ウリパパの日記

自由気ままに・・・

甲州街道のイチョウ並木が色づいてきました 2021.10.30

2021-10-30 18:21:40 | 自然

今年の10月は後半になって急激に冷え込みが強まってきました。八王子の気温を比較すると最高気温と最低気温の平均値は前半(15日まで)が25.9℃/16℃に対し、後半(30日まで)は18.9℃/8.9℃と7度近くも急降下。わずか半月の間に季節が1.5か月進んだことが気温の上からもわかります。この急激な冷え込みのため甲州街道のイチョウ並木もかなり色づいてきました。最近週末は用事がたてこみ、慌ただしく過ぎ去ってしまいますが、今週も例外ではありません。夕方一息ついたので30分ほど時間を見つけて甲州街道まで散策してきました。

 

まずは町田街道入口の歩道橋から東側を眺めます。まだ黄葉が始まったばかりで、見頃まであと2週間くらいでしょうか。

 

一方、高尾駅方面のイチョウはかなり色づいています。イチョウまつりが開催される21日には葉を落としてしまいそうです。

 

あと1週間すれば、西日を浴びて黄金色に輝く様子が見られるでしょう。

 

歩道橋脇のイチョウ。高尾街道と町田街道がここで直結されたときに移植されたものです。

 

高尾駅に寄り道しました。再開発に伴いこの駅舎は移設予定です。当初計画では既に再開発に着手しているはずなのですが、いつ頃工事が開始するのでしょうか・・・

 

関東の駅百選に認定されている駅舎。大事に保存してもらいたいものです。

 

甲州街道北側を戻ります。

 

高尾駅方面のイチョウ並木は既に見頃です。この周辺は日当たりが良く気温も低いため、例年11月中旬には葉を落としてしまいます。

 

東側から町田街道入口方面をズーム。時間が無くなってきたので、ここで自宅に戻ります。

 

最後に自宅近くのスーパー前にリニューアルオープンしたコンビニを紹介しておきます。

 

駐車場、店舗ともに広くなりました。大型コインランドリーが併設されたためです。

 

新しい店舗の入口。店内も一回り広くなった印象です。

狭間に引っ越して25年経ちます。狭間駅周辺は自然豊かで大型スーパーやコンビニも充実。ますます住みやすい街になりました。

 

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センブリが咲き始めたビオトープ天神の里を散策 2021.10.27

2021-10-27 19:45:34 | 茨城県

昨日まとまった雨をもたらした低気圧は日本の東海上に抜けました。昨夜から天気が回復した茨城県では明け方まで青空が広がり、笠間では最低気温が7度まで下がりました。しかし日中は雨雲が北上してきたため再び曇り空。午後から小雨が降り始めました。

今日は茨城県での在宅勤務です。天気が悪いので休憩時間を利用した遠出はあきらめ、近くのビオトープ天神の里へ晩秋の花を探しに出かけてきました。もしかしたら秋にここを訪れるのは最後になるかもしれないので、今日見かけたセンブリやリンドウなどの花を紹介しておきます。

 

センブリが見られるエリアへ向かう途中に咲いていたコウヤボウキ

 

リンドウも咲き始め

 

センブリの保護エリアに到着。昨日の雨でぬかるんだ足元に注意しながら探してみると、予想通りセンブリが咲き始めていました。花冠が5裂しています。

 

こちらの花冠は4裂です。

 

これから11月に向けて花が少なくなる時期に咲く可憐な花です。

 

トンボの里では、まだノコンギクが満開。花期が長い花です。

 

こちらはノコンギクと葉の形が違うようです。ヤマシロギク?

 

こちらもヤマシロギク?? 白いノギクの花は種類が多いので区別がつきません。

 

背の高いアザミが元気よく咲いていました。タカアザミ? アザミも数多くの種類があります。

 

足元にはリンドウの花。

 

最後にセンブリの花を見てからアパートへ戻ります。花弁が4裂と5裂の花が入り乱れて咲いています。6裂の花も存在するそうですが、今まで見たことはありません。

 

帰りにホタルの里の木道を歩きます。夏の長い間、湿原を彩っていたミソハギは姿を消し、ミゾソバを除いて花はすっかり姿を消しました。

 

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京王8000系 高尾号HM秋バージョン 2021.10.24

2021-10-24 15:22:50 | 電車

京王線に高尾号のヘッドマークを掲出した8000系が運用されています。9月初めに夏バージョンのヘッドマークを紹介しました。最近、秋バージョンのヘッドマークを掲出したグリーン色の高尾山トレインが運用されているとの情報を入手しました。今日の朝、高尾方面へやってくるらしいので、早速自宅近くの上椚田橋へ向かいます。

 

9時15分過ぎに高尾山トレインがやってきました。

 

狭間駅に停車

 

 

ヘッドマークをズーム。夏バージョンに続き、今年初めてお目見えです。

 

約20分後、折り返し上り線でやってくる高尾山トレイン

 

新宿へ向かって過ぎ去りました。

 

 

 

