ウリパパの日記

自由気ままに・・・

セッコクとサイハイランが満開の高尾山散策 2023.5.26

2023-05-27 08:56:05 | 高尾山・陣馬山

昨日は予告通り高尾の自宅で在宅勤務を取得。午前中に長めの休憩時間を頂いて高尾山を散策してセッコクとサイハイランの花を見てきました。1号路を登り薬王院の杉並木でセッコクの開花状況を確認、富士道を経由して山頂へ向かい、帰路は稲荷山コースの途中から6号路を下ってきました。1号路では例年通り数多くのサイハイランが見られ、6号路や薬王院参道杉並木の樹上に咲くセッコクも満開でした。

 

清滝駅前の様子です。写真には写っていませんが、今日も数多くの団体さんが訪れていました。

 

清滝広場から1号路を少し登った最初の観察ポイントです。頭上20m以上の高所に伸びた枝を見上げます。5月14日に訪れた時は咲き始めでした。ようやく満開を迎えています。

 

こちらは先週(5月19日)も紹介した頭上のセッコク。先週のピーク時に比べるとやや花の密度が低くなってきた印象です。

 

1号路を登ると正面に見える杉の木。高さ10m以下の比較的低いところに咲くセッコクは、容易に見つけることができます。

 

コンデジでズームすると花の姿が鮮明に見えます。1号路の山麓は団体の登山客が次々と通り落ち着きません。このエリアのセッコクは3週連続となるので、先を急ぎます。

 

金毘羅台にやってきました。上空は花曇りですが、都心方面は青空が見えている様子です。東京スカイツリーがうっすらと見えています。

 

1号路を登るとイナモリソウが咲いています。

 

ウリノキの花が開花

 

ウメガサソウの蕾が膨らんできました

 

十一丁目茶屋横から横浜方面の遠望。写真には写りませんが、ランドマークタワーの先にはうっすら房総半島方面まで見えていました。

 

これはツチアケビの芽でしょうか。6月中旬には開花しそうです。

 

浄心門近くの切り株。いつものオブジェです。梅雨入り前のバージョンかな?

 

男坂を上ります。階段脇に咲くサイハイラン。

 

近くにもう一株

 

108段の階段上に咲く黄色いサイハイラン

 

谷側にも咲いています。今年は花数が多い印象です。

 

薬王院参道にやってきました。天狗の腰掛杉を見上げると、いつもの位置にセッコクの塊が2つ見えています。

 

左側のセッコク。かなり密集して咲いています。

 

右側の塊

 

天狗の腰掛杉の1本手前の杉の木の頭上にもセッコクが着生しています

 

左側のセッコクをズーム

 

このセッコクはどの木に着生するものか忘れてしまいました(汗)

 

天狗の腰掛杉の一本先の大木にもセッコクが着生しています

 

薬王院の仁王門前にそびえる杉の大木。ここにも白い塊が見えています。空が白っぽいため、写真から識別するのは難しいですが、左側の大木の上のほうにセッコクが着生しています。肉眼では比較的見つけやすいです。

 

コンデジで思いっきりズーム

 

薬王院前から富士道を登ります。ここでもサイハイランが満開です。

 

次から次へとサイハイランが姿を現します

 

谷側でも咲き乱れています

 

ウメガサソウはまだ蕾です。開花まで1週間から10日くらいでしょうか。

 

山頂に到着。西側には青空が広がり、残雪の富士山がくっきり見えていました。

 

丹沢と残雪の富士山

 

富士山をズーム。今週初めに降った雪は、かなり融けた様子です。

 

丹沢の最高峰、蛭が岳の山頂をズーム。丹沢の山々ではシロヤシオが見頃を迎えていることでしょう。

 

南アルプスもうっすらと見えていました

高尾山頂から稲荷山コースを経由して6号路を下ります。

 

6号路を下り最初に姿を見せるセッコク。手前の木が成長して見えにくくなってきました。

 

すぐ先にイナモリソウの群生地があります

 

花冠が六裂した花です

 

大山橋を過ぎてしばらく下ると、先週も訪れた樹上のセッコクの観察ポイント。ハイキング客を気にしながら振り返って樹上を見上げます。白いセッコクの塊が4か所に見えています。一番下に着生するセッコクは先週訪れた時には気づきませんでした。蕾が多く認識できなかったようです(先週の写真をよく見ると写ってました)

 

下側のセッコクをズーム

 

一番花数の多い左側の枝をズーム

 

さらに下り、セッコクツリーに到着しました。

 

左側の枝の密集部分。先週からあまり変化ありません。

 

先週ピンク色の花が目立っていたエリア。この1週間でかなり白っぽくなってしまいました。

 

正面の密集部。先週に比べて花数が増えました。

 

隣接する杉の老木の枝にもセッコクがビッシリ着生しています。

 

