Flashback - Mörderische Ferien 2000年 ドイツ作品
監督 ミヒャエル・カレン
出演 ヴァレリー・ニーハウス ザヴィエ・フッター アレクサンドラ・ネイデル エルケ・ソマー カティア・ヴィヴォート
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
列車の中でイチャつくカップル。男が女に迫るのも束の間、突然何者かに首を切られ、死亡する。
ジャネットは、幼い時に殺人鬼に両親を殺され、そのショックから10年あまり精神病院に入院している。今は症状が安定しているが、いつも、うなされて見る夢の続きを見ない限り彼女は完治しないという。
だがそれでも、担当医は外の世界との交流を薦め、ちょうど夏季だけのフランス語教師を探している家庭があり、そこを推薦する。
田舎の豪邸に住み込みの教師で来たジャネット。到着そうそう、荷物が消え不安になるが、その家の長男で生徒のレオンにやさしくされ、どうにか生活を始めるのだが。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
今週は、オーストリア人俳優、ザヴィエ・フッターの出演作品を紹介しようと思う。
彼は誰?というそこのあなた。
そうです、マニアック中のマニアしか知らない俳優さんです。(^O^)v
さて、
この作品は思いっきりのホラー。
コメディ要素も入っているが、
シュールすぎて、自分は笑えなかった。(――;)
キーポイントは彼女が毎夜うなされて見る夢。
花柄のワンピースを着た殺人鬼に、玄関の前まで追い詰められドアが開かず、幼い彼女は目の前で大きなナイフ(釜みたいな形)を振りかざされて終わるのだ。
そして、
何故か彼女が来たその豪邸の周辺にあの殺人鬼が現れるというもの。
それでは、長男のレオンを演じた今週注目の俳優、フッターはと言いますと。
きゃ~羊の仮面を被った狼で素敵~!!
前から彼を知ってはいたが、この役が妙にハマっていたのだ。
金持ちのボンボンでむっちゃくっちゃ、やさしい、良い人だと思っていたら、本心はとんでもない悪ガキ。σ(^◇^;)
ある種のパターンのキャラだったのだが、まじでこっちも騙されて見てしまったのだ。
実は彼はこの後「Bronski & Bernstein」という連続の刑事ドラマに出演している。
その時の役が、日本でいう警視庁の長官のドラ息子(素人)で、刑事と事件を解決していくというドラマだったらしいのだ。
この役のまんまなボンボンの鼻持ちならないガキんちょらしくて、ちょっと見たいのだけど、残念な事に日本未公開らしいのだ。う~がっくり。
思い出した!意外な出演者がいてびっくりしたんだった!
コブラ11の未公開作品で現在クリューガー隊長を演じているヴィヴォートがかなりのイケイケ姉ちゃん役で出演していたんだっけ。
元来プロポーションが素晴しいのでお色気たっぷりでレオンに迫っていたぞ。
そして、一番びっくりしたのが主人公ジャネットを演じたヴァレリー・ニーハウス。
何処かで?と思ったら実はフッターと「エアポート トルネード・チェイサー」で再共演していたのだ。しかも、同じく恋に落ちる役で。
いや~驚き\(◎o◎)/!!!
フッターの容姿が変わっているから気がつかないのも無理はないのだが。
久々にホラーサスペンスで騙された。
いつもは先読みできるのだが、これは簡単に出来なかった。
そっちのパターンだったのかよ~と見終わってやっと理解できた。
いや~気持ち悪かったけど、面白かったなあ。
2度は無理だけど。