ウリパパの日記

自由気ままに・・・

霧降高原キスゲ平のカタクリが見頃でした 2024.4.26

2024-04-28 22:31:48 | 栃木県

先週金曜日の栃木花巡りの最後の話題となります。前の記事で紹介したように霧降の滝観瀑台では新緑が美しく、少し標高が上がると桜が満開、標高1000mを越えると冬の装いと季節が1か月ほど逆戻りです。

 

標高1350mのキスゲ平園地に到着。ここから1450段の階段を登り、標高1600mの小丸山を目指します。

 

もともとスキー場だった草原には早春の花が咲き始めていました。ショウジョウバカマです。

 

好天で気温も上がり、カタクリの花も全開

 

再びピンク色のショウジョウバカマ

 

キスゲ平園地のカタクリは、多摩地方で見る花に比べて一回り小さい印象です

 

 

草原に点々とピンク色の花が見られます

 

ヒメレンゲの花が咲き始めました

 

小さく可憐な花です

 

濃いピンク色のカタクリを見つけました

 

まだまだ続くお花畑

 

広い草原を見上げます。6月になるとニッコウキスゲが咲き乱れます。

ここから先は階段歩きとなります。

 

ようやく1000段。まだ445段もあります。

 

階段を登り切ると標高1582mの小丸山展望台に到着。

 

高原山をズーム

 

日光方面の眺望

 

展望台から少し登り園地の柵から外に出ます。標高1601mの小丸山に到着です。ここから先は赤薙山へ至る尾根道が続きます。

 

小丸山で見かけた新芽

 

ネコヤナギでしょうか・・・

 

階段を下り、草原を見上げます

 

カタクリをズーム

 

再び階段を下るとオオカメノキが咲き始めていました

 

 

この春最後のスプリングエフェメラルでした

昨年の同時期より花数が少なかった印象です。まだ蕾も多く、キスゲ平のカタクリはゴールデンウイーク中にピークを迎えそうです(おしまい)。

 

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いろは坂を下り新緑の霧降の滝へ 2024.4.26

2024-04-28 20:14:27 | 栃木県

先週金曜日の話題が続きます。中禅寺湖から第1いろは坂を下り、霧降高原へ向かいます。第2いろは坂との合流地点で桜が綺麗に咲いていたので、車を駐車場に停めます。

 

この付近の標高は870m。中禅寺湖から500mほど下ってきました。桜が新緑に映えます。

 

振り返ると正面に男体山

 

神橋の横で信号待ち

 

霧降の滝の観瀑台に立ち寄ります。この付近の標高は760m。昨年はツツジが満開でしたが今年はまだ蕾。足元ではフモトスミレが満開です。

 

観瀑台の近くでもたくさん咲いています

 

フデリンドウも満開

 

観瀑台に到着。新緑の霧降の滝を見下ろします。

 

滝の上はパステルカラーのグラデーションが美しく、さらに標高が上がるとまだ冬の姿です。

 

キスゲ平を目指します。標高950m付近では桜が満開でした(続く)

 

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鷲子山上神社の紅葉 2023.11.15

2023-11-15 20:37:55 | 栃木県

天気も色づきもパッとしない茨城県北部の紅葉巡り。大子町の永源寺は遠くから見た感じでは今一つだったのでパスして、鷲子山上神社へ向かいます。目的は紅葉というより、日本一のフクロウです。2年前にもここを訪れました。鳥居前のモミジの色づきはまずまず。青空の下で見たかったですね。

 

大鳥居の下から大フクロウを見上げます

 

大フクロウの先に、鷲子山上神社の本宮があります

 

階段を上り、2年ぶりの御対面。まずは中央の不苦労御柱(金運幸福の御柱)を木棒で3回たたきます。続いて周囲の四神の御柱(除災・方除けの御柱)に両手を押し当て、願います。

 

続いて本宮神社にお参り。こちらもフクロウだらけです(笑)

 

こちらが大フクロウ像の説明

 

階段を下りて左へ向かうと正面に御本殿へ向かう参道。そういえば15日は七五三でしたね。向かって右が茨城県、左が栃木県。県境が大鳥居から御本殿の中央を通っています。ここら先は2年前に訪れたので、今回はここで引き返します。

 

振り返ると2本のモミジと、右手が本宮へ続く大鳥居となります。

 

駐車場へ戻る途中に振り返ります。御本殿へ向かう大鳥居をズーム。

 

駐車場へ向かう途中にも多くのフクロウが展示されていました。これは大黒天ふくろう。

 