高尾山のセッコクは例年より1週間程度早く、今週末(今日、明日)がピークとなりそうです。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

友部駅留置線に停車中の軌道モーターカー 2023.5.25

2023-05-25 20:07:09 | 電車

久しぶりの鉄ネタです。今週に入り、友部駅北側の貨物専用留置線に保線用の車両が停車しています。今朝、通勤途中に北口に立ち寄り見学してきました。

 

昨年夏に見かけたマルタイとは異なり、工事用の資材を運ぶための軌道モーターカーです。東鉄4015と側面に表示されています。ネットで検索したところ、新潟トランシス製で2019年9月製造と新しい車両のようです。

 

後方からも見学します。線路を運搬中のようです。友部駅留置線の工事用車両は週末に移動することが多いので、来週初めにはいなくなっているものと思われます。

常磐線の鉄ネタに関連して、E657系のフレッシュひたちリバイバルカラーの第4弾「青」の車両撮影会が6月10日に開催されると発表がありました。再来週に郡山から勝田駅へやってくると予想します。6月5日の週は18時過ぎに到着する回送列車、要注目です。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

細い月が火星と金星に接近 2023.5.24

2023-05-24 20:20:11 | 日の出・月の出

昨日関東地方に冷たい雨をもたらした低気圧は本州の東海上に去り、今日は冬型のような気圧配置となり爽やかな一日となりました。笠間では朝方8.4℃まで冷え込みましたが、日中は昨日より8℃以上高い21.8℃まで上がりました。午後から広がった雲も解消し、夕方には綺麗な青空が広がってきました。今日は月齢4.5の細い月が金星と火星の間に接近する日です。昨日は月と金星がかなり接近していたのですが、悪天候で見られませんでした。今日は火星にやや近づきます。火星は昨年末に地球に接近したときは-2等級まで明るくなりなりましたが、現在は1.5等級。かなり暗くならないと肉眼では見えません。

 

会社から帰宅後、18時40分の月をコンデジでズーム。

 

19時の空です。薄い雲が広がってきましたが、月の右下に金星、左に火星が輝きます。火星は肉眼では見えません。

 

19時20分過ぎに、ようやく火星が肉眼で見えるようになりました。空が暗くなり月の明るさが増すため、コンデジでは火星を同時に写し込むことが難しくなります。月の右側に二つ並ぶ一等星は、ふたご座のポルックスとカストルです。

20時頃になると、肉眼ではっきり火星、ポルックス、カストルが確認できるようになります。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サイハイラン咲く裏高尾散策 2023.5.21

2023-05-21 16:02:39 | 自然

昨日から実家の関係でごたごた中です。20年近く前に母親と伯母様達が実施した祖父母の遺骨の永代供養時に、骨壺を取り違えたのではないかとの疑惑が浮上して本家の方から連絡がありました。空き家になっている実家の電話を解約して自分の携帯を連絡先に設定して1週間後。さっそく厄介な案件が舞い込んできました(汗)。本件、全くかかわっていないので、老人ホームで呑気に暮らしている母親や、伯母さんの家族などと連絡を取って当時の状況を確認中です。

今日は天気も回復傾向なので、連絡を取りながらも昼前に裏高尾まで散策に出かけてきました。

 

自宅からゆっくり歩いて25分。小仏川沿いの保護区域に到着。橋の上から見ると、一時は消えていた川の流れはそこそこ復活しています。

 

昨日の雨に濡れたサイハイランをさっそく見つけました

 

このあたりはハナウドが群生しています

 

ハナウドの花

 

しばらく遊歩道を進むとサイハイランが咲いていました

 

再び橋に戻り、橋の手前の保護区域を観察すると、3株並んで咲いていました

 

遠くにはピンク色のサイハイラン

 

さらに遠くの株をズーム。ここは立ち入り禁止です。

 

これは? ハナウドの先にサイハイランが咲いている? 不思議です。

 

帰りかけたところ、本日一番見事なサイハイランを見つけました。大満足。

 

帰りに小仏川沿いの堤防が黄色く染まっていました。マンネングサ?

何とも落ち着かない週末でした。今週もごたごたしそうなので、在宅勤務の金曜日早朝に自宅へ戻り、長めの昼休みを利用して1号路参道のセッコクの様子を見に行こうかと画策中です。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高尾山1号路、6号路のセッコクが見頃を迎えています 2023.5.19

2023-05-20 07:27:02 | 高尾山・陣馬山

今週は水曜日、木曜日と記録的な猛暑に見舞われました。金曜日は本州南岸を東進する低気圧の影響で昼前から雨が降り、ほぼ平年並みの気温に戻っています。昨日は早朝に茨城から高尾の自宅へ戻り、朝から在宅勤務でした。午前中の空き時間を利用して、雨が降る前に高尾山のセッコクの様子を見てきたので紹介しておきます。先週土曜日に高いところで咲き始めた1号路のセッコクの様子を紹介しました。それからほぼ1週間が経過し、清滝近くの観察ポイントでは満開に近づいていました。一方、6号路のセッコクは半分くらい開花している印象で、来週にはピークを迎えそうです。例年より若干早めです。