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冠雪の富士山と日光白根山遠望 2021.10.24

2021-10-24 15:20:38 | 自然

昨日は二十四節季の降霜でした。日本列島には暦に合わたように寒気が流入し、今朝は厳しい冷え込みとなりました。八王子(市役所)では最低気温が4.6℃まで下がりこの秋一番の冷え込み。裏高尾や恩方の山沿いではさらに気温が2~3度低いので初霜が降りたことでしょう。気象官署では宇都宮と甲府で初霜・初氷を観測。最低気温は宇都宮が4.6℃、甲府で4.1℃。一方、4.0℃まで気温が下がった水戸では初霜を観測していません。霜や氷は地面付近の気温や湿度に左右されるため、地上1.5mの気温に加えて観測場所(露場)の放射冷却の効き方も影響します。従って明け方の風の弱まり方も大きな要因となっているのでしょう。ウエザーニュースのレポートを見ると、今朝は相模原市緑区や茨城県平野部からも初霜の便りが届いています。アパートのある笠間でも2.1℃まで下がっているので初霜となったことでしょう。関東地方平野部で10月下旬に初霜を観測するのは近年では珍しく、宇都宮での初霜は平年より2週間早いそうです。昭和の時代には10月中に霜を見ることは珍しくなく、当時観測を行っていた八王子第4中学(その後市役所に業務移管)の記録でも10月下旬から11月上旬に初霜を観測していました。

今年は10月上旬に記録的な高温が続き、その後突然急激な冷え込みが訪れました。9月に2回の初冠雪宣言が出た富士山では一時期雪が消えていましたが、先週末の低気圧による降雪で真っ白になっている様子。午前中に長沼の実家へ出かける予定があったので、北野駅で下車して、コピオ北野に立ち寄りました。冒頭の写真は屋外駐車場から見た冠雪の富士山です。ダイヤモンド富士の撮影スポットでもあります。

 

6階フロアの展望エリアから見た北野駅とその先の富士山。

 

富士山をズーム。こちらからの富士山は手前にマンションが入ってしまいます。

 

天気も良いので、目標の12500歩を目指し北野駅から平山城跡公園駅まで湯殿川と浅川沿いを歩きました。平山の滝合橋から見た富士山です。高圧電線が邪魔・・・

 

朝方、自宅マンションのから日光方面の山がうっすらと見えたので紹介しておきます。長房団地の先に日光白根山から男体山方面を遠望します。日の出直後であれば、もっと鮮明に見えたことでしょう。

 

関東最高峰の日光白根山をズーム。樹林帯を抜けた2300m以上は真っ白で目立ちます。

 

こちらは男体山方面。中央の男体山はうっすら白くなっています。先週木曜日(21日)に初冠雪を記録しました。男体山の左は太郎山、右には女峰山、少し離れて赤薙山と連なります。これから冬に向かって北関東の山々を遠望できる機会が増えてくるので楽しみです。

 

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「道の駅かさま」を訪れる 2021.10.20

2021-10-23 20:33:31 | 茨城県

道の駅かさまが9月16日にオープンしました。場所は水戸線宍戸駅と笠間駅の中間地点の国道355号線沿い。友部のアパートから10分足らずの距離にあります。今まで早朝や深夜には何度か前を通過しましたが、なかなか日中の営業時間内に訪れる機会がありませんでした。先週水曜日の在宅勤務の日にようやくチャンスが巡ってきたので、早速様子を見てきました。

平日にもかかわらず、近くの駐車場(A~C)は満車。少し離れたD駐車場に車を停めて5分ほど歩いてようやく到着しました。

 

正面ベンチは菊の花に囲まれています。笠間は菊祭りの季節を迎えました。ベンチの先がレストランとフードコートとなります。係の方がハロウインのカボチャに顔を描いているところです。

 

しばらく待つと可愛い顔が完成(^^)。フードコートの右側建物はJA常陸の直売所です。地元の農産物が販売されています。大勢の人が訪れていました。

 

いずれの建物も中は激込み。空いているときに再度訪れることにして、外から様子を見るだけとしました。

 

笠間市の観光案内には、笠間、友部、岩間の各地区が紹介されていました。

 

国道355号を笠間に向かうと、道の駅の案内板が見えてくるのですぐにわかります。

笠間に道の駅ができるというので楽しみにしていました。「道の駅もてぎ」や群馬県の「道の駅 川場田園プラザ」のようにファミリーで1日いても飽きない大規模な施設を期待していたのですが、少し大き目な農協直売所といった印象。いまひとつ飛躍できない笠間を象徴するような地味な道の駅でした。そこが笠間、あるいは魅力度最下位の茨城県の良さなのかもしれません。

 

道の駅の施設や笠間市の案内は道の駅のHPに紹介されているので、以下に貼り付けておきます。

施設案内 | 道の駅かさま

 

 

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コキアとコスモスが満開のひたち海浜公園へ 2021.10.20

2021-10-21 19:57:30 | 茨城県

今週に入り急激に秋めいてきました。東北や関東地方から初冠雪の便りが届いています。月曜日(18日)の朝は笠間で3.9度、水戸で6.1度、北部の大子町では2.8度まで気温が下がり、茨城県の山間部では霜が降りたことでしょう。笠間では降霜の一歩手前で気温があと1度下がっていたら初霜となっていたところです。この冷え込みでひたち海浜公園のコキアは色づきが進み、早くも見頃の後半を迎えているとの情報です。昨日は友部のアパートでの在宅勤務だったので、昼前に長めの休憩を取得して、ひたち海浜公園へ出かけてきました。

友部のアパートからひたち海浜公園まで高速道路を利用すると40分足らずで到着。海浜口に車を停めて、みはらしの丘へ向かいます。

 

みはらしの丘に到着。10月9日に比べるとコキアは一段と赤く色づき、コスモスは早くも見頃を過ぎてしまいました。週末の雨で散ってしまったようです。

 

丘に登らず、まずはコスモスの様子を見ながら西側へ向かいます。

 