うたたねふくろう。気持ち良さそうですね(笑)

 

天気が悪いので、このままアパートは戻ろうかと考えましたが、その前に地元の笠間稲荷神社で開催中の菊祭りの様子を見に行くことにしました(続きます)

 

2年前に鷲子山上神社を訪れた時に、本宮、御本殿含めて詳細に紹介したので、その時の記事を以下に付けておきます。フクロウに興味のある方はご参照ください。紅葉も今回よりはるかに綺麗でした。

鷲子山上神社を訪れる(1) 日本一の大フクロウ  2021.11.3

鷲子山上神社を訪れる(2) 茨城・栃木県境に建つ神社 2021.11.3

 

 

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涼しさを求めて奥日光戦場ヶ原散策 2023.8.21

2023-08-23 19:10:55 | 栃木県

川場村のふれあい橋で田んぼアートを見学後、国道120号を奥日光へ向かいます。片品村を過ぎる頃から下界の暑さから解放され、丸沼、菅沼と標高を上げると涼しい風が吹き込んできます。

 

金精峠のトンネルを抜けた先に駐車スペースがあるので、休憩します。眼下には湯ノ湖と男体山。男体山の山頂は雲の中です。

 

西側には金精山方面の山並み

 

国道120号を湯ノ湖まで下ります。国道沿いの駐車場が空いていたので、車を停めて散策。湯滝を見下ろします。

 

穏やかな湯ノ湖

 

湯川にかかる橋の周囲では赤とんぼが飛び交っていました。赤トンボの逆立ち?

 

こちらは這いつくばるようにとまっています

 

赤沼まで下り、ここから戦場ヶ原を散策します。気になる雷雲は金精峠の北側から西側で発達する傾向で、戦場ヶ原の天気は比較的安定していそうです。空模様次第ですが、木道を行けるとことまで行ってみることにしました。昨年は湿原の木道が通行止めになっていたので、ここを利用するのは久しぶりです。木道はリニューアルされて大変歩きやすくなっていました。

 

木道の周囲にはホザキシモツケが咲き乱れます

 

木道の下でひっそりと咲くホタルブクロ。真夏に咲くとは意外ですね。見かけたのはここ1か所のみでした。

 

シロヨメナ

 

木道から見渡す戦場ヶ原。その先には、小真子山、大真子山と男体山

 

アケボノソウ

 

湿原の木道沿いには数多くのアケボノソウが咲き始めています

 

木道は湯川の流れに沿って設置されています

 

再びホザキシモツケ

 

ピンクの花園の説明がありました。7月中旬から8月中旬にかけて、湿原の周囲がピンクに染まるそうです。

 

濃いピンク色のホザキシモツケをズーム

 

アキノキリンソウとエゾリンドウ。いずれも秋の花です。

 

湿原では数多くのエゾリンドウが咲き始めていました

 

再び戦場ヶ原と男体山

 

まだまだ木道が続きます。昨年の9月に新設・再整備が完了したばかりです。

 

木道沿いのエゾリンドウ

 

ハクサンフウロが咲き残っていました

 

木道のどころどころに休憩所が設置されています

 

アケボノソウも満開

 

トモエシオガマ

 

シロヨメナの群生

 

次第に天気が怪しくなってきました。積乱雲は金精峠の北から西へと移動中なので、戦場ヶ原への影響は無さそうです。

 

ノアザミ

 

湿原歩きが終わり、湯川の橋を渡り林間エリアをあるきます。サワギクが咲いていました。

 

キオン

 

ソバナ

 

泉門池の近くで小田代ヶ原方面からの遊歩道と合流します。小田代ヶ原方面をまわって戻ろうか迷いましたが、残された時間が少ないため、再び湯川沿いの木道を引き返すことにします。

 

帰りの途中に見かけたカキラン? 花は終わっていました。

 

男体山にはしつこく雲がかかり続けます

 

木道沿いにひっそり咲くダイコンソウ

 

ワレモコウと赤とんぼ

 

ホザキシモツケの群落。ピークは過ぎましたが、遅咲きの花がとこどころ残っています。

 

赤沼駐車場に戻ってきました。ちょうどEVバスが停まっていました。

 