 

まずは6号路へ向かいます。最初の観察ポイントを見上げます。先週は花の姿がありませんでしたが、白い花の塊が点々と確認できました。いくつかをズームします。

 

この株は70%の開花状況

 

こちらは満開です

 

一番低い枝には密集して咲いています

 

別な杉の木を見上げます。こちらにも点々と花の姿が見えています。

 

ほぼ目の高さ(3m程度)で見られるセッコクも開花しました。

 

 

セッコクの花をズーム。オートフォーカスでは、なかなか花に焦点が合いません(汗)

 

1号路では薬王院まで登らなくても、清滝の近くで高さ20m以上の高所に咲くセッコクを比較的簡単に見つけることができます。

 

毎年紹介している登山路の真上の枝に咲くセッコク。かなり高いところに着生しています。1号路を下ってくると、偶然気付くことがあるかもしれません。

 

別な杉の大木の枝にも着生しています。

十分満足したので、ここで引き返して6号路へ向かいます。昨日は6号路を登る団体さんが多く、大変込み合っていました。

 

妙音橋から6号路へ入ったすぐのところでサイハイランが咲いていました。団体さんを気にしながらの撮影となってしまいました。

 

別な場所にはピンク色のサイハイラン。

 

青紫色の可憐な花はオウギカズラ?

 

6号路の最初の観察ポイント(休憩所近く)はまだ蕾でした。しばらく歩くと、杉の老木の枝でセッコクの花が咲いていました。これは期待できそうです。

 

第2の観察ポイントにやってきました。一番よく知られたセッコクツリーです。枝にビッシリ着生したセッコクが咲いています。開花率50%程度でしょうか。

 

右下の密集したエリアをズーム

 

こちらの塊はほぼ満開

 

咲き始めはピンク色の花が目立ちます

 

肉眼でもはっきりと認識できる一番鮮やかなピンク色の花でした。

学校の団体さんに追いつかれたので、セッコクの紹介をしてから先へ向かいます。

 

次の観察ポイントへ向かう途中にも、杉の木の枝に咲くセッコクが見られます。

 

毎年紹介している第3の観察ポイントに到着。3か所に着生している様子がわかります。

 

左側の枝をズーム。3つの塊ともに満開です。

 

中央の高い場所に咲くセッコク

 

右側の枝をズーム

 

もう少し木に近づいて左側の枝をパチリ。

団体さんに追いつかれてしまいました。すれ違いが厳しい狭い場所なので観察と撮影を終了。ここで引き返します。

 

帰りに、再び第2の観察ポイントに差し掛かります。

 

再びセッコクツリー

 

毎年美しい姿を見せてくれる高尾山のセッコク。来週末まで楽しめそうです。

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高原山登山(2) 釈迦ヶ岳からの眺望と筋肉痛と戦いとなった下山 2023.5.17

2023-05-18 20:34:34 | 山登り

3年ぶりの釈迦ヶ岳山頂は快晴です。前回とは逆の南からの強風が吹き続け気温も20℃は超えていそうです。この時期としては異常な暖気です。12時近くなって周囲は霞んでいますが、比較的乾いた強風のおかげで山頂からの視界は50km程度とそこそこの眺望が得られていました。

 

まずは西北西方面。40kmほど離れた残雪の会津駒ケ岳が目立ちます。

 

会津駒ケ岳(左)と大戸沢岳(右)をズーム。昨年同様、今年も残雪が多いようです。

 

その北側に続く尾根は三岩岳方面

 

西側正面の鶏頂山の右奥には残雪の燧ケ岳。東北地方の最高峰です。

 

燧ケ岳を超ズーム。まだまだ雪山です。

 

西南西には日光連山。距離は20~30kmしか離れていません。

 

左から男体山、女峰山、太郎山。その右には関東の最高峰日光白根山。

 

日光白根山をズーム。残雪が見られます。

 

反対側の北北東には那須連山が見えています。

 

右から南月山、茶臼岳、朝日岳、1900m峰、三本槍岳と連なります。

 

一通りの眺望を見てから20分ほど昼食休憩(コンビニおにぎり)とします。眼下には笹の草原。その先には日光、宇都宮方面が霞んでいます。

 

前の記事で紹介しませんでしたが、山頂に到着して真っ先に気づいたのは、釈迦ヶ岳山頂の様子です。3年前には小さな祠と立派な釈迦如来の像が佇んでいましたが、祠が立派にリニューアルして朱塗りの鳥居もお目見え。高原山神社が新設されていたのです。さらに大己貴命の立派な像も登場です。この変貌には驚きました。

