村の水車番

水車小屋のおじさんは見た?  山村のくらしは、今日も快調!

山村の女房

2010年01月27日 | Weblog
朝、掛合の産直市へ[干し梅]の出荷に出ると、我が家で出している「キハダ」の皮が売り切れになっていた。
さっそく袋詰めをして明日の出荷の準備をする。
何しろ「キハダ」の皮は売れが遠い商品である、出荷してから忘れたころにようやく無くなる。

一度、産直の売り場の奥さんから「ちゃんと使用方法なり、効能なり書いておかなければ、お客さんから尋ねられても、私たちではわからないわよ」・・・と注意を受けた。

私は、そもそもキハダを何に使うかも知らない人に売るつもりはありません! 
と答えておいた。

効能がどうのこうのと言われても、私は漢方医でもないのでよくわからない・・のが実状である。
それでも、知らない内に品物が無くなっているところをみると・・ちゃんと使用方法なり効能なりを知っている人は買って帰られるようである。
漢方薬としても、染物の原料としても、興味もなく、使用方法も知らない人が買って帰ってもごみになるだけだ。

山村の幸は知ってる人にこそ恵みを与える?・・・と・・大見栄を切っておいた。

ちなみに我が家では、私が泥酔後に朝起きて見ると口にキハダの皮を咥えさせられている。
家内が、寝ている私の口に差しこむらしい?

家内もいつの間にか山村の女房になった。

コメント (6)
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