A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

活動報告2014

2014-12-30 23:11:10 | Weblog
2014年の終わりに今年一年の活動をまとめてみました。
2014年も大変多くの方にお世話になりました。イベントに来て下さった方、テキストをお読み頂いた方、気にかけて頂いた方などなど本当に皆さまあってのお仕事だと心より感謝しております。ご縁がありましたら、ぜひご一緒に何かやりましょう。
2015年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

【キュレーション・企画】
2014.1.18 SlideShowStudies(SSS) vol.2 Next Slide...山口和也「光の対話」、trace、京都
2014.5.10 SlideShowStudies(SSS) vol.3 Next Slide...宮本博史「M家の場合」、つくるビル202号室マルニアトリエカフェ、京都

【論文・テキスト】
2014.2 「CHAOSMOS PAINTINGS」『nakajima mugi: blue on blue』Gallery OUT of PLACE、奈良
2014.3 「彫刻の不条理について」『花岡伸宏 Nobuhiro Hanaoka』リーフレット、MORI YU GALLERY、京都
     「置物の日常」友枝望著『CLUSTER』友枝望、広島
2014.6 修士論文「大正・昭和の観光案内図の変遷――吉田初三郎を中心に」
2014.7 「碑文」『薬師川千晴展:絵画碑』会場配布資料、Gallery PARC、京都
     「須永順子 笑う池」『須永順子個展:笑う池』ギャラリー知、京都
     「絵画のかたち」『長尾圭展 めぐり めぐる』リーフレット、Oギャラリー、東京
2014.8 「A SENSE OF PAINTING」『A Sense of Mapping―私の世界の測り方―松本絢子・山城優摩展』Gallery PARC、京都(未発表)
2014.9 「家族アルバムの時代―宮本博史を中心に」『映像試論100』第4号、Port Gallery T、大阪
2014.10 つくるビルゼミコラムvol.1「年表をつくる」つくるビルウェブサイト
     「11月1日」手塚敦史著『おやすみの前の、詩篇』書評、『ふらんす堂通信』142号、ふらんす堂、東京
2014.11 つくるビルゼミコラムvol.2「「年問題」を考える。」つくるビルウェブサイト
     「双子のタイポロジー」藤安淳ウェブサイト
2014.12 つくるビルコラムvol.3「美術雑誌なんかいらない!」つくるビルウェブサイト

【トーク、講演、シンポジウム】
2014.3.7 宮本博史「self community 家族について(box archive)&おふくろの味」トークイベント、Calo Bookshop & Cafe、大阪
2014.3.23 預言と矛盾のアクロバット Ideas on the move #3「仮想授業:はじまりのドクメンタ」、京都芸術センター3階ミーティングルーム2、京都
2014.7.26 KAMO 14th Meeting、Calo Bookshop & Cafe、大阪
2014.8.10 「A Sense of Mapping―私の世界の測り方―松本絢子・山城優摩展」関連トークイベント「地図感覚のこと」、Gallery PARC、京都
2014.9.25 つくるビルゼミ9月、つくるビル202号室、京都
2014.10.14 つくるビルゼミ10月「「□□□□年問題」を考える。」つくるビル202号室、京都
2014.11.17 つくるビルゼミ11月「美術雑誌なんかいらない!」つくるビル202号室、京都
2014.11.29 enoco[study?]#2 堀川すなおワークショップ&中間発表、大阪府立江之子島文化芸術創造センター4階ルーム2、大阪
2014.12.15 つくるビルゼミ12月「このフライヤーがすごい2014」つくるビル202号室、京都

【審査】
2014.1 Gallery PARC Art Competition 2014、Gallery PARC、京都
     入選:むらたちひろ、ASM実行委員会(代表・企画:森川穣 作家:松本絢子・山城優摩)、薬師川千晴
2014.9 「アーティスト・サポート事業 enoco [study?]#2」、大阪府立江之子島文化芸術創造センター、大阪
     入選:堀川すなお

【セレクター】
2014.12 「almanac #13 depositors meeting 12」art & river bank、東京
     セレクト作家:伊藤正人、常本若菜、丹羽康博、薬師川千晴、横山大介