こちらは自動運転バス。実証実験中のようです。

将来は赤沼と千出ヶ浜間で運行されるのでしょうか。樹木が多い林間部は衛星測位システムの誤差が大きくなるので、何らかの支援システムとセットで活用されるのでしょう。

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栃木県益子町のひまわり畑 2023.8.11

2023-08-12 17:48:26 | 栃木県

昨日は山の日。2日続けて登山に出かけようか迷いました。しかし高速道路は東北道も常磐道も朝から大渋滞。それなら一般道を利用して奥日光の戦場ヶ原を散策と考えましたが、いろは坂の渋滞も予想されるため山は断念しました。しかも晴れ予想の茨城県では早朝からにわか雨が降ってきました。空を見上げると積雲の流れが早く、不安定な天気が予想されます。レーダーを確認したところ、栃木県方面には雲が少なそうなので、まずは朝のうちに益子町のひまわり畑を見学に行くことにしました。

友部を5時30分過ぎに出発。笠間市は雨、桜川市は霧に包まれ、益子町へ向けて北上すると予想通り霧が晴れて、上空に青空が広がってきました。しかし東側の茨城県方面は雲に包まれているため、日差しがここまで届きません。

 

「道の駅ましこ」に車を停めて、ひまわり畑まで500mほど歩くと、黄色い絨毯が広がっています。

 

県道41号を北上して、西側に広がるひまわり畑を見下ろします。

 

会場の中心部をズーム

 

少しひいて全景を写します。毎年、この上山地区には約5ヘクタール、約100万本のひまわり畑が出現します。

 

中央部の展望台からの眺め。まだ時期が早いのか、例年よりも背の高さが幾分低い印象です。

 

ピンク色の扉の外から写してみました

 

今年は、8月11日が、ひまわり祭り開催初日となりました。

 

ヒマワリ畑の中央には赤い品種(ルビー)が植栽されているエリアがあります。

 

昨年は終盤を迎えていましたが、今年は見頃の時期に訪れることができました。

 

黄色から紫色のグラデーションが綺麗なヒマワリをズーム

 

ちょうど見頃を迎えたばかりのヒマワリたち。重さで首を垂れることもなく、どの花も同じ方向(東)を向いて元気に咲いています。

 

メインの品種は例年通りハイブリッドサンフラワーのようです。

 

約100万本のひまわりが一斉に見頃を迎えました

 

晴れるまで待っていようか迷いましたが、東の空の雲は厚くなる一方です。道の駅ましこへ戻ります。

 

昨年の山の日に訪れたひまわり畑の様子を紹介しておきます。

(参考)昨年 2013年8月11日に訪れた益子町のひまわり畑

 

 

 

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那須塩原の田んぼアート(第2会場) 2023.7.26

2023-07-29 16:09:03 | 栃木県

那須高原の北温泉で休憩後、那須塩原へ向かいます。「道の駅湯の香しおばら」までは約20km。高速道路を利用せずに30分程度の近さです。ここを訪れる目的は、隣接する田んぼアート。那須塩原の田んぼアート会場は、少し離れた2か所にあり、道の駅は第2会場となります。道の駅に到着後お腹が空いたので、道の駅で軽食を食べてから隣接する会場へ向かいます。

今回の田んぼアートのテーマは「感謝&環境」です。

 

展望台に登ります。神奈川県PRキャラクターの「かながわキンタロウ」、塩原温泉の温泉むすめ「塩原八弥(しおばら やや)」、千葉県PRマスコットキャラクター 「チーバくん」の説明です。

 

それがこちらです。右側には温泉マーク。

 

田んぼアートは色の異なる9種類の稲で絵を使って表現されています。地元の農家の方が毎年制作しているそうです。

 

近くにもう一つの田んぼアートが隣接しています。こちらは、飛脚のウサギと「ニュートラくん」です。

 

ニュートラくんは、カーボンニュートラルを達成した未来のとちぎからやってきた設定となっています。

田んぼアートのもう一か所の第一会場は那須塩原市西遅沢にあります。
第一会場の田んぼアートは、2022年にセ・リーグの東京ヤクルトスワローズの優勝に貢献した「村神様」こと村上宗隆さんと、東京ヤクルトスワローズのマスコットキャラクター「つば九郎」です。当日は仕事の関係で夕方までに帰宅する必要があったた、第2会場を見学後は東北自動車道と北関東自動車道を利用して友部のアパートへ戻りました。

 

