ウリパパの日記

自由気ままに・・・

カタクリが満開の霧降高原キスゲ平園地を散策 2021.4.28

2021-04-30 20:21:42 | 栃木県

中禅寺湖畔のアカヤシオ巡りを終えて11時30分に歌ヶ浜に戻ってきました。予想より天気が長持ちしています。午後から南西の風が吹くと日光連山の北東側では雲が切れて青空も期待できそうです。そこで、カタクリが見頃となっている霧降高原へ向かうことにしました。アカヤシオでピンクに染まった山々を見ながら、いろは坂を下り日光市内へ向かいます。

 

東照宮近くの神橋の横で信号待ち。さっそくカメラを取り出しパチリ。

日光市内は新緑が鮮やかです。霧降高原へ向けて標高が上がるにつれ、鮮やかな新緑から、パステルカラー、そして冬の装いとわずか15分の間に季節が2ヵ月ほど逆戻りします。到着した標高1350mのキスゲ平園地では、木々はまだ芽吹いていません。

 

さっそく階段を上り小丸山の展望台へ向かいます。草原ではカタクリの花が満開です。

 

散策路でカタクリを観察。日が陰っていますが気温が高めのため、どの花も半開きでした。

 

さらに階段を上ります。

 

階段脇では可憐なカタクリが咲き乱れます。霧降高原のカタクリの花は、八王子周辺で見るカタクリに比べて若干小ぶりのようです。

 

標高1400m地点のカタクリ

 

可憐な花をズーム

 

さらに階段を上り天空回廊を目指します。

 

標高1450m近くまでカタクリの花が続きます。

 

満開です。

 

最後の登り。昇ってきた1445段の階段の上から振り返ります。

 

標高1580mの最高地点に到着。予想通り雲が切れて青空が広がってきました。

 

正面には雄大な高原山。八溝山や筑波山の山頂も春霞の中からうっすら姿を見せていました。

 

日光市内方面を見下ろします。

 

園地山頂の回転扉から外に出てしばらく歩くと標高1610mの小丸山に到着。正面に赤薙山方面を見渡します。

山頂からの眺望を楽しんでから再び1445段の階段を下ります。

 

レストハウス情報ではアカヤシオが咲き始めたとのこと。少しトレッキングコースを歩いて探しますが、標高1350m付近ではようやく蕾が膨らんできたところでした。

続いて、早春のキスゲ平園地から500m以上下った霧降の滝観瀑台へ向かいます。

 

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アカヤシオを探しに中禅寺湖へ(2) 歌ヶ浜から八丁出島まで散策 2021.4.28

2021-04-29 14:40:37 | 栃木県

菖蒲ヶ浜から千手ヶ浜まで往復8kmの散策を終え、再び歌ヶ浜まで戻ってきました。早朝に中禅寺湖スカイラインから見下ろした八丁出島の先端(寺ヶ崎)までここから歩きます。湖畔に沿って片道2kmはありそうです。先日、下野新聞のネットニュースで中禅寺湖畔のアカヤシオが紹介されていました。イタリア大使館別荘記念公園と八丁出島の間で見られるようなので、期待に胸を膨らませて出発です。こちらの遊歩道では、先ほどと違ってカメラをぶら下げた観光客の姿が見られます。もしかしたらニュースを見て訪れたのかもしれません。

 

朝に比べて雲が厚くなってきました。往復で1.5時間程度。何とか天気はもってくれそうです。ここからイタリア大使館別荘記念公園を経て八丁出島へ向かいます。

 

20分ほど歩くと、下野新聞で紹介されていたアカヤシオの群生スポットに到着。さっそく男体山を背景にピンクの花をカメラに収めます。

 

崖を下って男体山をズーム。

 

日光白根山と湖畔のアカヤシオ

 

残雪の日光白根山をズーム

 

目指す八丁出島が近づいてきました。先を急ぎます。

遊歩道は八丁出島の根元を横切るので、そこから先は半島の中央の尾根道を踏み跡を頼りに進みます。

 

出島の両岸にはアカヤシオが点在しています。

 

こちらは西側です。

 

アップダウンを繰り返し、先端まで来ると石段が現れ、湖畔へ降りることができます。

 

八丁出島の先端(寺ヶ崎)から正面に見る男体山。

 

 

出島の東側のアカヤシオが綺麗なので、ゴツゴツした石を歩いて散策します。湖の先の遊歩道を歩いてきました。

 

 

先ほど紹介したアカヤシオの群生地をズーム。

 

中禅寺湖畔に春を告げる紅色の花です。

 

静かな湖畔です。ここまで来る人は他にはいないようです。足場が悪いので注意が必要です。

 

少し雨がぱらついてきたので戻ることにします。先端まで戻るのは時間がかかるので、ここから崖をよじ登り、尾根道へショートカットします。

 

雨は一瞬で止みました。再びアカヤシオを見ながら歌ヶ浜へ戻ります。八丁出島向こうには社山。

 

再び日光白根山。

 

アカヤシオと男体山。

標高1269mの中禅寺湖畔ではアカヤシオがピークを迎えています。G/W後半には標高1500m前後の社山から半月山、茶ノ木平の尾根道でも一斉に咲き始めるのではないでしょうか。

朝のうち青空が広がっていましたがアカヤシオを見る頃にはどんよりした曇り空となってしまいました。赤い花は青空に映えます。できれば晴天のもとで見たかった。晴れればこんな絶景が広がるはずです。

 

(参考)2018年4月28日のアカヤシオ (明智平からの絶景) 

 

OGPイメージ

アカヤシオが満開の奥日光 2018.4.28 - ウリパパの日記

今日からゴールデンウイークに突入しました。昨夜は夜遅くまで仕事だったので、今朝早く友部のアパートを出発。八溝山でイワウチワを見てから奥日光、...