残念ながらコスモスは終盤を迎えていました。一方、みはらしの丘は赤く染まっています。

 

コキアは赤色から茶色が混ざったレンガ色へと移り変わりつつあります。

 

ビュースポットから、みはらしの丘を見上げます。今年のコキアは大きさが不揃い。例年よりもかなり小さめの株が多く、株間の隙間が目立ちます。夏の天候不順の影響かもしれません。

 

大きな株を見つけてパチリ

 

丘の中腹からコキアを見下ろします。両側にコスモス畑。

 

丘の東斜面には濃紅色のコスモス畑。こちらのコスモスは見頃が続いていました(前回も満開)。

 

コスモス畑の先には青い海。阿字ヶ浦方面です。

 

みはらしの丘の鐘です。密を避けるため昨日はクローズでした。

 

丘の頂上からコキアを見下ろします。頂上周辺のコキアは小ぶりでボリューム感が物足りない。

 

北側には樹林エリアが広がります。

 

奥久慈の男体山と茨城県最高峰の八溝山を遠望。北西から西側の日光連山、高原山、那須方面は雲の中でした。

 

南西には筑波山を見渡します。

 

そして宝篋山の右奥には冠雪の富士山が見えていました。肉眼でも何とか認識できました。あらかじめ場所が分かっていないと、見つけるのは困難かもしれません。ひたち海浜公園から富士山まで200km離れています。昨日は空気が乾燥していたため10月にしては珍しく富士山を遠望できました。観覧車に乗ると宝篋山の左側に姿を見せます。

 

頂上で遠望を楽しんだ後、丘を下ります。遠くに阿字ヶ浦を見下ろすアングルは私のお気に入りです。

 

もう少し下ると鐘が見えてきます。コキアが小粒なのが残念

 

こちらのボリューム感あるコキアは既にレンガ色に染まってきました。

 

コキアを抜けてコスモス畑へ下ります。

 

斜面を彩るコスモス。このあたりは満開で見ごたえありました。

 

コスモス畑の先にコキアの丘を見上げます。

 

最後に今年の見納めとなりそうなコキアをズーム。

 

みはらしの丘を後にします。

 

続いて大草原フラワーガーデンへ向かいます。キバナコスモスの見頃が続いていました。

 

パンパスグラスと観覧車

 

ピンクのセンセーション ピンキーと観覧車。青空に映えます。

 

フラワーガーデンでは色とりどりのコスモスが満開でした

 

珍しいチョコレートコスモス

 

大草原フラワーガーデンを巡ってから海浜口へ戻ります。

 

イソギクの蕾。開花までわずかです。

ひたち海浜公園のコキアとコスモスの見頃は今週いっぱいでしょう。その後しばらくは黄金コキアを楽しめそうです。夕日に照らされる黄金コキアも見ごたえあります。今年はもう都合がつかないので、昨日がコキアの見納めとなりそうです。来年もぜひ訪れたい・・・

 

 

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今夜は満月 ハンターズムーン 2021.10.20

2021-10-20 18:57:59 | 日の出・月の出

今夜は満月。ハンターズムーン(狩猟月)とも呼ばれています。今日は茨城県で在宅勤務。天気も良さそうなので、夕方に岩間の「あたご天狗の森」まで車で出かけてきました。途中、愛樹マロンで焼き栗を購入し、月の出の5分前に到着。月の出を待ちます。東の地平線は霞んでいて、地球影か霞か区別がつかない状態です。16時58分を過ぎても月が昇る気配がありません。

 

しばらくすると、予想よりかなり北側から雲の上に姿を現しました。てっきり90度の方向と思い込んでいたのが敗因。後で調べると今日の月の出の方角は82.4度。冬に向かい満月が昇る位置が北側に移動しているのを失念していました。さらに登った愛宕神社から見るべきでした。でも地平線には雲が広がっていたので、ぎりぎり月の出には間に合ったようです。

 

高度を上げていきます。

 

もうすぐ雲の上に出そうです。

 

ハンターズムーンが姿を見せました

 

上空に寒気が入ってきたので赤い月の出を期待していたのですが、淡い黄色でした。

来月の満月(ビーバームーン)は部分月食。楽しみです。もちろん在宅勤務を予約済です(笑)

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晩秋の安達太良山へ 2021.10.14

2021-10-16 17:18:22 | 山登り

磐梯山に続いて安達太良山を訪れました。紅葉がピークを迎えた10日前の10月4日にも登っているので、紅葉前線の南下が実感できることを期待しました。八方台から磐梯山ゴールドラインを桧原湖方面へ下り、国道459号経由で国道115号を福島方面へ向かい、土湯トンネルの先で再び国道459号に分岐して岳温泉へ。50分足らずであだたら高原スキー場の駐車場に到着しました。紅葉シーズンの昼過ぎということもあり駐車場には数百台の車が訪れているのには驚きました。箕輪山から安達太良山のかけての稜線には積雲が立ち込め、快晴の磐梯山と違い青空は全く見えません。雨を降らせるような雲ではないので、予定通り紅葉を見ながら安達太良山頂を目指すことにしました。

 

奥岳登山口から見上げる薬師岳。天気が良ければ歩いて山頂へ登り、くろがね小屋経由で下山する4時間コースを考えていました。しかし曇り空では明るいうちに下山できそうにないため、往復ロープウエイを利用して薬師岳から山頂を往復する超ラクラク登山に変更しました。

 