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那須高原の北温泉を訪れる 2023.7.26

2023-07-28 20:01:49 | 栃木県

一昨日の三本槍岳登山の帰りに、久しぶりに北温泉に立ち寄ってみました。最寄りの公共駐車場までは、峠の茶屋駐車場から車で10分程度の近さです。

まずは、那須高原共同組合のホームページより北温泉の紹介を引用します。


余笹川の源流近くの奥深い谷間にある一軒宿で、公共駐車場に車を置いて400mほど山沿いの歩道を歩いたところにあります。北湯とも呼ばれ、昔から湯量が豊富なことで知られています。江戸時代の元禄9年(1696)に発見された北温泉は、温泉の由来や起源の詳細は不明ですが、源泉の岐路が多いことから「岐多温泉」と記された暖簾が残っています。明治時代の漢字が統合されていく過程で北温泉となったとされていますが、古くは喜多温泉という記述もあります。
現在の北温泉旅館は、江戸安政時代に建てられた建物を中心に、明治、昭和に増築されてできた古い木造3階建てで、創業期の古き良き面影を濃く残しています。10×15mの大きな「泳ぎ湯」やもともとは山伏の修験場であった「天狗の湯」などユニークな風呂が知られています。単純泉で、神経痛やリウマチ、痛風などに効果があるとされています。(引用終わり)

 

駐車場に車をとめて、まずは観瀑台から駒止めの滝を見学します

 

北温泉に向けて歩道を下る途中、ウバユリが咲いていました

 

ウバユリの花をズーム

 

山アジサイも綺麗です

 

タマガワホトトギスが咲き始めています

 

10分ほど下って、北温泉に到着。ここを訪れるのは2回目です。

 

受付で700円を払い、温泉へ向かいます。他にお客さんは誰もいません。

 

館内は薄暗くレトロな調度品が目につきます

 

案内に従い天狗の湯に到着。江戸時代から続く歴史ある湯治場を独り占めです。入口に温泉台帳が掲示されているのですが読みづらいので、HP情報を引用します。

無色澄明無味無臭のさらさらしたお湯で泉質は単純温泉。自家源泉は3本あり、合わせると毎分1,620リットルもの湧出量を誇るそうです。天狗の湯は源泉まで10mの場所にあり、滝のように湯が流れ出てくる様子を眺めながら浸かることができます。

 

流れ出る湯の上には天狗が掛けられています

 

こちらの天狗のそばには絵馬が並んでいます

 

15分ほど温泉に浸かってから、露天風呂へ向かいます。いったん帳場へ戻るため薄暗い館内を歩きます。このあたりは江戸時代の建物なのでしょうか。

 

館内には歴史のありそうな調度品がいろいろ展示されています

 

帳場から露天風呂へ向かう途中に、レトロなポスターが展示されていました。和久平和堂というお店のようです。

 

その隣にもポスターと彫刻

 

男性用露店風呂の入り口には焼酎のかめ壺が置かれています。

 

露天風呂の様子です。ここでも10分ほど温泉に浸かってきました。

 

露天風呂から戻る途中、昭和天皇・香淳皇后の写真が掲げられていました。その横には平成の皇室ご一家のカレンダー。詳細な記載はありませんでした。那須御用邸から散策の際に訪れたのでしょうか・・・

秘湯を満喫した後は、那須塩原の道の駅へ向かいます。目的は田んぼアートです(続く)

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那珂川町三輪のカタクリ山公園 2023.3.29

2023-04-04 19:49:28 | 栃木県

3月29日の最後に訪れたのは那珂川町三輪のカタクリ山公園。14時近くなり上空に雲が広がってきましたが、気温が高めなので満開のカタクリを期待できそうです。入園は無料、駐車場は有料(500円)となっています。平日のためか駐車場はガラガラでした。

 

散策順路に従い木道へ向かいます。

 

左手の斜面にカタクリの群生が広がります。満開のカタクリが山肌を埋め尽くします。ここは車椅子の立ち入りが可能で、実際に車椅子で見学に来られていた方もいました。

 

3ヘクタールのエリアに100万本もカタクリが自生。関東地方では最大規模を誇るそうです。

 

木道の先はカタクリを左手に見ながら日差しがある歩道を登ります。

 

これはスマホで撮影

 

山頂付近では桜が満開。ここから西側斜面を下り、ミズバショウが咲くエリアへ向かいます。

 

こちらの散策路沿いでもカタクリが満開

 

スプリングエフェメラルも咲いています。キクザキイチゲ。

 

カタクリとキクザキイチゲの群生

 

遊歩道の右側の広大な斜面にはカタクリの群生が続きます

 

満開です

 

エイザンスミレが咲いていました

 

キクザキイチゲの群生

 

カタクリの群生を抜けると、うす暗い林床にショウジョウバカマの姿が見られ、谷を流れ下る小川沿いにはミズバショウが植栽されています。

 

木道からミズバショウを観察できます

 

近くにザゼンソウの群生地があるようですが今回はパスして駐車場へ戻ります。途中、土佐ミズキが満開でした。

 

