ウリパパの日記

自由気ままに・・・

日没の空に幻日 2019.9.29

2019-09-29 18:10:56 | 自然

これから冬にかけて夕焼けが美しい季節を迎えます。そして11月からはダイヤモンド富士のシーズンです。自宅にいる週末は夕方になると外に出て空を見上げるのが昔からの習慣になっています。

 

今日は西側に比較的厚い雲が出てきたので、夕焼けは無理かなと思いつつも外に出たところ、太陽の南側に幻日が姿を現していました。

 

こんなに虹色がはっきり浮かび上がるのは珍しいですね。

 

久しぶりの幻日です。しばらく雲の動きを眺めていたところ、今度は太陽の両側に幻日が現れました。そして次第に北側の幻日が明るさを増してきました。

 

美しい幻日です。

先ほどネットで検索したところ、茨城県方面では16時前に環天頂アークが観測されたようです。

(19時追記)

今日の幻日、富士山方面でも見ることができたようです。

 

絶景ちゃんの16:10の映像。

 

 

こちらは絶景くんの16:40の映像。

 

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満開の彼岸花とコスモス 2019.9.29

2019-09-29 17:32:08 | 自然

秋雨前線が日本列島に停滞しています。前線の南側に入った関東地方では今日も蒸し暑い一日となりました。八王子の最高気温は昨日の29.1℃に続いて今日も28.9℃。9月末とは思えない陽気が続いています。昨日、今日とツクツクホーシやアブラゼミの鳴き声が聞こえました。高尾付近では開花が遅れていた彼岸花がようやく満開を迎えています。 

今日は福島の土地の件で不動産屋や実家に何度か電話したりで、気づいたら昼になってしまいました。午後から少し時間を確保できたので、今週の食事の買い出しに行くついでに、近くの城山(川尻)まで彼岸花とコスモスの様子を見に行ってきました。 

 

 城山へ向かう県道沿いの彼岸花です。

 

真っ赤に咲き揃っていました。

 

こちらは城山かたくりの里近くのコスモス園。

 

 

 全体的には3分咲きの印象。

 

 

 

 2週間後にコスモス祭りが開催されるみたいです。

 

せっかくなので城山湖近くの金刀比羅宮まで足をのばします。評議原のモミジは青々としていました。ツクツクホーシが鳴いて、まだ夏の雰囲気です。

 

 でも、足元では少しつづ秋の花が咲き始めていました。ノハラアザミ。

 

 シラヤマギク

 

 これは何の花の蕾でしょう・・・

 

ノダケが咲き始めています。 

 

 ノササゲも多く見かけました。

 

最後に、金刀比羅宮の高台から関東平野を眺めます。秋の高い雲と夏の低い雲(積雲)が同居しています。遠望には程遠く筑波山は全く見えません。東京都心や横浜方面のビルは見えていました。

 

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台風18号発生 2019.9.28

2019-09-28 10:46:10 | 自然

今年は秋の訪れが遅く、もうすぐ10月というのに汗ばむ陽気が続いています。今朝の八王子は最低気温が18.5℃までしか下がらず、8時過ぎから青空が広がり気温がぐんぐん上昇中。10時には26℃を超えています。

先ほど気象庁から台風18号発生の発表がありました。

令和元年 9月28日10時00分 気象庁予報部発表
(見出し)  台風第18号が発生しました。
(本文)  28日9時、フィリピンの東の 北緯15度25分、東経132度05分において、 熱帯低気圧が台風第18号になりました。 台風は1時間におよそ30キロの速さで西北西へ進んでいます。 中心の気圧は1002ヘクトパスカル 中心付近の最大風速は18メートル、 最大瞬間風速は25メートルで 中心から半径390キロ以内では 風速15メートル以上の強い風が吹いています。

この時期、台風の発生自体は珍しくありませんが、今回はいつもの台風とちょっと異なるようです。昨日の午後、気象庁から下記のような「発生する台風に関する全般気象情報」なるものが発表されていたからです。台風の発生前に気象庁から発表される台風情報について、あまり記憶にありません。

前回の台風17号と似たような経路を辿りそうです。西日本を中心に警戒が必要です。

ところで、今日は天皇皇后両陛下が令和初のお召し列車で茨城県へ向かわれました。茨城国体の開会式に出席されるためです。今日は勝田駅から会場へ向かい、明日は日立駅から戻られる予定となっています。東京駅や常磐線の途中駅、茨城県では撮り鉄で大賑わいのようです。体力のある数年前であれば、東京駅あるいは茨城県で待機して沿道で待ち受けたところですが、実家の対応や親の面倒見でクタクタ。休日にそのような体力はにもう残っていません・・・

 

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秋分の日の夕焼け 2019.9.23

2019-09-23 18:10:41 | 自然

秋分の日は湿度が高く、17時過ぎまで30℃を超える残暑となりました。日本海の低気圧から延びる寒冷前線が今夜通過するまでは、夏の空気に包まれています。

午後から青空が広がりましたが、夕方から再び曇り空。日没後にこの低い雲が真っ赤に焼けました。自宅の庭からパチリ。

正面は小仏峠です。自宅庭から見ると鉄塔と高圧線が邪魔・・・

 

