A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

【ご案内】フラッシュメモリーズ

2019-06-11 09:30:13 | お知らせ
展覧会のキュレーションします。
「ART OSAKA 2019」、「抽象世界」「ジャコメッティと I」(国立国際美術館)と合わせて、ぜひ大阪にお越しください。皆さまとお会いできるのを楽しみにしております。

フラッシュメモリーズ
2019年6月29日(土)-7月20日(土)
12:00-19:00 (土/7月7日(日) -17:00)
日月祝休 *ただし、7月7日(日)はオープン
6/11投稿時に休廊日に誤りがありました。混乱を招き申し訳ございません。
432|SAI GALLERY、Yoshimi Arts、The Third Gallery Aya
   大阪市西区江戸堀1-8-24 若狭ビル2-4F
作家|
SAI GALLERY:石川 亮、大洲大作、垣内玲、髙柳恵里、藤本由紀夫
http://www.saigallery.com
Yoshimi Arts:笹川治子、館勝生、レイチェル・アダムス、ローター・ゲッツ
http://www.yoshimiarts.com/home.html
The Third Gallery Aya:阿部淳、澤田華、石内都、福田真知、三田村陽
http://www.thethirdgalleryaya.com/
キュレーション|平田剛志(美術批評)

美術とは、電源を切っても、なくても、メモリを保存でき持ち運ぶことができるフラッシュメモリのようなものです。
 フラッシュメモリとは、電気的に記憶内容の書き換え、消去ができ、電源を切ってもデータが消えない記憶装置です。携帯電話やデジタルカメラ、デジタルオーディオプレーヤーの記憶媒体、USBメモリーやSDメモリーカードなどのシステムメモリとして広く利用されています。
 対して、美術作品も光の記憶/記憶の光が保存され、いつでも引き出せる記憶装置だと言えるでしょう。とくに19世紀以降、芸術家は光や記憶をテーマにさまざまな作品を制作してきました。人は、写真や映画、電気や照明、カメラのストロボからフラッシュニュース、フラッシュバックする映像など、いくつもの光(フラッシュ)を浴びてきました。そして日々、電子機器の記録データをフラッシュメモリに入れて持ち運んでいるのです。
 新年号を迎えたいま、美術は、世界は、人は「フラッシュメモリ」に何を記憶、記録してきたのでしょうか。本展では、SAI GALLERY、Yoshimi Arts、The Third Gallery Ayaを会場に、各ギャラリー所属作家や取り扱い作家の作品を移動、組み合わせて展示することで、現代美術や写真のなかに書き込まれたフラッシュメモリ(光の記憶)を読み込む展覧会です。
平田剛志(美術批評)

■トークイベント
「 Flash Back / Flash Forward」
昭和平成の美術をフラッシュバックし、令和時代のこれから(フォワード)についてお聞きします。
出演:原久子氏(アートプロデューサー、大阪電気通信大学教授)
   はがみちこ(アートメディエーター)
日時:6月29日(土)16:00‒17:30
会場:Calo Bookshop & Café(若狭ビル5F)
会費:1,000円(1ドリンク・税込み)
定員:25名
予約先:432osaka@gmail.com

■オープニングパーティ
日時:6月29日(土)17:30‒19:00
入場:無料

トークイベントには原久子さん、はがみちこさんをお招きしました。世代間を超えたトーク、ご期待ください。

フライヤーデザインは、塩谷啓悟さんです。
どこかでお見かけしたら、ぜひお持ち帰りください。

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