ショウジョウバカマの群生地を通り抜けます。

約30分でカタクリ山公園を周回してきました。午後になって雲が広がるあいにくの空模様でしたが、気温が高いこともあって満開のカタクリを満喫できました。

朝から巡ってきた茨城県と栃木県の桜とスプリングエフェメラル巡りはこれで終了。夕方からオンライン会議が入ってしまったので、帰りは那珂川町から友部のアパートまで直行。1時間10分で戻ることができました。

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那珂川町観音寺の枝垂れ桜 2023.3.29

2023-04-03 19:35:26 | 栃木県

富山からカタクリ山公園へ向かう途中、国道294号沿いに観音寺があります。ここの枝垂れ桜は国道からも見えるため、満開の時期にはいつも立ち寄ってしまうのです。今回はまだ早いかなと思っていたところ、既に満開を迎えていたので、思わずブレーキをかけて境内の駐車場に入ってしまいました。境内の駐車は4~5台のスペース。先客は1台だったので混乱無く停めることができました。

雲が抜けるまで少し待ち、太陽が出るタイミングで隣接する畑から見上げます。右側が観音寺桜、左側は本堂前の枝垂れ桜。その間にもう一本あって三本の枝垂れ桜が咲き競います。

 


観音寺は1534年に開基、開山を記念して地元の檀家が植えたものと伝えられています。地元では「観音寺桜」と呼ばれ、大切に保存されています。

 

これが観音寺桜。推定樹齢200年の名木です。昨年も紹介しましたが、地上3~5mのところで太い枝が4本出て、さらに細い小枝が四方八方に広がり、均整のとれた美しい県内のシダレザクラとしては1級の巨木です。

 

観音寺桜の先の道路沿いに、もう1本枝垂れ桜があります。

 

本堂前の枝垂れ桜はも立派です。樹齢は若そうです。

 


国道294号から見上げます。道路の枝が垂れ下がっているため、とても目立ちます。休日には桜目当ての車が路上駐車して大混雑になるのではないでしょうか。晴れたり曇ったりの天気でしたが空いている平日に満開の姿を見ることができてラッキーでした。

続いて最後の目的地であるカタクリ山公園へ向かいます。

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那珂川町富山地区のイワウチワ群生地 2023.3.29

2023-04-02 21:51:03 | 栃木県

先ほど茨城県のアパートに戻ってきました。古新聞となってしまいましたが、先週29日の記事(栃木県のイワウチワ、カタクリの花めぐり)が途中で中断していたので再開します。

益子町の安善寺から茂木、那須烏山、那珂川町に向けて、芽吹き始めた木々や満開の桜を見ながら北上します。今年は桜前線が一気に関東地方を駆け抜けた様子で、栃木県東部エリアでもソメイヨシノが満開を迎えていました。12時過ぎに富山に到着。時間節約のために林道を走り第3駐車場に駐車して、イワウチワ群生地へ向かいます。

 

入口ではショウジョウバカマが満開。ここは入園料無しで見学可能です。

 

入園料400円を払い入山します。しばらく登ると、期待通り斜面にイワウチワの花が咲き乱れていました。混乱を避けるためにルートが定められていて、案内通りに進もうと思っていたのですが途中で分からなくなり、何度も同じルートを通ったりしましたが、全エリアを見てきました(笑)。

 

かなり高低差があるので、日が当たる時間の長い上部では満開かピークを過ぎ、中腹では満開、下のほうではようやく開花といった印象でした。どこも同じような雰囲気なので、どのあたりで撮影したか記憶が定かではありません。順不同に紹介していきます。

 

広さは1ヘクタールを遥かに超え、イワウチワの群生規模としては富山地区が日本一と言われているそうです。

 

ピンク色の花が密集して咲いています

 

木の根元に咲くイワウチワ

 

上のエリアに行くと青空に映える花を見ることができました

 

苔の岩の上にも咲いています

 

これだけ咲き揃うと見事です

 

20分ほど散策。十分に満喫しました。

 

群生地を一回りしてから駐車場に戻る途中で沢沿いで見かけた可愛い花。トウゴクサバノオだったかな?