ロープウエイで10分上ると紅葉の薬師岳に到着。10日前よりも色づきが進み、薬師岳周辺の紅葉は既にピークを過ぎつつあるようです。正面の山頂方面は霧の中。高気圧が東に移動するにつれて積雲も徐々に弱まると予想し、紅葉見学は帰りに期待。まずは山頂を目指します。

木道階段を抜けてからは、足元に水たまりやぬかるみがあって非常に登りづらく、しかも何度も団体さんとすれ違います。紅葉シーズンということでとにかく人が多かったです。静かな磐梯山とは対照的でした。

 

標高1500mを超えると視界が開けます。ここから先の紅葉は既に終わっています。10日前は赤く色づきピークを迎えていました。

 

大勢の登山客が押し掛けたため、足元には泥濘が続きます。

 

足元に気を付けながら登ります。ちょっと休憩して振り返ります。紅葉のピークは過ぎて山肌もくすんだ色に変わってきました。

 

ところどころ赤く色付いた木が残っています。

 

ようやく霧が晴れてきました。

 

薬師岳から登ってきた登山道を見下ろします。

 

目指す山頂までもう少し。上空にドローンが飛んでいました。

 

山頂直下で何かの撮影が行われている様子です。ドローンもその一環かもしれません。女性の方がレポーターのようです。後を追うようにガイドの方とレポーターが二人で山頂に登ってきて、山頂からの感動を伝えていました。

 

山頂直下から和尚山方面の眺望。紅葉が中腹まで下っている様子がわかります。

 

標高1700mの安達太良山に到着。

 

こちらは北側の眺望

 

再び南側の眺望

 

西側の眺望。磐梯山周辺は晴れていますが、手前の雲が視界を遮ります。猪苗代湖がちらっと見えています。

 

こちらは北東の眺め。鉄山方面です。

 

くろがね小屋方面の紅葉も終わっているようです。

撮影メンバーが山頂でインタビューを行っている間、少し離れた場所で休憩としました。暫く待てば雲が流れて磐梯山が姿を現すのではないかと期待しましたが、雲はしぶとく残り断念。撮影メンバーの後を追うように下山することにしました。

 

薬師岳方面へ再び下ります。途中で何組かの団体さんを追い越します。皆さん "急行が来たので少し待機しましょう" と言って道を譲ってくれました。有難いですね。磐梯山はソロ、あるいは夫婦がほとんどでした。一方、安達太良山は圧倒的に団体さんが多かった印象です。

 

途中北側の雲が切れて、福島市から北側の平野部の街並みを見下ろします。幾重にも重なる山並みの先にはもしかしたら太平洋が見えているのかもしれません。昨年6月に安達太良山に訪れたときには金華山や牡鹿半島の山々が見えました。さすがに、そこまでは遠望できません。

 

再び薬師岳に戻ってきました。雲の切れ間から薄日が差して紅葉が輝き始めました。正面に安達太良山のピークが見えています。

 

鉄山から箕輪山、吾妻小富士方面の紅葉。紅葉前線は1200~1300mまで南下してきたので、雲が無ければ紅葉の絶景が広がっていたことでしょう。残念です。

 

こちらは北側の遠望。蔵王連山がはっきりと見えています。その右には北泉ヶ岳と泉ヶ岳、青麻山が見えています。

 

蔵王連山です。熊野岳、苅田岳、屏風岳、不忘山と南北に連なっています。いずれも山頂には雲がかかっています。

 

蔵王連山の右奥の北泉ヶ岳と泉ヶ岳をズーム。仙台の北西にあるこれらの山まで安達太良山から100km近く離れています。

 

こちらは青麻山のピークです。

 

福島市方面の遠望。福島市と信夫山を眼下に見下ろし、その先には福島県から宮城県方面の平野部が続いています。

 

東側の正面には霊山。

 

足元にはロープウエイ沿いの紅葉。紅葉前線は薬師岳から下りつつあります。

 

再び鉄山から箕輪山、吾妻小富士方面の紅葉。しばらく待ちましたが、残念ながら雲が切れることはありませんでした。

 

ロープウエイ山頂駅。夕方にはイルミネーションが点灯されるのでしょうか。

 

ロープウエイで下山します。

 

ロープウエイから遠望した蔵王連山。

帰りに奥岳温泉に寄ろうかとも思いましたが非常に混雑している様子。お年寄りが多く回転率も悪そうなので今回は断念しました。奥岳登山口からは二本松ICに下り、東北自動車道、磐越道、常磐道と休憩なしで走り続け、2時間30分かからず友部のアパートへ戻ってきました(渋滞無しがうれしいです)。日帰りで2つの百名山登山は若干疲れました。でも今年の6月には全く同じルートをロープウエイを使わずに(休業日だった!)挑戦してへロヘロになったときと比較すると、格段に楽でしたね。スマホの歩数で比較すると前回が40000歩を超えたのに対し今回は25000歩。ロープウエイの往復分だけでなく、前回は磐梯山から櫛ヶ峰分岐まで足を延ばした分が差分となっています。

安達太良山の紅葉は薬師岳から奥岳へ向かって下りつつあります。また来年も紅葉シーズン前半に訪れてみたいですが、単身赴任が終わってしまうと厳しいですね。何せ高尾からだと300km近くあるので日帰りは流石にシンドイ・・・

 

