ウリパパの日記

自由気ままに・・・

初冠雪の日本アルプス

2008-10-31 23:27:40 | 自然
10月も下旬になり朝晩の冷え込みにようやく秋の深まりを感じるようになりました。10月30日に大分へ出張に行く際、飛行機の窓から雪化粧した日本アルプスを撮影したので紹介します。


富士五湖を過ぎるあたりから雲が切れて甲府盆地が姿を現しました。


やがて南アルプスの峰々が眼下に広がります。間ノ岳や最初の写真の手前に映っている悪沢岳では山頂付近がうっすら白くなっていました。甲斐駒ケ岳では10/27に甲府から初冠雪が観測されています。


伊那盆地の西には木曽駒ケ岳を中心とする中央アルプスが広がります。山頂付近は冠雪がはっきりと確認できました。


更に進むと、御嶽山から乗鞍岳・北アルプス方面が広がります。山頂付近は雲がかかっていますが雪をかぶった姿がはっきりと分かりました。


暫くすると加賀の白山が見えてきます。白山の初冠雪は飛行機に乗った当日、金沢から観測されたそうです。


当日はかなり北よりのルートをとり、琵琶湖北岸から若狭湾、中国山地を経由し広島上空を通過しました。中国山地上空は雲に覆われていましたが、雲間から広島の街がはっきりと確認できました。

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新国立劇場 リゴレット初日

2008-10-25 23:10:44 | オペラ
新国立劇場「リゴレット」の初日を見てきました。舞台も音楽も充実した公演で、これこそイタリアオペラ!満足して帰ってきました。

本公演は、ルキーノ・ヴィスコンティの元で研鑽を積んだ故アルベルト・ファッシーニが新国立劇場のために演出した舞台の再演です。奥行きのある劇場空間を活用し、第1幕では回り舞台による場面転換を取り入れています。光と闇のコントラストが効果的で大変美しい舞台でした。でも第3幕のスパラスチーレの家は傾斜がきつく、特にリゴレットとジルダは外で立っているのが辛そうでした(笑)。
2000年の新国立劇場初演時にも私はこの演出を見ていますが、今回のほうが格段に印象に残りました。最近流行の時代の読み替えとか、奇をてらった演出にうんざりするこの頃なので、むしろ伝統的な演出のほうが新鮮に感じてしまうのかもしれません。
 
ダニエレ・カッレガーリの音楽は、東京フィルと新国立劇場合唱団そして粒揃いの歌手達からヴェルディの劇的な音楽を引き出していました。座席は一階4列目(ほぼ正面)で見たのですが、舞台の歌手に指示を送るカッレガーリの指揮棒の動きがよく見えて面白かったです。

タイトルロールを歌ったラード・アタネッリは初めて聞きました。若々しく魅力たっぷりです。第1幕の道化師役はとても芸達者、第2幕では響き渡る圧倒的な力強い歌声で魅了、そして第3幕のジルダが息絶え、Ah la maledizione! で終わる感動的な幕切れとヴェルディバリトンの本領発揮。素晴らしい歌唱と演技でした。但し、リゴレットの心の内側で起こる激しい葛藤を歌い上げる表現力という意味ではまだまだかな?という印象でした。今後の活躍が楽しみなバリトンです。

マントヴァ公爵を歌ったシャルヴァ・ムケリアは、アタネッリと同じグルジア生まれ。パンフレットに紹介されていた写真とはイメージが程遠く(外見上の話です)、キャストが変わったのかなと思ったほどでしたが、魅力たっぷりの公爵でした。高音の美声には思わず鳥肌がたつほどで、見事にハイCを決めていました。

そして、ジルダを歌ったアニック・マッシス。イタリアの声ではありませんが、私は満足しました。出だしこそ控えめでかつ不安定。この先でどうなるのか心配になりましたが、尻上りに本領発揮。何て美しく透明感溢れる歌声なのでしょう。一幕後半のアリア(慕わしい人の名は)が終わり、舞台が回転して場面転換しつつ声が消えていく場面は、感動ものでした。周囲(私の母親です)から思わず素晴らしい!の一言。終幕の息絶える場面も涙を誘いました。