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暑い秋分の日 2019.9.23

2019-09-23 17:02:30 | 自然

台風17号から変わった温帯低気圧が日本海を北東に進んでいます。日本列島は大荒れの一日となっています。新潟県や富山県ではフェーン現象となり各地で35℃を超える暑さとなっています。関東地方でも南風が強まり、午前中は丹沢方面で発生した雨雲が流れ込んだ影響で高尾付近では断続的ににわか雨が降りました。午後からは青空主体となり、ようやく安心して洗濯物を干せる空模様となっています。八王子では最高気温は32℃まで上がっています。

 

今日は上空の高い雲は秋の気配、一方南西から流れ込む低い雲の動きは非常に早く、空を見ていて飽きない一日でした。午後になって高い雲が見え始めました。太陽の周りに彩雲が見られる時間帯もありました。

 

太陽のすぐ近くにも彩雲。

 

15分ほどで消えてしまいました。

 

9月21日から令和初の秋の全国交通安全運動が開催されています。昨日、狭間駅前のイトーヨーカドー前広場で高尾警察がキャンペーンを行っていました。ハーレーダビットソンの展示です。

 

東京都交通安全協会の「ピーポくん」もやってきました。

 

今日の京王ライナー高尾山口行き「高尾山ビアマウント号」はHMを掲出していました。

 

ラグビーワールドカップのHM。先週末に開幕しました。

 

そして、今日は秋分の日。お彼岸の中日です。今年は秋の訪れが遅く、平野部ではまだ真夏日が続きそうです。今週後半からようやく朝晩の冷え込みが強まり、少しずつ秋の気配を感じるようになりそうです。早い年ではそろそろ那須方面の紅葉が始まる頃ですが、今年はまだまだ。10月の2週目あたりに見頃を迎える予想です。 

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南浅川のカワセミ 2019.9.21

2019-09-21 23:07:04 | 自然

発達中の台風17号が東シナ海を北上中です。関東地方は秋雨前線の影響で曇り空が続いています。そのため、八王子では最低気温18.2℃、最高気温22.5℃と過ごしやすい陽気となりました。

今日の午前中は母を連れて上川霊園までお墓参り。午後は実家から自宅に一旦戻り歯医者へ、そして西八王子の内科、夜は福島の土地の件で借地人、実家とそれぞれ1時間電話と慌ただしい一日でした。夕方、お医者さんの帰りに、浅川ゆったりロード(南浅川サイクリングロード)を歩いて戻ってきたところ、久しぶりにカワセミの姿を見かけました。

 

場所を移動。

 

 すぐに近くの小枝の上へ。ホバリングするかなと期待したのですが、すぐに遠くへ飛び去ってしまいました。

 

 南浅川橋からの眺めは久しぶりです。今月はそこそこ雨が降っているので水量は豊富です。

 

キクイモモドキの中に彼岸花が咲いてました。今年はは彼岸花の開花が遅いですね。例年の今頃は満開のはずですが、今年はほとんどが蕾。南浅川の土手では花が一輪も咲いていません。河原の草地で見かける程度です。

 

散田町の真覚寺では、かなり開花が進んでいました。

 

自宅近くでは、ほとんどが蕾です。

HPによると埼玉県日高市の巾着田ではまだ発芽前とのこと。今年は8月の気温が高かったことが影響しているようです。

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ラグビーワールドカップ2019ヘッドマーク車 2019.9.16

2019-09-16 17:31:11 | 電車

今週の9月20日からラグビーワールドカップ2019が日本で開催されます。開幕戦が東京スタジアムで開催されることから、京王では7000系のラッピング車を昨年から運行しています。ネット情報では、さらにヘッドマークを掲出した5000系が運用されているとの情報。今日は高尾山口行き京王ライナー(高尾山ビアマウント号)に運用されるそうなので、先ほど北野駅-高尾駅間を乗車してきました。

 

定刻の16時19分に北野駅にやってきました。ネット情報通りヘッドマークを付けています。5000系のHMは令和号のような地味なイメージが強かったのですが、今回はカラフルです。

 

1番線に入線。

 

先行する各駅停車に接近することから、北野駅では停車時間が2~3分確保されています。

 

ヘッドマークをズーム。レンジ―ですね。マスコットキャラクターについて公式HPから引用します。

古来より幸福を招き邪悪を退けるとされてきた想像上の聖獣、獅子は日本文化に能や歌舞伎の連獅子であったり、獅子舞であったり、狛犬であったりと様々な形で表れてきました。

この日本に古来より住んでいる精霊が、ラグビーワールドカップの日本そしてアジア初開催決定をきっかけにラグビーとその5つのコア・バリューと出会って生まれたのが、レンジーです。このために外見は、顔がラグビーボールの形になっていて、外見には連獅子や獅子舞に似た部分もある。信頼を元にチャレンジ(困難)を乗り越えるレンジーの姿は連獅子の物語、そしてラグビーに共通するものがあります。

 