 

前回衝撃を受けた釈迦如来像の存在感が薄れてしまったようです(笑)。釈迦如来像と大己貴命が90度違った方向を向いています。理由があるのでしょう。

 

高原山の山開きが5月21日に開催されるようです。矢板市と塩谷町の合同で行われます。開山式の4日前だったのですね。

30分ほど昼食休憩後に下山開始です。山頂の周囲は崖下りなどあって、そこそこハードです。しばらく下ったところで、左足の太ももの付け根が突然攣ってしまいました。登山ルートから少し離れたところで5分ほど休憩して下山再開。数分後に今度は左足の太もも付け根が攣って身動きとれません。これも収まったので恐る恐る下山再開。急な斜面の下山が終わり、しばらく歩いて登りにさしかかると、今度は右足の太もも裏側が攣ってしまい、その後は左足の太もも裏側、更に右側太ももの付け根に攣る箇所が移って、その都度休憩の繰り返しです。登り下りが激しい山歩きでは、たまに片足の太ももが攣ることを経験していますが、こんなに続くのは珍しいです。大入道でのシロヤシオ観察(100m高低差の崖の下りと登り)で、気付かない間に足に負担がかかっていたのと、水分補給不足などが考えられますが、やはり足の筋力自体の衰えが致命的なのでしょう。筋力の衰えをどうやって補っていくかが今後の課題として残りました。なお、ふくろはぎは全く問題ありません。

 

ということで下りはシロヤシオの蕾を観察する余裕はありません。標高1600mあたりで太ももを気にしながら恐る恐る歩いている途中、白く膨らんだ蕾を見つけました。シロヤシオかなと思って近寄ると、オオカメノキ(大亀の木)の蕾でした。

 

少し標高が下がると、オオカメノキが眼下で開花しています。シロヤシオはまだ蕾でした。

何とか剣ヶ峰まで辿り着くと、ここから恐怖の上り坂(標高差50m弱)。いつもならサクサクっと駆け上がるところ、太もも疲労との闘いです。亀さん状態での登りとなり、いつもの10倍以上時間がかかっていまいました。

 

途中、右手には先ほど登ってきた釈迦ヶ岳がそびえていました。

 

矢板市の最高地点(標高1590m) に到着。ここからは、緩やかな山道を下る一方です。少し気が楽になりました。

 

太ももに気をつかいながら暫く下ると、標高1540mの八海山神社に到着。釈迦ヶ岳山頂からこのあたりまでシロヤシオが続きますが全て蕾でした。あと1週間程度で一斉に開花すると見事なシロヤシオロードになりそうです。

八海山神社から大間々までは稜線コース、林間コース共に2kmです。前回は稜線コースを歩いているので、林間コースを選択しました。

 

しばらく歩くと、フモトスミレが咲いていました。写真を撮影するためにしゃがむのも一苦労(笑)。

 

林間コースを標高1350m付近まで下ると、シロヤシオが咲き始めます。

 

ミツバツツジも満開

 

足の太ももが気になるので、森の中に入らず遊歩道の近くから見るだけとします。残念です・・・

 

ようやく大間々の八方台に到着。レンゲツツジはまだ蕾でした。あと1週間もすると周囲はオレンジやピンク色に染まることでしょう。

 

新緑と咲き始めたレンゲツツジ

 

これはヒメリンゴの花?

小間々の駐車場に戻ったのは14時20分です。釈迦ヶ岳山頂から2時間20分も要してしまいました。3年前は八海山神社から尾根コースを利用して45分で駐車場まで戻っています(半分駆け足)。その時に比べると3倍の時間がかかってしまいました。

帰りは矢板温泉の城の湯に立ち寄り、疲労した太ももをゆっくり休めてきました。平日の午後で空いていると予想していたのですが、地元?のご老人達で大盛況でした( ^)o(^ )。邪魔にならないように配慮しつつ30分ほど滞在。矢板からの帰りは、国道や県道での渋滞を嫌い、多少遠回りですが高速道路を利用して友部まで戻ってきました。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高原山登山(1) シロヤシオ満開の大入道から釈迦ヶ岳へ 2023.5.17

2023-05-17 20:21:56 | 山登り

今日の日本列島は南海上から勢力の強い高気圧に覆われました。夏型のような気圧配置になったため、上空には平年より10℃近く高い暖気が流入。5月中旬というのに岐阜県の揖斐川町で35.1℃と猛暑日を観測しています。関甲信越地方でも、フェーン現象が重なった山梨県、群馬県、栃木県、茨城県、埼玉県では34℃を超える気温を観測しています。茨城県中部でも笠間で31.7℃、水戸で31.9℃と真夏日となっています。この暑さはもう一日続く予報です。