【企画協力】
2014.12.13 〈プロジェクトのためのリサーチ・プロジェクト〉まずは、聴いてみないと ku・ra・shi Vol.06「年賀状はつらいよ ~押し入れの年賀状 持ち寄り会~」あべのま、大阪

【装幀】
2014.2 手塚敦史著『おやすみの前の、詩篇』ふらんす堂、2014



活動報告2013

2013-12-29 23:06:32 | Weblog
2013年も大変多くの方にお世話になりました。皆さまに心より感謝申し上げます。
そこで、今年1年のソロ仕事を振り返ります。

なにかとバタバタしてた1年だと思っていましたが、まとめてみるといろいろやってました(まだ日の目を見ていない仕事もありますが・・)。関係各所に多大なご迷惑をお掛けしてしまったことをこの場を借りて心よりお詫び申し上げます。時期によって告知・周知ができなかったことも反省しております。
来年はもう少しゆっくりと丁寧によい仕事ができるよう心がけたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

【キュレーション・企画】
2013年9月 SlideShowStudies(SSS) vol.1 Next Slide...「中島麦:ドーロムービー」、つくるビル、京都

【原稿・論文・テキスト】
2013年3月 「山岡敏明:GUTIC MERISTEM」展フライヤー・会場配布資料、Gallery PARC、京都
2013年9月 「隅田川の影と光―影からくり絵とキャンバス・プロジェクション」『映像試論100』第2号、Port Gallery T、2013.10
2013年10月 「モノリス 内海聖史の絵画」『内海聖史個展:星の話」カタログ、2013.10
        「カオスモス・ペインティング」『中島麦個展:星々の悲しみ - blue on blue」テキスト
2013年11月 「暮色の家」『ABEND vol.2「暮色の家」』会場配布資料
2013年12月 「今月のご近所さん」『月刊ヨンマルサン』2013年12月号、つくるビル シェアアトリエ403号室
        「つくるビル1周年記念展 宮永亮×つくるビル【INSIDE-OUT】」会場配布資料

【発表】
2013年6月 「吉田初三郎の観光案内図――近代日本景の形成」、民族藝術学会 第130回研究例会「近代における場の変容」、立命館大学国際平和ミュージアム会議室、京都

【トーク、シンポジウム】
2013年1月 「岐阜と宇宙民藝」展「シンポ宇宙民藝」、なうふ現代、岐阜
2013年3月 「Visual Sensation vol.5」展アーティスト・トーク、Gallery Den mym、京都
2013年9月 「アーティスト・サポート事業 enoco [study?]友枝望 中間レビュー」、大阪府立江之子島文化芸術創造センター、大阪
2013年11月 ABEND vol.2「暮色の家」クロージング・ミーティング「つくることと見せること」、堀川common、京都
2013年12月 「つくるビル1周年記念展 宮永亮×つくるビル【INSIDE-OUT】」放談 「映像をみること」INSIDE編、つくるビル、京都

【審査】
2013年2月 「つくるビル ポートフォリオ審査制シェアアトリエ入居者募集」、つくるビル、京都
2013年5月 「アーティスト・サポート事業 enoco [study?]」、大阪府立江之子島文化芸術創造センター、大阪
2013年11月 「紙技京都2013」(主催:雅景錐)、京都国立博物館 茶室「堪庵」、京都
       平田剛志賞:平木絢子

【セレクター】
2013年12月 「almanac #12 depositors meeting 11」、art & river bank、東京
        セレクト作家:迫鉄平、友枝望、花田恵理、林葵衣、吉田知古

【展覧会】
2013年11月 「北沢流能面會展」建仁寺、京都

【アドバイザー】
2011年11月- つくるビル、京都

【企画協力・アドバイザー】
2013年11月 ABEND vol.2「暮色の家」(企画:ABEND実行委員会)、京都リサーチパーク町家スタジオ、京都

【研究協力】
2013年3月 松原洋子・植村要「未校正書籍テキストデータの読書アクセシビリティ―大学図書館における読書障害学生支援に向けて―」『立命館人間科学研究』No.26、2013.3