北野駅から高尾駅までは2駅です。めじろ台の案内(中国語表示)は目白台となっています。ちょっと違和感ありますね。。。

 

北野駅から8分ほどで高尾駅に到着。停車時間は20秒。すぐに発車します。

 

レンジーをもう一度パチリ。

 

高尾山口へ向かって出発。

 

自宅近くの撮影ポイントで折り返し回送を待ちます。あいにく逆光でコンデジではうまく撮影できないので、後方のもパチリ。夕方以降は新宿ー京王八王子間の京王ライナーとして運用されることでしょう。

 

 

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片倉城跡公園のナンバンギセル 2019.9.15

2019-09-15 20:28:21 | 自然

今日は残暑が復活。八王子では最高気温が29.3℃と真夏日目前でした。今夜も蒸し暑くなっています。残暑の中、今日は久しぶりに片倉城跡公園に出かけてきました。目的は二の丸広場に咲くナンバンギセルです。

 

はす沼前の彫刻広場。

 

片倉沢では台風15号の影響で倒木がありました。北斜面ではあちこちで枝が折れて散策路に散乱していました。枯れ枝の間を季節風が吹き付ける冬場とは異なり、夏場は葉が茂っているために重さに耐えかねて枝が折れてしまったのでしょう。

 

9月に入ると花の数がめっきり減ります。片倉沢ではシギンカラマツがまだ咲いていました。

 

二の丸広場に到着。目的のナンバンギセルです。ススキの根元に群生しています。

 

 

 

数か所で見ることができました。

ところで、今年は彼岸花の開花が遅れています。残暑の影響でしょうか。昨日、今日と高尾や片倉付近を散策しましたが、赤い彼岸花は一輪も見かけませんでした。

 

自宅近くで見つけた一輪は白い彼岸花でした。

来週はもうお彼岸です。この1週間で開花が進むことを期待しています。

 

 

八王子郷土資料館の1階特別展示室で昨日から「中央線開業130周年記念 企画展「八王子と鉄道」」を開催中です。片倉の帰りに立ち寄り、見学してきました。7年前にも同様な展示がありましたが、展示内容は当時とそれほど変わっていなかった印象です。

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高尾山霞台まで散策 2019.9.14

2019-09-14 22:24:49 | 高尾山・陣馬山

昨日は中秋の名月、そして今日は満月です。先ほど東の空に大きな満月が見えていました。

今日の八王子は最低気温16.4℃、最高気温24.5℃と涼しい一日でした。明日は湿った空気が入って蒸し暑くなり、さらに南海上から前線や低気圧が北上するため、夜から雨が降り出しそうです。お出かけは今日が良さそうなので、午後から高尾山霞台まで出かけて、高尾山トクトクブックに9月のスタンプを押してきました。

 

今日は1号路を登り、霞台から蛇滝口へ下り高尾まで歩いてきました。今年は残暑が長引いたため、季節の歩みは遅れ気味。秋の花はこれからという印象でした。

 

1号路にはハグロソウがたくさん咲いています。

 

ヤマホトトギスも今が盛り。

 

金毘羅台からの眺め。湿度が高めで遠望はききません。

 

ヤマハギがまだ咲いています。

ケーブルカーの高尾山駅でトクトクブックにスタンプを押し、霞台周辺を散策。

 

浄心門北側の林野庁殉職者慰霊碑へ向かう階段脇です。先日の台風15号の影響で倒木が目立ちました。6号路も岩屋大師~妙音橋間で通行止めとなっています。

 

1号路脇で見かけたノササゲです。

 

霞台付近でも数多くのヤマホトトギスを見かけました。

 

秋の訪れを告げるキンミズヒキ。

 

蛇滝付近では、まだイワタバコが咲いていました。

 

階段脇にももう一輪。9月に入ってこの花を見るのは初めてのことです。

 

帰りは小仏川遊歩道を戻ります。天神梅林東側の杉林が伐採されていました。きらぼしの森と書かれた看板が設置されています。新たに植林されるのでしょうか。

 

台風の影響で小仏川の水量が多くなっています。

 

植物保護区域で見かけたキツリフネ。

 

ツリフネソウの群生地です。

 

ゲンノショウコ

先ほどテレビ東京の「アド街ック天国」で橋本が紹介されていました。通勤で長年通っていた街なので懐かしい想いで見入ってしまいました。

 

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大谷寺と平和観音 2019.9.6

2019-09-13 22:31:10 | 旅行

大谷資料館から歩いて10分、大谷寺に到着しました。大谷寺は御止山の洞窟の中に建てられています。ここには日本最古の石仏「大谷観音」が岩に彫刻されています。大谷寺は弘法大師の開山と伝えられている寺院で、坂東三十三観音霊場の第十九番札所。洞穴内に観音堂・脇堂を建立している洞穴寺院で、岩壁に彫られた千手観音・釈迦三尊・薬師三尊・阿弥陀三尊は「大谷磨崖仏」として国指定史跡・重要文化財の二重指定を受けています。

 

まずは立派な赤門と真っ赤な仁王像です。

 

向かって右側は阿形の仁王像。 

 

左側は吽形の仁王像です。

 