主役3人を支える日本人キャストも粒揃いで、特にスパラフチーレを歌った長谷川顯とジョヴァンナ役の山下牧子が印象に残っています。そして東京フィルと合唱団は期待を裏切らない素晴らしさでした。前回のトゥーランドットは終演後にもやもやしたものが残りましたが、今日の公演は満足感に満たされて帰ることができました。
 
私は今回を含めて5回リゴレットの生演奏を聞いていますが、1993年のボローニャ歌劇場来日公演が一番印象に残っています。内面的な心の葛藤を歌い上げるレオ・ヌッチのリゴレットに衝撃をうけたのです。新国立劇場の2000年公演では、そのヌッチがリゴレットを歌う予定でしたがキャンセルになり、アレクサンドル・アガーケに代わりました。アガーケも今日のアタネッリも、これからが期待できるヴェルディ・バリトンです。 


これは新国立劇場正面に飾られていた活け花です。
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飛行機の窓から

2008-10-21 00:06:12 | Weblog
空から見る日本列島の姿。これは飛行機に乗る楽しみの一つです。私が出張や旅行で飛行機を利用する時は、なるべく翼のかからない窓側の席を予約します。先週木曜日は快晴に恵まれて期待通りに美しい景色を楽しめました。上の写真は瀬戸大橋と讃岐富士の姿です。


大分への出張で飛行機を利用する際はA席(太平洋側)を確保します。飛行機の航路によっては富士山を間近に見ることができますが、この日は丁度真上を通ってしまいました。浜名湖を左手に見て名古屋上空に来ると、遥か遠くに知多半島と渥美半島が望め、その先には神島や夏休みに訪れた答志島が見えます。その先の志摩半島は残念ながら雲の中でした。


大阪湾上空では、神戸空港の南に関西国際空港の姿が微かに見えます。


更に西へ進むと明石海峡大橋がくっきりと。


逆光にもかかわらず、淡路島(左)から鳴門海峡、四国徳島方面(右)が見渡せます。


四国上空は雲ひとつ無く、四国山地の向こうには土佐湾や室戸岬方面まで見えました。飛行機の窓から剣山や石鎚山の姿を探したのですが、独立峰ではないので事前に調べていかないと難しいですね。帰ってから写真と地図を見比べて石槌山(天狗岳)は確認できましたが、剣山は難しい・・・
私は四国の地に足を踏み入れたことがありません。上空から眺めるだけでなく近いうちに訪れてみたいです。



大分からの帰り便は高知から潮岬上空を経て海上に出ることが多いのですが、北寄りの航路をとった場合、紀伊半島、伊勢湾、駿河灘の上空を飛びます。今年の8月6日には日本平~三保松原がくっきり見えました。


こちらも同じ8月6日の写真で、房総半島から三浦半島が見渡せました。このあたり、かなり高度を下げてから房総半島を旋回して羽田へ向かうので、外房の綺麗な海岸線がはっきりと分かります。

これから冬へ向かい空気が澄むため、飛行機からの眺めもますます期待できます。
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からすうり発見

2008-10-19 19:00:49 | 自然
10月前半までは季節の歩みが順調でしたが、この一週間は朝晩の冷え込みが弱く例年よりも早く始まった高尾近辺の木々の色付きもブレーキがかかってしまった感じです。10月といえば気温の降下が一番大きい季節ですが、近年の暖冬化の影響か、秋の季節の歩みにメリハリの無い年が多いように感じます。多摩地方の紅葉の時期が年々遅くなっていると感じるのは私だけでしょうか。私が子供の頃は10月下旬になると霜が降り、イチョウも真黄色に色付いたものでした。

さて、今週末は出張の疲れが残ったので、のんびりと自宅で過ごしました。今日の夕方、近くの十二社神社へ散策へ行ったところ、オレンジ色のカラスウリの実を発見。これから晩秋になると真っ赤に色づくことでしょう。