アカヤシオが満開の奥日光 2018.4.28 - ウリパパの日記

 

 

 

 

 

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アカヤシオを探しに中禅寺湖へ(1) 菖蒲ヶ浜から千手ヶ浜を散策 2021.4.28

2021-04-29 10:12:47 | 栃木県

昨日は休暇を取得して一日早くGWに突入しました。火曜日まで晴天をもたらした移動性高気圧は本州の南東海上に進み高気圧の後面に入ったため、北関東の晴天は朝のうちまで。天気はゆっくり下り坂です。雨が降る心配は無さそうなので、予定通り奥日光へアカヤシオを見に行くことにしました。

5時30分に友部のアパートを出発。宇都宮まで県道を利用し、宇都宮からは時間節約のため日光宇都宮道路でいろは坂へ向かいます。天気は晴れで日光方面の山並みも綺麗に見えています。

 

途中、明智平のロープウエイ乗り場で休憩。正面に男体山がそびえます。

 

振り返るとアカヤシオが山肌をピンク色に染めています。残念ながら4月27日、28日とロープウエイは休業なので、アカヤシオが見頃と思われる明智平展望台へ登ることができません。ロープウエイに沿って登る登山道も閉鎖されているためです。まずは中禅寺湖スカイラインを登り、アカヤシオの開花状況を確認することにしました。

 

その前に歌ヶ浜で休憩して奥日光の山々を展望します。正面には雄大な男体山。残雪はありません。4月25日に開山祭が行われたので、大勢の登山客が山頂を目指しているのではないでしょうか。

 

一方、中禅寺湖の先には日光白根山。

 

男体山とは異なり、残雪が目立ちます。

 

関東最高峰の日光白根山頂をズーム。まだまだ冬山です。

 

中禅寺湖スカイラインを登り、最初の展望台にやってきました。途中、期待したアカヤシオは全く開花していませんでした。3年前の同日に奥日光を訪れた時は、この周辺でもアカヤシオが開花していました。駆け足で春が過ぎ去った下界とは異なり、山では春の訪れがやや遅れているのかもしれません。中禅寺湖畔のサクラもまだ開花していませんでした。

 

八丁出島を見下ろすと、アカヤシオがちょうど見頃のようです。アカヤシオを見るために展望台から山歩きを計画していたのですが急遽予定を変更して、中禅寺湖畔をハイキングすることにしました。まずは中禅寺湖北側の遊歩道へ向かいます。

 

途中、日光二荒山神社中宮祠に立ち寄りお参りします。ここには2年前の秋に訪れているので拝殿だけ訪れるつもりでしたが、、

 

稲荷社の前に黄金のマスの像? " 願いかなえます”  。前に訪れた時には無かったように記憶しています。中禅寺湖のマスにちなんだモニュメントなのでしょうか。。。

 

拝殿にお参りします。

 

境内ではアカヤシオが満開でした。

続いて、菖蒲ヶ浜に車を置き、中禅寺湖の北岸を千手ヶ浜まで往復します。片道4kmほどあります。数年前の6月にクリンソウを見るためにこの遊歩道を歩いたことがあります。事前情報では、赤岩へ向かう途中に湖に突き出た半島がいくつかあり、その付近でアカヤシオを見ることができるようです。

 

しばらく歩くと満開のアカヤシオに出会いました。

 

アカヤシオは春の訪れを告げる花。春一番に咲くツツジで栃木県の県花に指定されています。

 

赤岩の周辺では、アカヤシオの季節が終わると、トウゴクミツバツツジ、ゴヨウツツジ(シロヤシオ)が見られます。一度その時期に歩いてみたいです。

 

 

湖畔の高台の遊歩道から見下ろすアカヤシオ。

 

可憐なピンクの花です。

 

中禅寺湖畔にひっそりと咲きます。

 

人に出会うことはほとんどなく、絶景を独り占めです。

 

赤岩を過ぎると、アカヤシオの姿はほとんど見かけなくなります。しばらく歩いた栃窪の湖畔から振り返ると、崖の中腹にアカヤシオが自生しているのがわかります。

 

アカヤシオは開花しても、足元には花の姿がほとんどありません。これはスミレの葉でしょうか?

