Wunderkinder 2011年 ドイツ作品
監督 マルクス・C・ローゼンミュラー
出演 エリン・コレフ イーモゲル・ブレル マティルダ・マダミック ギデオン・ブルクハルト カイ・ヴィーシンガー カテリーナ・フレミング ロルフ・カニエフ マック・ツァク グドルン・ランドグレーペ
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
一人のベテランバイオリニストのコンサートが終わった。そこへ、1通の手紙が届けられる。中身は古い楽譜だった。
それを見たハンナは、差出人を探すよう頼み込む。
1941年春。ソ連支配下のウクライナのポルタヴィア。
神童と呼ばれる二人の天才音楽家がいた。一人はバイオリンの天才少年、アブラ-シャ。もう一人は、ピアノの天才少女、ラリッサ。
共産党幹部のダビリン大佐は、党の宣伝に二人を大いに使い、アメリカのカーネギーホールでコンサートを行う計画まであった。
偶然、コンサートを見に来ていた、ドイツ人のハンナは、二人と仲良くなりたくて、湖で遊んでいる二人に声を掛けた。だが、邪気にされるばかり。そこで、父親に二人が習っている先生に自分も習いたいと頼み込み、3人でのレッスンを実現させる。
戸惑う二人だったが、後に3人は仲良くなっていった。。
そんな中、ドイツがソ連に攻撃を仕掛け、情勢はドイツ人に不利なものになってしまった。
そこで、アブラ-シャとラリッサのそれぞれの父親は、ハンナの家族をかくま事にする。
しかし、ドイツが勢力を伸ばし、立場は逆転。
ハンナの両親は、必死に二人の家族を救おうとするのだが・・・。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
2012年の1月にドイツ映画上映回で上映された作品。(その記事はここにて)
その後、今年の2月にめでたく、一般公開されたのだ。
映画祭では、「若き天才音楽家たち」だった。
公開された邦題は上記の名称。
原題の直訳は、奇才。
ドイツっぽい作品の印象を受けるのは、やっぱ公開の邦題ですかね。
というか、
買い付けて頂いて、本当、感謝、感謝ですわ。
さて、相変わらず、戦争関係でのユダヤ人に対するナチスはむごい。
ラストなんか、すげ~汚いと思ってしまった。
まだ、子供なんだから~とかばいたくなった。大人げないというか、なんというか。
あの歳であんな事を言われれば、無理だって分かってるくせに。
でも、
最初のハンナの行動には、ちょっとなあ~だったなあ。
だって、半分、金に物を言わせている節があったからだ。
個人的にはいい人で、ハンナもそんなに悪気はないにしてもだが。
なんかすげ~ずうずうしく思えてしまったのだ。
そうそう、
今回の目的は、実は、コブラ11でクリス役をしたギデオン・ブルクハルトが久々に出演しているという事だったからだ。
またもや、ユダヤ人の役で今回はお医者様。ラリッサのパパでした。
優しい感じでしたが、なんか年月も感じてしまってちょっとがっくりだった。
まあ、パパ役だから仕方ないが。
一番憎たらしいのは、ロルフ・カニエフが演じたダビリン大佐。
情勢がいいと威張り腐り、悪くなるとそそくさと逃げ出していた。
この野郎!!(`ヘ´) プンプン。
子役以外は見知ってるメンバーが多く見やすかったかな。
ドイツ作品がこうやって上映にまでこぎ着けてくれることはむちゃくちゃ嬉しいが、時には、ナチス以外の映画も買い付けて欲しいと願うのは贅沢なんですかね。(^_^;)
そろそろ、飽きが~。(^◇^;)