近くにはウリ坊模様の実も生っていました。カラスウリは、夏の夜にとても綺麗なレース状の白い花を咲かせるそうです。来年の夏はここへ見に来てみよう。


自宅近くには、黄色いヤクシソウが姿を見せています。秋の野草は春のような派手さはありませんが、このヤクシソウは沢山の花をつけるので目立ちます。でも何故ヤクシソウと呼ぶのでしょうか?薬師如来の光背の形に似ているからと説明している本もあります。なるほど・・・


ノギクも可憐な花を咲かせていました。
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大分の美味しいお店

2008-10-18 20:37:41 | Weblog
最近仕事で大分に出張する機会が多く、夜は色々なお店を巡っています。一昨日は「いかしょう」というお店でイカの生造りを食べてきました。


いかしょうは大分市内でも有名な活魚専門料理店です。店中に入ると透明なイカが泳ぐ大きないけすが目に飛び込んできます。乗り出して中を見ようとしたら、"落ちるので危険" との注意書きがあり思わず苦笑(^^ゞ。木曜日の夜に予約無しで7人ほどで行ったのですが、運良く個室が空いていました。

いかの生造りは肉厚で甘く、思った以上に歯応えがあり美味しかった。「いかスミシュウマイ」や「いかスミクリームコロッケ」などの創作料理もおすすめ。最後に食べた「いかすみ瓦そば」も味がまろやかで最高でした。


こちらは以前に訪れた「こつこつ庵」。店内は昭和のレトロな雰囲気が漂い、ジャズを聴きながら関サバや関アジ、りゅきゅうやダンゴ汁などの郷土料理を楽しみました。食事をした部屋には焼酎がずらり、その上には昔懐かしいラジオが並んでいました。手頃な値段で数多くの焼酎を楽しめ、この店で「りゅうきゅう」の味を覚えました。帰りには店主の顔がデザインされた箸置きをお土産にもらえます。



ここは何度も訪れている「海鮮呑酒家」、ドンチャカと読みます。水族館のような水槽に囲まれた通路を通り抜けると、中は落ち着いた雰囲気の海鮮居酒屋です。値段も手頃で、イシガキダイやイシダイ等の活魚がお薦めです。

大分市内にはお魚の美味しいお店が多く、この他にも「かみ風船」や「囲座火屋 梁山泊(リョウザンパク)」では関サバ、関アジなどの刺身がとても美味しかったです。

出張が続くとお土産に困ってしまいますが、私のお薦めは、やせうま本舗田口菓子舗の「やせうま」と葵本舗の「一伯」、そして花麹菊家の「由布院 豆腐ぷりん」です。いずれも大分空港の売店で購入できます。

再来週はまた大分出張です。さて、今度はどのお店に行こうかな・・・
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鶯啼庵で「実りの宴」

2008-10-14 23:03:15 | グルメ・お店
今年も行ってきました。鶯啼庵で松茸三昧!
毎年恒例の行事となっていますが、今年は娘がクラブ活動で忙しく無理かな?と諦めかけていたところ、たまたま練習の無かった昨日、予約がとれたので、奥さんの両親と家族の合計6名で季節感溢れる懐石料理を楽しんできました。


まずは八寸。どれも職人の技が光る逸品ですが、中でも鶉で柿をあしらった鶉柿玉子は芸術品です。そして極めつけは栗毬揚げ。しんじょの周囲に昆布の千切りをまぶして油で揚げ、栗のイガを表現しています。味も申し分無く究極の一品です。


定番の松茸土瓶蒸し。スダチを搾ると松茸の風味が引立ちます。鱧も入ってました。


そして特別に注文した松茸の炭火焼き。甘みが絶妙でした。ほとんど子供達に食べられてしまいましたが・・・


最後は松茸ご飯。満腹です。


秋の味覚を十分に満喫した素敵な一日でした。ご馳走様!
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高尾山のアサギマダラ