仁王門をくぐると正面に洞窟。この中にお寺が建立されています。

 

大谷寺の由来をHPから引用します。 その昔、この辺り一帯は大小の岩が屏風のように連なり、その中は広く平らに広がり大谷と呼ばれていました。岩下からは水が湧き出して川となりをのの中には毒蛇が住んでいて、時々毒水を流し出し、鳥獣虫魚がこれに触れると、たちまち死んでしまったため、ここを地獄谷と呼んでいました。人間がこの水に触れると病気になり、最悪の場合は死に至り、五穀は枯れ、草木もしぼみ、人々は苦しみ、この地を捨てようとしていました。  大同、弘仁(810年)の頃、弘法大師が東国巡錫の折この話を聞き、里人のうれいを除こうと毒蛇の谷に入って行きました。人々はこれを聞いて喜びました。十余日の後、谷から大師が出てきて、毒蛇を退治したと告げて立ち去って行きました。 人々が谷の奥に入り中の様子を見ると、高い岩山に光り輝く千手観音が彫ってありました。観音の光明は山谷を一面金色に変えました。人々は弘法大師の不思議な力に感謝し、大師の偉業を貴み観世音に帰依して仏教を信仰する者が増えました。これが大谷寺の始まりです。

 

洞窟内の中にある神秘的な寺院の中で岩壁に彫られた素晴らしい磨崖仏を見学してきました。撮影は禁止。代わりにパネルを紹介しておきます。

千手観音には千の手と千の目が有り、手のひらにも目があっていつも見守ってくれています。たくさんの手で宇宙にある全ての人々、生き物を救ってくださる有り難い観音様です。研究によると、最初は岩の面に直接彫刻した表面に赤い朱を塗り、粘土で細かな化粧を施し、更に漆を塗り、一番表には金箔が押され金色に輝いていました。バ―ミヤン石仏との共通点が見られることから、実際はアフガニスタンの僧侶が彫刻した日本のシルクロ―ドと考えられているそうです(HPより引用)

先手観音を祀る本堂を抜けると、脇堂の壁面に現れるのは釈迦三尊・薬師三尊・阿弥陀三尊。こちらも見事な石仏でした。

 

大谷寺を右に見て宝物館へ向かいます。大谷寺の洞窟に見られる遺跡からは、縄文人が生活した跡があり、併設された宝物館では、大谷寺から発掘された1万年以上前と推定される人骨が展示されていました。こちらも見学可能です。

 

さらに進むと右手に弁手池がありました。池の中央に弁財天が祀られています。そこには先ほど紹介の毒蛇が心を入れ替えて白蛇となってお仕えしているそうです。

 

弁天池に参拝します。左右に2匹の白蛇が祀られています。

 

こちらは池越しに見えた白蛇。

 

こちらはもう一匹の白蛇。

 

さらに奥へ進むと、このような神秘的な石像がありました。

バスの発車時刻まで残り30分となったので、大谷寺の南側にそびえる平和観音へ向かいます。

平和観音は、太平洋戦争の戦没者供養と世界平和を奇岩して大谷観音の御前立として彫刻されました。高さは26.83m(88尺8寸8分) あります。

 

昭和23年より東京芸術大学教授・飛田朝次郎氏が制作を手がけ、大谷の石工達が彫刻を始め昭和29年に完成。昭和31年に日光輪王寺門跡・菅原大僧正により開眼供養が行われました。

 

階段を上り、間近に見上げます。

 

こちらは大谷石の大岩壁。

 

天狗の投げ石です。

 

お土産屋さんの前には「無事カエル」の願いがこもった大谷石でつくられたカエルの置物が展示されていました。

大谷資料館、大谷寺、平和観音合わせて1時間30分ほどの見学でした。車で来れば、時間を気にせずもう少し周辺に足を延ばせたところですが、1時間に1本のバスの発車時刻に制約されてしまいます。大谷地区へは車で来るのがおすすめですね。

 

 

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大谷資料館の地下採掘場跡 2019.9.6

2019-09-12 20:39:54 | 旅行

午前中に日光市街地を見学後宇都宮駅へに戻り、大谷観光一日乗車券を購入。バス往復料金に大谷資料館、大谷寺の入場券・拝観券とをセットにしたお得なチケットです。8月に笠間市稲田の石切山脈を訪れた際、民放テレビ(BS)で石切山脈が紹介されるという情報を頂いたので早速見たところ(夏休み中)、栃木から茨城にかけての紀行番組の中で大谷資料館と大谷観音も紹介されていました。番組では宇都宮からすぐという印象でしたが・・・

 

宇都宮駅から東武宇都宮を経由してバスで約30分、大谷資料館前に到着しました。大谷石の採掘場跡が公開されている資料館に入ります。大谷石は宇都宮市大谷町付近一帯から採掘される流紋岩質角礫凝灰岩の総称です。宇都宮市の中心より北西約7Kmの大谷町付近に、東西約2Km、南北約4Kmにわたり、うすい緑色の凝灰岩として所々に露出していて、採掘区域は東西約3Km、南北約6Km及ぶそうです。大谷石の分布は、東西約8Km、南北約37Km、地下200m ~ 300mの深さにわたります。そして埋蔵量は10億トンと推定されています(大谷資料館HPより引用) 。  