この安定した天気は先週の段階で予想していたので、今日は計画休暇を取得しました。今年はシロヤシオの当たり年との情報があります。奥日光の高山は標高が高く、さすがにまだ蕾と予想します。ネット情報では標高1300mあたりがピークを迎えていそうなので、高原山の大入道を目的地に選びました。2020年の5月29日に訪れた時は、シロヤシオの裏年ということもあって、ほとんど花の姿を見ることができませんでした。今日はどうでしょうか。あまりネット上に情報が無いため、若干不安になります。

朝食を終えて5時30分に友部のアパートを出発。県道1号と国道4号を利用して矢板へ向かいます。

 

高原山の登山は2回目です。あまり経験がないので、3年前と同じ小間々駐車場に車を停めます。標高1150mあたりのヤマツツジはまだ蕾です。8時に駐車場を出発します。

 

小間々の嬢王と案内のあったトウゴクミツバツツジを見に行きます。この周辺のトウゴクミツバツツジはほとんど散ってしまいました。写真は撮りませんでしたが、この周辺のシロヤシオは花付きが良く満開です。

 

いったん沢へ下る途中のシロヤシオとミツバツツジが満開です。これは期待できそう。正面に見える山が目指す大入道(標高1402m)。まずはあのピークを目指します。

 

前回道を間違えたので、今回は目印のピンクの紐を見失わないよう慎重に沢を登ります。

 

沢歩きが終わり登山道に出ると、道を見失う心配はありません。山頂近くなると満開のシロヤシオが迎えてくれます。

 

約50分で標高1402mの山頂に到着。ここから北東へ向かう尾根にシロヤシオが群生しているとの事前情報。早速その方角へ向かいます。

 

 

道はありません。先客がいました。眼下にはシロヤシオの森が続いています。

 

50mほど崖を下ると、トウゴクミツバツツジがシロヤシオと咲き競っています。

 

ピンクのミツバツツジは満開で、シロヤシオはまだ蕾も目立ちます。

 

どちらも満開。咲き競っています。

さらに50mほど崖を下ります。足元は急斜面で滑りやすいので、落石にも注意です。

 

シロヤシオの森が続きます。標高1300mあたりまで下ると満開です。

 

一方、トウゴクミツバツツジは終盤で色が褪せてきました。1300m地点で引き返すことにしました。

 

トウゴクミツバツツジの後を追うようにシロヤシオが開花前線が山を駆け上がります。

 

標高1350m付近ではトウゴクミツバツツジとシロヤシオが咲き競います

 

大入道山頂北側にもシロヤシオの森が広がります

 

30分ほどシロヤシオの森に寄り道した後、次の目的地である釈迦ヶ岳へ向けて西側の尾根を下ります。こちらもシロヤシオのトンネルが続きます。

 

日当たりが良く、明るい尾根道です。

 

満開です。尾根道は上空の暖気を運んできた南風が吹き荒れます。比較的湿度が低いので快適な山歩きが続きます。

 

強風の中、シロヤシオの花をズーム

 

樹間に見え隠れするのは前黒山(標高1678m)。目指す釈迦ヶ岳はさらに標高が100m高いのです。

 

大入道から標高1300mまで下ってきました。シロヤシオ満開です。

 

縄文躑躅と看板が立っていました。まだ咲き始めです。

 

標高1300mまで下り、このあたりから剣が峰へ向けて登りとなります

 

まだまだ続くシロヤシオの森

 

振り返ると、トウゴクミツバツツジの先に那須連山が見えていました

 

那須連山をズーム。右から南月山、茶臼岳、1900m峰、三本槍岳。3年前はもっと鮮明に見えました。

 

標高1450mを超えるとシロヤシオは蕾です

標高1540mの剣が峰を越えて、釈迦ヶ岳へ向かいます。

 

残念ながらアカヤシオは散ってしまいました。

 

 

目指す釈迦ヶ岳が近づいてきました。ここからが最後の試練となります。

 

クタクタになりながら標高を上げると、右手に冠雪の会津駒ヶ岳と三岩岳が見えてきました。3年前のように鮮明には見えません。

 

今日は上を見上げて歩いていたので足元を見る余裕がありませんでした。尾根道にヒメイチゲが咲いていました。

 

11時30分に標高1795mの釈迦ヶ岳山頂に到着しました。大入道でのシロヤシオ探索30分を含めて駐車場から3時間30分。3年前はほぼ同じルードを2時間20分で登ってきました。今日は登山ルートを外れて花を観察したことも影響していますが、やはり体力が落ちているのでしょう。これは下山時に痛感することになります。

山頂からは飯豊山が見えた3年前ほどではありませんが、そこそこの眺望が広がっていました(続く)

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高尾山1号路のセッコクとイナモリソウ開花 2023.5.13

2023-05-14 06:48:51 | 高尾山・陣馬山

雨が降り止まない昨日の午後、高尾山1号路にセッコクとイナモリソウの開花状況を確認に行ってきました。

 