 

5月から6月にかけて中禅寺湖畔や湯ノ湖畔ではアズマシャクナゲが咲きますが、この周辺には見あたらないそうです。日陰が少ないことが理由のようです。

 

日当たりの良い南斜面では、可憐なスミレがちらほら開花していました。種類は分かりません。

 

熊窪にやってきました。目指す千手ヶ浜までもう一息です。

 

菖蒲ヶ浜から45分で千手ヶ浜に到着。正面に男体山がそびえます。

 

山頂をズーム。南斜面には残雪は見当たりません。

 

千手ヶ浜を歩いていると緑に染まった一画がありました。何かが群生しているようです。

 

この花は何?どこかで見た記憶があるのですが思い出せません。ハルトラノオではなさそう。雪解けからわずか、すごい生命力です。

この花の名前はフッキソウ(富貴草)と呼ぶそうです。読者のAちゃんに教えて頂きました。ありがとうございました(5月1日追記)。

千手ヶ浜散策はここで終了。同じ遊歩道を引き返しました。高山、竜頭の滝経由で戻ろうか迷いましたが、天気も悪く、中禅寺湖南岸も散策したいので、帰りはサクサク歩いて戻ります。

続いて中禅寺湖南岸のアカヤシオを見学するため、再び車で歌ヶ浜へ向かいます(続く)

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笠間稲荷神社の八重の藤・大藤が見頃です 2021.4.27

2021-04-27 19:36:28 | 茨城県

昨夜から今朝にかけて移動性高気圧に覆われて放射冷却が強まり、茨城県では水戸で3.2℃、笠間で-0.1℃の最低気温を観測しています。友部周辺でも真っ白な霜が降りていました。

茨城県では水戸市が感染拡大市町村に指定されているため、電車通勤で水戸を通過する人はなるべく在宅勤務とするよう県や会社から指示が出ています。昨日は事務所に出社する用事があり、密を避けて始発電車で出社しました。そして今日はアパートでお仕事。天気も良いので、昼休みに車で笠間稲荷神社まで出かけて、見頃を迎えた藤の花を見てきました。前回訪れたのは5日前の4月22日。その時に比べ、かなり開花が進んでいました。

 

昼前の参道の様子。閑散としています。4月29日から笠間で陶炎祭が開催されると大勢の人でにぎわいそうです。

 

オリンピックの聖火リレーが笠間を通過するのは7月4日。その頃にはCOVID19の感染はどのような状況になっているでしょうか。相変わらず国と自治体の連携の悪さが目立ち、2カ月後の状況は全く予測できません。

 

楼門をくぐると右手に藤棚が広がります。前回紹介したように、2株の藤樹は樹齢400年に及び、昭和42年に県の天然記念物に指定されています。まずは拝殿にお参りして、藤棚を見学します。

 

拝殿側の八重の藤です。

 

5日前に比べて房が大きくなってきました。

 

八重の藤は、花が葡萄の実のように集合して咲く珍しい種類です。

 

楼門側の大藤もほぼ満開。

 

こちらは大きく垂れ下がり、ボリューム感もあります。

 

大藤と楼門の間には、御神木である胡桃の木。昔、近くにクルミの密林があり稲荷大神がお祀りされていたことから、胡桃下稲荷とも呼ばれるそうです。

 

これは胡桃の花??

 

再び満開の大藤を見上げます。

 

大藤と拝殿

 

八重の藤と拝殿

 

大藤の花をズーム。1m以上垂れ下がり手の届くところで見ることができます。甘い香りが漂います。

 

八重の大藤の花。高いところに咲き、房の長さは50cm程度です。

満開の藤を青空の下で2回も見られて大満足。参考までに、前回購入した藤の御朱印はまだ販売していました。

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日影沢に咲く初夏の花 2021.4.23

2021-04-25 16:12:41 | 高尾山・陣馬山

一昨日は高尾の自宅に戻り在宅勤務でした。湿度が低く爽やかな一日となったため、絶好の洗濯日和。仕事の合間にアパートから持ち帰った洗濯物を庭に干しながら新緑の高尾の山々を眺めていたところ、ふと気になる花を思い出しました。そろそろ開花する頃かもしれません。午前中なら時間を確保できそうなので、早速車で出かけてきました。日影沢の駐車場は満車なので、木下沢方面に向かった側道に路上駐車。さっそく心当たりの場所へ向かいます。

 

新緑が鮮やかな林道を歩きます。

 

途中、早くもクワガタソウが咲いていました。日影沢で見たのは初めてです。

 

ラショウモンカズラ

 

スミレはほとんど終わっていました。マルバスミレが所々で残っていました。

さて、目的の花探しです。下流側のキャンプ場に近いところにある株は見つけることができませんでした。今年は生育が悪いのでしょうか。

 

上流側の良く知られた場所です。大勢の方が訪れていました。ちょうど1輪が開花しかけていました。

 

しばらく経ってからもう一度訪れました。少し日が当たり始めました。

 

角度を変えてズーム。気温が上昇する午後には花が開いたのではないでしょうか。今年もこの花に出会えてラッキーでした。しかし、この周辺で蕾をつけていた株はありません。今年は生育が悪いようです。

例年この花と同時に咲き始めるカヤランは見つけることができませんでした。5月に入ってからでしょうか・・・

 

林道の木の上では、山藤の花が咲き始めていました。

 

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笠間稲荷神社の八重の藤・大藤が咲き始め 2021.4.22

2021-04-24 20:14:55 | 茨城県

笠間つつじ公園で満開のつつじを見た後、近くの笠間稲荷神社に足を延ばしました。拝殿前の大藤がそろそろ咲き始める頃です。例年5月上旬が見頃と紹介されていますが、今年は季節の歩みがとても早いので期待できそうです。

 

参道には八重の藤の案内が出てました。でも訪れる人は少なく閑散としています。

 

まずは拝殿にお参りします。

 