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晩秋の磐梯山へ 2021.1014

2021-10-15 21:02:23 | 山登り

今年の秋は大陸の高気圧が本州付近まで南下しないため10月に入っても西日本を中心に記録的な暑さが続いていました。来週からようやく大陸の寒気が南下する予想で北日本の山々では初冠雪となりそうです。今年は9月前半に冷たい空気に覆われた影響で北日本の紅葉は例年より早めに進んでいましたが10月に入り足踏み状態。そして来週は一気に冬がやってくる気配です。今秋から冬にかけてラニーニャ現象の発生が予想されていて、久しぶりに冬らしい寒さとなるかもしれません。昨日は緩やかに高気圧に覆われ比較的山の天気も安定し、北日本の山々では今年最後の登山日和となりそうでした。そこで前日までに仕事を終わらせ休暇を取得、磐梯山と安達太良山に登ってきました。磐梯山には毎年初夏から夏にかけて訪れていますが紅葉の時期は初めてです。

朝5時過ぎに友部のアパートを出発。常磐自動車道を北上します。日立近くで日の出を迎えました。いわきJCTから磐越自動車道を利用して猪苗代磐梯高原ICで高速を降ります。磐梯河東IC以西は霧に包まれているようなので、いつもより一つ手前のICで降りて五色沼経由で八方台へ向かいます。猪苗代湖周辺は青空が広がり、磐梯山も山頂まで見渡すことができます。登山日和になりそうです。

 

8時に八方台登山口の駐車場に到着。平日にもかかわらず80%程度埋まってました。八方台の標高は1200m弱。既に周囲の木々は色づいています。8時10分に磐梯山頂目指し登山開始です。

 

約20分で中ノ湯に到着。正面に紅葉の山々と磐梯山を見上げます。

 

15分ほど樹林帯を上ると視界が開けます。北側に桧原湖を見下ろします。右側には西大嶺と西吾妻山。その手毎には小野川湖が見えています。写真では分かりにくいですが、積雲の下にうっすらと月山が見えていました。

 

20分ほど西斜面の樹林帯を上ると視界が開けてきました。

 

正面に磐梯山が近づいてきました。

 

登山口から約1時間で弘法清水とお花畑の分岐点に到着。お花畑へ向かいます。

 

樹林帯を抜け周囲には笹原が広がります。その先に赤く見えるのはナナカマドの赤い実です。

 

銅沼と桧原湖を見下ろします。桧原湖の先、山形県の盆地には雲海が広がっています。

 

桧原湖の際の山形県方面の雲海をズーム。朝日連峰の山々は雲に覆われていますが、月山が姿を現しています。

 

雲海の先の月山をズーム。なかなか見られない景色です。桧原湖上空の積雲が消えるかと思っていたのですが居座ったままでした。

 

標高1600mのお花畑から見上げる磐梯山。既に紅葉は終わっています。

 

磐梯山をズーム。10月初めには鮮やかに色づいていたことでしょう。

 

天狗岩と櫛ヶ峰を見下ろします。

 

ナナカマドと天狗岩。天狗岩の先には小野川湖と西吾妻山方面

 

清水小屋へ上る途中からお花畑を振り返ります。

 

弘法清水小屋に到着。山頂へ向けて最後の登りです。

 

山頂直下から振り返ります。絶景です。飯豊山や朝日連峰は雲の中。

 

登山口から1時間35分。9時45分に標高1816mの磐梯山頂に到着しました。眼下に猪苗代湖を見下ろします。まるで真夏のような眩しさです。

 

山頂にある磐梯明神の祠

 

櫛ヶ峰と沼ノ平を見下ろします。安達太良山方面は終日雲に隠れ、吾妻連山方面にも雲が湧いてきました。

 

少し南に下ると、眼下に紅葉の終わった山肌とその先に猪苗代湖。南側にも積雲が湧いてきました。山頂から吹き降りる下降気流に負けて、山頂の高さまで発達することはありません。

 

朝方の霧がすっかり晴れて会津盆地が姿を見せています。

 

会津若松の街並みを見下ろします。

 

手前に大きな大仏が目立ちます。磐梯河東IC近くにある会津慈母大観音像でしょう。高さは57mあるそうです。

 

西側の眺望。こちらも紅葉は終わっています。猫魔ヶ岳の先は喜多方方面。

 

西北西方面の飯豊連峰は雲の中。積雲の高さが低いため山頂が見えそうで見えません。それでも、大日岳と飯豊山の山頂が時々頭を見せていました。

山頂で眺望を楽しみながら45分ほど朝食休憩としました。周囲の雲が取れることを期待しました。しかし、地上の気温が上がっていいるため積雲は発達傾向です。これ以上の遠望は望み薄なので、10時30分に山頂を出発して下山することにしました。

 

眼下の紅葉を見下ろします。紅葉のピークは1400~1500mです。飯豊連峰は雲に隠れたままです。

 

標高1600m以上は既に落葉し、ナナカマドの赤い実が目立ちます。

 

標高が下がると赤や橙色の紅葉が目立ちます。2日前からの雨で落葉が進んでしまったのが惜しい。

 

見上げると青空に紅葉が映えます。

 

西斜面の黄葉。ピンぼけですが・・・

 

往路でも紹介した桧原湖を見下ろすビュースポット。積雲が増えてきました。

 

磐梯山の山肌が黄色に染まります。

 

小さな池を見下ろします。これから下る方面です。

 

しばらく下ると、先ほど見下ろした池が樹間にちらっと見えました。

 

裏磐梯登山口との分岐点。ここから八方台登山口へ下ります。

 

中ノ湯温泉跡に戻ってきました。このあたりの紅葉も今がピークです。

 

