ウリパパの日記

自由気ままに・・・

苗場山登山(1) リフト駐車場から神楽ヶ峰へ 2016.10.16

2016-10-16 10:53:14 | 山登り
昨日、友人と苗場山に登ってきました。新潟県と長野県境にそびる標高2145mの日本百名山です。このところ天喜の悪い週末が続いていましたが、昨日は快晴に恵まれて、稜線歩きでは遠くの山々の眺望を楽しめました。変化に富んだ登山道、山頂の大湿原などを満喫してきました。歩行距離は山頂での散策を含めても往復で14km程度。神楽ヶ峰から一度下った後の最後の急登は少し疲れますが、山頂の湿原に到着したときの感動と爽快感は想像以上で大満足の登山でした。

金曜日夜に越後湯沢で宿泊し、土曜日の早朝出発の日帰りルートです。短時間の素泊まり滞在でしたが、宿泊した「かぐら山荘」は設備も整い、清潔感があって、値段もお手頃。対応も非常に丁寧で、翌日の登山についてもいろいろな情報を教えて頂きました。

朝5時20分に宿を出発。宿の前の林道を登り、約20分でかぐらみつまたスキー場の第2リフト駐車場に到着。車をここに置いて苗場山へ向かいます。40台近くある駐車場はすでにほぼ満車で、大勢の登山客が山登りの準備を始めていました。駐車場が満車でも、路肩を利用したり、少し上のスキー場にも駐車スペースがあるので、駐車できなくて困るということは無さそうです。標高は1220m。周囲は霜で真っ白。かなり冷え込み気温は0℃近くまで下がっているようです。


午前6時、登山開始です。


和田小屋までは約20分。登山道はぬかるんでいる様子なので林道を歩きます。日が昇るにつれて周囲の山々が黄金色に染まっていきます。大勢の登山者が山頂を目指しています。


和田小屋に到着。振り返ると正面に越後三山 [八海山(入道岳)、越後駒ヶ岳、中ノ岳]。その右には巻機山がそびえます。八海山の左肩後方には浅草岳から守門岳にかけての新潟・福島県境方面の山並みが見えています。


浅草岳の左奥にうっすらと遠くの山並みが姿を現しています。望遠レンズでズーム。地図で調べると飯豊山方面にたどり着きますが、いくら早朝の空気が澄んでいる時間帯とはいっても、標高1380mの地点からそんなに遠くが見えるものでしょうか。


6時30分、山頂へ向けて出発します。ここは今年3月にスキーで訪れたかぐらスキー場のメインゲレンデです。暫くゲレンデを上ったのち、北側の登山路を登っていきます。ところどころ木道が整備されていますが、ほとんどが岩ゴツゴツの急坂。しかも足元は氷が溶けてぬかるみ始めています。


この辺りは紅葉が見頃です。


木々の間に見える周囲の山々です。


40分程登ると樹林帯を抜け、背の低いアオモリトドマツやシラカバに囲まれた視界のよい登山路となります。


中之芝を過ぎると東側の視界が開け、谷川岳から茂倉岳、遠くに燧ケ岳から平ヶ岳方面が姿を現します。


素晴らしい景色をみながら中之芝で休憩をとったのち、神楽ヶ峰までは整備された木道を緩やかに登っていきます。周囲には笹が生い茂り、周囲の展望が開けます。


北側の浦佐から小出方面をズーム。まだ朝霧に包まれているようです。


標高2030mの神楽ヶ峰に到着。眼下に田代湖を見下ろします。特に谷川岳から至仏山、燧ケ岳、平ヶ岳を一望します。


神楽ヶ峰の少し先へ下ると西側の展望が開けます。苗場山の稜線の左には鳥甲山、遠くには妙高山や北アルプス方面がうっすらと見えています。


火打山と妙高山をズーム。妙高山から南に延びる稜線の先には黒姫山と高妻山。


北アルプス連峰もうっすらと見渡せます。鳥甲山と高妻山の間に見えるのが白馬岳。白馬岳から唐松岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳と連なっています。写真を良く分析すると、五竜岳のすぐ左奥には剣岳が姿を現していました。

神楽ヶ峰周辺は尾根道で休める場所がないので、休憩なしで正面に見える苗場山を目指します(続く)。

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