拝殿から振り返ります。拝殿側の藤樹が八重の藤です。

 

八重の藤の紹介。濃紫色の葡萄の房のように花弁が集合して咲き、実を付けない珍しい種類です。

 

下から見上げます。樹齢は400年の立派な藤です。枝張りは15mにもなるそうです。

 

葡萄の房のような藤の花です。

 

八重の藤の隣には、淡い紫色の大藤。こちらは花穂が長く垂れさがります。

 

こちらも樹齢400年。八重の大藤と共に茨城県の天然記念物に指定されています。

 

満開になると、花穂の長さは1m以上に達するそうです。

 

観光客も少なくせっかくの機会なので本殿を見学。本殿は国の重要文化財に指定されています。建立は安政・万延年間(1854~1861)です。

 

本殿の説明です。

 

本殿の外周は精巧な彫刻で埋め尽くされています。彩色を施さない素木造は江戸時代末期の特徴です。

 

外壁三方に七面の「蘭亭流觴曲水の宴」が精巧に彫られています。これは側面の彫刻。弥勒寺音八と諸貫万五郎の作です。

 

背面の彫刻。

 

当時名匠と言われた後藤縫之助の作「牡丹唐獅子」です。

 

御朱印売場に掲示されていた八重の藤と大藤の写真です。満開のタイミングで訪れてみたいですね。

 

楼門前から見る大藤。満開まであと1週間くらいでしょうか。GW前半が見頃となりそうです。

 

神棚を扱っている、ときわ神具の前のキツネです。

 

笠間稲荷神社を訪れたもう一つの目的は、藤の花をデザインした御朱印です。笠間に暮らしていた記念に1枚購入しました。

 

 

 

 

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第50回 笠間つつじまつり 2021.4.22

2021-04-23 22:48:50 | 茨城県

昨日は友部で在宅勤務。前日のひたち海浜公園に続いて、笠間つつじまつりを見てきました。友部のアパートから車で15分足らずなのですが、毎年GW前後は自宅に戻るためになかなか訪れる機会がなく、訪れたのは6年ぶりのことです。今年で50回目となるそうです。

 

つつじ山公園へ登るゲートは3つあります。稲荷駐車場に車を停めて、第1ゲートから山頂へ向かいます。第1ゲートはアマビエちゃんが公式キャラクタに就任している正福寺の裏手にあります。正福寺には3月11日に御朱印をもらいに訪れたばかりです。

 

つつじに彩られた階段を抜けると、シャクナゲが咲く正福寺に到着。

 

手水舎の横で、白い藤の花が咲いていました。

 

境内はシャクナゲの花が満開です。

正福寺の裏手に第1ゲートがあり、入園料500円を払い園内に入ります。

 

つつじの中の階段を上ります。

 

振り返ると正面には笠間の街並みと加波山、吾国山。

 

公園内に咲くつつじの品種紹介です。

 

しばらく登ると、公園の山頂が見えてきました。色とりどりのつつじが山肌を埋め尽くします。

 

公園山頂に到着。正面に身代わり観音。まずは展望台へ向かいます。

 

山頂からの眺め。正面には仏頂山が見えています。

 

遠く加波山、吾国山、難台山と連なります。

 

山頂の周囲には、約8500株のつつじが咲き誇ります。現在7分咲きのようです。

 

淡いピンクの花はリュウキュウツツジ?

 

山頂から第2ゲートまで下り、見上げます。

 

こちらは第3ゲート。料金所の裏側に1分咲きから見頃過ぎまでのパネルが準備されています。現在は7分咲きです。

 

第3ゲート前から山頂を見上げます。第2ゲートから第3ゲートにかけては日当たりの良い南東斜面になるため満開に近い開花状況です。

 

山頂へ向かう階段。

 

真っ赤に燃えるようなつつじ。

 

中腹から第3ゲート方面をを見下ろします。

 

帰りは第1ゲートへ下ります。

ここ数日の暑さで、公園のつつじは一気に見ごろを迎えたようです。週末には見頃を迎えそうです。

 

 

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ちょこっと大洗磯前神社を散策 2021.4.21

2021-04-22 22:52:36 | 茨城県

4月21日に那珂湊から友部のアパートへ戻る途中、久しぶりに大洗磯前神社の前を通りかかりました。時間に若干余裕があるので、海岸の駐車場に車を停めて、拝殿まで散策してきました。

 

冬場に日の出を見るために、何度も通った神磯の鳥居。ダルマ朝日を見た今年の2月25日以来です。昼間の姿も神々しいですね。

 

海に向かって構える第2の鳥居。ここから階段を登り、もう一つ鳥居をくぐり社殿へ向かいます。ここには何度か訪れているので、拝殿でお参りをして戻ります。

 

隋神門の手前には福の神様(恵比寿様と大黒様)。

 

拝殿前には巨大な丑の絵馬がありました。

 

令和三年は辛丑歳です。

 

拝殿にお参りします。

 

1100年以上の歴史がある大洗磯前神社は永禄年間の兵乱によって焼失しました。HPの説明によると、水戸藩2代藩主徳川光圀公が由緒深い名社の荒廃を嘆き元禄3年(1690)御造営の工を起し、3代綱篠公の享保15年(1730)に現在地に遷座されました。社殿に施された彫刻とともに江戸初期の建築様式を今に伝えており、県指定の文化財となっています。日光の東照宮を彷彿させる鮮やかな彫刻です。