 

さっそく階段を下り大谷石地下採掘場跡へ入場。まるで巨大な冷蔵庫の中の地下神殿です。

 

この地下採掘場跡は1919年(大正8年)から1986年(昭和61年)までの約70年をかけて大谷石を掘り出して出来た巨大な地下空間。広さは2万m2 (140m×150m)、深さ30m、最も深いところで60mにもなります。坑内の年平均気温は8℃前後。訪れた6日は残暑厳しく宇都宮では真夏日となりましたが、構内の温度計は12℃を指していました。2000m以上の山に登らなくても、ここへ来れば天然の涼しさを満喫できます。

 

石肌には手堀り時代のツルハシのあとが残っています。手堀り時代には、150Kgもある石を1本1本背負って採掘場から運び出していましたが、機械化後の現在では、モーター・ウインチにより、巻き上げられています。輸送方法も、筏、馬の背中、馬車、トロッコから、鉄道やトラックへと変わり、今ではほとんどトラック輸送が中心となっています。

 

こちらは機会堀りのあとです。

ところでこの採掘場跡は、戦争中は地下の秘密工場として、戦後は政府米の貯蔵庫として利用され、現在ではコンサートや美術展、演劇場、 地下の教会として、また写真や映画のスタジオとしても注目を集めているようです。

 

今年の12月には華道家假屋崎省吾の世界展華寿絢爛in大谷資料館が開催されます。

 

ドンペリが展示されていました。ドンペリニョン「P2-1998」の日本発売前日にここでお披露目会が開催されたそうです。  

 

野球場が一つ入ってしまうほどの巨大な地下空間です。ここから約1000万本の石が切り出され日本全国に出荷されました。

 

これは石の華の名残でしょうか。白い結晶は、大谷石に含まれる塩分が冬場の乾燥した時期に噴き出るもので、夏場の占めた壁面では消滅する不思議な現象と説明されていました。

見学が終わってから外に出ると別世界。まるで蒸し風呂です。

姿川沿いにある大谷景観公園です。大谷石がむきだしの岩壁が続き、この崖は御止山と呼ばれ国指定名勝にもなっています。大谷地区ならではの迫力ある景観です。

 

近くに奇岩があるので寄り道してみました。亀岩です。

 

ラクダ岩です。

 

続いて、もう一つの目的地である大谷寺へ向かいます。

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日光駅から宇都宮駅へ 2019.9.6

2019-09-11 21:29:22 | 旅行

輪王寺三仏堂でご本尊を拝んだ後、大谷川にかかる神橋を見学してJR日光駅へ戻ります。途中のパン屋で軽く昼食休憩後、12時15分過ぎに日光駅に到着。電車の発車まで5分程度。ざっと駅を見学します。JR日光駅は世界遺産「日光の社寺」や奥日光観光の玄関口。大正時代に建てられた歴史的建造物が似合いますね。

 

日光駅の表札。

 

改札口には折り紙の作品。お猿さんが可愛いい

 

駅の時計も日光駅仕様。

 

ここは貴賓室です。内部は非公開?

 

お隣は今市駅です。

 

この電車で宇都宮へ向かいます。

 

 

鉄ネタついでにおまけの画像です。これは日光市内のお土産屋で見かけた電話ボックス。ロープウエイのゴンドラみたい。。。

 

JR日光駅からJR宇都宮駅までは40分余り。ずっと歩き通しだったので、ちょうどよい休憩時間となりました。車内放送は日本語に加え英語、中国語、スペイン語が聞こえてきました。国際的な路線ですね。車内で聞くスペイン語の放送は初めてかもしれません。

 

宇都宮駅に到着。日光線の表示はレトロ調です。

 

折り返し日光行きとなります。

宇都宮からバスでもう一つの目的地である大谷資料館へ向かいます(続く)。

 

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日光散策(6) 日光山輪王寺 2019.9.6

2019-09-11 21:27:44 | 旅行

二荒山神社の鳥居の西側には輪王寺の大猷院が隣接しています。大猷院は徳川三代将軍「家光公」の廟所で、境内には世界遺産に登録された数多くの重要文化財が続いています。まだ時間があるので仁王門から拝殿、家光公の廟所を見学してきました。

 

一つ目の門は重要文化財の仁王門。2体の仁王像(金剛力士像)が祀られています。

 

向かって右側の密迹金剛は「阿」と口を開いています。

 

向かって左の那羅延金剛は「吽」と口を結んでいます。口の形は物事の始まりと終わりを示し、阿吽の呼吸の語源になったと言われています。

 

仁王門をくぐると正面に御影石の御水舎(需要文化財)。

 

天井には狩野永真安信による龍の絵が描かれています。水面に映る姿から「水鏡の龍」と呼ばれています。

 

御水舎の左手階段の上には、大きな二天門が姿を現します。二天を安置していることからそのように呼ばれています。

 

とても大きく立派な門です。

 

大猷院と書かれた正面の扁額は、108代天皇「後水尾上皇」による筆です。

 