【その他】
■メディア掲載・取材
SAVVY』2013年3月号
京都新聞』2013年12月8日朝刊

■賛同
2013年11月 關西文化的暴燃會、味園大宴会場、大阪

<東京6区 vol.8 さよならHMV SHIBUYA>レポート

2010-10-04 23:10:30 | Weblog
たいへん遅れてしまいましたが、8月15日(日)に行いました<東京6区 vol.8 さよならHMV SHIBUYA>のセットリストをお送りします。酷暑のなか、ご来場頂いた皆さま、どうもありがとうございました。

<東京6区vol.8 さよならHMV SHIBUYA>
2010年8月15日(日)
18:30~22:30
会場:LoopLine

Part 1
Haruka Nakamura/Plus
Sigur Ros/Glosoli
Coldplay/Fix You
South/Place in Displacement
Tokyo No.1 Soul Set/Still
Fishmans/SEASON
Pastels,Tenniscoats/Song for a Friend
藤原ヒロシ/I DANCE ALONE(MANTELPIECE)

Part 2
小沢健二/愛し愛されて生きるのさ
Handsomeboy Technique/Stop Me In Silence
Passion Pit/Eyes as Candles
Hot Chip/Brothers
Talking Heads/People Like Us
Vampire Weekend/Giving Up The Gun
Teenage Fanclub/Don't Look Back
サニーデイ・サービス/サマー・ソルジャー

いろいろ悩んだ末、HMV渋谷で出会った音楽を中心に選曲しました。
90年代半ばからHMVに通い始め、ここでたくさんの音楽と出会いました。学校で教わったことよりも、CDショップが教えてくれたことの方が、今の自分を形成していると言っても過言ではありません。どうもありがとうHMV渋谷。



レポート<東京6区 vol.7 a year-end music party 2009>

2009-12-30 22:24:17 | Weblog
12月26日(土)に行いました<東京6区 vol.7 a year – end music party 2009>に師走のお忙しいところ、お越し頂いた皆さま、誠にありがとうございました。
来場された方に1曲かけて頂くという新企画でしたが、ご協力・ご参加して頂いた方に心から感謝申し上げます。例によって少ない来場者数ではありましたが、自分は楽しかったです。要するに、もう呆れられてますね。

さて、当日のセットリストです。
18:45~20:00

オープニング:スチャダラパー/Nobel Naughty Beats

01. Chet Baker/That Old Feeling【*ゲストDJ】
02. 54-71/(sorry, unknown)【*ゲストDJ】
03. 小沢健二/今夜はブギー・バック(nice vocal)
04. 坂本九/悲しき60才
05. Genghis Khan/Dschinghis Khan
06. Sonny J/Enfant Terrible [Album Version]
07. We Shot The Moon/Miracle【*ゲストDJ】
08. Jonas Game/Nothing To Lose
09. Pizzicato Five × Handsomeboy Technique/Yikes! Peach Cut 5'24!
10. Fantastic Plastic Machine/Electric Ladyland [English Version]
11. Nouvelle Vague/Ca Plane Pour Moi
12. The Pipettes/Pull Shapes
13. Lacrosse/My Plan
14. The Ramones/Baby, I Love You
15. 少年ナイフ/Cookie Day
16. Iggy Pop/Lust for Life
17. Green Day/Know Your Enemy
18. The Clash/Police On My Back
19. The Blue Hearts/終わらない歌

エンディング:Sid Vicious/My Way

まずお詫びですが、若干選曲の順番が違うかもしれません。要するに、思い出せません・・。駆け足にコメントを。

オープニング.アルバム『5th wheel 2 the coach』のアナログ盤にボーナストラックとして収められている1曲より。「始まりますよ~」「始まりますね~」のライムが開演前にピッタリ。
1.言わずもがな最高です。
2.曲名を聞くのを忘れてしまいました。
3.「その頃のぼくらと言ったら/いつもこんな調子だった/心のベスト10 第一位はこんな曲だった」
4.音楽家・大友良英のドキュメンタリー映画『kIKOE』で、大友氏が音楽体験の原点にこの曲を上げていて、もう一度聞いてみたいと思いました。
5.秋ぐらいに古本屋で本を物色していたら、店の主人がかけているラジオか有線から突然この曲が流れてきて、その違和感にめまいがして不思議な音楽体験でした。
7.自分も知らなかったバンドなのですが、とてもよかったです。こんな出会いと発見があるからDJイベントはおもしろいです。ちなみに最近、ジュール・ヴェルヌの『月世界へ行く』を読んだせいか、「We Shot The Moon」というバンド名にニヤリとしました。
9.京都の恵文社一乗寺店でたまたま試聴した1曲。携帯電話のメモ機能でメモっていたことを選曲するまで忘れていました。
10.Fantastic Plastic Machineの2ndアルバム『Luxury』収録曲。ジャケットデザインは、つい先日まで東京オペラシティアートギャラリーで展覧会が開催されていたヴェルナー・パントンが手掛けていることでも有名なアルバムです。
11.Plastic Bertrandのカバー曲。邦題は「恋のパトカー」という意味不明なタイトル。
14.ロネッツのカバー曲。
19.「終わらない歌を歌おう」
エンディング.原曲はフランスの曲らしいですが、フランク・シナトラやエルヴィス・プレスリーが歌ったことで有名な曲をカバー。
皆さんが自身の信じたMY WAYを来年も歩まれますことを心よりお祈り致します。
「すべては心の決めたままに」

どうぞよい新年をお迎えください。


レポート「東京6区 vol.6 唄ものの夕べ」

2009-12-02 21:18:21 | Weblog
11月29日(日)に行われたDJイベント<東京6区 vol.6 唄ものの夕べ>にお越し頂いた皆さま、誠にありがとうございました。おかげ様で過去最低の入場者数を記録し、まったりと過ごすことができました。

さて、当日のセットリストです。

<東京6区 vol.6 唄ものの夕べ>
2009年11月29日(日)17:00~22:00
Loop-Line(千駄ヶ谷)

18:15~19:30 PIЯATA
01.alva noto + ryuichi sakamoto/Trioon I
02.David Darling; Ketil Bjørnstad/Wakening
03.Juana Molina/Vaca Que Cambia de Querencia
04.Nobukazu Takemura/Toybox With Moonshine
05.Kyte/Two Sparks
06. Manic Street Preachers/You Stole the Sun from My Heart(David Holmes Remix)
07. Radiohead/Let Down
08. Supercar/AOHARU YOUTH
09. Death Cab for Cutie/Title and Registration
10. Always The Runner/Don’t Kill the Messenger
11. Mogwai/The Sun Smells Too Loud
12. South/Maent to Mean
13. Jóhann Jóhannsson/Dís
14. Pastels; Tenniscoats/Two Sunsets
15. Fishmans/むらさきの空から

今回、最後?となるかもしれず、マニアックかつ思いれのある曲を中心にセレクト致しました。とくに理屈もないので、また、多くの方にとっては興味ないと思われるので詳細は割愛します。興味をもたれたら、調べてください。聴いてください。


さて、人の少なさにもめげずに次回のイベント日程も決定しております。

<東京6区 vol.7 a year-end music party 2009>
あなたが聴きたい1曲をDJプレイしてください。
2009.12.26(sat)17:00-22:00
at Loop-line
charge:500+1 drink500
DJ's:いなりずし、ちんかーべる、PIЯATA、ペコ and you!

いよいよ激動の2009年も終わります。
そこで、次回は来場者の方にDJをして頂くことにしました。
さまざまな音楽を聞きながら、踊りながら、笑いながら、飲みながら、今年を振り返る機会となれば幸いです。

内容・お願い:
・お好きな曲が入ったCD、レコード、デジタルオーディオプレイヤー等をお持ち頂き、入場時にスタッフにご申告ください。
なお、強制ではありませんので、喫茶や食事だけをお楽しみ頂くだけで感謝感激です。
・音楽ジャンルは問いません。ご持参頂いた音楽を尊重します。
・DJの技術は一切必要ありません。こちらで機材の説明を致しますので、初心者の方もお気軽にお越しください。また、音源を持ってはきたが、DJはしたくないという場合は、こちらでかけさせて頂きます。
・収録時間が極端に長い曲はご遠慮頂く可能性がありますので、イベント進行の都合上、5~10分前後の曲をお持ちいただけると助かります。
・皆さま、お誘いあわせの上、お気軽にお越しください。

それでは、次回のロック暴年会でお会いしましょう!

リポート「東京6区vol.5 FUJI SONIC '09」

2009-08-08 23:10:18 | Weblog
ご報告が遅れましたが、7月31日(金)新宿のACIDにて行われた<東京6区vol.5 FUJI SONIC ‘09>にお越し頂いた皆さま、どうもありがとうございます。
それでは、恒例のPIЯATAセットリストレヴューです。

19:00~19:40[PIЯATA]

1.UA/Horizon
2.Leyona/君が僕を知ってる
3.ウリチパン郡/テルマ
4.SAKEROCK/木陰
5.Little Tempo/African Jamboree
6.Sim Redmond Band/Roll a Few
7.Talking Heads/Totally Nude
8.電気グルーヴ/Fuji-San
9.和田アキ子/雨上がりの夜空に

今回は、フジロックフェスティバルとサマーソニックがテーマでした。そこで、前座としては、人のあまりいない時間帯ですので、あまり曲がかからないと予想される日本人アーティストを中心に夏らしい選曲をしてみました。

1はUAのデビューシングル。2はフジロックを代表するアーティスト忌野清志郎追悼でRCサクセションのカバーを。かけといて何ですが、Leyona嬢はよく知らないのですが、声が徳永英明に似てません? 3はユーラシア歌謡ポップとも言えるウリチパン郡のセカンドアルバムより。4はタイの曲をカバーしたもの。50年代風のスローサウンドが南国ムードを作り出しますが、日本人です。5はスティールパンが気持ちいいアフリカンサウンドですが、日本人です。6はアメリカのサーフロックバンド。まったりたり。続いて、スティールギターの音色でトロピカル感爆発な7はアメリカのトーキングヘッズです。もちろん両フェスに出てはいませんが、クリス・フランツ、ティナ・ウェイマスによるトム・トム・クラブが今年のサマーソニックに出演したので反則技ですがよしとしてください。8はフジロックと言えば、「富士山」(注;フジロックの開催場所は新潟です)ということで、電気グルーヴの「Fuji-San」を。登るゾ!ラストは再び忌野清志郎追悼で、これもフェス未登場の和田アキ子による「雨上がりの夜空に」カバーでさようならです。プロデュースは小西康陽。あれ?結局、忌野清志郎本人の曲は流してないゾ!
いままでで一番ジャンルごった煮ですが、夏なので許してください。
もうこれでおいらの夏休みは終わりました。さよならサマー。もう秋だ!冬だ!2010年だ!

それでは、また次回にお会いしましょう。


東京6区 vol.4

2009-05-04 23:04:39 | Weblog
4.29に行われた<東京6区 vol.4>に、ご来場頂きました皆さまありがとうございました。遅れましたが、当日のセットリストを公開いたします。

17:00~17:30
1.Those Dancing Days / Those Dancing Days
2.Pato Fu / Mama Papa
3.C.S.S. / Alcohol
4.Death Cab for Cutie / The Sound of Settling
5.The Wombats / Backfire at the Disco
6.Vampire Weekend / Walcott
7.Coeur de Pirate / Ensemble
8.Feist / 1234
9.Leona Naess / Leave Your Boyfriend Behind

1はスウェーデンのティーンエイジガールズバンド。2はブラジルのエレクトロポップバンド。3は日本でもブレイクしたブラジルのダンスロックバンド。7はカナダ出身でフランス語による歌。キュートな声とリズムが気持ちよく大推薦。8はiPod NANOのCMソングに使われたことで知っている人もいるかもしれません。9はアメリカ出身の女性歌手。私は冬の朝5時40分にこの曲をラジオで聴いて目が覚めました。
この時間帯は女性ヴォーカル曲を中心にいたしました。

21:30~22:00
1.The Ramones / Do You Remember Rock’N’ Roll Radio ?
2.銀杏BOYZ / BABY BABY
3.Vitalic / My Friend Dario
4.Sonny J / Can’t Stop Moving
5.MGMT / Kids
6.Justice / D.A.N.C.E.
7.Chicks on Speed / Glamour Girl
8.電気グルーヴ / N.O.

初のトリですが、前のDJのラスト曲は尾崎紀世彦の名曲『また逢う日まで』で、その次が、Ramonesというのですから、無茶なつなぎで楽しいやら迷惑やら。
2は日本のロックバンド。3はウクライナ生まれ、東ドイツ育ちのフランス人(らしい)のテクノチューン。6もフランス人なので、今回は多国籍な顔ぶれです。7はベルリン在住の女性3人によるエレクトロポップテクノパンクユニット。ART RULESなるパフォーマンス公演も行っており、昨年は京都国立近代美術館にて公演を行いました。あのダグラス・ゴードンも参加したことで話題を呼びました。8はご存じ日本を代表するテクノユニット。「学校ないし、家庭もないし‥」の歌詞はいま聴くとリアリティが違います。ニートを予言していた名曲?

音楽を選曲している時間というのは至福な時間ですが、大音量で音楽が鳴らされる空間というのは、ある意味、音楽の本来の形なのかもしれません。では、また次回にお会いしませう。


UNTIL THE END OF THE WORLD

2008-08-18 22:59:09 | Weblog
報告遅くなりましたが、8月11日<MOMAT NIGHT -加藤さん、生まれてありがとう->にご来場どうもありがとうございます。

バースデー&DJイベントを兼ねるというメンバーの究極の自己満足イベントでしたが、自分は最高でした。もうそれでいい気がします。はい。

以下、セットリストです。

19:00-19:35
Steve Reich / Clapping Music (1972)
Sambassadeur / The Park (2008)
Small Sails / Backside of a Magnet (2007)
The Abbasi Brothers / Stacy's Day Parade (2008)
miaou / morning sun (2008)
Coldplay / In My Place (2002)
epic45 / River Traffic (2004)
The Jesus and Mary Chain / Darklands (1987)

お客様がいない時間だろうと思い、その閑散ぶりを際立たせるような選曲に暴走いたしました・・。もちろん踊れません。epic45、9月来日します。日本のポストロックバンドmiaouとのツインライブです。私は行きます。サマーソニックでColdplayは見ましたか?私は見てません。正確にはラスト1曲だけ聞きました。ラストはここ最近のブームで押し込みました。イントロを聞くだけで泣けます。

20:45-21:20
Super Furry Animals / The Man Don't Give A Fuck (2005)
The Avalanches / A Different Feeling (2001)
Buffalo Daughter / Discotheque Du Paradis (2001)
Hot Chip / Ready For The Floor (2008)
Sambassadeur / Final Say (2008)
New Order / Ceremony (1981)
The Jesus and Mary Chain / Head On (1989)

ダンスミュージック中心にセレクト。New Orderは選曲間違えました。悔しい・・。でも楽しかったです。ツボです。Hot Chip最高です。Sambassadeurとジザメリは結果的に前後半それぞれセレクト。Sambassadeurはスウェーデンのエレクトロニカポップバンド。この夏はそうとう聞いてます。

ではまた次回、フロアでお会いしましょう。

A PIECE OF FUTURE 2008.8.6

2008-08-06 23:58:24 | Weblog
楽しみにしていた金沢・名古屋行きを諸事情からあきらめざるをえない状況になり、途方にくれた。だが、じっとしていられない性分の私には暑さなど関係なく、関東近県の美術館めぐりでもやろうかと妄想する。行き帰りの車内だけで本1冊は読めるはずだ。いくつになっても金のない夏だけは変わらない。


○内海聖史:四位置
2008年8月2日(土)-8月24日(日)
芸術倉庫

以前から噂に聞きし栃木県の那須にある芸術倉庫にて開催される内海聖史展とくれば是が非でも行きたいとこだが、車がないとまず行かれない場所なのだ。この灼熱の真夏日が続く日々、歩けるだろうか・・。もう少し行き方を模索してみようと思う。

○渡辺兼人写真展 雨の営み
2008年8月18日(月)-8月23日(土)
巷房 3F/B1F階段下

渡辺兼人の写真を初めて見たのはいつだったろうか。写真専門学校に行っていた兄の話から、怖い人というイメージだけが先入観としてはあった。だが、作品を見るとその濃密な空気感、「奇妙に過充電された光景」(by安部公房)の美しさの方が衝撃的だった。木村伊兵衛賞を受賞しながらも、地味に淡々とクオリティの高い作品を発表し続ける渡辺氏の仕事はもっと日が当たってもいいのではないかと思うが、いまの日本の写真界ではこのような人は取り上げられないのだろう。


○スナップショットの時間 三浦和人&関口正夫展
2008年9月6日(土)-10月19日(日)
三鷹市美術ギャラリー

牛腸成雄と同じく桑沢デザイン研究所でともに学んだ三浦和人、関口正夫の写真からスナップショットのありようを考察する展覧会。2004年度に同館で開催した<牛腸成雄展>に続いて、今度は牛腸成雄の周辺にいた人物から写真展を構成しているが、これは同館の研究蓄積のたまものだろう。牛腸展の時もそうだったが、チラシ裏面の写真を見ているだけで、スナップショットの醍醐味が充満していて涙腺を刺激されてしまう。展覧会としては地味だと思うが、これは秋に三鷹で見るにはいい展覧会だと思う。そして、特筆したいのがチラシ裏面に掲載されているテキストだ。通常のあたりさわりのない展覧会紹介テキストというより、エッセイ・批評のように<私>が出ていて、すばらしい文章なのだ。写真を見ることを追体験などではなく、生き直しであり、「根源的な出会いの場を求めての創造の時間なのです。」と書くとき、私はこの展覧会がただの写真展なのではなく、もっと奥深いものを抱えた展覧会なのだということを感じた。

○村野藤吾-建築とインテリア ひとをつくる空間の美学
2008年8月2日(土)-10月26日(日)
松下電工汐留ミュージアム

近代日本建築界の重鎮・村野藤吾の回顧展。村野藤吾と言えば、思い出がひとつある。学生時代、目黒区に千代田生命本社ビル(現 目黒区総合庁舎)があったとき、わずか数ヶ月アルバイトで働いたことがあるのだ。土日の会社が休みのときの仕事だったため、ほとんどの部署が休みで、廊下も電気がつかないという有様だったが、逆に建築がもつ構造や光の取り入れ方などがよく見えて、いい経験になった。いま思い返してもこんなモダニズム建築の建物で働くとは思いもよらなかったが、食堂などから見える風景が美しく今でもとても印象に残っている。結局会社自体がなくなってしまったので、そのビルで働く仕事もなくなってしまったが、村野建築はディテールまでよく作りこんでいて、私は好感をもっている。そんな村野藤吾の建築展とあれば、あのときの感謝の気持ちもこめて出かけなければと思うのだ。

○巨匠ピカソ 魂のポートレート
○巨匠ピカソ 愛と創造の軌跡
2008年10月4日(土)-12月14日(日)
サントリー美術館
国立新美術館
「巨匠ピカソ展」公式サイト

フランス国立ピカソ美術館のコレクションを2館で展示する大規模なピカソ展。ピカソに対して格別興味があるわけではないのだが、この展覧会のシンポジウム「ピカソ-今日の展望-」(河本真理×田中正之×林道郎×松浦寿夫)はちょっとすごい。気鋭の研究者が4人も集まり、どのようなピカソ論を展開するのか興味深い。結局私が興味を持つのは「今、ピカソを見ることにはどんな理由、発見があるのか」ということだ。現代の視点をピカソ作品に貫通させたとき、そのとき見えてくるものはどんな作品なのだろうか。