拝殿右側には石造りのガマガエル。無事に帰れますようにということでしょうか。

 

こちらはガルパン最終章の巨大絵馬。さすが大洗。丑の絵馬に負けていません。

 

拝殿にお参りして、巨大な絵馬を見てから、再び神磯の鳥居へ向かいました。

 

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那珂湊の橿原神宮と光明寺を訪れる 2021.4.21

2021-04-22 21:07:40 | 茨城県

4月21日の朝、電車を待つ間に、那珂湊駅周辺を散策してみました。一週間前にひたちなか海浜鉄道の車庫を見学したので、今回は神社仏閣を探します。地図で検索すると駅から歩いて10分ほどの高台に橿原神宮が見つかりました。道路に面して大きな鳥居。最近再建されたみたいです。

 

新しい階段を上ります。階段の先には狛犬(阿形)

 

左側の狛犬(吽形)

 

高台から那珂湊の街を見下ろします。那珂湊の先には海を見渡します。

 

向かって左側に手水舎。

 

そして正面に拝殿。まずはお参りします。

 

橿原神宮の説明です。御祭神は神武天皇、桓武天皇、崇道天皇。奈良県の橿原神宮と同様、神武天皇を主祭神とした神社です。説明によると歴史は古く、社伝によると創建は和銅年中(700年代) の創建といわれ、室町時代の仁寿年中(1511~13)に湊村の宮山町(明神町)奉遷されたようです。延長5年(1587)に桓武・崇道両天皇を合祀し、その 頃から柏原大明神と称しされています。社殿は寛文12年 (1672)に炎上し、同年8月に富士ノ上地内に遷し、今日までに約330年の歳月が経過しているそうです。

なるほど。歴史がありそうですね。

 

社殿の扁額です。

 

酒樽が奉納されています。月ノ井酒造は大洗の酒蔵です。

 

拝殿の裏側に回ります。

 

本殿の前に門があるようです。

 

そして本殿です。彫刻はなく質素な神明造りです。本殿の周囲にはたくさんの境内社が佇んでいました。

 

橿原神宮から那珂湊駅へ戻る途中、光明寺というお寺があったので寄り道します。

 

門を入り、左手には大きな観音像。聖観音 常陸三十三観音霊場 第九番札所となっているそうです。その右には永代供養塔があります。

 

正面には観音堂。その左手には六地蔵。

 

この観音堂は二十三夜尊と呼ばれているようです。

 

扁額です。

 

彫刻も見事です。

 

そして観音堂の右手正面に本堂。お参りします。

 

 

本堂の周囲にはお地蔵様。

アパートに帰りネットで検索すると、光明寺のHPがありました。本山は、藤沢山無量光院清浄光寺(遊行寺)。神奈川県の藤沢市です。本尊は阿弥陀如来。開祖は鎌倉時代(1274年)と説明にありました。

 

ひたち海浜公園でネモフィラを見てから駐車場へ戻る途中、那珂湊天満宮の鳥居の前を通ります。こちらは以前見学したことがあります。

 

湊公園にちょっと寄り道。藤の花が咲き始めていました。先週は蕾だったので、この1週間で一気に開花したようです。

 

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ネモフィラ満開のひたち海浜公園 2021.4.21

2021-04-21 20:55:13 | 茨城県

爽やかな初夏の陽気が続いています。水戸では昨日25.5℃と夏日を記録、今日も21.0℃まで気温が上がっています。今日、明日と茨城県での在宅勤務となるため、先週予告の通り、勤務時間をやりくりして再びひたち海浜公園へ出かけ、満開となったネモフィラを見てきました。

今朝も朝4時に起床。超早い朝食と午前中の仕事を片付けてから、先週と同じパターンで那珂湊へ車で向かいます。今日は念のためパソコン持参です(汗)。

 

那珂湊駅に勝田行きがやってきました。キハ11系はネモフィラのHM付きです。

 

続いて隣のホームに阿字ヶ浦行きの37100系が入線。8時59分発です。こちらも同じヘッドマークを掲出しています。

 

ヘッドマークをズーム。那珂湊駅で後ろ1両を切り離し37100系1両で阿字ヶ浦へ向かいます。お客さんは先週より若干多く20名ほど乗車していました。

 

ひたち海浜公園の海浜口にシャトルバスで到着。そこから歩いて10分ほどで、みはらし広場に到着します。7分咲きであった1週間前よりも花数が多く、ブルーに染まった丘が広がります。そのまま空に溶け込んでいきます。

 

初夏の日差しを浴びて、一斉に開花しました。

 

丘の内部は一方通行となっているので、みはらし広場から登らず、中央の入口へ向かいます。

 

 

見渡す限り、青い花畑が続きます。

 

中央入口にやってきました。丘を登る定番のルートです。

 

ここから一方通行の登りとなります。うさぎさんの案内。

 

一面の青い丘。一週間前は青と緑がまだら模様でした。今日は青一色です。

 

澄んだブルーの花は北アメリカ原産の1年草で、和名を瑠璃唐草と呼ぶそうです。英名はベイビーブルーアイズ。

 

丘の中腹から見下ろします。

 

 

みはらし広場方面からの合流地点にやってきました。ブルーの丘の先には菜の花畑。観覧車もひたち海浜公園のシンボルです。

 