 

次に林道を少し下ったところに最近開園した「うえまる花の丘庭園」を見学。いわうちわ群生地の入山チケット半券を見せると無料となります。500本のハナズオウやレンギョウ、ハナモモなどが楽しめます。展望台から見た園内の様子です。

 

レンギョウは満開。ハナズオウは蕾が膨らみ綺麗に色づいていました。開花までもう少しです。

 

昨年もここを訪れましたが、更に花数が増えた印象です。黄色のレンギョウとピンクのハナズオウの色合いが綺麗です。

 

日当たりのよい花の丘庭園の周囲では春の野草がたくさん咲いています。これはアマナ。

 

カタクリ

 

キクザキイチゲ

 

遠くに鯉のぼりが泳いでいます。まだ3月なのに・・・

 

帰りに近くを通りかかったのでパチリ

富山地区の他に船戸地区にもイワウチワの群生地があります。数年前に訪れたことがあります。夕方までアパートに戻る必要があるため、船戸地区への寄り道は断念し、次の目的地である那珂川カタクリ山公園へ向かいました(続く)

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益子町安善寺の枝垂れ桜を見学 2023.3.29

2023-03-31 19:36:54 | 栃木県

笠間市から県道1号を北上し栃木県に入ってから茂木方面へ北上します。その途中、芳賀富士の東側にひっそりと佇む安善寺を訪れました。数年前の桜の季節に一度立ち寄ったことがあり、もう一度訪れたいと思っていました。

狭い山道の奥まったところに駐車場があり、谷の先の高台に安善寺があります。安善寺は建久5年(1194年)に平家譜代の武将である平貞能により創建されました。800年以上の歴史ある浄土宗のお寺です。現在の建物は享保15年(1730年)の再建で昭和56年に益子町指定文化財に指定されています。本堂の脇に2本の枝垂れ桜があり、町の天然記念物に指定されています。当日朝に訪れた城里町の小松寺も平貞能の創建です。

 

駐車場から本堂にかけてはソメイヨシノのトンネルが続きます。

 

その西側には2本の枝垂れ桜が咲き揃い、静かな山村が美しく彩られています。

 

地蔵堂の背後の斜面に立つ枝垂れ桜は享保15年の再建時に記念として植えられたもので樹齢は300年近くにもなります。まだ元気に咲き誇っています。

 

反対側から見下ろします。枝垂れ桜の先には参道のソメイヨシノ。

 

もう一本の比較的若そうな桜に近寄ってみると

 

この桜には木札が付けられていました。三春滝桜の実生 紅枝垂桜です。

 

本堂前から、地蔵堂の裏に立つ枝垂れ桜を見上げます。


1730年に再建された本堂です

 

桜満開の安善寺を後にして、那珂川町の富山地区へ向かいます(続く)。

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栃木市四季の森星野のセツブンソウが咲き始めています 2023.2.17

2023-02-17 20:31:01 | 栃木県

先週末は大雪に見舞われましたが、2月は気温が高く昨年に比べて季節の歩みが早まっています。関東南部ではそろそろ花粉が飛び始めた様子です。今週は一時的に冬型の気圧配置が強まり寒気が流入しました。冬型の気圧配置が緩むタイミングで東海上に居座っていた雲が無くなり、今朝はダルマ朝日が見られるのではないかと期待していました。しかし関東地方の南に想定外の気圧の谷が発生したため、茨城県では日の出1時間以上前から曇り空となってしまいました。一方、内陸部の栃木県は快晴です。今日はアパートでの在宅勤務なので、午前中に長めの休憩時間を頂いて、栃木市の四季の森星野までセツブンソウの開花状況を見てきました。栃木市(観光協会)のHP情報では、セツブンソウは咲き始めた様子です。

 

アパートから北関東自動車道を利用して1時間足らずで四季の森に到着しました。昨年にここを訪れたのは2月23日。その時は蝋梅は終盤を迎えていましたが、今日は見頃が続いていました。

 

中心が赤紫色の花は和蝋梅

 

こちらはよく見る素心蝋梅。満開です。

 

群生地を歩きます。目的のセツブンソウはまだ咲き始め。昨年の2月23日と同じ開花状況です。栃木県のセツブンソウは2~3cmの大きさで、東京で見かける花より一回り大きい印象です。

 

2輪並んで咲いています

 

日当たりの良い南東を向いた場所では一斉に開花していました

 

福寿草はまだ姿を見せていません。一輪だけ開きかけた花を見つけました。

 

満開のロウバイ

 

紅梅は蕾が膨らんできました。開花までもう少し。

 

続いて、少し離れた日当たりの良い散策路(木道)へ向かいます。

 

日当たりの良い南斜面では見頃を迎えています。萼片が6枚の花もチラホラ見かけます。

 

この周辺は朝から太陽が差し込むため、どの花も南東の方向を向いて咲いています。

 

三輪並んで咲いています。手前の花がぼやけてしまいました。

 