向かって左側は持国天。

 

右側は増長天。

 

裏手にまわると右側に雷神。

 

左側が風神です。

 

二天門の先は右手に上がる階段が続きます。その手前に「幡」の礎石の説明がありました。大法要なので境内に掲げる仏教様式の旗を「幡」、それを吊るす竿を「幡竿」といいます。この丸い石は幡竿を立てる基礎石を護るための蓋となっています。境内に80箇所あるそうです。

 

階段の上から二天門を見下ろします。

 

階段を上ると正面に荘厳な夜叉門が見えてきました。その手前には鼓楼と鐘楼。いずれも重要文化財です。

 

向かって左側の鼓楼。太鼓がおさめられています。

 

向かって右側の鐘楼。ここには大きな釣鐘がおさめられています。大きな法要の際には、この釣鐘と太鼓が打ち鳴らされたそうです。

 

そして正面の夜叉門。4体の夜叉(阿跋摩羅(あばつまら)、毘陀羅(びだら)、烏摩勒伽(うまろきゃ)、犍陀羅(けんだら)) が安置され霊廟を守ります。夜叉門にはボタンの花が彫刻されているので別名「牡丹門」とも呼ばれています。

 

毘陀羅(びだら:赤色)は南の方角を守護します。

 

阿跋摩羅(あばつまら:緑色)は北の方角を守護します。

 

裏手にまわると、鍵陀羅(けんだら:白色)は西の方角を守護します。

 

そして烏摩勤伽(うまろきゃ:青色)は東の方角を守護します。この烏摩勤伽は破魔矢の発祥とされ、全国的にも非常に珍しい仏様のようです。拝殿で巫女さんの説明を聞いたときにそのよう話していました。

 

拝殿側からみた夜叉門です。

 

夜叉門の先には拝殿、相の間、本殿があります。こちらは中での撮影厳禁です。拝殿・相の間・本殿と連なる独特な建造物の構造を権現造りと言います。この建物は国宝に指定されており、たくさんの金彩が使われている大猷院の中心となる建物です。

たくさんの金彩が使われているので、別名金閣殿と呼ばれています。内部を見学することができます。正面には狩野探幽の描いた唐獅子、天井には140枚の龍の絵、家光公が着用した鎧などが展示されていました。

 

参考に案内板を紹介しておきます。

 

本殿の先には皇嘉門。奥の院の入り口に当たる門は、明朝様式の竜宮造りで、別名竜宮門と呼ばれています。この門の先に家光公のお墓所があります。

以上が輪王寺大猷院の紹介でした。駆け足で巡ってしまいましたが、ゆっくりと一日かけて見学する価値があります。

 

輪王寺の御本堂(三仏堂)は大猷院から歩いて10分、東照宮の参道入口付近ところにあります。帰りの通り道にあるので立ち寄ってみました。

 

HPから引用します。輪王寺の御本堂は日光山随一、東日本では最も大きな木造の建物で、平安時代に創建された全国でも数少ない天台密教形式のお堂です。現在の建物は、正保2(1645)年、徳川三代将軍「家光」公によって建て替えられました。

 

今年の4月に平成の大修理が完成しました。三仏堂の内陣には、日光三所権現本地仏(千手観音・阿弥陀如来・馬頭観音)という三体の大仏さまが安置されています。ご本尊の修理も完了し「修行の谷間」より間近に見上げることができます。向かって右から千手観音・阿弥陀如来・馬頭観音と並んでいますが、それぞれ日光連山の主峰男体山(父親)・女峰山(母親)・太郎山(子)を現しています。中央が母親なのですよね。3体の仏様、近くで見上げると大迫力です。高さ7.5メートルもあるそうです。

 

東照宮、二荒山神社、輪王寺と日光の見どころを巡ってきました。まだまだ散策したいところですが、午後から石の里「大谷」を見学する予定です。宇都宮からバスで30分かかるので、そろそろ日光駅へ戻る時間となりました(続く)。

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大洗磯前神社参拝 2019.9.9

2019-09-09 20:27:19 | 茨城県

未明に関東地方を直撃した台風15号は猛威をふるいました。予想より若干東側のコースをたどり午前3時に三浦半島付近を通過。東京湾を北上し午前5時前に千葉市付近に上陸しました。上陸時の中心気圧は960hPaと強い勢力を保ち(記録的低さ)、台風の進行方向東側では猛烈な風が吹き荒れました。最大瞬間風速は千葉で観測史上1位となる57.5m/s、木更津49.0m/s、館山48.8m/s、成田45.8m/sと1位の記録を更新しています。羽田空港で43.2m/s、東京都心で31.4m/sを観測しましたが、台風がもう少し西側のコースをとっていたら、東京都心付近でも60m/s近い暴風となり、想像を絶する被害となっていたところです。

記録的な暴風となった千葉県では各地で電柱や鉄柱が傾いたり、ゴルフ場のポールが倒壊したり大変な被害で、現在も南部を中心に大規模な停電中です。房総方面の鉄道も再開の目処がついていない路線が多くなっています。