中ノ湯から磐梯山を見上げます。

中ノ湯から八方台までは緩やかな下りとなり、山頂から1時間10分で八方台登山口に戻ってきました。初めて訪れた紅葉の磐梯山。心配した熊さんに出会うこともありませんでした。周囲の山々は雲に包まれていた一方、磐梯山は晴天に恵まれ、快適な山歩きを楽しめました。

さて時間は11時45分。まだ半日あります。せっかく紅葉の福島県を訪れたので、10月4日に続いて再び安達太良山の紅葉を見に行くことにしました。安達太良山周辺では積雲が湧き続け視界は良くなさそうですが、ロープウエイを利用すれば1時間で山頂に立つことができます(続く)

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47都道府県魅力度ランキングでトップ (最下位) 奪回した茨城県 2021.10.9

2021-10-10 11:51:41 | 茨城県

昨夜放映された「世界一受けたい授業」の中で、2021年度の47都道府県の「魅力度ランキング」が生発表されました。昨年、7年連続で死守した最下位の座を栃木県に奪われた茨城県が2年ぶりに奪回。番組では1位争いではなく、41位以下、特に最下位はどこか?で盛り上がるほど注目の的となっていました。番組で最下位返り咲きが発表された10分後の21時3分に、早速、茨城新聞クロスアイのラインが配信されてきました。早い!(笑)

 

こちらが47都道府県のランキングです。1位の北海道から京都、沖縄、東京は昨年から変化なく、神奈川を抜いて大阪府が5位に浮上。娘が暮らす千葉県は21位から12位に急上昇です。同じ関東でも、群馬、栃木、埼玉、茨城は40位以下に集中しているのが笑えます。

 

昨年最下位となった栃木県は、そこ(底)から始まる栃木県というプロジェクトを展開。その甲斐あり最下位脱出して41位まで浮上。

 

一方、昨年最下位を奪われた茨城県は、「魅力度最下位の過ごし方」というデジタル本の公開を10月に始めた矢先に今回の奪回。名実ともに最下位となるシナリオ通りでした。

今後も最下位を爆走してほしいですね。話題性があり魅力の伝え方にも力が入ります。

 

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ひたち海浜公園のコキアのグラデーション 2021.10.8

2021-10-09 16:33:07 | 茨城県

緊急事態宣言が解除され、平日は茨城県、そして週末は高尾の自宅へ戻る生活が再開しました。これから来年2月にかけては、関東地方南部の紅葉めぐり、霞ヶ浦からのダイヤモンド富士、大洗海岸のダルマ朝日、筑波山からの遠望などイベントが続きます。連日週間予報や天気図、気象衛星画像とにらめっこ、そしてイベントに合わせた仕事の調整などさらに慌ただくなりそうです(嬉しい悲鳴です)。

昨日は15時で仕事を切り上げ、車で会社近くのひたち海浜公園に寄り、コキアの様子を見てきました。公園のHPでは例年通り色づきが遅くて10月16日頃から見頃との情報。掲載されている色づき始めたコキアの写真は緑と赤のグラデーション状態。西日が当たれば輝いて見えそう。しかも平日夕方で人も少なく、絶景をゆっくりと堪能できるチャンスです。

 

車を海浜口に停め、草原エリアを左手に見ながら、みはらしの丘へ向かいます。

 

橙色のキバナコスモスが満開

 

みはらしの丘に到着。色づき始めたコキアが一面に広がります。コスモスは咲き始め。

 

丘に登ると正面に濃紅色のコスモス畑が広がります。

 

振り返るとコキアの絨毯。緑と赤のグラデ―ション状態です。32000本が植えられています。

 

山頂からコキアを中を下ります。正面の海は阿字ヶ浦。

 

西斜面に広がるコキア。あと1週間もすれば真っ赤に染まりそうです。周囲のコスモスも咲き始め。

 

コキアの先には見晴らしの鐘。太陽高度が低くなり、コキアが輝き始めました。そして青い海と青い空。絶景です。来てよかった!

 

西日が当たり赤く輝くモフモフのコキア

 

西側斜面下のコスモス畑に下ってきました。この周辺は5分咲きで見頃を迎えています。

 

斜面を彩るコスモス。今年は288万本のセンセーションミックスと秋咲き大輪が播種されたそうです。

 

コスモスとコキアの丘

 

隣接するみはらしの里にやってきました。ここでは常陸秋ソバの白い花が満開です。

 

みはらしの丘を背景に広がる真っ白なソバ畑。コスモスが満開になれば一層鮮やかでしょう。

 

再び、みはらしの丘に登ります。先ほどよりコキアの輝きが増してきました。

 

西日があたるコスモス畑とコキア

 

下から見上げます

 

コスモス、コキア共に見頃まであと1週間くらいでしょう。

 

 

16時を過ぎて日の入りまであと1時間。十分に満足です。ここで戻ることにしました。

 

再びキバナコスモスを右手に見て海浜口へ向かいました。

コキアのグラデーションは今が見頃です。そしてコキアとコスモス共に来週末から1週間くらいが紅葉のピークとなりそうです。ピーク後半のタイミングで、もう一度平日夕方に訪れたいですね。

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魔女の瞳を見に一切経山へ(3) 山頂から鎌沼経由で浄土平へ下山 2021.10.4

2021-10-08 21:16:01 | 山登り

魔女の瞳を見て周囲の眺望を楽しんでいるうちに14時を過ぎてしまいました。日の入りが早くなってきたため、そろそろ下山します。昨年同様、帰りは鎌沼を周回して戻ります。

 

