マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「私が、生きる肌」

2016-09-08 17:20:25 | 好きな俳優 アントニオ・バンデラス

La piel que habito  2011年 スペイン作品

監督 ペドロ・アルモドバル
原作 『私が、生きる肌』 ティエリ・ジョンケ
出演 アントニオ・バンデラス エレナ・アナヤ マリサ・バレデス ジャン・コルネット

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)

2012年、トレド。
エル・シガラルの一室にボディ・ストッキングをまとった女性がいた。メイドのマリリアは、いつものように食事を作り彼女の部屋に通じるエレベーターに食事を入れた。
学会では、人工皮膚の開発発表を医師のロベルが行っていた。
彼は、家に帰るとすぐさまモニターで例の女性を監視する。だが、今日は動かない。ロベルは彼女の部屋へ行き、自殺を食い止めすぐに傷ついた皮膚を修正する。
そして、ある日の事。
マリリアの息子セカが現れ、マリリアを襲い例の女性を連れ去ろうとした。だが、そこへ現れたロベルがセカを射殺。
その日から、ロベルは例の女性を抱こうとする。
その女性ベラは、6年前の出来事に思いをはせるのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)

先日紹介した監督さんと久々に組んだこの作品。
これって原作があるそうで、それを大胆にアレンジしたそうだ。アレンジってどこまでなんだろう?気にはなるけども。

さて、毎回、犯罪ぎりぎりの恋愛を描く監督さん。毎回、妙な映像があってどぎまぎするのだが、今回はなくてその点はほっとした。
でも、
完璧にあれは犯罪だよな。

整形医療の技術ってあそこまで進化しているのだろうか?
極端だとしても、これからは、あそこまでそう遠くない事なんだろうなあ。
ロベルの妻のような人とかは、ありがたい技術だけど、こんな風にその技術を使われたら、めっちゃ恐ろしい。
本人の原型がなくなってしまうんだもの。

それでは、
人工皮膚開発の名医ロベルを演じたバンデラスはといいますと。
異常な雰囲気がなかなかかっこよかったぞ。
結末はビックリだったけども。
いや~やっぱり母国語を話す彼は好きだなあ。

そうそう、
ビセンテを演じたジャン・コルネット(ヤン・コルネット?)が好みだなあ~と思ったら、キリアン君の「レッド・ライト」に出演していた。
さらに、ウナクス君が出演した「フロントミッション革命の反逆者たち」にも出演していたらしいが、まったく覚えていなかった。
いつものことながら、見直さないとダメかな?

話しの展開はまったくもって予測がつかなかった。
だって、
関係ないと思っていたメイドのマリリアが、そう関わっていたとはマジで驚きだったからさ。

気になる方は、どうか観賞してみてくれ。


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