A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

Collection 04 《MOVING vol.1》

2012-04-30 23:51:21 | 美術
タイトル:MOVING vol.1
制作・販売:MOVING実行委員会
パッケージデザイン:クリティカルデザインラボ
収録時間:92分
価格:3,990円
エディション:216 / 300
収録作品:
01 林勇気「the outline of everything : second sense of touch」 2011 music: moskitoo
02 Antenna「六本木伝承 - Legend of Roppongi - 」 2012
03 かなもりゆうこ 「Alphabet of Acanthus」 2011
04 トーチカ「STEPS」 2011
05 水野勝規「blue glass」 2012
06 宮永亮「Landia」 2011
07 松本力(music:VOQ)「halo / grow glow」 2011
08 田村友一郎「NIGHTLESS」 2012
09 TAKCOM/土屋貴史「Ghost/writing」2012 sound design by aus
10 伊瀬聖子(Soundtrack:Steve Jansen)「Swimming in Qualia - Glimpse」 2007
11 伊瀬聖子(Soundtrack:Steve Jansen)「Swimming in Qualia - Ascent」 2007

購入日:2012年4月29日
購入店:ホテルモントレ京都4階411号室(“ART KYOTO 2012” ブース内)
購入理由:
 限定数で手に入れられるか不安だったが、手に入れられてよかった。見るのが楽しみ。


散歩のとき何か食べたくなったのだ50 大口屋

2012-04-29 23:37:23 | たべもの
品名:餡麩三喜羅
店名:大口屋
頂いた日:2012年4月28日
 友人より頂いた愛知・大口屋の逸品。ありがとうございます。こし餡をつつんだ麩が山帰来の葉に包まれた大口屋の代表銘菓。なめらかな食感とこし餡の上品な甘さが心地よい。一口食べた時の後味は至福の一瞬だった。これはすばらしい。愛知に行ったら食べに行こう。

散歩のとき何か食べたくなったのだ49 Sachi

2012-04-27 23:39:44 | たべもの
購入日:2012年4月22日
購入店:スタジオマノマノ
名古屋・スタジオマノマノにて開催された「おいしいにちよう市 vol.2 ピクニック」に出かける。出展していた日本茶インストラクター成田幸世さんのオリジナルブランド「sachi」にてペットボトルに水と茶葉を入れて、淹れたてのお茶を飲むことができるペットボトル用緑茶を購入。茶葉が見えるのがおもしろい。帰路、車窓を眺めつついっぷく。

未読日記600 「REAR 27」

2012-04-26 23:00:34 | 書物
タイトル:REAR : 芸術批評誌リア : 芸術/批評/ドキュメント
卷号:27
編集・制作:馬場駿吉、高橋綾子、井上昇治、増田千恵、堀尾美紀、筒井宏樹
デザイン:夫馬孝
発行:名古屋 : リア制作室
発行日:2012.3.28
価格:450円(本体価格)
形態:113p ; 21cm
内容:
○特集1 「批評家はどこにいるのか」
・〈座談〉:沢山 遼、野田吉郎、星野 太  美術をめぐる言論の現在と美術批評の可能性
・〈エッセイ〉「内からの目/外からの目――批評する視点」中村英樹
・「高松次郎と「影」の論争――予備的スケッチ(Ver. 1.5)」土屋誠一
・〈年表〉:出版にみるゼロ年代の批評活動
・「作曲家による批評:技法論/演奏論/メタ批評」水野みか子
・「音楽と対話する」池田 康
・〈エッセイ〉「批評と制作」山本さつき
・〈エッセイ〉「批評家を育てていること――美術館学芸員」天野一夫

○特集2「現代陶芸と造形」
・「バイオモルフ─陶芸の有機的抽象表現」渡部誠一
・〈レポート〉「対談「作家の見た小川待子」李禹煥×小川待子 『二つのはじめの一歩』」安藤雅信
・「小川待子展を見て――「水の記憶」とは」市川政憲
・「オフロードとガラパゴス」正村美里
・「何をめざすのか――第9回国際陶磁器展美濃を問う」井上隆生