吾妻小富士を左手に見て安達太良山方面へ下ります。

 

正面に酸ヶ平の湿原と鎌沼が見えてきました。

 

鎌沼へ向かう木道から、下ってきた登山道を振り返ります。

 

鎌沼から東吾妻山を見上げます。写真が傾いてしまいました(笑)

 

冒頭でも紹介した紅葉と鎌沼の絶景。鎌沼の標高は五色沼とほぼ同じ1760mです。

 

南側から振り返ります。中央右にちょこっと見えるピークが一切経山かな? でも山頂から鎌沼は見えなかったように記憶しているので、山頂へ向かう尾根の途中かもしれません。

 

紅葉が水面に映ります。

 

笹の中の木道が続きます。正面は東吾妻山。

 

なだらかに丸い円弧を描く東吾妻山。均整の取れた形です。機会があったら登ってみたいですね。

 

姥ヶ原の分岐を過ぎて標高を下げると、紅葉のピークにさしかかります。

 

周囲は赤や黄色の紅葉に包まれます

 

蓬莱山の斜面が紅葉に染まります

 

正面に吾妻小富士を見下ろします

 

さらに下ると黄葉の森に突入

 

浄土平に戻ってきました

 

浄土平湿原の先には吾妻小富士。一切経山から鎌沼、姥ヶ原経由でちょうど一時間で戻ってきました。

 

帰りは磐梯吾妻スカイラインを利用。途中、磐梯山と猪苗代湖の眺望が綺麗でした。猪苗代湖の先にはうっすら燧ケ岳が見えていました。

ここから先は磐梯吾妻スカイラインをさらに南下して磐越道の磐梯熱海まで下り、磐越道、常磐道を経由して友部のアパートに戻ってきました。東北南部の山々の紅葉前線は標高1400m付近まで南下しています。9月前半の低温で例年より色づきが早かったものの、最近の季節外れの暖かさで足踏み状態のようです。10月中旬から下旬にもう一度有給休暇を取得できるようであれば、磐梯山、そして再度安達太良山へ登ってみたいところですが、仕事の空き具合と天候次第。まだわかりません。

 

 

 

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魔女の瞳を見に一切経山へ(2) 山頂からの眺望 2021.10.4

2021-10-07 20:26:31 | 山登り

13時40分に標高1949mの一切経山に着きました。ここで周囲の眺望を見ながら昼食休憩とします。山頂から見下ろすコバルトブルーの五色沼は太陽光の具合で微妙に変化するそうです。「魔女の瞳」または「吾妻の瞳」とも呼ばれています。全国各地に五色沼が存在しますが、ここから見下ろす神秘的な湖は格別です。

 

五色沼の標高は1750m。周囲の紅葉はピークを過ぎたようです。9月末には木々が赤く染まっていたことでしょう。

 

湖の西側は早くも日が陰ってきました。標高差200m弱。往復できないこともありませんが、帰りに鎌沼にも寄りたいので、上からの眺望で満足することにします。

 

五色沼の先には蔵王連山が見えています。安達太良山から見るよりずっと近いですが、この時期にしては霞んでいます。

 

蔵王連山をズーム。北から熊野岳、苅田岳、屏風山、不忘山と連なります。

 

秋の空気に包まれれば、五色沼の先には朝日連峰や月山が見えるはずです。肉眼では月山や葉山をうっすら確認できたのですが、コンデジ画像にはなかなか姿を現しません。手ごろなデジタル一眼が欲しいですね。明るく鮮明に撮影できるスマホカメラには、朝日連峰や米沢の平野部の先にうっすらと月山が写っていました。

 

家形山の先にの朝日岳をズーム。これはコンデジにようやく写った姿です。一切経山から60kmしか離れていないので、早朝に来れば鮮明に見えたことでしょう。

 

西側には吾妻連山が連なります。西吾妻山から中大嶺、東大嶺、そこから手前に昭元山、烏帽子山、ニセ烏帽子山と続き、家形山を経て一切経山へと尾根が続いています。

 

山頂から少し南へ下った地点から南南西を眺めます。正面には一切経山とほぼ同じ標高の東吾妻山。その右には磐梯山、左には那須連山を遠望

 

磐梯山をズーム。東吾妻山の稜線の先には尾瀬の燧ケ岳と会津駒ヶ岳方面の峰々を遠望。安達太良山に登った午前中よりも南側の視程が良くなってきました。湿度が下がってきたのかもしれません。

 

こちらは東吾妻山の東側稜線の先に見える那須連山。中央は茶臼岳と三本槍岳でしょう。その右側に連なるのは三倉山、さらに女峰山、太郎山、日光白根山方面だと思います。

 

南南東には吾妻小富士を見下ろし、安達太良山を遠望。

 

手前から高山、箕輪山、安達太良山のピークとほぼ一直線に並んでいます。午前中は安達太良山から一切経山の山頂を眺めてきました。

 

吾妻小富士の火口をズーム。昨年、噴火口のまわりを一周しました。

 

そして東には福島の街並みと信夫山を見下ろします。

魔女の瞳と360度の眺望を満喫したので、一切経山から下り鎌沼を周回して浄土平に戻ることにします(続く)

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魔女の瞳を見に一切経山へ(1) 浄土平から山頂へ 2021.10.4

