A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

Art Stroll:2010年12月19日(日)

2010-12-31 23:38:50 | 美術
・「時代の精神展」第1回
ジョナサン・トーゴヴニク写真展「ルワンダ ジェノサイドから生まれて」
2010年11月20日(土)~12月19日(日)
京都造形芸術大学ギャルリ・オーブ

・保存と活用 ツーボトル
2010年12月15日(水)~12月26日(日)
GALLERY RAKU

・木村充伯:猫の寝方
Mitsunori KIMURA “the cat’s sleeping pattern”
2010年12月4日(土)~12月19日(土)
Social Kitchen

ジョナサン・トーゴヴニク写真展「ルワンダ ジェノサイドから生まれて」は、衝撃的な内容だった。写されているのはシンプルなポートレイトなのだが、側に展示されるテキストを読むと、その写真がまったく違った印象へと変わってしまう。恥ずかしながら初めて知るジェノサイドの事実にただただ言葉を失った。

散歩のとき何か食べたくなったのだ14 Afterhours

2010-12-30 23:40:03 | たべもの

頂いた日:2010年12月18日
店名:Afterhours
商品名:オレンジとアーモンドのケーキ
兄より頂いたギフト。どうもありがとうございます。
お店は東京渋谷の富ヶ谷にあるコーヒーと焼き菓子のお店「Afterhours」。富ヶ谷と言えば、私が通っていた高校の近くだが、こんなおしゃれなお店ができたとは。
頂いたオレンジとアーモンドのケーキは、しっとりした食感、オレンジの香り、アーモンドのざくっとした歯ごたえが至福の時間をもたらしてくれる逸品。

フィナンシェ
フィナンシェ


Art Stroll:2010年12月18日(土)

2010-12-29 12:00:05 | 美術
・家で僕が一人で:武田英治×小野光治(ゲストキュレーター)
TAKEDA selected by Koji Ono
2010年11月6日(土)~12月19日(日)
gallery incurve|kyoto

・藤場美穂:unspecified Ladies
FUJIBA Miho photo exhibition “unspecified Ladies”
2010年12月7日(火)~12月25日(土)
MATSUO MEGUMI + VOICE GALLERY pfs/w

・田中栄子展 “empty”
TANAKA Eiko “empty”
2010年12月7日(火)~12月25日(土)
MATSUO MEGUMI + VOICE GALLERY pfs/w

・Kodama Gallery Project 26 堀川すなお
Sunao Horikawa “descriptive geometries”
2010年11月20日(土)~12月25日(土)
児玉画廊

・児玉画廊コレクション イグノア・ユア・パースペクティブ10
貴志真生也/関口正浩/和田真由子
Kodama Gallery Collection: ignore your perspective 10 “Is next phase coming ?”
Featuring : Maoya Kishi, Masahiro Sekiguchi, Mayuko Wada
2010年11月20日(土)~12月25日(土)
児玉画廊

・IGNORE YOUR PERSPECTIVE 10
「Is next phase coming ?」トークセッション
美術の新潮流? その解釈と論理の構築を目指す為の意見交換
貴志真生也(作家)×関口正浩(作家)×和田真由子(作家)×中西博之(国立国際美術館学芸員)
2010年12月18日(土)14:00~15:30
児玉画廊

・京都芸術センター アーティスト・イン・レジデンス・プログラム2010
キョウト・ディナー・エクスペリメンツ―スカンジナビアの場合
ベティーナ・ヴィーデヴォルト・ヒースタッド&シモン・トルセル・レリン
Kyoto Art Center Artist-in-Residence Program 2010
Kyoto Dinner Experiments – A Scandinavian Observation
Bettina Hvidevold Hystad & Simon Torssell Lerin
2010年12月11日(土)~12月19日(日)
京都芸術センター

・スコッププロジェクト企画vol.5
フジタマ×山西愛展「みんなひっかかる」
2010年12月10日(金)~12月26日(日)
カフェ&ギャラリー アトリエとも

・京都市立芸術大学大学院美術研究科博士課程展 第1期
上原徹/樫木知子/佐野暁
2010年12月18日(土)~2011年1月10日(月・祝)
京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA

Art Stroll:2010年12月17日(金)

2010-12-28 23:14:12 | 美術
・assistant展「すなわち、言いかえれば」
assistant retrospective: i.e.
2010年12月10日(金)~2011年1月16日(日)
radlab.

図書館を模した展示形式がユニークな展覧会。観客は壁の開架書庫から見たいカードを選び、カウンターに持っていき、スタッフの方が該当番号の資料を持ってきてくれる。
私は「地理的想像力」というカードを選んだと思う。
すると、地図上に移動の後らしきマーキングが赤い線で引かれた地図が出てきた。よくよく出発点を見ると、私の実家の近くだった。

・宮下明日美展:紙の外
2010年12月14日(火)~12月19日(日)
立体ギャラリー射手座

・岸田良子個展
2010年12月14日(火)~12月25日(土)
galerie 16

地図の作品で有名な岸田良子氏だが、今年はお休み。
とはいえ、コンセプチュアルな方法論は同じ。

・井川優子展
Yuko Ikawa
2010年12月14日(火)~12月19日(日)
アートスペース虹

「ちぎり絵」ならぬ「ちぎり地図」。
今日は「地図」をよく見る。

・Present Spirit 2010 ただひとつだけの
2010年12月14日(火)~12月26日(日)
ギャラリーモーニング

・中村協子個展:アナログなダビング
2010年12月3日(金)~12月26日(日)
eN arts

・ヤマガミユキヒロ展:Sampling Your Memory
2010年12月1日(水)~12月26日(日)
Gallery PARC

・MONTHLY PHOTO EXHIBITION in KYOTO
The 15th How are you, PHOTOGRAPHY ?【前期】
2010年12月14日(火)~12月19日(日)
同時代ギャラリー