茨城県でも午前中は常磐線がストップしました。午前中は出社不可能なため、アパートで仕事でした。友部駅では入場制限がかかり、ようやく上り線や水戸線や動き出した11時30分には制限が解除されましたが、下り線は開通の目処がたたないとの情報。高浜駅付近の倒木撤去作業中で、土浦からやってくる最初の電車がいつ動き出すか分からない状況。12時30分までに職場に入ることは不可能となったため、終日休暇として在宅で仕事としました。

先週金曜日を合わせると4連休です。せっかくの休みで昼前には青空が広がってきました。ずっとアパートで仕事ではもったいないので、先ほど自動車で大洗海岸まで出かけてきました。目的は大洗磯前神社です。

まずは神磯の鳥居です。台風15号の影響による大荒れを期待していたのですが、波の高さはそれほどでもありません。時折波しぶきがかかる程度でした。

神磯の鳥居についてHPから引用します。

大御降臨の地を神磯(かみいそ)と称云う。海上の岩の上に鳥居が立っています。 徳川光圀公が当神社を参拝の折に、此の景観を称え

   あらいその岩にくだけて散る月を一つになしてかへる浪かな

と詠まれています。 毎年元旦、宮司以下神職は神磯に降り立ち、太平洋に昇る初日の出を奉拝致します。

海に向かって構える第2の鳥居です。ここから階段を登って第3の鳥居をくぐり、正面が社殿となります。

 

第2の鳥居は昭和12年に建造されたそうです。なお、第1の鳥居は県道108号をまたいでサンビーチ(県道2号)に面して建っています。

 

階段の上にこのような看板がありました。神磯の鳥居から見る日の出です。一度早起きして拝んでみたいですね。

 

三の鳥居をくぐると正面が随神門です。

 

 

随神門前の阿吽の狛犬は焼き物でしょうか?珍しいです。参考までに階段下の狛犬には平らな石がたくさん積まれていましたが、ここには石は積まれていません。

 

随神門に入る前に、横に大洗磯前神社の説明がありました。御祭神は大己貴命(大国主命)。ご祭神である大国主大神・少彦名大神は昔から大黒様・恵比寿様としたしまれてきたそうです。先週訪れた二荒山神社でもそのような説明がりました。ダイコクの呼び名に通づるところがあるのでしょうか。

 

境内の案内と御末社の説明。御本社の両脇に祀られているようです。

 

随神門の前には大洗磯前神社の大神様(大黒様と恵比寿様)。

 

随神門の先に拝殿が見えます。

 

随神門をくぐると、落ち着いた雰囲気の社殿が姿を現しました。再びHPから引用します。

『文徳実録』によると、文徳天皇の斉衡3年(856)12月29日に常陸国鹿島郡大洗磯前に御祭神大己貴命・少彦名命が御降臨になりました。里人の一人に神がかりして、「我は大奈母知、少比古奈命なり。昔此の国を造り訖へて、去りて東海に往きけり。今民を済わんが為、亦帰り来たれり」と託宣され、ここに当社が創建されました。翌天安元年8月には官社に列せられ、更に10月には「大洗磯前薬師菩薩明神」の神号を賜りました。延喜の制では明神大社に明治18年4月には国幣中社に列されました。
御社殿はかつて永禄年間の兵乱によって悉く消失してしまいましたが、水戸藩2代藩主徳川光圀公が由緒深い名社の荒廃を嘆き元禄3年(1690)御造営の工を起し、3代綱篠公の享保15年(1730)に現在地に還座再興されました。社殿に施された彫刻とともに江戸初期の建築様式を今に伝えており、県指定の文化財です。

要約すると、創建は856年。御社殿は永禄年間の兵乱によって消失し、水戸藩2代藩主徳川光圀公と3代綱篠公により再興されました。

 

中央の拝殿にお参りします。令和の幟が立っています。

 

柱の飾りや彫刻が目立ちます。

 

拝殿脇には3匹のカエル。

 

神饌所の前には酒樽。常陸銘酒が並んでいます。

 

ガルパンツアーの看板。大洗らしいですね。

 

拝殿の奥へ向かいます。御祭神が鎮座する本殿は茅葺屋根です。歴史と荘厳さを感じます。

 

 

菊紋と右三つ巴紋が使われています。

 

 

 裏側からの眺め。本殿、渡殿、拝殿と続きます。

 

 向かって右側の末社。左より大神宮、静神社、水天宮となります。

 

向かって右側の末社。鳥居をくぐります。

 

右より八幡宮、水神社、大杉神社になります。

 

 随神門の先に三の鳥居、その先は太平洋です。

 

帰りに烏帽子岩に立ち寄ります。小さなお社の後ろに鎮座する石です。でも、どこにも説明がありませんでした。

 

 手水舎の近くに君が代が彫られた石碑があります。こちらも説明がありません。

 

 再び階段を下り海岸に出ます。冒頭に紹介の通り、御祭神御出現の地を神磯と云うそうです。

 

 海岸を歩いて駐車場へ戻ります。

 

薄い青紫色のハマゴウの花が咲いていました。

 

