A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

リバー

2006-07-24 23:49:48 | 美術
6月の展覧会鑑賞記録続きです。
写真はひまわりの花をいけたときのものです。
梅雨明けはまだですが、夏を感じてみてください。

6月10日(土)

○ 舟越直木展
 -彫刻とドローイング-
 Funakoshi Naoki
 2006年6月5日(月)~6月17日(土)
 ギャラリーせいほう
 Gallery Seiho
 東京都中央区銀座8-10-7
 http://gallery-seiho.com

○ EURO ART LANDSCAPE
 ウルリヒ・クレッチュマン、ジョン・カーター
 Urlich Kretschmann, John Carter
 2006年6月5日(月)~6月10日(土)
 exhibit LIVE & MORIS(銀座)

○ 坂口紀良展
 Noriyoshi Sakaguchi
 2006年6月5日(月)~6月15日(木)
 ギャラリー和田
 東京都中央区銀座1-8-8 三神ALビル
 http://www.gallery-wada.jp
 
○ 仲山曄 個展
 YOU NAKAYAMA PAINTINGS
 2006年6月5日(月)~6月10日(土)
 なびす画廊(銀座)

○ 宮崎進の仕事
 Works of Shin Miyazaki
 2006年6月9日(金)~6月29日(木)
 ギャルリー東京ユマニテ(京橋)

○ マイケル・ケンナ作品展 レトロスペクティブ
 Retrospective Michael Kenna
 2006年5月9日(火)~6月17日(水)
 ツァイト・フォト・サロン(京橋)
 
○ 第18回郷の会展
 倉島重友、滝沢具幸、中島千波、平岩洋彦
 2006年6月2日(金)~6月10日(土)
 三渓洞画廊
 東京都中央区日本橋室町4-3-15
 http://www.sankeido.co.jp

○ 高柳恵里
 TAKAYANAGI Eri
 2006年5月27日(土)~6月24日(土)
 Gallery Jin(茅場町)

○ 島本正哉写真展 “サンクチュアリ”
 SANCTUARY
 2006年6月3日(土)~6月16日(金)
 gallery Archipelago
 東京都中央区新川1-9-9 栗原ビル2F
 http://www.archi-pelago.net

○ 元木孝美
 MOTOKI TAKAMI
 2006年5月10日(水)~6月11日(日)
 A- things
 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-28-3-1F
 www.a-things.com

○ Art×Communication=Open!
 2006年6月6日(火)~2007年3月11日(日)
 NTTインターコミュニケーション・センター[ICC](初台)

○ 武満徹|Visions in Time展
 Toru Takemitsu : Visions in Time
 2006年4月9日(日)~6月18日(日)
 東京オペラシティアートギャラリー(初台)

○ project N 25
 ヒラタシノ
 HIRATA Shino
 2006年4月9日(日)~6月18日(日)
 東京オペラシティアートギャラリー 4Fコリドール(初台)

○ Luc Tuymans
 Restoration
 2006年5月12日(金)~6月24日(土)
 WAKO WORKS OF ART(初台)

○ 村岡三郎 展
 Saburo MURAOKA
 Memory<1944-2006>
 2006年6月8日(木)~7月15日(土)
 KENJI TAKI GALLERY(初台)

6月11日(日)

○ オーストラリア現代作家 デスティニー・ディーコン展
 Destiny Deacon : Walk & don't look blak
 2006年4月29日(土)~6月11日(日)
 東京都写真美術館 2F展示室(恵比寿)

○ 写真の町 東川町海外作家コレクション展-20年の軌跡-
 The Town of Higashikawa Overseas Photographers Collection
 2006年6月1日(木)~6月18日(日)
 東京都写真美術館 3階展示室(恵比寿)

○ マイケル・ケンナ写真展
 MICHAEL KENNA IN JAPAN : Conversation with the Land
 2006年5月20日(土)~6月25日(日)
 東京都写真美術館 地下1F映像展示室(恵比寿)

○ アフリカ・リミックス:多様化するアフリカの現代美術
 AFRICA REMIX : CONTEMPORARY ART OF A CONTINENT
 2006年5月27日(土)~8月31日(木)
 森美術館(六本木)

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2006-07-24 01:00:29 | 美術
私は記録することが好きなようなのだ。

発端は小学生のとき。
見た映画をメモ帳に記したことがことの始まりであった。
これはいまでも続いてる。

続いて、浪人生だった予備校時代のとき。
なんの楽しみもないので、せめて読んだ本ぐらい記録としてノートに記しておこう、と始めたのがいまでも続いている。

さらに、大学に入学したとき。
いままでろくに行ったこともなかった美術館やギャラリーをまわるようになった。
見ても何を見たか忘れてしまうので、見た展覧会はすべてノートなどに書いておこう、
そう思っていまでも続いる・・
というより、続いていた。
最近、就職したおかげで、展覧会を見てもノートに書きつけている時間がなかなかないのだ。
ならば、この備忘録としてのブログメモ帳に記すことにしてみよう。

