相模太夫の旅録=Tabi Log

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JR東海道線大船~藤沢間に「村岡新駅」(仮称)の計画!!

2021-03-23 08:29:41 | 鉄道
先月初、JR東日本と神奈川県、藤沢市、鎌倉市による発表では、JR東海道線の「大船」「藤沢」間に新しい駅「村岡新駅」(仮称)を設立するというビックニュースである。新駅の完成~開業は約10年後の2032年である。「大船」と「藤沢」間は乗車時間は4分ほどだが距離にすると約4.6kmととにかく長い。この辺りには名刹があるので新駅ができれば便利となるのだが。工事はJR東海道線や貨物線の運行と併行し工事を進めるため8年ほどかかる予定である。両市は都市計画や詳細設計などの手続き着手、新駅近くにある「鉄道施設」の跡地を再開発し新たな街づくり、「武田薬品工業」の研究拠点などを生かした「ヘルスケア関連」のまちづくりや周辺住民の利便性向上を目指すことが新駅設置を要請の背景である。JR東日本の照井英之横浜支社長は「まちづくりの促進やにぎわいの創出につながることを期待している」、神奈川県の黒岩祐治知事は「これまでの取り組みが結実した。ヘルスケア・イノベーションの最先端拠点としてのまちづくりが加速する」と。この「村岡新駅」の予定地は藤沢駅から約2km、大船駅から約2.6km離れたほぼ中間地点となる計画である。新駅の概略はホームの上階部分に駅舎を設けた橋上駅となる。駅舎の敷地面積は約880㎡、藤沢市や鎌倉市は駅の設置に合わせ「南北自由通路」、鎌倉市の深沢地区に至る「シンボル道路」を整備新設する。駅に隣接する藤沢市村岡地区(8.6ha)と、鎌倉市深沢地区(31.1h)では再開発が予定され、鎌倉市は同地区に「市役所」の移転を計画している。一日当たりの乗降客は65,000人(大半は藤沢駅や大船駅など周辺駅からの利用替え)と見込でいる。県発表では新駅事業費は建設費133億円、システム改修費11億円、計約150億円(県が30%、藤沢、鎌倉両市27.5%ずつ、JR東が15%負担)である。果たしてどういう新駅が完成し、どのような街となるのか8年後が楽しみである。(2103)
 
 


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