2008-10-13 16:56:14 | 高尾山・陣馬山
3連休最終日。天気も良いので午後から高尾山へ散策に出かけてきました。
午後1時12分のバスで高尾駅北口から日影に向かいます。バスを降りて「いろはの森」コースを登り始めると、暖かさに誘われきれいな蝶が飛び交っていました。
いろはの森コースは静かな山歩きを楽しめるお薦めのコースです。30分ほど登ると4号路に合流しますが、そこは人・人・人。そして高尾山山頂は登山客というよりは観光客でごった返していました。


山頂はあまりにも人が多いので、秋の植物を観察しようと思い5号路へ向かいました。ここでも綺麗な蝶の姿が数多く見られました。帰って図鑑を調べたところ「アサギマダラ」と呼ぶそうです。


アザミの花の蜜を吸っているのでしょうか。


これも5号路で見かけたアサギマダラ。ヤクシソウの花にとまっていました。


羽を広げると10cm以上あるでしょうか。とても美しい容姿に見とれてしまいました。日の当たり方や見る角度により淡い水色にも見える不思議な色合いです。アサギマダラのアサギは、青緑色の古称「浅葱色」を意味するそうです。

ところで、アサギマダラは「渡り」をするそうです。春から夏にかけては本州の標高1000m~2000mの涼しい高原地帯で飛びまわり、秋になると冬越しのために南方へ移動を開始します。最近の調査では海を渡って1000km以上も大移動するそうです。たくましい蝶々なのですね。


5号路では日当りの良いところに可愛い白い花が一杯咲いていました。ユウガギクでしょうか。

帰路は8月の大雨の影響で6号路が通行止めになっていたので、稲荷山コースを下ってきました。とにかく人が多いのにビックリです。最後の階段では大渋滞でしたが、高尾駅をバスで出発してから丁度2時間で清滝駅へ到着。万歩計は15000歩を示してました(2日間の運動不足を取り戻せたかな?)


国道20号のイチョウ並木も黄色に染まってきました。一昨日は八王子市主催の銀杏拾いが行われる予定だったのですが、雨でどうなったかな?道端にはオレンジ色の銀杏の実が落ちて、独特の臭いを放っていました。
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平塚新港で海釣り

2008-10-12 21:27:09 | 釣り
一ヶ月ぶりに、息子と2人で平塚新港へ釣りへ行ってきました。連休ということもあり大勢の釣り客が訪れていましたが、釣果はさっぱりです。ウルメイワシが釣れているとの釣具屋さん情報を頼りに、東側堤防の先端付近でサビキとウキ釣りに挑戦しましたが、釣れるのは7~8cmのヒイラギばかり。イワシは全く釣れません。昨夜から急に冷え込んだ影響で水温が下がり魚の動きが鈍ったのか、潮の流れが良くないのか(大潮なのに)・・・
海は透明度が高く海底まで見通せるのですが、コマセを撒いても魚影はほとんどありません。

満潮をむかえる夕方に近づくと釣り客でごった返しましたが、時々大きなボラがかかる程度で、お目当てのイワシはサッパリ。今日はイワシの姿を一匹も見ませんでした。結局、5時間の釣果は、ヒイラギ61匹と15cm近いイシダイの子供一匹。ヒイラギはこの程度の大きさであれば丸ごと唐揚げにして食べます。揚げたては甘みがあり酒のツマミに最高です。余ったら南蛮漬けにします。イシダイは初めて釣りました。腸を取るときに磯臭さが気になりますが、塩焼きはとても美味しかった!


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ヴェローナオペラ「トゥーランドット」ビデオ

2008-10-11 15:21:41 | オペラ
新国立劇場の「トーランドット」の初日公演がいま一つだったのでインターネット上で皆さんの感想を眺めていたところ、10月4日(土)に東京でとんでもないことが起こっていました。何と、3つの団体が「トーランドット」を公演し、しかも開演時間も全て14時!