みはらしの丘山頂からの眺めです。絶景ですね。昨年から花畑が拡張されて頂上付近までネモフィラで埋め尽くされます。今年は530万本のネモフィラが咲き誇っています。

 

先週も紹介した絶景ポイント。ネモフィラと海と空のハーモニー。

 

 

ネモフィラのブルーが空に溶け合います。

 

可憐な花ですね。よく見ると、どの花も違った表情をしています。

 

再び、ネモフィラと海と海のハーモニー。みはらしの鐘と人を入れてみました。

 

出口へ向かい丘を下ります。

 

菜の花畑とネモフィラの丘。菜の花はピークを過ぎてしまいました。先週のほうが格段に鮮やかでした。

 

今日も鯉のぼりが元気に泳いでいます。

今日は早めにアパートへ戻らなければならないので、チューリップが咲くたまごの森には寄らず、10時23分の連絡バスに乗るため、再びみはらし広場へ向かいます。

 

中央の入口。先ほどより若干お客さんの数が減った印象。

 

みはらし広場から丘を見上げます。今年最後のネモフィラを目に焼き付けて、海浜口へ向かいます。

 

海浜口へ向かう途中、みはらしの丘の山頂が見えたのでズーム。今年の見納めとなりました。

 

帰りに那珂湊へやってきた37100系。来るときと同じ車両でした。勝田駅から1往復してきたのでしょう。

 

 

 

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全線運転再開した水郡線の常陸大子駅 2021.4.16

2021-04-20 20:04:06 | 電車

先週金曜日の古新聞となってしまいました。八溝山頂の散策を終わり大子町へ戻ってきました。例年であれば大子町周辺の桜は満開を迎えている頃ですが、今年の春は駆け足で過ぎ去り、ソメイヨシノや枝垂れ桜は既に葉桜となっていました。途中で寄り道せずに、道の駅奥久慈大子に向かったところ、こちらは改装工事中でした。せっかく奥久慈を訪れたのに、どこにも寄らずに戻るのは惜しいので、常陸大子駅の近くの駐車場に車を停めて、駅の周辺を散策することにしました。

 

 

駅前広場に展示されているC12型蒸気機関車です。機関車の周囲や上部にはワイヤが取り付けられています。ライトアップ用のLED電球でしょうか。。。

 

駅の留置線に停車中のキハE130系。ヘッドマークを付けています。遠すぎてよくわかりません。

 

駅の周囲には、水郡線全線運転再開のポスター。

 

駅前の商店に掲げられた大きな横断幕。

 

こちらは、のぼり旗。

 

 

駅の待合室には、復旧の歩みを紹介するポスターが提示されていました。

 

改札口の外からヘッドマークをズーム。予想通り、水郡線運転再開を記念したHMのようです。近くで見るため、駅の反対側へまわることにします。

 

畑のあぜ道を歩いて近づきます。

 

ヘッドマークをズーム。ヘッドマーク付きのキハE130系は、水戸駅で見る機会もありそうです。

さて、道の駅はクローズしていたので、どこかでお土産を買って自宅へ戻ることにしました。夕方からオンライン会議が予定されているので、あまりのんびりできません。大子町から栃木県へ向かい、道の駅ばとうで昼食休憩。

 

道の駅ではフクロウの最中を購入。

 

 

不苦労もなか。縁起が良さそうなので購入しました。

 

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高尾周辺のキンラン開花 2021.4.19

2021-04-19 21:17:25 | 自然

昨日に続き、今日も爽やかな一日でした。八王子では最低気温6.7℃、最高気温21.5℃と日中は平年より高めの気温となりました。湿度が低く、それほど暑さを感じません。今週は今日まで自宅で在宅勤務、明日の早朝から再び茨城県へ戻り、金曜日の早朝に自宅へ戻り再び在宅勤務の予定です。

いつものように昼食休憩を若干長めに設定して、今日も自宅周辺を散策してきました。いつも参考にさせて頂くブログ情報では、東京都内でキンランが咲き始めた様子です。昨日からの好天続きで高尾近辺でもキンランの開花が期待できます。早速自宅から歩いて10分の東浅川町の神社へ向かいます。

 

神社の境内の階段脇ではオカタツナミソウ?が咲き始めています。実はタツナミソウとの見分けがつかないのです(汗) 

 

社殿の前の石垣に咲くジュウニヒトエ。青紫の綺麗な花です。

 

お目当てのキンランが咲く林床にやってきました。予想通り開花していました。

 

奥のほうでは多くのキンランが群生しています。今年は昨年以上に開花が早い印象です。

 

続いて館町方面へ向かいます。途中、ネモフィラが綺麗でした。先週訪れたひたちなか海浜公園でも満開を迎えていることでしょう。

 

館町の某寺院に到着。この裏手の雑木林にキンランが群生しています。

 

こちらでもキンランが開花していました。

 

雑木林に日が差し込み、キンランの花がスポットライトを浴びています。

 

 

手入れの行き届いた雑木林です。多くの花が咲いていました。

 

可憐な姿

 

昨年初めて見つけたランヨウアオイ(lapisさん 名前を教えて頂きありがとうございました)。

 

葉の下には花が咲いていました。長沼公園で数多く見かけるタマノカンアオイはこの周辺には自生していないようです。

 