雨降りの一日。清滝駅前は閑散としています。

 

1号路を少し登った観察ポイントに到着。高さ20m以上の高い枝を見上げると、セッコクの蕾が膨らんでいました。

 

さらにズーム。これがコンデジの限界です。一番日当たりの良さそうな左側の塊と中央の塊で開花が始まっているようです。

 

別な杉の木を見上げます。こちらでも開花しています。

 

こちらの塊はまだ蕾です。

 

こちらは咲き始め

 

1週間後には見頃を迎えそうです

 

開花した株をズーム

 

杉の木の上のほうから開花が始まっています

 

目の高さにあるセッコクはまだ蕾。花が咲くのはしばらく先になりそうです。

 

セッコクの群生地を抜けてイナモリソウを見に行く途中、カタツムリを見かけました。

 

金毘羅台へ向かう分岐点の近くにやってきました。予想通りイナモリソウが咲いていました。花冠が六裂した花です。

 

こちらは五裂した花

 

こちらも五裂の花です

 

この株は咲き始め。六裂しています。

目的を達成したので、引き返します。

 

帰りに高尾山口駅のホームから山肌を黄色に染めるジャケツイバラを見上げます

 

ちょうど見頃を迎えていました。

高尾山1号路のセッコクは1週間~10日後に見頃を迎えると予想します。6号路でもそろそろ開花が始まっていそうです。今週末に訪れる予定です。

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大地沢青少年センターのジャケツイバラ 2023.5.13

2023-05-13 18:18:26 | 自然

雨の週末となりました。寒気を伴った移動性高気圧は本州の東海上に抜け、湿った南風が入った影響で関東地方でも雨の一日となっています。八王子では日中の気温が18.0℃と昨日より4℃ほど低く、やや肌寒くなっています。この雨の中、午前中に長沼の実家へ出かけた帰りに、町田市大戸の大地沢青少年センターへジャケツイバラの花を見に行ってきました。今週火曜日、岩間のすずらん群生地に出かけた帰りに偶然ジャケツイバラを見かけたことを思い出し、自宅近くでもまだ咲いているのではないかと予想しました。

 

一番奥の駐車場から歩いて10分程度で野外炊事場に到着。その屋根の上に密集して咲く様子が見られます。ここを訪れたのは数年ぶりです。G/W明けてから咲き始めて5月20日過ぎに満開を迎えることが多かったので、今年は1週間程度早い印象です。10年前に比べるとかなり花数が減った印象です。

 

向かって左側

 

一番密集して咲いているエリアです

 

向かって右側

 

炊事場に降りて見上げます

 

5枚の花弁からなり、1枚に赤い筋が入っています

 

炊事場にジャケツイバラを説明した看板がありました。蛇結茨と書き、別名は河原藤言います。乾燥種子は下痢止めの生薬「雲実」として知られているそうです。マラリアの解熱にも使われます。

 

間近に咲く花をズーム

 

帰りにサイハイランの花を見かけました

 

下の方から咲き始めています

 

こちらはまだ蕾ですが、来週には開花しそうです。

4月下旬以降、異常な高温傾向は収まってきましたが、初夏の花も例年より1週間以上早く咲き始めました。

高尾山のセッコクやイナモリソウも咲き始めたのではないかと気になってきました(続く)

 

(参考)2011年5月21日に訪れた大地沢青少年センターに咲くジャケツイバラ

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

笠間市岩間のすずらん群生地 2023.5.9

2023-05-09 19:54:56 | 茨城県

今週から茨城県での生活を再開しました。今日はアパートでの在宅勤務です。昨日の肌寒さが残った茨城県の今朝は冷え込みが強まり、笠間で5.0℃、北部の大子町で3.3℃、水戸で7.3℃を観測しています。朝方に雲が広がってこの冷え込みなので、雲が広がらずに放射冷却が強まっていたら笠間の平野部でも遅霜が降りていた可能性があります。日中は8時頃から爽やかな青空が広がり笠間で18.8℃まで気温が上がりました。快適な気温です。仕事の合間に洗濯、掃除、布団干しなど忙しい一日でした。せっかくの好天なので長めの昼食休憩を頂いて、岩間のすずらん群生地まで出かけてきました。

 

昨年同様、県道280号の終点近くの上郷地区へ向かいます。友部のアパートからは8km、15分程度で到着します。

 

300mほどは舗装道を歩きその後は登山道となります。駐車場からすずらん群生地までは1km程度。高低差もそれほど無いので15分もあれば群生地に到着します。一昨年まで利用していた道祖神峠からのルートに比べると半分以下の近さです。

 

残り100mの看板

 

群生地に到着しました。珍しく3名の先客がいました。

 

今日は日差しが強く、日陰に咲くすずらんの花は純白ではなく薄緑色に見えます。

 

