Snow White 2005年 スイス・オーストリア作品
監督 サミール
出演 ジェリー・フルニエ カルロス・レアル ゾーイ・ミクレッキー ザヴィエ・フッター
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
病院で治療を受けるニコ。彼女は何も分からなかった。
チューリッヒ、7月12日。
バンドのツアーでこの地に来たパコは運命の出会いをする。
本日誕生日のニコは自分の家で、パーティーを開いていた。そこへ、ボビーがやってくる。彼のボスでニコの彼氏ボリスからの誕生日プレゼントだといい、上質のコカインを運んで来たのだ。友人とコカインを分け合い、いい気分になるニコ。
そして、その彼の店へ行く。
そこでは、ステージ上で歌っているパコがいた。
ニコは、彼に一目惚れし、次の日にミュージックビデオへの出演を果たす。
急接近した二人はこのまま幸せが続くと思われたのだが・・・。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
分類はエロチックドラマ。はあ?どんな分類?(爆)
個人的には、「人生やりなおし物語」に思えたのだけども。(~_~;)。
よくあるパターンの展開だった。
運命の出会いで、今までの人生をリセットとしようとするも、まわりが邪魔し、それでもあがくが最後にはどうしようもなくなり・・・。
どうして、
金持ちの不良息子だと許せるのに、金持ちの不良娘だと許せないのだろう。(自分だけ?)
だけど、
あんな両親だったら、彼女だってそういう道に行くしかないと思えて、何となく気の毒に感じてしまった。
家庭から逃げ出し金だけ入れる父親と、夫に見捨てられ娘に頼る母親。
可愛そうすぎるよ。
それでは、目的のフッターはと言いますと。ボリスの部下ボビーが彼だった。
いや~いきなり、皮のジャケットの下に裸といういかにも、「チンピラです!」スタイルで登場し、出番はもの凄く少なかったのだが、物凄い印象に残るむっちゃ悪役の彼だったのだ。
コカインの金の取り立て屋で、女だろうがなんだろうが、容赦しないのだ。ニコを捕まえて制裁を与え、金を巻き上げる。
今までのイメージがどこへやら?って感じでめちゃくちゃ怖かったし、憎らしかったぞ。
上手いなあ。
憎らしかったといえば、ボビーのボスで、元カノになってしまうボリス。
パコやニコより大人に見えたから、いい加減、こんな小娘ほっときゃ~いいのに~と思ってしまったのだ。(彼女が金持ちだったからだろうけども)
ニコが運命的な出会いと信じるパコがもう少し自分の好みだったら、良かったのだけど、バンドもラップだからどんなに良い曲を歌ってたいたのかも理解不能で、いまいち登場人物の感情にのってけなかった、ich。
どうも、ラッパーは苦手である。(すみません)
エンディング。
アクション映画かと思ってしまった。
それほど情熱的というのも分かるがそれって凄すぎ。
地面が雪で良かったよねえ~。σ(^◇^;)