再びキンランの花をズーム。いつまでも大事に保護されてほしいところです。

 

雑木林の先には畑が広がります。正面には高尾の山並み。

 

帰りにアマドコロの花を見かけました。

 

自宅近くの狭間公園ではジュウニヒトエが満開です。

爽やかな初夏の一日。充実した昼休みでした。

 

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高尾の大光寺から西八王子の宗格院まで散策 2021.4.18

2021-04-18 22:12:48 | 自然

昨日の八王子は夕方以降激しい雨となり、1日の降水量は47mmに達しました。今日は一転して朝から快晴。爽やかな1日となりました。寒気の流入も無く、最高気温は20.5℃まで上がっています。昨日はほとんど歩けなかったので、その挽回を目的に今日の午前中、西八王子のクリーニング屋まで歩いて出かけてきました。ちょっと遠回りして高尾駅前の大光寺から出発です。

 

今日は観音様の祈願会大祭が開催されるそうです。会場設定の準備中でした。

 

枝垂れ桜の下には、初夏の花が植栽されています。早くもクマガイソウが開花していました。

 

キエビネ

 

エビネも満開

 

これはチョウジソウ?

 

ツツジとシャクナゲが満開

 

藤棚をズーム。早くも見頃です。昨年以上に開花が早いです。

続いて陵南公園へ向かいます。

 

南浅川の公園でも藤の花が咲き始めています。

 

八重桜は散り始めです。早くも風に花びらが舞ってました。

 

南浅川橋からの眺めです。昨日の雨で久しぶりに水量が増していました。新緑が青々としてGWの頃のような景色です。うーん、、河川工事のショベルカーが邪魔ですね。いつになったらこの作業が終わるのでしょう。全く工事が進んでいない様子。現場の看板には工事期間が記載されていません。

 

公園内を散策。花壇に咲く黄色い花はキバナオドリコソウ? 5月に日影沢で見かける花です。

 

グランド西で八重桜を観察します。まずはギョイコウ。緑から赤に花の色が変化してきました。

 

フゲンゾウ(普賢像)の見頃が続いています。開花期間が長い八重桜です。

 

一方、楊貴妃は花数が減り、濃いピンクから淡い色に褪せてきました。楊貴妃は咲き始めが綺麗ですね。

 

クリーニングに出す衣類を思い出したので、ここで一旦自宅に戻ります。甲州街道のイチョウ並木を横切ります。

 

再び散策開始。自宅近くの興福寺です。事務所前では予想通りセッコクが開花していました。

 

池の近くではクマガイソウが開花。

 

再びセッコクの花。

 

 

散田町の真覚寺です。心字池のモミジは真っ赤に色づきます。初夏の紅葉も見事です。

 

クリーニング屋で仕上がった衣類を受け取り、近くの宗格院へ向かいます。昨日の雨にも負けず、立派な牡丹の花が咲いていました。

 

たっぷりの日差しを浴びて、次々と開花。

 

80種類を超える色とりどりの牡丹。手前の赤紫の花は皇嘉門、その先のピンクの花は聖代。

 

二宮尊徳像も牡丹で彩られています。

散策はここで終了です。さすがに歩き通しで疲れたので、帰りは西八王子から高尾まで中央線。そして自宅までは歩きとしました。午前中だけで16000歩。昨日分と合わせて目標の25000歩まであともう少しです。午後に4000歩歩き、ひとまず目標を達成しました。4月に入り 15070歩/日とかなりのハイペース。3月より400歩多くなっています。この調子で歩き続けたいですね。そして7月~8月に予定している成人病検診の各種数値が楽しみです。

 

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八溝山散策(2) 満開のイワウチワの中を鹿ノ又沢から山頂へ 2021.4.16

2021-04-18 07:25:16 | 山登り

山頂から出発した八溝山の散策は、林道鹿ノ又線の終点にやってきました。実は、出発地の山頂からここまで、全く人の姿を見かけていません。動物の姿は、カモシカかイノシシらしい動く物体を一度遠くに確認しただけ。心配したクマとの遭遇はありませんでした。

 

ここから沢沿い歩きスタートです。しばらく沢を歩いてから、標高差350mの尾根登りとなります。

 

ハナネコノメソウは終わってしまいました。どの花も赤い葯を落としています。

 

沢沿いにはニリンソウの群生地が広がります。

 

ミドリニリンソウ探しました。でも、見つけることができませんでした。

 

カタクリの花が一輪。

 

この花は、1本の茎に3つの花を咲かせています。一輪は開花目前。サンリンソウと呼ぶのでしょうか?