焦点が合いにくくコンデジでの写真撮影も苦労します。綺麗に撮影できました。

 

日が当たった純白の花と日陰の薄緑色の花。こんなに色合いが異なります。

 

鈴の形をした可憐な花。「すずらん」は、葉が蘭に似て、花が鈴のように見えることから名付けられています。

 

密集して咲くエリアを遠くからズーム

 

岩間のすずらんはピークを過ぎた印象です。今年はGW前に咲き始め、日曜日の雨にあたってかなり痛んでしまった様子です。

 

電気柵で囲われた保護区域内には多くのすずらんが自生しています。今年は葉がよく茂っているので花の様子が分かりにくくなっています。岩間のすずらんは、一時期、盗掘で数が減ってしまったそうです。電気柵を設置してから復活しているのでしょうか。

 

アマドコロも咲き始めていました

 

群生地の上から見下ろします。日当たりの良い上のほうには、ほとんど花がありません。

さらに山を登り、難台山中腹まで行くとツクバキンモンソウが見られます。今年はさすがに終わってしまったと思われるので、すずらん群生地から引き返すことにしました。

 

群生地の下から見上げます

 

駐車場から県道280号を岩間方面へ戻る途中、ジャケツイバラが咲いていました。路肩に車を停めて観察します。

 

笠間付近では山藤の花は咲き乱れる一方、ジャケツイバラの花は今まで全く見かけませんでした。おそらく、笠間で初めてみたジャケツイバラの花ではないでしょうか。

 

満開の花をズームします

 

国道355号の下郷交差点で信号待ちの間に赤いダルマをパチリ。交通安全を呼び掛けるダルマさんです。岩間ではダルマの像を多く見かける印象です。

 

昼食を準備する時間が無くなってしまったため、帰りに道の駅かさまに立ち寄り、お弁当を購入。笠間名物のおいなりさんです。製造元のいなり工房 ISAGOはアパートの近くにあるお店です。朝の散策時にはよく通りかかるのですが、まだお店に入ったことがありません。一度訪れていたいですね。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

真夏日とレンズ雲 2023.5.6

2023-05-06 20:15:36 | 自然

今日は日本海沿いに前線が停滞し、関東地方に南西の風が吹き続けて気温が上昇。各地で真夏日となりました。群馬県の上里見(高崎)で33.4℃、桐生市で32.3℃、前橋で32.3℃を観測しています、東京でも青梅で30.8℃、八王子で30℃と真夏日となりました。関東地方に南西風が吹くと丹沢山地の風下にあたる多摩地域ではレンズ雲や吊るし雲が現れることが多く、今日も朝から夕方まで不思議な形の雲が見え続けました。

 

朝7時、自宅の庭から見ると丹沢や道志の上空にレンズ雲が見られました。今朝の八王子の最低気温は20.1℃。南西風によるフェーン現象のため気温が全く下がりませんでした。

 

日中も巨大なレンズ雲が居座ります。

 

午前中に長沼公園を散策。奥多摩方面の山並みです。上空には怪しい雲が居座り続けていました。

 

丹沢方面には、いくつものレンズ雲が浮かんでいます。

 

夕方、自宅から南東の空を見上げます

 

5層に重なるレンズ雲

 

南の空にはバウムクーヘンのような吊るし雲

 

日没後の丹沢上空

 

日没前の富士山ライブカメラを見ると、富士山の左上には吊るし雲が映っていました

 

今日は一日中空を見上げ続けたわけではありません。午前中、長沼の実家からの帰り、時間調整のため長沼公園を散策してタマノカンナオイの花を見てきました。

 

長泉寺尾根を散策

 

 

数多くのタマノカンアオイが咲いていました

 

尾根道ではハンショウヅルが開花しました

 

しばらくの間、霧降の道は土砂崩れのため通行止めでした。仮復旧して、今日は通行可能でした。

 

長沼駅構内のツバメの巣

 

卵が産まれたのかな?

 

最後は、今日の午後、ヘッドマーク車(陣馬号)を見てから訪れた大光寺。サルスベリの木に着生させたセッコクが咲いていました。

あと2~3週間もすると、高尾山の6号路や1号路でセッコクが咲き始めます。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

京王線高尾・陣馬ヘッドマーク付き車両運行中 2023.5.6

2023-05-06 17:25:16 | 電車

9連休となったゴールデンウイークは残り1日。最終日の明日は娘が館山から鴨川へ転居するため朝から手伝いに行き、その足で茨城へ戻る予定です。従って今日が自宅で過ごす最終日となりました。鉄ネタ続きとなってしまいますが、ハイキングシーズンに京王線で運用されているヘッドマーク車(高尾号、陣馬号)が高尾線に入線したので紹介しておきます。陣馬号は先月に続き2度目の紹介となります。まずは高尾山トレイン(8000系)に掲出されている高尾号です。

 