木の陰になって日当たりの悪い場所では、花の向きが不揃いです。

 

このエリアの紅梅は咲き始めています

 

満開のロウバイ

 

仕事を中断して栃木市まで来ているので、昨年のようにのんびりできません。20分ほど見学後、北関東自動車道を飛ばして友部のアパートに戻りました。

 

(参考)昨年2月23日に訪れた四季の森星野

栃木市星野の里に咲くセツブンソウ 2022.2.23

 

 

 

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栃木県益子町のひまわり畑 2022.8.11

2022-08-13 07:21:33 | 栃木県

一昨日の山の日、日光男体山登山の帰りに栃木県益子町のひまわり畑を見学してきました。約5ヘクタールの広大な農地に100万本のひまわりが咲き揃う姿は壮観で、毎年楽しみにしています。

 

益子町は陶芸で知られていますが、夏のひまわりと秋のコスモス畑もオススメです。ひまわり畑の会場となる上山地区は「道の駅ましこ」の近くにあり、歩いて行くことができます。また会場にも広い駐車場が併設されていますが、降水の後は泥沼化して閉鎖されることがあるので要注意。一昨日は砂埃が舞うほどの好天で、全く問題ありませんでした。

 

会場前の道路からを会場を見下ろします。この右側にもほぼ同じ面積のひまわり畑が広がります。

 

どの花も東の方角を向いて咲いています。

 

ひまわり畑に設置されている展望台からの眺め。ところどころ背の高いヒマワリが目立っています。

 

ひまわり畑の中を散策することも可能で、摘み取りできるコーナーもあります。

 

畑の中から見上げる満開のひまわり。メインの品種はハイブリッドサンフラワーです。

 

赤い品種(ルビー)が植栽されているエリアもありました。ルビーは開花が早く終盤です。

台風の接近に伴い、今日と明日の2日間は駐車場の利用と摘み取りは中止となっています。道の駅ましこに車を停めて歩いて見学することは可能です。

 

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ニッコウキスゲ満開の霧降高原キスゲ平園地 2022.7.1.

2022-07-02 18:38:22 | 栃木県

雨引観音の水中花を見てから日光へ向かいます。前日のキスゲ平園地のHP情報に、500段より下で見頃、500段より上では5分咲きと掲載されていました。異常な暑さ続きのため平年以上に開花のスピードが早い様子で、小丸山山頂近くの草原でも見頃を迎えていることを期待して、車を走らせます。しかし上空の天気が不安定で、日光方面には積乱雲が発達中。霧降高原に到着すると、赤薙山から女峰山方面には灰色の雲が立ち込めています。レーダー画像を見ると、ちょうどキスゲ平園地の西側で急速に積乱雲が発達中で、一雨あるかもしれません。

 

ニッコウキスゲが見頃を迎えているため、いつもと違い大勢のお客さんが訪れています。下から見上げるとニッコウキスゲの黄色い花が草原いっぱいに開花している様子がわかります。しかし小丸山方面の雲行きが怪しい状況です。雷雲の通過には30分かかりそう。でも雷鳴が聞こえないので出発することにします。

 

300段近く階段を登り散策路を歩くと、ニッコウキスゲが満開です。正面は小丸山。

 

振り返ると、こちらにもニッコウキスゲが満開

 

500段近く登ると、階段沿いの視界が開けます。小丸山山麓の斜面も一面オレンジ色に染まっています。

 

赤トンボが飛び交っています

ここで雨がぽつぽつ降り始め、積乱雲の北の端がかかり始めたようです。降りが強まってきたため、混雑が予想される避難小屋ではなく、その手前で園地から一旦出て、シロヤシオの森で20分ほど雨宿りしました。

 

積乱雲が通過して雨が小やみになってから散策再開です。雨に濡れるニッコウキスゲ。正面の草原は一面オレンジ色に染まっています。今年は花数が多いようです。

 

雲が切れて青空が見えてきました

 

青空が広がった瞬間。見事な景色が広がります

 

ヤグルマソウが咲き始めていました

 

二つ目の展望デッキからニッコウキスゲの群生地を見下ろします。正面にはうっすらと高原山を遠望します。

 

ニッコウキスゲ満開の斜面をズーム

 

標高1500m付近がピークのようです

 

雨に濡れたカラマツソウ

 

標高1582mの小丸山展望台からの眺望。正面に高原山、その左奥に男鹿山塊を遠望します。

 

小丸山山頂付近でもニッコウキスゲが開花しています

 

山頂に咲くアカショウマ

 

