つむじ風に落ち葉が舞い、空を見上げれば雪がはらはらと・・・
季節は晩秋から初冬へと確実に移っているようです。
昨日はオープンガーデンみやぎのご重鎮と丸森までご同行。
いつもは野菜ソムリエ軍団と一緒なのですが、
今回はある目的の為、丸森の自然をまるごと撮りに出かけました。
いろんな方にお会いし、いろんな情景を撮影してきましたが、
今回はその中から枯露柿作りをご紹介。
仙台市内車を走らせていると、大きな「柿」の木発見
柿がたわわになってますが、この先この柿の実の運命は如何に?
柿は和名の「KAKI」がそのまま世界に通じる、
日本を代表する果物として親しまれておりますが・・・
実際は奈良時代に中国から渡来したものと言われております。
そして柿の名前の由来は・・・「赤く」紅葉した葉っぱと「黄色」の柿の実
そこから「あか・き」→ 「かき」となったと言われています。
途中、落葉果樹専門店様のいらっしゃる農業園芸研究所に足を伸ばして。。。
青空に映えるのは「かき」?
否、これは落葉果樹専門店様の愛娘、愛息の「りんごっぺ」
丸森、「やまゆり館」へ到着。。。
しばらく店内を見ていたら・・・
息せき切って謎の野菜ソムリエ軍団が到着。
って、やっぱり一緒に行く訳ね???
というわけで、
今回はオープンガーデンみやぎと野菜ソムリエのコラボチームで
行動する羽目に。。。
と・ほ・ほ
枯露柿作りで有名な八島屋さんをご訪問
ものすごい勢いで皮をむいていきます。
一日中柿の皮むき・・・考えただけで大変ですよね。。。
枯露柿の乾燥室を拝見させていただきました
軒下に縦に吊して柿を乾燥させるのが 一般的ですが
八島屋さんでは横に吊らして乾燥させるそうです。
その方が全面に風が当たってカビが生えにくいそうです
おばちゃんたちが一生懸命皮をむいた柿をじわじわと乾燥させて、
タンニン成分を水溶性から不溶性に変えていきます
干している柿の品種は「蜂谷柿」
あまりに美しい「 お柿様 」をアップで激写
(お柿様であって、お姉様ではありませんよ~~)
もう言葉が出ません。
柿のしずる姿の美しいこと!!
八島屋のご主人
アンコールに応えて、顔面上部眉が自動運動
動画でお届け出来ないのが悲しい
ご主人のおどけたお顔。。
丸森案内役のしんこさんが原種の「豆柿」を枝からとってくれます
最初は微妙なおいしさだったのですが、
あとからじわじわとタンニンの渋みが口に広がります
うわ~~~
車中から阿武隈川を撮影
西に傾きはじめた日差しが阿武隈川の川面を
優しく照らしてくれます
更に川を下って行くと・・・
ここのお宅では・・
天然かきのネックレス吊り
別なお宅を訪問
柿がごろごろといっぱい。
これらの皮をむいていくことを考えると・・・めまいがしてきます。
ここのお宅の吊るし方は
軒下で見慣れた縦に吊す方法
はるか向こうの山を望んで・・・
夕暮れがもうじきやってきます。。。
ここで野菜ソムリエ軍団ともお別れをして・・・
最後にしんこさんと一緒に向かうは・・・
夕暮れも眼前に迫った 「阿武隈駅」
いろいろと手配をしてくださった落葉果樹専門店様。
1日案内してくださり、夕方から剣道の稽古にお出かけの元気なしんこさん。
ご自分のランチを提供してくださったJ様。
そして柿作りの現場をお見せくださった八島屋さん。
夕方までつきあってくれた野菜ソムリエの皆様、ありがとうございました。
最後に私からのプレゼント、なんて実は
心温まるブログで私の心を常々癒してくださっているS様が
ご自分のブログでご紹介なさっていた詩をお借りして
このブログで紹介させて頂きます。
(S様、転載をさせていただき心から御礼申し上げます)
産経新聞より転記
五十です。
北海道 函館市
武田 悟 さま 50才
この俺が
もう五十かよ
人生五十年と思えば
最晩年の
熟しすぎた柿
百歳から見れば
まだガキ
青い柿
これからも
青くなったり
赤くなったりだべさ
(選者 新川和江さま)
ん?謎の野菜ソムリエ集団とな、、とほほとは~
またまた一緒で楽しかったでしょ!
