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映画『殺人の告白』のここがおかしい、わからない (要注意:ネタバレしまくりです)

2013-06-05 12:57:59 | 映画!
これまで「映画『プロメテウス』のここがおかしい、よくわからない」「映画『ライフ・オブ・パイ』のここがおかしい、よくわからない」「映画『世界にひとつのプレイブック』のここがおかしい、よくわからない」「映画『クラウド アトラス』のここがおかしい、よくわからない」「映画『図書館戦争』のここがおかしい、わからない (要注意:ネタバレしまくりです)」を取り上げてきた私の「ここがおかしい、わからない」シリーズですが、今回は満を持して(!?)韓国映画を初めてピックアップしてみようかと。

今回取り上げる作品は昨日観たばかりの『殺人の告白』。これ、誰もが「えぇぇぇぇ!」と絶対に驚く、非常に興味深い展開の映画なのですが、素晴らしかったのはプロットと一部のキャストで、細かい設定や演出、撮影はかなり残念なところが多い作品でした。というわけで、具体的にどこがおかしかったか書いてみます。ただし、1回しか観ていないので、私の見間違いや勘違い、見落としなどもあるかもしれませんので、あらかじめご了承ください。あと、今回もめちゃくちゃネタバレしていますので、作品をまだご覧になっていない方はここでストップ! 絶対にストーーーップ!!

1. アクションシーンで何が起こっているのかわかりづらい
この作品、序盤と真ん中あたり、そして終盤にかなり派手なアクションシーンがあるのですが、序盤と終盤は夜の設定で、しかも映像も揺れ揺れで具体的に何がどうなっているのか非常にわかりにくい。結構レベルの高いアクションだと思われるだけに本当にもったいないです。照明でもう少しどうにかできなかったんですかねぇ。

2. 昼間のド派手カーチェイス、あれ、いる?
1のアクションシーンと対照的なのが真昼間のド派手カーチェイス。これ、演じてる人は本当に命がけですっごく大変だったと思うのですが、正直、私は笑っちゃいました。これ、「ボケ」と理解するべきなんでしょうか? カーチェイスそのものはまだしも、登場人物が車上で格闘する必要はないと私は思いました。

3. 警察署内のセキュリティがありえないほど甘い
素朴な疑問なんですが、韓国の警察署内ってあんなに誰でも押しかけて入れるものなんですか? どこの誰かもわからないおばさんがつかつか入ってきて、刑事に平手打ちするなんて、おかしいでしょ! あと、留置場が何の仕切りもなくオフィス内にあるのもおかしくないですか? 捜査上の秘密とかも容疑者にダダ漏れですよね? それとも、字幕では「留置場」となっていたものの、実は違うタイプの施設なんですかね? でも、ちゃんと鉄格子がありましたよね?

4. 身長に差があった気が
序盤で飛び降り自殺をする青年。名前は忘れてしまいましたが、アマチュアボクサーですよね? で、アジアの多くのボクサーがそうであるように、彼はそんなに背は高くなかったと思うんですよ。でも、イ・ドゥソクを演じたパク・シフの身長は182cm。おかしくないですか?

5. イ・ドゥソクの背中の傷
あの傷を見てぱっと「15年以上前の傷には見えない」と思ったのですが、結局あの傷はわざとつけたということでしょうか? あと、あの金属探知機には何か仕掛けがしてあったのでしょうか?

6. あの計画に勝算はあったのか?
結局、チョン・ジェヨン演じるチェ・ヒョング刑事、事件の被害者の父である医者、そしてイ・ドゥソクの3人で計画を実行したのだと思いますが、100%「真犯人が名乗り出る」と考えていたのでしょうか? 名乗り出なかったらどうするつもりだったのでしょうか?

7. 真犯人の配役がいまいち
この映画で私が一番残念だと思ったのは真犯人のキャストです。なんかいろいろな意味で中途半端じゃないですか?

とりあえず今回はこの辺で。もし、もう一度この作品を観ることができたら続きを書くかもしれません。
コメント (2)
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