・映画『ANPO』上映
シンポジウム:アートの社会的有用性~アーティストにとって「芸術が何か」~
パネリスト:リンダ・ホーグランド、石内都、やなぎみわ
2010年12月17日(金)上映17:00- シンポジウム18:30-
京都精華大学明窓館201

『ANPO』というタイトルだが、内容は社会派ドキュメンタリーではなく、アート・ドキュメンタリー。スクリーンいっぱいに映し出される絵画や写真、そのクローズアップが効果的に生かされている。まさに作品が語りだす映像だ。
社会派作品を想像すると、肩すかし食らうだろう。戦後の日本現代美術に興味関心がある人は必見。

ところが、よりにもよって映画上映の途中にチャイムがなったのは残念でならない。まして、監督、出演者が来場するというのに。京都造形もそうだが、施設上できないのかもしれないが、チャイムを切ることはそんなに不可能なことなのか・・。

私がもし監督だったら、自分の作った映画の上映中にチャイムが鳴るのはいい感じはしない。それは自分のためではなく、観客がチャイムの音によって、鑑賞を阻害されるのが何より残念だからだ。事実、今回の上映会のチャイムは、石内都氏のインタビューシーンに重なり、一部音声が聞き取り難かった。

散歩のとき何か食べたくなったのだ13 おはぎの丹波屋

2010-12-27 23:39:26 | たべもの
購入日:2010年12月16日
商品名:おはぎ
購入店:おはぎの丹波屋 円町店
 大阪のTEZUKAYAMA GALLERYで「後藤靖香展:羊羹オサライ」を見たら、和菓子が食べたくなった。帰路、思い立って、おはぎを購入。
 おはぎと言えば、私にとっては横尾忠則である。横尾忠則はおはぎ好きで有名で、その著書にもおもしろいエピソードが多い。デザイン会社勤務時代、おみやげのおはぎを外出中の横尾氏だけ食べれなかったことが悔しくて泣きだしたというエピソードはファンには有名。
 
 丹波屋のおはぎはつぶあん、きな粉、青のりの3種を購入。青のりは苔庭をイメージしたのかしらん。甘さ控えめでおいしく完食。


左:青のり 右:きな粉


Art Stroll:2010年12月16日(木)

2010-12-26 23:01:11 | 美術
・末むつみ:おいしいピース
Mutsumi Sue : good-tasting pieces
2010年11月26日(金)~12月25日(土)
fabre8710

・たつみ はらへったー!!展
2010年11月26日(金)~12月18日(土)
展現舎

・志村高弘展
TAKAHIRO SHIMURA
2010年12月6日(月)~12月18日(土)
2kw 58

・車 史曖:in the garden
Cha sae : in the garden
2010年12月6日(月)~12月18日(土)
2kw gallery

・後藤靖香個展:羊羹オサライ
Yasuka Goto : YOKAN-OSARAI
2010年11月26日(金)~12月24日(金)
TEZUKAYAMA GALLERY

作品に出てくる「シベリアケーキ」なるものが気になる。大正時代に流行したカステラに羊かんを挟んだケーキだという。ギャラリーの方とお話をしたところ、東京の築地に今も売っている店があるという。なぜ、シベリアなのか、なぜ羊かんなのか、気になる菓子である。今度買いに行こう。

・国本泰英新作展
YASUHIDE KUNIMOTO
2010年11月26日(金)~12月18日(土)
Gallery Fukuda

・Kind of the irony:大橋信之・川上亜寿美・松本良太
2010年12月13日(月)~12月25日(土)
Oギャラリーeyes

・杉山卓朗展:PLUS “MASS”
Takuro Sugiyama : PLUS “MASS”
2010年11月26日(金)~12月25日(土)
YOD Gallery

大阪の5ギャラリー合同企画「OSAKA ART COMPLEX Vol.3」で5つのギャラリーを回る。当日知ったが、スタンプラリーも実施ていて、さっそく挑戦。各ギャラリーでスタンプを押印してもらい、最終地のYOD Galleryでエコバッグをもらう。どうもありがとうございます。



Recording Words 032 世界で確かに起こってること

2010-12-24 23:42:45 | ことば
「悲しいことは悲しいことなんだよ、やっぱり」と私は言った。「寒いと感じる日が寒い日であるように、悲しいから悲しいと思うんで、感じる側の心の次元で閉じてる問題じゃなくて、世界で確かに起こってることなんだよ」
(保坂和志『カンバセイション・ピース』新潮社、2003年、p.452)

悲しくなんかないけど、寒い

Recording Words 031 苦痛

2010-12-23 23:46:33 | ことば
苦痛ほどはやく忘れられるものはない。それがすぎさった瞬間に、それのすべての苦しみはおわり、それについての思考は、もはやわれわれにいかなる種類の動揺もあたえない。そのときわれわれ自身でさえ、われわれがまえに心にいだいた心配や苦悩のなかに、はいりこむことができないのである。友人の不用意な一言のほうが、もっと永続的な不安をひきおこすだろう。これがつくりだす苦しみは、けっしてその一言とともにおわるものではない。はじめにわれわれを動揺させるのは、諸感覚の対象ではなく、想像力による観念である。したがって、われわれの不安をひきおこすのは観念であるから、時間と他の諸事件がある程度それをわれわれの記憶から消しさるまでは、想像力は、それを考えることによって、内部でいらだたせ、うずかせつづけるのである。
(アダム・スミス『道徳感情論〈上〉 (岩波文庫)』水田洋訳、岩波書店、2003年、p.75-76)

いま、苦痛です。