まだ、手帳、DM、チラシの整理がついてないので、まずは6月分から少しずつやっていきたいと思う。

凡例
原則的に、冒頭に月日、曜日、以下展覧会タイトル、英語タイトル、会期、会場名の順に記載した。タイトル、英語タイトルはチラシ、DM(ない場合は雑誌、web siteなど)の表記に従った。したがって統一はされてません。なお、私個人が初めて行った会場には、住所等の記載を付け加えました。

6月3日(土)

○ 桑野進展
Kuwano Susumu Exhibition
2006年5月29日(月)~6月10日(土)
ギャラリー58
○ 永原トミヒロ展
TOMIHIRO NAGAHARA
2006年5月29日(月)~6月3日(土)
コバヤシ画廊
○ 中野木綿子写真展 不法投棄
YUKO NAKANO PHOTO EXHIBITION
2006年5月29日(月)~6月3日(土)
Gallery 覚
○ オラファー・エリアソン
Olafur Eliasson
2006年5月31日(水)~7月8日(土)
ギャラリー小柳
○ 岡孝博展
OKA Takahiro
2006年5月29日(土)~6月3日(土)
なびす画廊
○ 金井訓志展
KANAI SATOSHI EXHIBITION
2006年6月1日(木)~6月14日(水)
ギャラリー椿
○ 今井麗展
Ulala imai exhibition
2006年5月29日(月)~6月3日(土)
井上画廊
東京都中央区銀座3-5-6 井上商会ビル3F
○ 野見山暁治 水彩展
2006年5月22日(月)~6月3日(土)
みゆき画廊
○ カルティエ現代美術財団コレクション展
Collection of the Foundation Cartier pour lユart contemporain
2006年4月22日(土)~7月2日(日)
東京都現代美術館
○ MOT COLLECTION 1960年代以降の美術 特集展示-吉田克朗/中村一美
第1期2006年4月15日(土)~7月2日(日)
東京都現代美術館
○ 山下ナオミ展
2006年5月25日(木)~6月6日(火)
カタチカフェ

6月4日(日)
○ 西山仁
TEAM06:TOKYO WONDER SITE-EMERGING ARTISTS ON MEZZANINE
HITOSHI NISHIYAMA
 2006年4月29日(土)~6月9日(金)
 トーキョーワンダーサイト渋谷
 TOKYO WONDER SITE SHIBUYA
 〒150-0041 東京都渋谷区神南1-19-8
 http://www.tokyo-ws.org

6月7日(水)
○草月いけばな展 花と器
 2006年6月8日(木)~6月13日(火)
 前期:6月8日(木)~6月10日(土)
 新宿タカシマヤ10階

○ 英国シャーリー・シャーウッド コレクション
現代植物画の巨匠展
-ボタニカル・アートのルネサンス-
‘A Passion for Plants’:
 The Shirley Sherwood Collection-Contemporary Botanical Masterworks- 
 2006年4月22日(土)~7月2日(日)
 損保ジャパン東郷青児美術館


なお写真は、仕事場から見た景色です。

ハワイアン

2006-07-13 22:44:24 | 美術

「よいかサンチョ、人並み以上のことをしなければ人に優ることはできないのだぞ。今われらの身に、たてつづけに降りかかっている嵐は、まもなく荒天がしずまって、われらが順風に帆を上げるようになる前兆じゃて。なぜと申すに、良いことも悪いことも、そうそう長続きするはずはないのであってみれば、われらにずいぶんと悪いことが続いた今、良いことがすぐ近くに来ておるに決まっているからじゃ。だから、わしに起こった災難をそんなに悲しむでない。別に、お前にはかかわりのないことなのだから。」
(『ドン・キホーテ 前篇(一)』セルバンテス作、牛島信明訳、岩波文庫、2001年)


よしんば

2006-07-11 23:33:14 | 美術

前から気になっていたことがある。
それは「よしんば」という言葉の使い方だ。
「よしんば」という言葉のイントネーション、響きが魅力的だった。
「よしんば」というバンドがあることを知ってから、さらにこの言葉に興味が湧いた。
たまたま、セルバンテスの『ドン・キホーテ』を読んでいたら、その言葉を見つけたので引いておく。

「よしんばそれが事実に反していたところで、また知ったかぶりをしたがる連中や青くさい学士連が、その信憑性を問題にして君に食ってかかったり陰口をたたいたりしたところで、一切とりあう必要はない。だって君、いくら連中が君のいかさまをあばいたところで、それを書いた君の手が切断される気づかいなどないんだからね。」
(p.17 ドン・キホーテ 前篇(一)/セルバンテス作、牛島信明訳、2001年1月)

一応「よしんば」を辞書でひいてみた。

よしんば[縦しんば]副詞
<後ろに仮定の言い方を伴い>たとい。よしや。
(「岩波 国語辞典」より)

よしんばこの言葉が、興味を持たれていなくとも、私にとってこの言葉の魅力はいささかも衰えないだろう。