2021-10-06 20:33:15 | 山登り

福島県の一切経山には昨年初めて登りました。浄土平から1時間程度で見晴らしの良い山頂に立つことができます。とても空が広くて山々を染める紅葉が美しかったので、青空のもとで再訪したいと考えていました。一昨日は安達太良山から昼前に下山。天気も安定しているので、浄土平まで足を延ばして一切経山へ登ることにしました。紅葉シーズンのため駐車場の混雑が予想されました。昼過ぎの時間帯ということもあってか、待ち時間なしで車を停めることができてラッキーでした。

 

駐車場から見る浄土平湿原は快晴。12時40分に山頂へ向けて出発します。

 

浄土平湿原の標高は1600m弱。正面に見える標高1802mの蓬莱山の山肌は紅葉に染まっています。左に見える東吾妻山の標高は1975m。これから向かう一切経山の標高は若干低い1949mです。

 

北側には噴煙を上げる大穴火口。こちらは立ち入り禁止地域です。大穴火口を右手に見ながら酸ヶ平へ登ります。

 

黄金色に染まる山肌。標高1600~1700mでは紅葉がピークを迎えています。

 

足元にはシラタマノキの実。アカモノに対比してシロモノとも呼ばれています。

 

鮮やかな紅葉の中を昇ります。安達太良山に比べて低木が多いのでより開放感あります。

 

標高1707mの吾妻小富士を見下ろす高さまで登ってきました。絶景です。昨年は雲り空でしたが、今回は快晴でよかった。

 

このあたりは紅葉のピークを迎えています。

 

登りきると酸ヶ平です。

 

酸ヶ平の湿原に出ました。標高は1750m。鎌沼にかけて湿原が広がります。

 

木道から分岐して一切経山へ向かいます。草紅葉の先には標高1911mの前大嶺

 

酸ヶ平小屋の脇を通り標高を上げていきます。正面には東吾妻山と湿原の先に鎌沼を見下ろします。

 

さらに標高を上げると磐梯山が見えてきました。

 

東側には吾妻小富士の火口を見下ろします。

 

浄土平から50分で標高1849mの一切経山に到着。一年前は浄土平から45分でした。今回は見晴らしも良いのでその分ペースが落ちたようです。

 

山頂の石積です。そして目的の五色沼を見るために、北側へ少し下ります。

 

目的の五色沼(魔女の瞳)に1年ぶりに再会しました(続く)。

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紅葉の安達太良山登山(2) 山頂の眺望と勢至平経由の下山 2021.10.4

2021-10-05 22:06:12 | 山登り

安達太良山山頂で遅い朝食休憩とします。昨日は下界から上空まで真夏のような暑い空気にすっぽり覆われため、上昇気流が発生せず全く雲がありません。しかし、秋のような爽やかさがなく、昨年10月16日に訪れたときのような素晴らしい眺望は得られません。それでも那須連山や磐梯山、飯豊山、吾妻連山、蔵王連山を遠望。眼下に福島の街並みを見下ろすことができました。

 

まずは南側の眺望。正面に和尚山。尾根では紅葉がピークのようです。

 

猪苗代湖の先にはうっすらと那須の山々を遠望。日光方面は霞の中でした。

 

那須連山をズーム。左から茶臼岳と三本槍岳、ピラミッド状の旭岳、その右には大倉山、三倉山方面がうっすら見えています。

 

西側には雄大な磐梯山。その左奥の会津盆地には霧に包まれています。

 

西から北西には磐梯山、飯豊山、西吾妻山と雄大なパノラマ

 

大日岳、飯豊山のピークをズーム

 

北西から北にかけて西大嶺、西吾妻山、中吾妻山、東吾妻山、一切経山と吾妻連山が連なります。天気も安定しているので、安達太良山を下山したら午後は一切経山に登る予定です。

 

北側には福島平野、その先には蔵王連山

 

福島駅周辺と信夫山をズーム。福島市では30℃を超える真夏日となりました。安達太良山頂も真夏のような汗ばむ陽気でした。

 

山頂で20分ほど休憩してから、沼ノ平火口を見るため矢筈森へ向かいます。大迫力の火口です。その先には磐梯山と秋元湖、遠くに飯豊山を望みます。ここはお気に入りのスポットです。

 

標高1673mの矢筈森から安達太良山山頂をズーム。ロープウエイの登山客が到着する頃でしょうか。山頂のお客さんが増えてきました。

 

ついでに磐梯山頂もズーム。右側は櫛ヶ峰山頂。

 

紅葉に染まる鉄山の南東斜面を見下ろします。谷底がくろがね小屋となります。

 

矢筈森から下山開始

 

矢筈森の東斜面の紅葉

 

矢筈森山頂を見上げます。

 

くろがね小屋方面への下りは登山客とのすれ違いで苦労しそうなので、直接勢至平へショートカットすることにしました。

 

標高1300mの勢至平にかけては非常に狭くて深い路が続きます。ところどころ2日前の雨がぬかるみとなっていました。

 

紅葉の中、鉄山方面を見上げます

 

矢筈森と鉄山

 

勢至平でくろがね小屋からの馬車道に合流。途中、安達太良山の眺望が良いスポットに立ち寄ります。標高は1260m。紅葉はこれからです。ここはレンゲツツジが綺麗な場所です。

 

馬車道を下ります。旧道にはぬかるみがありそうなので、距離は長くなりますが足元を気にせずに歩ける道を選択。紅葉には若干早いですが、ところどころ木々が色づいていました。

 

11時12分に奥岳登山口に戻ってきました。矢筈森から1時間20分。かなりのハイペースでした。

駐車場でしばらく休憩。YAMAPに記事を投稿してから、次の目的地である浄土平へ向かいます(続く)

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