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初めてのヘブライ語 (11)

2013-06-20 21:55:15 | ヘブライ語
昨日は10回目のヘブライ語基礎・初級講座。実は先週久しぶりに宿題が出て、それを提出しなければなりませんでした。課題は「誰か宛にヘブライ語で手紙を書くこと」。自分・相手の設定は自由、100%創作もOKだったのですが、私は中国留学中に知り合った、実在する友人(日本人)あてに「元気? 私は今ヘブライ語を勉強しています。ヘブライ語には母音の表記がないので、発音が難しいです・・・」などといった手紙を書きました(もちろん彼女はヘブライ語は読めませんが)。

授業が始まる前にその手紙を先生に提出したわけですが、驚いたのは、課題を提出したのは私だけだったこと。さらに驚いたことに、今回は全10回の基礎Ⅰコースの最終日だったにもかかわらず、出席者がたったの3名。「いつもは倍以上いるのに、みんなどうしちゃったの?」という感じでした。ちなみに私が書いた手紙は案の定間違いだらけでしたが、先生は私が書こうとした内容はほぼ理解してくれたようです。

前置きが長くなりましたが、昨日の授業について。今回は前回の復習はなく、「歌う」「行く、来る」「住む」「走る」「起きる」の新しいパアル動詞の性・数による変化と不定詞を学習。それらの単語を使った文章を発音し、翻訳。また今回は初めて英語の please にあたる「ビバカシャー」という単語も学びました。さらに「行く、歩く」という意味の動詞「ホレフ」の性・数による変化と不定詞も学習。この単語は不定詞が不規則なので要注意。

その後は定冠詞「ハ」の学習。定冠詞の付け方によって熟語になったり、文章になったりと結構複雑。さらには「二重限定」というややこしい使い方もあり、毎度のことながらヘブライ語と日本語の違いを実感。さらには前置詞「ミ」と定冠詞「ハ」が続いた場合の読み方の変化も学習。

授業はノンストップで進み、前置詞を表す文字ラメッドに人称接尾辞をつけて「~に」を表すことも学びました。英語だと「(私は)時間がある」は I have time. ですが、ヘブライ語だと「イエシュ(ある)リー(私に)ズマン(時間)」という表現になります。この表現に関して言えば、ヘブライ語は英語よりも日本語の考え方に近いかもしれません。

もちろん、この前置詞ラメッドに人称接尾辞をつけた単語が含まれる数々の文章も発音し、翻訳。ここで初めて出てきた、先生が「外国語を学習するにあたって重要」と説明された「サブラヌット」という単語があるのですが、どんな意味だと思いますか? 「忍耐」だそうです。確かに、語学を学ぶには非常に重要。

授業の終盤では「しかし」を表す「アバル」や「なぜ」を表す「ラマ」、「なぜなら」を表す「キー」を使った文章を次々と発音し、翻訳。ここでは「コルノア(映画館)」「ミシュパティーム(法律)」「サフカン(俳優)」など新しい単語もたくさん登場。最後は形容詞の性・数による変化の復習。「ゾル(安い)」「ヤカール(高価な)」「ハシューブ(重要な)」「メアニエン(興味深い)」などの新しい単語も学びました。

というわけで、10回に亘るヘブライ語基礎・初級講座基礎Ⅰコースが終わりました。「初めてのヘブライ語 (2)」で書いた目標は「全10回のレッスンにすべて出席すること」でしたが、おかげさまでこれは達成できました。最初はヘブライアルファベットを1文字しか知らなかった私が、今ではニクダー(母音記号)つきであればなんとか文章も読めるようになり、簡単な会話もできるようになったのはかなりの成果だと思います。この調子で来週から始まる基礎Ⅱコースも頑張りますよ。目標は無難に前回と同じく「全10回のレッスンにすべて出席すること」ですw
コメント (1)
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