In Good Company 2004年 アメリカ作品
監督 ポール・ワルツ
出演 トファー・グレイス デニス・クエイド スカーレット・ヨハンソン マージ・ヘルゲンバーガ
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
スポーツ雑誌の営業部、重役のダンは、いつものように朝を迎える。だが、いつものように見ていたTVで自分の親会社がテディKという企業に買収された事を知る。そして、ふと覗いたゴミ箱に、妊娠検査薬を発見し、家族の誰かが妊娠しているという事も知ってしまうのだった。
娘ではないかと苦悩している所へ、会社に弱冠26歳のカーターが自分の上司としてやって来た。従業員達は、彼へのご機嫌とりをする中、ダンだけは今までと同じような態度を取り続ける。
そして、社交辞令として言った言葉を真に受けたカーターは無理矢理ダンの家に食事に来るのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
とってもほのぼのとしたファミリー・コメディ映画。
ラストは、人物すべてがいい人に見えちゃったからすごいよなあ。
アメリカ式の無理矢理ハッピーエンド作戦。大好きだけどね。(笑)
なんたって、しがないサラリーマン風のクエイドが良いのだ!
クエイドの役は、営業部の元重役のダン。
親会社が買収され、いつ首になってもおかしくない状況の中、家族にはどうにか不安を抱かせないようにと振る舞う姿はとてもかっこよく見えた。
それに、社交辞令で食事に誘い、真に受けられて困った顔がなんとも面白かった。
さらに、娘のボーイフレンド問題。親元を離れ、心配でしょうがないという父親ぶりは、とっても好感が持てた。
世の年頃の娘をもった父親すべての代弁者のようで、きっとこの映画を見た同じ世代の人達はそうそうと頷けるのではないかと思う。
そんな気持ちなんだろうなあと一応♀の自分も思ったし。(爆)
いろんな事にあたふたするクエイドがとっても楽しくって面白かった。
そして、似合っていた。
彼の娘があのヨハンソン。
無理?があるように思えたが、気にしないで行こうか!(爆)
彼女の現代風の役は、久しぶりに見た感じ。
いつもより気楽な感じに演じていたように思えたのは自分自身とそう変わらない年頃設定だったからかもしれない。
なんとなく、いい感じに思えたし。
それから、若造上司のカーター役のトファー・グレイス。
最初はイラつく男だなあと思ったが、最後にはいい奴だねえなんて思えたから不思議だった。
演技か?脚本の妙技が?不明だが。(爆)
現代のビジネスをひねくった感じにも思えるこの作品。
利益重視の企業ってやっぱり何処かにひずみが生まれてくるのだろう。
ビジネス(仕事)とはいえ、やっぱりそこは人との関係なんだなあとつくづく思えた作品だった。
世のサラリーマンパパさん!機会があったら是非ご観賞を。
そんな夫を持つ奥様!そして、お子様達!
ちょっと大人の子供を持つ家族が皆で一緒に見る映画としてお勧めいたしますです!はい!(笑)