せかっく大洗に来たので、めんたいパークに立ち寄り、定番のめんたいソフトで休憩としました。

 

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日光散策(5) 二荒山神社(御本社) 2019.9.6

2019-09-08 23:34:25 | 旅行

東照宮から二荒山神社へ向かうルートとして、東照宮入口から西へ向かい参道の階段を上るコースと、東照宮表門脇から斜めにショートカットする二つのコースがあります。今回は時間節約のため、ショートカットを利用しました。

 

上新道と呼ばれる参道を歩くこと約5分で二荒山神社に到着。正面に楼門が見えてきます。この楼門は、日光開山の祖、勝道上人が782年に多くの苦難を乗り越え男体山の登頂に成功してから1200年の年月を記念して1982年(昭和57年)に建てられました。

 

扁額です。

ここで二荒山神社について簡単に紹介しておきます。二荒山神社は関東の霊峰男体山(2486m)を御神体山として祀る神社で創建は1200年以上前に遡ります。ご祭神は二荒山大神と称し、親子三神で、主祭神の大己貴命・妃神の田心姫命・御子神の味耜高彦根命が祀られています。男体山山頂に奥宮、中禅寺湖畔に中宮祠、日光市内地区には御本社と3座鎮座しています。

 

楼門をくぐると、いきなり麻掛け大黒様。 なぜ神社に? ひとまず麻に触れて身を清め、お腹をたくさんさすってきました(笑)

説明によると、二荒山神社の主祭神は大己貴命。別の名は、大国主命・だいこく様とも呼ばれ、福の神縁結びの神様です。あらゆる縁を結んでくださる神様です。

そのあたりの経緯は調べてみないと・・・

 

日光の巫女「八乙女さん」がお出迎え。名前は神尾明里。西八王子駅近くの萌え寺みたいな雰囲気。。。

 

唐銅鳥居は重要文化財に指定されています。銅製の鳥居であり、1769年に造営、30年後の1799年に再建されています。二荒山神社の額、その周囲には二荒山神社の社紋である三つ巴紋が配置されています。写真では切れてしまいましたが、両柱の下部には蓮の文様が施されています。

 

 栃木県酒造組合による献酒樽です。東照宮の眠り猫の近くの回廊でも見かけました。

 

こちらが拝殿です。この奥に本殿があります。2代将軍秀忠が東照宮を最初に造営した時にここも創建建立した(1619年) と伝えられれています

 

神楽殿です。

 

中央には金ぴかの大黒様。両脇に銀色のネズミを従えています。説明によると足尾の大黒様のようです。

 

神楽殿と拝殿の間を抜けて本社境内に入ると、日枝神社や大国殿、本殿に行くことができますが時間が無くなってきたので見学はここまでとしました。神楽殿と拝殿前に良と縁と書かれた狛犬がいます。良い縁 狛犬と呼ばれているそうです。両方共に獅子の姿をしているようです。

 

拝殿前の狛犬。開口した獅子です。

 

 説明がありました。狛犬は獅子や犬に似た想像上の生き物。起源は古代エジプト・メソポタミアでの神殿を守るライオン像なのですね。飛鳥時代に日本に伝わった当初は獅子であり、左右の姿に差異はなく開口した姿であったと言われています。平安時代になって、それぞれ異なった外見を持つ獅子と狛犬の阿吽の開口閉口の像が対象で置かれるようになったそうです。東照宮の奥宮拝殿前の狛犬は阿吽の開口閉口の像でした。

  

 神楽殿前の狛犬も開口した獅子です。飛鳥時代の狛犬を再現した姿です。これらの狛犬は世界文化遺産登録15年を記念して平成27年に奉納されました。

 

神楽殿の脇には三本杉。

 

 二荒山神社のご神木です。

 

 神門の両脇には夫婦杉(左側)と親子杉(右側)。

 

 左側の夫婦杉は夫婦円満の御神木。

 

右側の親子杉は家庭円満の御神木。

二荒山神社の主祭神はあらゆる縁を結んでくださる神様。縁結びの神様が祀られているので、縁に関するものばかりです。

 

親子杉の傍の手水舎。神橋の幟が立っていました。こちらも良い縁の橋渡し。帰りに寄ってみましょう。

帰りは神門から階段を下ります。

 

 階段を下ったところの鳥居の脇には「良い縁 打ち出の小槌」。とても新しそうです。

 

 今年(令和元年)、天皇陛下御即位を奉祝し、良い縁を願い奉納されたばかりです。

 

 反対側には、むすび大国様。

 

昨年、天皇陛下即位30年を祝う記念事業の一環として奉納されたそうです。

 

 二荒山神社の鳥居。両脇には紹介した打ち出の小槌と、むすび大黒様。階段の上が神門です。

縁結びの神様だらけの二荒山神社(御本社)でした。 中禅寺湖畔にある中宮祠にも行ってみたくなりました。そしていつかは男体山頂の奥宮へ。近くにある百名山ですが、なかなか登る機会がありません。

 

 

帰りに見た神橋です。良い縁の橋渡しですね。こちらも重要文化財に登録されています。

続いて輪王寺を見学することにしました(続く)。

 

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