 

歩いてきた沢を振り返ります。数年前まで遊歩道が整備されていましたが、土砂崩れの跡が放置され、すっかり荒れ果ててしまいました。案内版もありません。昔の記憶を頼りに、イワウチワが群生する尾根道へ向かいます。

 

薄日が差してきました。カタクリの花が開き始めています。

 

この花も開花中。

 

尾根道を登ると目的のイワウチワが現れました。

 

ここからイワウチワの第3の群生地となります。標高が高いため、予想通り点々と花が咲いています。

 

淡いピンク色の可憐なイワウチワ。

 

斜面にびっしり群生しています。

 

 

 

ちょうど見頃の時期に訪れることができました。

 

 

 

八溝山のイワウチワは直径1cm程度。先週坪山で見た花よりも一回り小さいサイズです。

 

 

 

遊歩道の両側にイワウチワの群生が続きます。

 

 

 

 

 

イワウチワが群生するのは稜線の岩場。標高差50m程度の一帯です。群生地を抜けると笹藪が広がり、そこにはイワウチワの姿は全くありません。この第3のイワウチワの群生地で、初めて人に出会いました(計3名)。皆さんイワウチワが目的のようで、熱心に写真を撮影していました。

 

満開のイワウチワを見てから笹薮を登り、途中で八溝山頂方面分岐します。分岐点に小さな案内板があるだけで、周囲の景色と笹薮の中の僅かな踏み跡だけが頼りです。かつては遊歩道だったらしく、急坂にはロープが張ってあります。そして、ようやく林道真名畑八溝線に合流しました。

 

富士見が丘駐車場から直接山頂へ向かわず、暫く林道を直進して、山麓からの登山道を登ります。そこにはカタクリの花が群生しています。

 

気温は7℃、しかも日差しが無いため、残念ながらどの花も蕾を閉じていました。

 

 

山頂に向かう途中、銀性水に立寄りました。徳川光圀命名という八溝五水の1つで名水百選にも選ばれています。残念ながら水は枯れてしまったようです。

 

近くでは、早くもユキザサの蕾が膨らんできました。今年は植物の生育がとても早いですね。

銀性水から山頂までは5分程度。7時30分から散策を開始して、山頂に戻ってきたのはちょうど10時30分。3時間のハイキングでした。途中、茗荷谷の沢まで下っても、3時間30分あれば一周できます。

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八溝山散策(1) 早春の花を探して山頂から鹿ノ又沢へ 2021.4.16

2021-04-17 16:24:02 | 山登り

昨日は休暇を取得して八溝山遊歩道を散策してきました。天気が良ければアカヤシオを見に栃木県の鳴神山に登る予定でした。早朝の友部は快晴。しかし西から低層の雲が近づいてくる気配です。急遽、行き先を変更して、八溝山へ早春の花を探しに行くことにしました。

友部のアパートを5時30分に出発。大子町を経由して八溝山頂へ向かいます。予想通り南西から低い雲が広がり、大子町では曇り空。八溝山頂は気温は3℃で風も強く、寒さを感じます。展望台に登りますが、周囲の山は雲に包まれているため遠望はききません。展望はあきらめて、ふれあいの森遊歩道を周回することにしました。

 

八溝山ツガ・ダケカンバ希少個体群保護林の看板がありました。茨城県随一のブナ・ミズナラの樹林が広がり、ダケカンバの群落とツガ(北限)は学術上貴重な保護林となっているそうです。

 

笹に覆われた尾根道を高笹山方面へ向かいます。一昨日の雨の影響が懸念されました。でも、ぬかるみはありません。凍結も無く歩きやすい山歩きが続きます。

 

しばらくすると、カタクリの花がひっそりと咲いていました。

 

小さなスミレを見つけました。これはフモトスミレですね。八溝山で初めて見ました。

 

近くにはヒゲネワチガイソウ。花弁が6枚ありました。

 

最初のイワウチワの群生を見るため、茨城県側の茗荷方面に寄り道します。

 

10分ほど尾根を下ると目的のイワウチワが現れます。

 

曇り空で気温も低いため、控えめに咲いている花が多いです。

 

この辺りの標高は850m。さらに下ると、ほとんど咲き終わっていました。今年は開花がかなり早かったみたいです。

 

茗荷沢まで下らずに、この花を見て引き返すことにしました。

 

茗荷分岐まで戻り、林道真名畑八溝線から福島県側の鹿ノ又沢へ遊歩道跡を下ります。

 

カタクリは咲き終わり、僅かに残った花をちらほら見かける程度でした。背後には早くもヤブレガサ。

 

見慣れないスミレを見つけました。ヒナスミレではありません。ネットで調べるとマキノスミレのようです。

 

こちらもマキノスミレかな? 自信ありません。

 

尾根道でも咲いていたフモトスミレも群生しています。うっすらピンク色の花です。

 

こちらは純白の花です。

 

林道鹿ノ又線へ下る最後の階段脇は、第2のイワウチワの群生地となっています。残念ながらほとんど終わっていました。

 

わずかに咲き残っていたイワウチワ。第2の群生地の標高は600m程度。山頂から400mも下ってきました。第1の群生地より200mほど標高が低くなっています。ピークは4月上旬頃だったようです。昨年4月15日に訪れた時は稜線には残雪があり、この一帯ではイワウチワの花がかなり咲いていた記憶があります。

 

林道鹿ノ又線に出てから、緩やかな登り坂が続きます。日当たりの良い右手の斜面にはたくさんの花が咲いています。

 

曇り空ながら、キクザキイチゲが咲いていました。

 

エイザンスミレ。大きな花です。他にもタチツボスミレやマルバスミレもたくさん見かけました。

 

ミヤマキケマンの群生

 

これはミヤマハコベかな?

 

林道左手の沢沿いにはニリンソウとネコノメソウが群生しています。

 

鹿ノ又沢は久慈川の源流です。

林道の終点から標高差350mの尾根登りとなります。そこにはイワウチワの第3の群生地が続きます。今年は期待できそうです(続く)。

 

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