相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

日蓮上人が鎌倉で布教の拠点とした「妙法華經山安国論寺」

2023-06-26 11:21:46 | 寺院
鎌倉市大町谷戸に「比企谷妙本寺」を旧本山とし鎌倉の寺院の中でも有数の花の寺として知られる日蓮宗寺院の古刹=名刹「妙法華經山安国論寺」は鎮座する。当寺は四季折々の花や紅葉で彩られ、境内には 日蓮聖人の桜の杖が根付いたといわれる「妙法桜」やサザンカは市の天然記念物に指定されている。池上・土富店法縁。長勝寺、妙法寺と並び日蓮が鎌倉で布教するに際して拠点とした「松葉ヶ谷草庵の跡」とされ「松葉ヶ谷霊跡安国論寺」とも言う。建長5年(1253年)に建立。開山は日蓮で弟子の日朗が文応元年(1260)に日蓮が前執権北条時頼に建白した「立正安国論」を執筆した「岩穴」(法窟)の側に安国論窟寺を建立したのが始まりである。安国論寺には日蓮聖人が草庵として住まわれ修行されたといわれ、いわば当山の元となった「御法窟」(日蓮岩屋)がある。また、日蓮聖人に仕えた熊王丸と熊王丸が信仰していた稲荷を祀った「熊王殿」がある。本尊は南無久遠実成本師釈迦牟尼仏。鎌倉葉山線より左折し大町大路の先に構えられた山門より入山すると参道左手に増上寺の徳川家御霊屋から移された大きな石灯籠5基が並ぶ。境内奥の斜面の南面窟に1基と全部で9基その先に「祖師堂」(本堂)がある。庫裏前を巡礼路を進むと「熊王殿」、岩穴(御法窟)とお守りの御小庵、その先に日郎荼毘所と「南面窟」がある。すぐ傍に東芝社長や経団連会長を務め、熱心な法華信者であった土光敏夫の菩提寺(墓所)でもある。(2306)
 
 
 
 
 
 
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「相模原麻溝公園」では「ネムノキ」の淡紅色の花穂に蝶が!!

2023-06-26 07:30:54 | 公園・庭園
相模原市南区麻溝に四季の花が絶えない「相模原麻溝公園」はある。今、「アジサイ」はクライマックスに到達しフィナーレを迎えようとしている。センター広場から降りた花の谷の一画に一本の「ネムノキ」が植栽されている。「ネムノキ」は「ゴウカンボク」(合歓木)の呼び名もある。ネムノキ科、ネムノキ属で樹高は8mから10m位に育つ落葉高木。枝は横に張り夏には羽状複葉を広げる。葉は夕方には閉じ、その姿が眠りにつくように見えるところから「ネムノキ」の名前がついた。6月から7月にかけて枝先に淡紅色の長い雄しべをもつ花が20ほど集まって咲く姿は繊細で愛らしい。そこに運良くやって来た黒い「アゲハ蝶」が花穂から花穂へ吸蜜タイムを瞬撮してみた。(2306)
 
 
 
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