前回の薬膳教室で、柿の効能書いたよ~
もちろん覚えましたね?ふふふ~試験にでるかもよ~
実は我が家にも柿がゴロゴロ・・・むける日が
なかなかきません。。。
「りんごっぺ」って品種名ですか???
あらなんだい、めんごいっぺですね
素敵な詩ですね!!私もある詩に思いを馳せていました。晩秋はそんな思いにさせるのでしょうか。
人生100年と思って、成長しながら楽しみたいです。
感じとれる事に感謝の気持ちでいっぱいです。
柿・柿・柿・本当にきれいでしたね~
語源も、由来も、今知りました!
ここで、私の勉強不足に、とほほです・・・晩秋のひととき、素敵なおもひで・・
寒いですね~~。
柿・柿ですね~~。
>軒下に縦に吊して柿を乾燥させるのが 一般的ですが
いろいろな干し方があるのですね。
ここは皆さん手で1個1個むかれているんですね。
愛情がありますね。
柿中国からですか・・・柿の語源も面白いですね。
詩もいいですね。
でもそんないーちゃん、干柿は大好物でいつも食べ過ぎて口の周りにブツブツができる程です
お兄様・お姉様の手を借りて、渋柿もやがては味わい深い甘~い干柿に変わるのですね。果物の不・思・議
○○歳の私の渋味もやがては甘味に変わるのかしら?
このあいだはお会いできなくて残念でした。
柿の写真がE~~ので皆さまに紹介したくてリンクしちゃいました~~
まるもりリポターに勝手に任命いたします。なんて~~これからもよろしくです
いしころさん,先日はご訪問ありがとうございました。研究所でも,スタッフがヒィヒィいって,蜂屋の皮剥いています。
皆さん,果物には沢山の品種があることはもうすっかりおわかりだと思うのですが,柿はさすがに日本古来の品目なので,ものすごく品種があります。でも,多くは甘柿系なのですよ。渋柿さん達は,甘柿さんよりも少数派でして,みんなかなり近縁なんですね。なので,小難しく言うと「遺伝的多様性が小さい」ので,画期的な渋柿系新品種が出にくいんです。
甘柿さんの中で,スーパー,デパートで見かけたら
ゲットしてほしいのが「太秋」(たいしゅう)。「富有」や「次郎」とは違ったおいしさです。
それから,干し柿さんも土地が違えば,使う品種は違ってきます。山陰のほうでは「西条」,四国では「愛宕」,長野では「市田柿」,岐阜では「堂上蜂屋」,京都では「祇園」を使うとか・・。いろいろ食べ比べてみたいですね。これらの品種を干し柿に使うのか?それは,収穫期が大きく関与しています。干し柿にするには,冷たい北西風が必要です。南の地方で,宮城の蜂屋を干したら,収穫時期が早くて生暖かい風の中に吊すことになります。当然,カビ!
このことをよく考えると,温暖化進むと,カビだらけか?なんとなく,紅い柿を見て将来を心配する今日この頃です。
串に刺したものは焼き鳥でも、おでんでも、串焼きでもなんだか、おいしそうに見えますよね。
それにしてもkazuちゃんは柿の里にお住まい?
今度ブログで柿の情景見せてくださいよ、ね。
柿の効用、実は勉強したんですよ、先日の講習会の為に。
空気が乾燥してくるこの時期、肺を潤して、そして風邪に負けない身体つくりに柿を食べるように、って。
なんか、漫然と過ぎていく毎日ですが、期限がある勉強の時は猛勉強しないと頭に入ってきません。
頭に効く食材はところで何?
私がそれが一番欲しい!!