけると動詞になり、

1 連れもなく、ただ一人だけで歩く。

2 他人の助けを借りずに自力で歩く。

3 自分の力だけで生活・仕事をする。ひとりだち。

4 当初の趣旨や意図とは関係なく勝手に動いていく。

などと使われます。

勿論、徘徊はありません。(笑)










































































































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朝顔 (しののめぐさ) 小柳ルミ子

2023-04-06 04:15:44 | 小柳ルミ子
朝顔 (しののめぐさ) 小柳ルミ子



開花時期は、 7/ 1 ~ 10/10頃。 

中国原産で、平安時代に日本に渡来しました。 

日没してから  約10時間後に開花するのだそうです。  (夏の日没が18:00頃だとすると、   翌日早朝4:00頃から咲き出す) 

夏から秋まで長い間咲き続け、さまざまな色で楽しませてくれますよね。

夏は全国各地で 「朝顔市」が開かれ、東京では、台東区入谷(いりや)の  「朝顔市」が有名です。  

「朝顔や   釣瓶(つるべ)とられて   もらひ水」   加賀千代女

「朝顔や   客が好みの 立ち話」    水原秋桜子  

「暁(あかつき)の   紺朝顔や 星一つ」    高浜虚子

朝顔は、朝に花を咲かせ、夕方にはしぼむ「朝の美人の顔」と言われる夏の花。

花言葉は「愛情」「結束」

白色の朝顔は「あふれる喜び」「固い絆」

青の朝顔は「短い愛」「儚い恋」

紫の朝顔は「冷静」だそうです。











































































































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ひとり囃子 小柳ルミ子

2023-04-05 16:39:14 | 小柳ルミ子
ひとり囃子 小柳ルミ子



四条通りの 日盛りを
長刀鉾が通ります

去年の夏に 見た時は
あなたと私は揃いの浴衣
はぐれちゃ嫌よと手をつなぎ
冷たいラムネを飲みました

あれからあなたは 帰ってこない
今から思えばわがままで
強がりばかりの私でした
ごめんなさいねと いいながら

祇園囃子と人波に
押されて思わず泣きました

鉾の上から 十字路に
青い粽が散りました

去年の夏のお祭りは
それでももっと賑やかでした
八坂神社の石段さえ
あなたと歩けば多かった

あれからあなたは 帰ってこない
今から思えばあの時に
生意気言ってた私の頬を
音立て殴って欲しかった

私ばかりか京都まで
捨ててどこかへ行った人



1974年6月に発売された小柳ルミ子の12枚目のシングル、作詞:喜多条忠、作曲:平尾昌晃、編曲:森岡賢一郎。

♪去年の夏に見た時は あなたと私は揃いの浴衣ゆかた
   はぐれちゃ嫌よと手をつなぎ 冷たいラムネを飲みました♪


ところが今年の祇園祭は、その彼がいない。

去年と今年の対比が鮮やかに描かれてる歌詞、お見事!。
 
この男は、わがままで生意気で強がりばかり言う女がイヤになり、「私ばかりか京都まで捨ててどこかへ行った」ようですが、京都でも東京でもどこでも、女はわがままなもの。

女は小学生のときから生意気。

「ひとり囃子」の女は珍しくも反省を知っている。

それだけでもエライのに、それがわからぬとは、この男の行く末が案じられます。(笑)



















































































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ゆうぐれの里 

2023-03-20 07:42:31 | 小柳ルミ子
ゆうぐれの里 小柳ルミ子




つるべ井戸からくみ上げた
冷たい水はもう秋の色
わたしの髪に赤とんぼ
羽根をやすめる
ゆうぐれの里
お嫁にゆく日は近いのに
遠いまちで なれないまちで
暮らせるかしら

白い障子をはりかえて
残った花火はもうしまいましょう
石けりをした野の小道
みんな想い出
ゆうぐれの里
お嫁にゆく日は近いのに
遠いまちで なれないまちで
暮らせるかしら




夕暮れ(ゆうぐれ)って夕焼けのことじゃないの?

夕焼けと夕暮れの違いは、気象現象と時間帯の違いです。

夕焼けは、日没の頃、地平線に近い西の空が赤く染まって見える現象のことで、日の出の頃、東の空が赤く染まって見えるのは「朝焼け」と言いますよね。

夕暮れは、日が暮れる頃の「時間帯」を指すため、天候に関係なく毎日訪れるものですが、夕焼けは、天候によって見える日と見えない日があります。

まぁ、四季に例えれば、夕暮れは「秋」。









































































































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小柳ルミ子 花車

2023-03-17 23:08:23 | 小柳ルミ子
花 車 小柳ルミ子



花車、さまざまな読み方と意味を持つ言葉です。

「はなぐるま」と読んで、花で飾った車、あるいは花を積んだ車、モチツツジの園芸種の一種・・・

「かしゃ」と読めば、遊女を監督する女、あるいは遊女屋・揚屋・茶屋などの女主人。

さらに、「だし」と読んでの山車の別表記。

まぁここでは、「風車(かざぐるま)」と言う言葉で歌われていますから、そういった意味合い(風車)だとおもいます。

もちろん、弥七親分と関係ないことだけは確かです。(笑)






















































































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お祭りの夜

2022-05-30 19:22:42 | 小柳ルミ子
お祭りの夜  小柳ルミ子




泣かない約束をしたばかりなのに もう涙
ひとりでお祭りの人ごみを逃れて
紅い鼻緒がなぜかうらめしくて
あの人あの町に行っちゃうなんて
今日はじめてきかされたの 遠い笛太鼓

恋人同志なんて まだいえない二人だけれど
いつしか心に決めていた人だった
線香花火がなぜか目に浮かぶの
あの人あの町で働くなんて
祭りの歌が手拍子が胸につきささる

泣かない約束をしたばかりなのに もう涙
やさしい母さんにもみられたくないから
家の垣根のそばを通りすぎて
あの人この町を出てゆくなんて
まだ信じられないわたし 村の鎮守さま



「お祭りの夜」は、1971年9月10日にワーナー・ブラザース・パイオニア(現:ワーナーミュージック・ジャパン)から発売された小柳ルミ子さん2枚目のシングルです。

デビュー盤は勿論、「私の城下町」






















































































































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