午前中に長沼の実家から帰る途中に北野駅に入線する姿を捉えました。

 

狭間駅で下車してヘッドマークをパチリ。かなり汚れが目立っています。

 

高尾山口へ向けて出発します

 

続いて昼過ぎに狭間駅にやってきた陣馬号。7000系に掲出される陣馬のHMは今年が初めてです。

 

狭間駅に到着します

 

7000系に掲出するHMは横幅が短いので、今回新調したものと思われます

 

高尾駅まで一駅乗車して見送ります

 

高尾山口駅で折り返して数分後に新宿行き特急として戻ってきました

 

高尾駅に入線します

高尾・陣馬ヘッドマーク付き車両は、高尾・陣馬スタンプハイクが実施される6月30日まで運用中です。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

令和5年5月5日の記念乗車券 2023.5.5

2023-05-05 16:33:35 | 電車

今日は令和5年5月5日。ゾロ目の日。京王線では全駅で記念乗車券を発売中です。昨日誘惑に負けて地元狭間駅で1セット購入してしまいました(笑)。

「令和5年5月5日 Go! Go! 5000系記念乗車券」 5が揃いました。

新型5000系と旧5000系の写真に、京王の電車・バス110周年の記念ロゴ入り。しかも3939と縁起良さそうな繰り返しNoをゲットしました。

入場券130円×5枚=650円の価値はあります。

 

こちらは裏面。新旧5000系について、ふりがな付きの解説。

 

さらにおまけとしてパズルも付いていました。お子様向けですね。

ふと30年前の平成5年5月5日のことを思いだしました。娘が生まれる前で、奥さんと二人で能登半島へ旅行して、輪島の朝市を見学してから金沢駅経由で東京へ戻ってきたのです。

 

当時の記録を探してみたところ、京王の記念入場券が出てきました。当時の入場券は110円なのですね。今と20円しか違わないことに驚きを感じました。

 

こちらは金沢駅で購入した記念入場券。JR西日本の入場券は当時140円だったようです。

 

のと鉄道の乗車券と急行券が大事に保管されていました(笑)。なぜか長沼駅で購入した乗車券も・・・

 

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4年ぶりに開催された十二社神社の燈明祭り 2023.5.3

2023-05-04 13:03:12 | Weblog

新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが8日から5類に移行されます。徐々にコロナ前の日常が戻ってきました。昨夜、自宅近くの十二社神社で燈明祭りが開催されました。2019年以来4年ぶりとなります。

 

19時前に到着すると、既に階段の両脇に蠟燭の火が灯っていました。200円で蝋燭を一本購入して、名前を買いて竹串に刺してお供えします。

 

ロウソクの炎が、幻想的な雰囲気を作りだしています。

 

今年はハート形の炎がお目見え

 

階段の上から振り返ります

 

拝殿にお参りします。社殿脇の階段に蝋燭は灯されていません。

今年は露店、くじ引き、お粥の提供、広場でのイベント開催は一切なく、質素なお祭りでした。

 

再び階段を下ります

 

左側にもハード型の炎

以下は2012年の記事に記載した内容の再掲となります。

毎年紹介している燈明祭りは百八灯行事と呼ばれ、氏子信徒らがさまざまな願い事をロウソクの1本1本に込めながら、火をともす儀式だったようです。東京都内では八王子市内の下恩方の上宿と、浅川町散田の興福寺の2ヶ所で古くから行われてきたそうです。いずれも盆の行事としてではなく春になされる行事で、しかも神社でおこなわれる神事儀礼という形を取っています。伝統文化を大切に守っていく行事、絶やすことなくいつまでも続いてほしいものです。

 

祭礼の翌日(今日)の昼前に十二社を訪れました。

昨日のうちに片づけが終わったのでしょう。すっかり静けさが戻ってきました。

 

帰りに長房町の陵東橋へ鯉のぼりを見に出かけたところ、長房ふれあい端午まつり開催中でした。南浅川沿いに大小約800匹のこいのぼりが掲揚され、初夏の爽やかな風を受けて泳いでいました。

 

長房ふれあい端午まつりは1989年から続いています。コロナの影響で2年間中断して、昨年は規模を縮小して開催。今年はコロナ以前の賑わいが戻ってきました。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

富士山に農鳥が現れました 2023.5.3

2023-05-03 19:47:08 | 自然

5月1日の10時30分に富士吉田市から「富士山に農鳥が現れました」と発表がありました。今年の農鳥は、例年に比べ雪が少なく、また気温の高い日がたびたびあったことから例年よりも早い出現となったそうです。たまたま5月2日に大岳山から撮影した富士山の写真に農鳥が写っていたので紹介しておきます。中央右に見える雪形です。

 

本日登った高尾山頂からの写真にも、右端に姿を見せていました。

参考までに、富士吉田市の報道発表資料(5月1日)を以下に引用しておきます。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする