A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記701 『はたらく!』

2013-02-28 23:02:53 | 書物
タイトル:はたらく! 職業人インタビュー
監修:近藤雄生
編集・デザイン:植田真衣、苗田千賀、竹内里実
撮影:吉田亮人
発行:京都造形芸術大学 文芸表現学科
形態:149p ; 21cm
内容:
「この冊子を手に取ってくださったみなさまへ」近藤雄生

「仕事をえらぶ覚悟」植田真衣
 〈これからをおもい、覚悟を決めるということ〉医療法人睦会ムツミ病院/ケアワーカー 山田ゆかり(20歳)
 〈好きなことを仕事にするということ〉株式会社都/職人 水光しの(20歳)
 〈今までの経験を仕事に活かすということ〉里山の休日 京都・烟河/フロント担当 中村美鈴(19歳)
 インタビューを終えて

「仕事につながる経験」辰巳加歩
 〈かけもちで仕事をする〉俳優志望 森戸一喜(32歳)
 〈自給自足を経験する〉京都造形芸術大学/授業アシスタント 小西由悟(25歳)
 〈幸せに生きる選択肢を増やす〉シェアハウス「めいちゃんち」運営 日下世淑世(26歳)
 インタビューを終えて

「二十歳≠大学生」吉原知世
 〈一足先に就職した僕から〉京都府教育庁指導部保健体育課 若林逸平(20歳)
 〈子どもと一緒に暮らす条件〉シングルマザー 竹内みほ子(20歳)
 インタビューを終えて

「好きなことを仕事にする」庵野花音
 〈レトロな古着に囲まれて〉古着屋店主 佐藤かな(27歳)
 〈自分に正直にいること〉農家 山中馨(28歳)
 インタビューを終えて

「働くって楽しいな」平山瑞紀
 〈すきなことをすきなだけ〉イラストレーター 本城まいこ(30歳)
 〈食と心を健やかに〉マーケティング総合サポート代表兼健康管理士 吉澤俊昭(40歳)
 インタビューを終えて

「自分の仕事をつくる」苗田千賀
 〈枠にとらわれない生き方を目指して〉金属加工会社勤務 國生鶴人(22歳)
 〈家族のハッピーを求めて〉自家焙煎パパコーヒー/店主 坂西義光(35歳)
 〈目の前にあることを一生懸命〉ジョイライフ企画/代表 山神知子(50歳)
 インタビューを終えて

「自分から遠い人」大迫知信
 〈神職は日本人を見ている〉四条啜神社権禰宣 南井広也(42歳)
 〈平和のために、全力で子育て〉個人で難民支援タイで育児中 東輝信(42歳)
 〈好きなものを発見する方法〉四条啜市議会議員 渡辺裕(38歳)
 インタビューを終えて

座談会「はたらくとは?」

頂いた日:2013年2月24日
場所:京都造形芸術大学
 同じく「京都造形芸術大学卒業・修了制作展」の文芸表現学科会場にて頂いた1冊。どうもありがとうございます。
 まだ学部生2回生の学生たちが「はたらく」ことをテーマに、インタビューを行なった職業人インタビュー集。
 人生の大半を仕事をして生きる私たち人間は、どうにもこうにも働くことで考え、迷い、傷つき、喜ぶ。働きはじめた、あるいは働くことを意識した彼ら学生たちが、さまざまな職業人を相手にどのような言葉を交わし、問いかけたのか興味深い授業だと思う。


未読日記700 『Storyville, KYOTO』

2013-02-27 23:33:37 | 書物
タイトル:Storyville, KYOTO 再生と文学 : CREATORS IN UNIVERSITY
編集・発行:京都造形芸術大学 文芸表現学科
デザイン・装丁:見増勇介(intext)
挿絵:鬣恒太郎《G. S Drawing》2011
発行日:2012.3
形態:287p ; 18.5cm
注記:平成23年度文化庁文化芸術の海外発信拠点形成事業
内容:
「物語のはじまり」新元良一
プロフィール ゲスト・参加者一覧
DAY1 11月1日 ヴォイスが聞こえる
 デニス・ジョンションへのインタビュー「詩、小説そして戯曲」
 リン・ティルマンへのインタビュー「ライティングとアートをつなぐ」
DAY2 11月2日 読むことによって書くことを学ぶ
 創作ワークショップ「文芸創作を学ぶということ」
DAY3 11月3日 自分以外の誰かのために書く
 若手作家フォーラム「小説の現場から」
DAY3 at Night 11月3日、夜 沈黙の音とヴォイス
 トークセッション いしいしんじ×新元良一「アメリカはストーリーを生きている」
DAY4 11月4日 作者と翻訳者が出会う
 翻訳ワークショップ1「American Genius, a Comedy」
 翻訳ワークショップ2「Angels」
DAY5 11月5日 目を閉じて耳をすませる
 朗読会1 リン・ティルマン「American Genius, a Comedy」
 朗読会2 柴田元幸「スティーヴン・ミルハウザー『大気圏外空間からの侵入者』ほか」
 朗読会3 桜庭一樹「モコ&猫」
 朗読会4 デニス・ジョンソン「Angels」
DAY6 11月6日 深く感じ深く考え書き続ける
 シンポジウム「再生と文学」デニス・ジョンソン×リン・ティルマン×平野啓一郎×新元良一
幕がおりて 学生たちによる報告会
「物語村へのいざない」新元良一
プログラム・リスト一覧

頂いた日:2013年2月24日
場所:京都造形芸術大学
 「京都造形芸術大学卒業・修了制作展」の文芸表現学科会場で頂いた1冊。どうもありがとうございます。
 最初見かけたとき、これだけ豪華な内容の冊子が無料ということにまず驚いた。続いて、表紙の肌触り、紙質がいいなと思ったら、デザインは見増氏だった。すばらしいデザイン。
 内容は、2011年11月に京都造形芸術大学で行われた「Storyville, KYOTO 再生と文学」の各セッションを収録したもの。豪華な参加者でこれまた驚く。

memorandum 112 わからんちゃん

2013-02-26 21:58:27 | ことば
なんにもわからん
わからんちゃんが いてね
おしごと はじめた
とんかち スパナ
 トンテンカン チンプンカン
 トンチンカン

みんなが わらった
わらったっても へいき
まいにち まいつき
まいねん しごと
 トンテンカン チンプンカン
 トンチンカン

そのうち できたよ
わからんものが できた
わからんちゃんたら
ひらりと のった
 トンテンカン チンプンカン
 トンチンカン

みなさん さよなら
つきまで いってきます
ふるるん るんるんるん
よぞらに きえた
 トンテンカン チンプンカン
 トンチンカン

(伊藤英治編『まど・みちお全詩集』理論社、2001.5、115頁。)





未読日記699 『地図をつくった男たち』

2013-02-25 21:27:22 | 書物
タイトル:地図をつくった男たち : 明治の地図の物語
著者:山岡光治
装幀:佐々木正見
発行:原書房
発行日:2012.12
定価:2,400円+税
形態:263p ; 20cm
内容:
明治日本、地図誕生の記録。
伊能忠敬以降、近代地図作成に果敢に挑んだ技術者たちの「知られざる地図の物語」
(帯より)

明治維新の後、もっとも基本的な情報基盤である地図情報の脆弱さに直面した明治政府は、国家の急務として「地図づくり」に取り組む。
伊能忠敬以降、維新前夜から明治時代の陸軍参謀本部陸地測量部(国土地理院の前身)の地図測量本格化まで、近代地図作成に心血を注いだ技術者たちの歴史を描いた、「知られざる地図の物語」。(カバー見返しより)

はじめに
第1部 維新前夜から維新直後の地図作り
 第1章 明治維新前夜の地図測量技術
 第2章 陸軍省最初の測量技術者福田治軒
 第3章 沼津兵学校から巣立つ地図測量技術者
 第4章 傑出したテクノクラート小野友五郎
 第5章 開拓使測量を担った測量技術者たち
 第6章 もうひとつの日本全図 観農局地質課に集った技術者たち
 第7章 外国人の湯治行きを阻止した測量師
 第8章 明治期の地図作りへと向かう地図方
 第9章 測量標石の始め
 第10章 使われなかった日本で最初の水準点
第2部 陸地測量部の地図作り
 第11章 「美しさ」から「正確さ」へ 犠牲となった「かきたてるもの」
 第12章 未踏の高山を目指した明治期測量隊
 第13章 測量登山黎明期 登山家ウェストンのころ
 第14章 劒岳登頂は柴崎芳太郎に何を与えたか
 第15章 戦場に送られる即席測図手たち
 第16章 報告書に見る技術者たちの日常
 第17章 文豪と地図
 第18章 測量標石に残された思い
 第19章 職人技のドイツ式地図から合理性追求のアメリカ式地図へ
おわりに
参考文献

コラム
英数字が書けない測量手
文字を作った男たち
「名はかり虫」はどこに?
清国に派遣されたお雇い日本人測量技師
砲弾の下をかいくぐる写真班と写景班
ばちあたりな測量官たち

購入日:2013年2月23日
購入店:MARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店
購入理由:
 本書は朝日新聞の書評を読んで知り、気になっていた1冊。「地図」と「近代」の言葉が並ぶと、近代の鳥瞰図を研究している身としては背景知識として読んでみたく(というより地図好きの好奇心の方が強いかもしれないが)立ち寄った書店で購入。
 まだ未読(積読)だが、プロジェクトX系な気もして少し読むのが億劫になっている。帰省か旅行の時に読もう。


未読日記698 『パノラマ地図の世界』

2013-02-24 20:42:54 | 書物
タイトル:パノラマ地図の世界 : 自然を街を見渡す楽しみ
シリーズ名:別冊太陽
編集人:湯原公浩
編集:赤岩州五、小六通敬、長島桂子、大庭久実(アイランズセカンド)
制作:清水壽明
アートディレクション:稲田意匠
発行:平凡社
発行日:2003.11
定価:2,400円+税
形態:143p ; 29cm
注記:付録: 「山は招く長野電鉄沿線」(1937)(1枚)作画:金子常光
内容:
パノラマ眺望図鑑
 目黒新富士山之眺望(安藤広重)/京都洛西鳥瞰図(伯仙)/鎌倉絵図(石原正)ほか
パノラマ図で見る富士山
 富士山パノラマ(友利宇景)/富士山真景全図(五雲亭貞秀)/富士山散策絵図(村松昭)/南部鉄道図絵(吉田初三郎)ほか
「鳥目絵の世界 名所案内とパノラマ図」種村季弘
「宮武外骨 パノラマ地図絵葉書コレクション」金丸弘美

現代の鳥瞰図絵師たちとその作品
 江戸の町を復元する 立川博章
 丸い地球の水平線へ 友利宇景
 細やかな都市の描写に目を凝らす 石原正
 豊かな自然溢れる絵地図の世界 村松昭
 現地を隈なく歩いて集めた旅情報 久芳勝也
 自然の息吹を感じるパノラマ地図 増田庄一郎
 広島の街並みを眺めて 日野唯史
 身近な山並みのパノラマ地図 織田雅巳
 平成の大東京を一望する 黒澤達矢
 素朴な里山の自然に触れる 柴田勇治
 戦国の世に築かれた山城を眺める 宮坂武男
 チベットの風と光を感じる 谷口靖子
 高い精度で表現された東京の街並み 洲嵜晴彦
 ガイドブックを彩った日本の名風景 岩崎孝
 広大な寺領内がひと目でわかる絵図 延木甲野
 鳥瞰することで地形の変化が見えてくる 一木英夫
 日本列島の海岸線を鳥瞰する 池崎功
 北海道の大自然をコンピュータで再現 北海道地図株式会社

●幕末の鳥瞰図絵師 五雲亭貞秀
●大正・昭和の鳥瞰図絵師 吉田初三郎
「鳥瞰図とは何か? 近代~現代の日本の鳥瞰図の流れ」藤本一美
「H・C・ベラン」森田芳夫

パノラマ地図はどのようにしてつくられたか
 ●「コンピュータを使った鳥瞰図制作 最高の技術は、人間の感性」堤 啓(北海道地図株式会社)
 ●「パノラマ画家ベランの後継者 ハインツ・フィールキントとともに」森田芳夫
 【インタビュー】
 ●「寺社鳥瞰図をつくる」延木甲野さん
 ●「江戸鳥瞰図をつくる」立川博章さん
 ●「鳥瞰図プロデューサー」蕪木隆さん

1920~40年代 アメリカの観光パノラマ図
 「近寄って視る。全体を視る。細部を視る。」鯛ま庫ぶ霖 かかぽ
information パノラマ宝島
 ゲームソフト、ジグソーパズル、本、散策マップ、フォトモ、万博と鳥瞰図ほか
エッセイ「何をやってもいいのが鳥瞰図」今尾恵介
鳥瞰図 販売・閲覧施設情報
掲載鳥瞰図初出一覧
奥付
特別ふろく「山は招く 長野電鉄沿線」金子常光

購入日:2013年2月23日
購入店:MARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店
購入理由:
 たまたま立ち寄った書店で絶版だった本書を見つけて衝動買い。図書館で何度も借りて見た本書ではあるが、鳥瞰図研究の資料としてはそれほど参考にはならなかった。だが、持っていればいつか役に立つこともあろう。個人的には、種村氏の論考は示唆に富む。金丸弘美氏のテキストは、メディアとしての絵葉書に新しい知見を与えてくれた。藤本一美氏による鳥瞰図の流れは、触り程度な紹介で、もっと詳細に知りたかった。いつか単行本としてしっかりまとめてほしい。
 

Collection 20 《Speech Balloon Cookie》

2013-02-23 21:58:45 | 美術
品名:Speech Balloon Cookie
素材(原材料):小麦粉、無塩バター、グラニュー糖
製造者:Unicorn[栗田ひかり]

購入日:2013年2月22日
購入店:kara-s
購入理由:
 「京都精華大学卒業制作展」を見たなかで印象に残った作品の1つが、デジタルクリエイションコース卒・栗田ひかりさんの《Speech Balloon Cookie》だった。
 文字通り、ちょっとした一言がプラスチックカード上にマンガの吹き出しのように印字され、それがクッキーと同封されることで、メッセージカードのような役目を果たすコミュニケーションデザインクッキーである。
 コンセプトとしてはそれほど目新しいわけではない。この作品のおもしろさは、学生が卒業制作にクッキーを提出し、教授陣がそれを審査するという行程が批評的に見えてしまうという点である(深読みかもしれないが)。想像するだけで、軽やかで可笑しい。卒業制作と言えば、どうしても肩に力が入ってしまうものである。一般大学で言えば、卒業論文である。それが栗田にとってはクッキーだった。「クッキーを提出して卒業した」というのはとても微笑ましくて、それだけで人を少し幸せにするような気がする。
 さらに、この作品が卒業制作展で展示されるだけでなく、学外のサテライトギャラリーで実際に販売されるという事実もおもしろい。大学を卒業することにどんな意味や価値があるのか見えづらい時代、クッキーを作れるようになって美大を卒業するのはとても幸福で真っ当な気がする。

未読日記697 『京建具』

2013-02-22 21:34:05 | 書物
タイトル:京建具 : 探訪・手技の世界③
シリーズ名:TICリレーション vol.4
取材協力/写真提供:元・田村建具店 田村シヅ子、前田敬子
          井口木工所 井口彰夫
          善導寺 小川隆宏、武内建築計画事務所
企画制作:京都精華大学 京都の伝統産業実習委員会
     丸谷彰、佐藤敬二、上野真知子、安藤邦洋、河村源三、小川聡、細谷周平、力士勝、早野潤子
ライター:車谷奈穂子
デザイン:大向デザイン事務所
写真撮影:川勝 幸、松井学
発行:京都 : 京都精華大学/京都の伝統産業実習委員会
発行日:2013.2
形態:8p ; 21×21cm
内容:
[特集]建具師の仕事、建具師の道具――京の美意識を支えた技術
《京都の伝統産業実習》在学生通信

頂いた日:2013年2月22日
場所:京都市美術館別館
 「手技に学ぶ 京都の伝統産業実習展[特別展示「京建具:建具師の仕事、建具師の道具―京の美意識を支えた技術」]の会場でアンケートを記入して頂いた1冊。ありがとうございます。
 職人の道具に興味があり、楽しみにしていたが、出勤前に見るには解説パネルの文章量が多かったので頂けてよかった。

memorandum 111 どくガス

2013-02-20 21:16:56 | ことば
つくりたいなあ どくガスを
おとなが ねむって しまう ガス
せんそうばかり する おとなが
ぐうぐう ぐうぐう ねちゃう ガス