回転扉から外に出て、標高1610mの小丸山にやってきました。正面は標高2010.5mの赤薙山です。雨もあがり、天気は小康状態です。

 

山頂ではコメツツジが咲き始め

 

天気が安定してきたので、ゆっくりと階段を下ります。

再び展望デッキからニッコウキスゲの群生を見下ろします

 

下側の展望デッキから見上げます。斜面がオレンジ色に染まります

 

咲き乱れるニッコウキスゲをズーム

 

遊歩道から見上げます。想像以上の花の密度に圧倒されます。周囲に柵を設置して鹿の食害から守り、地道な補植活動によりこここまで素晴らしい群生地を作り上げてきたのでしょう。いつもは霧の季節に訪れるので、ここまで素晴らしい景色に巡り合えたのは初めてです。

 

再びトンボをズーム

 

再び日差しが戻り、湿度が上がってきました。気温は20℃前後で猛暑にうだる下界とは違って快適です。

 

最後にニッコウキスゲの花をズーム

昨日は一雨あって開花が促進されたことでしょう。今日のキスゲ園地のHPには「園内全体で見頃です!」と掲載されていました。雨に降られましたが、ちょうどベストなタイミングで訪れることができました。

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新緑の霧降の滝と霧のキスゲ平園地 2022.4.28

2022-04-29 16:51:36 | 栃木県

中禅寺湖畔でのアカヤシオ巡りを終えた後、いろは坂を下り、霧降高原へ向かいます。標高1000m以上は雲の中ですが、最初に立ち寄った霧降の滝の観爆台は標高700m前後。曇り空ながらも眩しい新緑に包まれています。

 

観爆台への入口。新緑の中、ヤマツツジが咲き始めています。

 

霧降の滝を見渡す観爆台にやってきました。新緑が鮮やか。滝より標高が上がるとパステルカラー状態で、春が山を駆け上がる様子を一望できます。そして、これから訪れるキスゲ平園地は雲の中です。

 

新緑に包まれる下側の滝をズーム

 

上側の滝の周囲ではシロヤシオが咲き始めています

 

観爆台の周囲では鮮やかなヤマツツジが咲いています。昨年訪れた時に見られたシロヤシオはまだのようです

 

展望台近くの秘密の場所を訪れます(昨年見つけました)。シロヤシオはまだ咲き始め。昨年はすでに満開でした。

 

GW中に満開を迎えるでしょう。この地域は立ち入り禁止となっている急斜面。足を滑らせたら終わりです・・・

 

足元の岩場に咲く白い花はフモトスミレでしょう

 

ちょうど満開で、この一帯にたくさん咲いていました

 

霧降の滝を見学後、霧降高原へ向けて標高を上げていきます。標高1000mを超えると霧の中。標高1350mのキスゲ平園地は冬の装いです。気温も5℃前後と中禅寺湖畔とほぼ同じですが、上空はやや明るくなってきました。

 

昼食休憩をとってから階段を上り小丸山の展望台を目指します

 

草原にはカタクリが群生しています。霧の中、どの花も下を向き、ところどころ控えめに咲いている花があります。

 

日当たりの良い遊歩道沿いで揃って咲いている花を見つけました

 

ヒメイチゲは蕾を閉じています

 

花びらを開きかけたヒメイチゲ。青空のもとで全開の花を見てみたいですね。

 

ショウジョウバカマが開花していました

 

こちらは濃青紫色のタチツボスミレ

 

木道脇に咲くカタクリ

 

どの花も咲きかけています。日が差せば一気に花開きそうです

 

標高が1500mを超えると霧の上にぼんやりと太陽が姿を現しました。天空回廊を目指します。

 

1445段の階段の最上部から見下ろします

 

園地山頂の先にある回転扉から外に出ると、標高1610mの小丸山です。うっすらと青空も見えています。

 

正面の赤薙山方面は霧も晴れて青空が広がっていることでしょう。気象衛星の画像を見ると、昼過ぎには上空の雲が抜けた模様。しかし関東北部の山々にはしつこく低い雲がかかったままで、霧の出方を見ると、雲の高さは標高1800m程度のようです。

霧が晴れてこないか暫く待ってみました。しかし好転する兆しは見えないため、再び1445段の階段を下って駐車場へ戻ることにしました。標高1500m以下では再び深い霧に包まれ、むしろ霧は濃くなってきました。

昨年同日に、きすげ平園と霧降の滝を訪れています。同じ曇りでも天気は今日よりも格段に良く、周囲の山々を見渡すことができました。

(参考)昨年4月28日の 霧降高原きすげ平園地霧降の滝観瀑台

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