○批評
・〈アーティストトーク〉:イケムラレイコ×松本 透  イケムラレイコ うつりゆくもの
・「THERMOMETERS SHOULD LAST FOREVER――エドワード・ルーシェイの液体語(後編)」イヴ=アラン・ボワ/近藤 学[訳]
・「観光と現代美術――ヴェネツィア・ビエンナーレ第54回国際美術展」藤川 哲
・「繰り返すポロック」尾崎信一郎
・「菊畑茂久馬 回顧展 戦後/絵画」熊谷伊佐子
・「洞窟の出口へ――『世界制作の方法』展に寄せて」岡本源太
・「「二重に出歩くもの」展 世界を〈つなぐ〉関係性としての裂け目」松田 愛

○レビュー
・「オンド・マルトノ・コンサートとコラボレーション・ダンス公演」山本裕之
・「オンド・マルトノ・コンサートとコラボレーション・ダンス公演『プロメテウスの光』 抗う者たちからの挽歌」亀田恵子
・「第5回AACサウンドパフォーマンス道場公演」北條知子
・「ユーモアのすすめ 福田繁雄大回顧展」川田都樹子
・「松井紫朗 亀がアキレスに言ったこと―新しい世界の測定法」関 昭郎
・「画家たちの二十歳の原点」三頭谷鷹史
・「抱きしめたい! 近代日本の木彫展」飯田 真
・「名古屋市民芸術祭2011主催事業「simple things」」日沖 隆
・「池水慶一 毛深き人たち―東山動物園のゴリラたち」山脇一夫
・「イコノフォビア―図像の魅惑と恐怖―」副田一穂
・「小俣英彦展“silence”/濱田富貴展“なりたち”」馬場駿吉
・「佐分 眞―洋画界を疾走した伝説の画家―」吉田俊英  
・「呼びとめられたものの光」林 洋子
・「佐藤香菜展「サンクチュアリ」」大島徹也
・「きそがわ日和2011」田中由紀子 
・「松浦寿夫展」吉田映子
・「伊藤正人展「Corridor」」秋庭史典
・「ライフレヴューアート 杉山健司+浅田泰子展の新しい地平」鈴木敏春
・「山内亮典個展/鈴木雅明展/田口美穂展」増田千恵
・「岡川卓詩展」拝戸雅彦
・「栗本百合子展 the clay cellar―heart―」井上昇治
・「武豊アニメーションフィルムフェスティバル(TAFF’12)」越後谷卓司
・「「大名古屋電脳博覧会」を受け止められるか」水野勝仁
・「池 奈千江展」土屋麻美  
・「仏流、韓流アニメ、どうでしょう!?」尾辻里音

○トピックス
○バックナンバー

購入日:2012年4月22日
購入店:NADiff 愛知
購入理由:
 「批評家はどこにいるのか」私も知りたい、ということで購入。愛知からの帰路に流し読みしたところ目についた「【年表】出版にみるゼロ年代の批評活動」はすばらしい。これだけでも本書は価値がある。
 いつか「批評家はどこにいるのか」と言われることがない時代が来るのだろうか?
 ちなみに、「批評家特集」の今回のREAR全体の執筆者、登場者48名中、評論家・批評家を肩書きで明記していたのは以下の12人だった。

美術評論家:中村英樹、天野一夫、熊谷伊佐子、三頭谷鷹史、山脇一夫
美術批評家:土屋誠一
美術批評:山本さつき、日沖 隆、田中由紀子、鈴木敏春
アート評論:亀田恵子
映像批評:越後谷卓司


【ご案内】fitting room展

2012-04-25 23:57:00 | お知らせ
京都・Gallery Ort Projectで開催中の展覧会「fitting room」に企画協力として参加いたしました。私は浅野孝之、織間菜々子、酒井一有、多名賀優子の4名のアーティストをご紹介させていただきました(敬称略)。お時間ございましたらどうぞお越しください。