 新国立劇場    : 新国立劇場 
 東京文化会館   : ソフィア国立歌劇場
 八王子市民会館 : キエフオペラ(ウクライナ国立歌劇場)

地元八王子ではお客さんの入りが芳しくなかったそうです。行ってみればよかった・・・

トゥーランドットといえば古代北京のお城(紫禁城)が舞台。時代の読み替えも面白いですが、オペラとしては伝統的なスペクタクルな演出を期待してしまいます。衛星放送を録画したビデオテープがあったのを思い出し、押入れを探したところ、1983年ヴェローナ野外劇場での公演録画が出てきました。
 
 アレーナ・ディ・ヴェローナ 1983年
 指揮       :マウリッツィオ・アレーナ
 トゥーランドット :ゲーナ・ディミトローヴァ
 カラフ       :ニコラ・マルティヌッチ
 リュー      :チェチーリア・ガスディア
 ティムール    :イーヴォ・ヴィンコ

いやー、素晴らしい公演です。紫禁城よりも壮大な古代円形競技場での実況録画で迫力満点。舞台は簡素ですが、逆に音楽に集中できます。野外劇場に響き渡る主役2人の声の力、これこそオペラの原点でしょう。


カラフを歌うマルティヌッチ。情熱的で強靭、そしてスタイリッシュな歌唱は王子に適役。一幕の幕切れ、謎解き挑戦者になるために3度鐘を撞くクライマックスへ向かう高揚感には圧倒されました。演技力も抜群です。


2幕に登場するトゥーランドットを演じるディミトローヴァはもう怪物。野外劇場に響き渡る強靭な声で冷酷無比な姫になりきっています。2幕の歌い出し(この宮殿の中で)から3回の謎解き、そして皇帝賛歌に至る盛り上がりは、ビデオを通してでもオペラの醍醐味を堪能させてくれます。私はディミトローバのトゥーランドットを実際の公演で2回聴いていますが、感動というよりは震撼したといったほうが相応しいかもしれません。

主役2人に比べて、リューとティムールはやや弱いかなという印象ですが、リューを演じるガスディアは野外劇場向けはありません。リリックな役柄にはふさわしく、オペラ劇場で聞くときっと素敵な歌声なのでしょう。

ところで、第3幕のリューの死の場面が終わると、静寂に続き拍手が聞こえてました。やはりこうでないと・・・ 先日の新国立劇場の公演では、出演者が変身しながらこの場面を迎えたので興をそがれてしまいました。演出は音楽を邪魔してはいけないです。



ヴェローナの野外劇場は日本へ引越し公演を行ったことがあります。1991年の公演では、この「トゥーランドット」が国立代々木競技場体育館で公演され、ビデオと同じ主役2人が素晴らしい声を聞かせてくれました。ティムールを歌ったパータ・ブルチュラーゼも圧巻でした。
私が見に行った当日は、地震の影響で山手線がストップして、一幕の前半を見損なった悔しい思い出もあります。
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昭和記念公園のコスモスまつり

2008-10-05 20:42:50 | 自然
今日は予想よりも天気が良かったので、午後から昭和記念公園にコスモスの花を見に行ってきました。無料入園日ということもあって、園内には大勢のお客さんが訪れていました。


まずは西立川口に近いバーベキューガーデンのお花畑。ここでは珍しいコスモスを鑑賞できます。上の写真は"レモンブライト"。レモン色が鮮やかでした。


"日の丸"という品種です。なるほど・・・中心部からリング状紋様のグラデュエーションが印象的です。この花は実物よりも写真栄えがします。


これは"シーシェル"。珍しい八重咲きのコスモスです。説明によると、ここでは変わり咲き種など33品種、24万本が見られるそうで、今が見頃です。


次に「みんなの原っぱ」へ向かいました。夏にヒマワリ畑となっていた西花畑は遅咲き種が中心で未開花。見頃は10月下旬以降です。一方、東花畑では白一色。21万本もの白いコスモスが満開に近く、見応えありました。


さらに奥まったコスモスの丘では、丘全体が赤やピンクの花で埋め尽くされ圧巻でした。340万本もの花が咲き揃うと、天気が良ければ青空とピンクのコントラストが鮮やかなことでしょう。


ピンク系のコスモスは3分咲きで来週あたりが見頃になりそうです。天気の良い日にまた訪れてみたくなりました。ところで、コスモスの花言葉を調べてみると色によって異なっているようです。ピンクは「少女の純潔」、色が濃くなると「愛情」、赤は「調和」、そして白は「美麗」「純潔」「優美」。