とおかや はつかは 一、二はつ
十ぱつ うったら 一ねんかん
ぐうぐう ぐうぐう ねちゃう ガス

おとなは ざんごうで ぐうぐうぐう
おとなは ひこうきで ぐうぐうぐう
せんこうていで ぐうぐうぐう
さんぼうほんぶで ぐうぐうぐう

その まに あつめた ぶきの 山
ふじさん みたいな ぶきの 山
ぼんぼん もしちゃお はいに しよ

おとなは いうだろ めが さめて
もう せんそうは やめちゃったよ
一ねんかんも たべないから
とにかく おなかが ぺこぺこだ
カレーライスを くれないかい

そこで よういの こめの 山
ふじさん みたいな こめの 山
カレーライスが ほ! できた

カレーライスの ライスカレー
カレーライスを さ! おたべ
カレーライスを さ! おたべ

(伊藤英治編『まど・みちお全詩集』理論社、2001.5、108-109頁。)



未読日記696 『奈良県障害者芸術祭 HAPPY SPOT NARA 2011-2012』

2013-02-18 23:30:58 | 書物
タイトル:奈良県障害者芸術祭 HAPPY SPOT NARA 2011-2012 DOCUMENT BOOK
編集・発行:奈良県障害者アート創出事業実行委員会
デザイン:おおつかひろふみ
ロゴデザイン:原田祐馬(UMA/Design farm)
地図作成:赤塚美和
編集・制作:les contes
発行日:2012.5
形態:26p ; 25.8cm
内容:
展覧会
 アートリンクプロジェクト
展覧会関連企画
 誰もが参加する展覧会
舞台公演
 オンステージプロジェクト「鹿の劇場」
まち歩きプロジェクト
 まち歩きプロジェクト「プライベート美術館」
アートキャンプ・アートワークショップ
 アートキャンプ・プロジェクト
 ブラッシュアート・プロジェクト

頂いた日:2013年2月17日
場所:奈良県文化会館
 「奈良県障害者芸術祭 HAPPY SPOT NARA 2012-2013」(2013年2月7日~2月17日)に行った際、関係者の方より頂いた1冊。どうもありがとうございます。奈良県障害者芸術祭は、2012から始まった芸術祭で本書は、そのドキュメントブックである。見に行かれなかったので参考になる。
 今年は絶対見ると思いつつ、寄り道していたら時間配分のミスで30分ほどしか見れなかった。だが、展示はめちゃくちゃおもしろかった。どちらがアーティストか障害者かなど微塵も気にならない。見終わった後、創造のポジティブな力が感じられて、無性にうれしくなった。特筆すべきは、アートリンク・プロジェクトの山口修平×宮本博史の「モノ」、アートクル!ドキュメントのキリコの写真には圧倒された。


未読日記695 『パノラマ地図と鉄道旅行』

2013-02-17 23:09:37 | 書物
タイトル:パノラマ地図と鉄道旅行 : JR奈良線開通111年記念
編集・発行:宇治 : 宇治市歴史資料館
発行日:2007.9
形態:80p ; 30cm
注記:展覧会カタログ
   会期・会場: 2007年9月29日-11月18日:宇治市歴史資料館
   参考文献: p53
   2万5千分の1地形図に見る大正11年(1922)の宇治・京都: p54-80
内容:
Ⅰ パノラマ地図と鉄道旅行
 ―1 鉄道旅行の時代
 ―2 大正広重登場
 ―3 初三郎のパノラマ地図
Ⅱ 宇治の鉄道111年
 ―1 奈良鉄道
 ―2 京阪宇治線
 ―3 奈良電車
Ⅲ 観光宇治の近代史
 ―1 家族でおでかけ
 ―2 保勝会から観光協会へ
 ―3 宇治川ラインほか
資料翻刻
 吉田初三郎著「如何にして初三郎式鳥瞰図は生まれたか?」

2万5千分の1地形図に見る大正11年(1922)の宇治・京都

購入日:2013年2月17日
購入店:宇治市源氏物語ミュージアム
購入理由:
 源氏物語ミュージアムにて開催された「パノラマ・源氏名所めぐり」(2012年12月5日~2013年2月17日)を見に行った際、会場受付で購入。
 本書は以前に図書館で借りて参考文献として活用していたが、この機会に購入することにした。私が特に興味があるのはⅠ部のパノラマ地図及び初三郎関連だが、観光関連の記述も参考になる。