【概要】
fitting room
会期:2012年4月25日(水)~5月6日(日)12:00-20:00(最終日のみ18:00まで、火曜休廊)
会場:Gallery Ort Project




未読日記599 「吉本直子:Reflection Space―鼓動の庭」

2012-04-24 23:21:10 | 書物
タイトル:吉本直子:Reflection Space―鼓動の庭
並列書名:NAOKO YOSHIMOTO : Reflection Space, a Garden echoing with Heartbeats
シリーズ名:APMoA Project, ARCH vol.1
編集:愛知県美術館 森美樹
デザイン:藤本康一
発行:愛知県美術館
発行日:2012.04
形態:1冊 ; 26cm
注記:展覧会カタログ
   会期・会場:2012年4月13日-6月24日、愛知県美術館(愛知芸術文化センター10階 展示室6ほか)
内容:
「鼓動の庭―過去と現在の生命が交差する場所」森美樹(愛知県美術館 学芸員)
図版
略歴

頂いた場所:2012年4月22日
場所:愛知県美術館
 会場で申し出たら頂けた1冊。
 「魔術/美術」展もかなりおもしろいが、本展は開催を知らなかっただけに、先入観・予備知識が全くなかった分、驚きがあった。恥ずかしながら吉本直子氏の作品は初めて見たが、高度な技術とインスタレーションに圧倒された。テキスタイルという枠には納まりきらない世界標準の質の高さである。必見。

memorandum 062 よろこび

2012-04-23 23:05:00 | ことば
 あらゆるものの中で、外部から、価いなく、不意に、天の恵みのように、求めもしなかったのにやってくるもの、それだけが純粋なよろこびである。同じように、まことの善は、ただ外部からくるので、わたしたちの努力によってもたらされるものでは決してない。わたしたちはどんな場合にも、自分より以上によいものをつくり出すことはできない。だから、実際に善に向かって努力をつくしてみても、それが実を結ぶはずはない。長いむなしい緊張の果てに、ついに絶望におちいり、もはや何ひとつ期待しなくなったときに、外部からふしぎとも驚きともいうべきことに、賜物がやってくる。こうして努力したことによって、わたしたちの中にあったいつわりの充実が一部つきくずされたのだ。そんな充実よりももっと充実した、神的な空虚がもたらされて、わたしたちの中に居すわったのだ。
シモーヌ・ヴェイユ『重力と恩寵―シモーヌ・ヴェイユ『カイエ』抄 (ちくま学芸文庫)』田辺保訳、筑摩書房、1995年、82ページ。

自分にできることは限られているが、自分にできることは努力しかない。

未読日記598 「水のゆくえ:アクアカフェ 2010――孔/過程/物質」

2012-04-22 22:42:00 | 書物
タイトル:水のゆくえ:アクアカフェ 2010――孔/過程/物質
並列書名:Where the Water Flows ? : Aqua-Cafe 2010――Hole / Process / Matter
撮影・編集・デザイン:井上明彦
印刷:株式会社グラフィック
発行:2012.3.31
形態:20p ; 21cm
内容:
水のゆくえ:アクアカフェから原野へ
岡崎チャンネル
構想と図面:モデルとしての第一堅抗
素材の循環と再生:土/竹/藁/水
制作プロセス
アクアカフェの5日間
解体
英文概要

頂いた日:2012年4月17日
場所:ギャラリーすずき
 京都・ギャラリーすずきにて開催された「井上明彦:偶々―2と5―」(2012年4月17日~4月22日)を拝見した際、作家の方より頂いた1冊。どうもありがとうございます。
 本書は、2010年夏に京都国立近代美術館にて開催された「Troble in Paradise / 生存のエシックス」(2010年7月9日~8月22日、京都国立近代美術館)出品作品「アクアカフェ @KCUA Cafe」のコンセプト、プロセスをまとめた展覧会記録集。
 展覧会開催中に公開制作されたため、私のように会期初めに行ってしまった者としては、本書を見てはじめて全体が理解できた。なるほど・・。