みんなの原っぱの南側で、先週裏高尾で見かけた羽飾りのような花穂を発見。説明によると"パンパグラス"と呼ぶそうで、アルゼンチンからプラジル南部にかけて生息し日本には明治中期に渡来したそうです。別名"西洋ススキ"とも呼ばれています。


秋の花々を満喫した帰りは、立川駅まで歩いてみました。イチョウ並木も少しずつ黄色く色付き始めていました。今年は季節の歩みが順調で、多摩地域では11月中旬には最盛期を迎えるのではないでしょうか・・・



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旧岩崎邸庭園

2008-10-04 08:15:27 | 
10/1の夕方フェルメール展を見学後、不忍池を散策がてら湯島にある旧岩崎邸庭園に立ち寄りました。東京に住んで四十数年、ここを訪れるのは初めてです。丁度都民の日で無料解放されていました。

明治29年、三菱創設者である岩崎家本邸は、英国人ジョサイア・コンドルの設計により建てられました。当時は20棟以上の建物があったそうですが、現在は洋館、洋館と結合された和館、撞球場の3棟が現存し重要文化財に指定されています。特に木造2階建・地下室付きの洋館は本格的なヨーロッパ式邸宅で、近代日本住宅を代表する西洋木造建築となっています。建物の中は、装飾が施された巨大な柱やゴシック様式の階段、地下室へ通じる螺旋状階段、絹の刺繍が張られた婦人客室の天井、金唐革紙からなる豪華な壁紙などなど超豪華。明治29年当時に水洗トイレや洗面所があるのにも驚きましたが、水道が無い時代どうやって水を調達したのだろうか・・・話し好きな警備員の説明によると、建物の上に大きな貯水タンクがあり、そこから水をひいてきたそうです。


南側一階のベランダには英国王室御用達ミントンのタイルが敷き詰められています。


広大な庭園に面したベランダには列柱が並び、1階はトスカナ風、2階イオニア風の装飾が施されています。

この建物、関東大震災ではびくともせず、地元住民に開放されて一万人近い人がここへ避難したそうです。
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フェルメール展

2008-10-03 00:07:09 | 展覧会
一昨日、東京都美術館で開催されている「フェルメール展~光の天才画家とデルフトの巨匠達」を見てきました。訪れたのは都民の日。学校も休みなので混雑しているかなという不安もありましたが、待ち時間0分で場内も比較的空いていて、じっくりとデルフトの巨匠達の素晴らしい作品を堪能してきました。

お目当ては勿論ヨハネス・フェルメール。残念ながら「絵画芸術」の出展が中止になってしまいましたが、生涯に残した30数点中7点がまとめて日本にやってくるのは非常に珍しいことのようです。風俗画の傑作「ワイングラスを持つ娘」と急遽アイルランドから出展された「手紙を書く婦人と召使い」が良かった。前者は予想よりも淡い色使いでしたが、何と素晴らしい色彩でしょう。真ん中の男に言い寄られて鑑賞者に何かを訴えかける少女の笑みにドキッとし、その一方奥で無表情で座っている男性は何を考えているのだろう。後者は晩年の落ち着いた雰囲気の作品で視点が低く置かれています。そして左側の窓から差し込む柔らかな光が印象的でした。床に散らばっている紙は何を意味するのだろうか・・・
そのほか、最後の「ヴァージナルの前に座る若い女」は1993年から学術調査が開始され、10年かけてようやく真作として評価されたそうです。想像していたよりも小さい作品ですが若い女性の表情がとても物憂げです。

フェルメール以外にも、ヤン・ファン・デア・ヘイデンやピーテル・デ・ホーホ、カレル・ファブリティウスなどの巨匠の作品が展示されていましたが、ファブリティウスの作品が印象に残っています。単色系を基調とした素朴さと光との調和が素敵です。火薬の爆発事故により僅か22歳で生涯を閉じたそうですが、この爆発で彼の作品の大半が失われ、今日に残るのは10点余りにすぎないとのこと。そのうちの4点が今回展示されています。ある意味フェルメール以上に貴重な展示会なのかもしれません。「歩哨」の兵士は寝ているのか、鉄砲に火薬を詰めているのか・・
私には寝ているように見えました。

ところで、今回の展覧会は音声ガイドがタッチペン方式でした。渡されたiタッチ・ガイドシートの写真をタッチペンでタッチするとガイドが始まります。フェルメールの絵画だけには♪マークが付き、音楽が流れてきます。

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新国立劇場 トゥ-ランドット公演初日

2008-10-02 00:11:37 | オペラ
いよいよ芸術の秋です。今日は仕事も一息ついたので、午後からフェルメール展を見学。夕方からは新国立劇場の2008/2009シーズンオープニング公演を飾る、プッチーニのトゥーランドット(初日)を観てきました。若干の空席もあり、直前にもかかわらず2階4列目(A席)を購入できました。

トゥーランドットといえば、古代中国を舞台にした荘厳なグランドオペラというイメージがありますが、今回のヘニング・ブロックハウスの演出は、時代背景をこのオペラが作曲された1920年代に移し、イタリアのトスカーナ地方に中国の雑技団がやってくるという設定。プッチーニが作曲した3幕のリューの死までを劇中劇で演じるというもので、なかなか考えられたものです。しかし期待した幻想的な舞台ではなく、おとぎ話のような演出に最初は戸惑いを感じました。

会場に入ると緞帳の手前には既に屋台が左右に2つ。公演直前になるといきなり煙が立ち込めます。おや?と思っているうちに指揮者が現れ場内は闇に。そして幕が開くと、音楽抜きでのパントマイムが延々と5分以上続きます。雑技団の劇が始まる前の様子が演じられこれがプロローグなのです。そして不協和音でダンッ、ダンッと音楽が始まると、劇中劇の登場人物に変身。以降3幕途中のリューの死まで舞台に大きな変化がなく、視覚的には物足りなさを感じました。

余談ですが、1幕、2幕終了後も緞帳は降りません。幕間の休憩中に出演者が舞台上の屋台でスイカ?をもらって食べているのには笑ってしまいました。

そして、3幕のリューの死後、つまりアルファーノの補作部分はエピローグ。劇中劇が終りプロローグの場面に戻るのですが、ティムール王がコックさん?(そのように見えた)に変身したり、王子カラフが新聞を広げる紳士(プッチーニ)、トゥーランドット姫が手紙を読む婦人(エルヴィーラ)に変身したり・・・補作部分をどのように解釈するかは演出家の腕の見せ処かもしれませをが、トゥーランドットとカラフは姫と王子であり続けてほしいですね。なので、私は目を瞑って美しい音楽を聴いていました。そして最後の市民同士の抱擁、これはどう見てもワーグナでした。

インパクトの大きかった演出はこれくらいにして、音楽はいつもながら合唱が素晴らしかった。そしてトゥーランドット姫を演じたイレーネ・テオリン。声量があり決して絶叫せず、良かったです。これからが楽しみなドラマティコ・ソプラノです。カラフを歌ったヴァルテル・フラッカーロは始め心配しましたが、トゥーランドットが登場した2幕後半からエンジン全開。とても素敵なイタリアの声を聴かせてくれました。リューの浜田理恵、ティムールの妻屋秀和も好演。でもティムールは若すぎたかな?児童合唱にも拍手です。

ところで、私にとってトゥーランドットといえば、1988年のミラノスカラ座の日本公演が忘れられません。マゼール指揮、ゼッフィレルリの豪華絢爛な舞台、デミトローヴァ、マルチィヌッチ、デッシー、それにスカラ座の合唱。特にNHKホールに轟き渡る人間離れしたデミトローヴァの声の力に圧倒されたことが思い出されます。今回の公演はそこまでの感激は味わえませんでしたが・・・
隣に座っていたおばさんは、イナバウアーを話題にしていました。トゥーランドットの誰も寝てはならぬ!で荒川さんが金メダルを獲得したのでしたね。



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