A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。
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未読日記1269 『<つまずき>の事典』

2016-12-27 21:19:30 | 書物
タイトル:<つまずき>の事典―人生の危機から生まれた名言・名句
タイトル別名:Dictionary of failures and vicissitudes
編著者:中村邦生
装幀:村井宗二
発行:東京 : 大修館書店
発行日:1993.4
形態:vii, 337p ; 20cm
注記:参考文献: p329-331
内容:
さまざまな“挫折”があればこそ、生まれた名言・名句の数々。“つまずき”の中に人生をみつめ、自分の失敗を笑うために…、スパイスのきいたコメントを添えて、あなたのかなしみに。

目次
本書の使い方ガイド
<つまずき>の事典
 イギリス・アメリカ編
 日本編
あとがき
文献
索引

購入日:2016年12月26日
購入店:Amazon.co.jp
購入理由:
 次回のIn Studiesの参考文献として購入。次回のテーマが「言葉」と決まり、何を挙げようかぼんやり考える。そんな時、たまたま過去の新聞記事を整理していたら、本書の紹介記事を見つけたのである。残しておいた記事の裏面に掲載されており、記事を折り返してみるまで気づきもしなかった。何かヒントになるかもしれないと思った。ちょうど自分自身もある意味で「つまずき」の渦中におり、本書を知った偶然の再発見が何かにつながるかもしれない。図書館にあるかと調べたところ、残念ながら京都府・市の図書館に所蔵がなくつまずく。仕方なくネットで購入。手にしてパラパラ見ていると、ある意味で正論が多い。「つまずき」の渦中にいると、どんな名言・名句もピンとこないのだろうか。




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未読日記1268 『詩誌 エウメニデスIII 第52号』

2016-12-26 23:44:14 | 書物
タイトル:詩誌Eumenides III 第52号
編集:小島きみ子
表紙:塚本よしつぐ
発行:佐久 : 小島きみ子
発行日:2016.11
形態:68p ; 21cm
内容:
エッセイ
美しいということが、 塚本佳紹
『アシジの貧者』について 小島きみ子

論考
冨士原清一の詩「成立」とシュルレアリスムの明暗 京谷裕彰

連載詩
戻っておいでールネ・マグリット作「誓言」に寄せて 渡辺めぐみ
星への帰還 広瀬大志
居室(#3) 伊藤浩子


魚の歌 小笠原鳥類
たとえば静けさのないところ 松尾真由美
蝶の囀り 京谷裕彰
秋のミモザ 北原千代
兵站 高塚謙太郎
ある九月のアラン島で 藤井わらび
彼方へ 小島きみ子

エッセイ
詩と花が溶け合う場として 松尾真由美
書評・夏に読んだ詩集三冊 小島きみ子
あとがき

頂いた日:2016年12月26日
 詩人・京谷裕彰氏がキュレーションした展覧会「私、他者、世界、生 ―現実を超える現実―」(コンテンポラリーアートギャラリーZone)にお伺いした際、京谷氏よりご恵贈いただきました。どうもありがとうございます。
 今回京谷氏が論考で取り上げたシュルレアリスム詩運動の詩人・冨士原清一は恥ずかしながら知らなかった。生前は一冊の詩集も出さずに戦死したという。京谷氏は冨士原の詩を丁寧に分析・論考することで、冨士原の詩を現代に蘇生・召喚した。その言葉の鮮烈さに鳥肌立った。ぜひ今度まとめて読んでみようと思う。





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未読日記1267 『戦争は女の顔をしていない』

2016-12-25 21:25:07 | 書物
タイトル:戦争は女の顔をしていない
タイトル別名:War's unwomanly face
       У войны не женское лицо
シリーズ名:岩波現代文庫, 社会 ; 295
著者:スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ
訳者:三浦みどり
発行:東京 : 岩波書店
発行日:2016.2
形態:vi, 498p ; 15cm
注記:2008年7月群像社より刊行されたものを、底本としたもの
   英文タイトルは標題紙裏による
内容:
ソ連では第二次世界大戦で百万人をこえる女性が従軍し、看護婦や軍医としてのみならず兵士として武器を手にして戦った。しかし戦後は世間から白い目で見られ、みずからの戦争体験をひた隠しにしなければならなかった—。五百人以上の従軍女性から聞き取りをおこない戦争の真実を明らかにした、ノーベル文学賞受賞作家のデビュー作で主著。

目次

人間は戦争よりずっと大きい(執筆日誌1978年から1985年より)
思い出したくない
お嬢ちゃんたち、まだねんねじゃないか
恐怖の臭いと鞄いっぱいのチョコレート菓子
しきたりと生活
母のところに戻ったのは私一人だけ…
わが家には二つの戦争が同居してるの
受話器は弾丸を発しない
私たちの褒美は小さなメダルだった
お人形とライフル
死について、そして死を前にしたときの驚きについて
馬や小鳥たちの思い出
あれは私じゃないわ
あの目を今でも憶えています
私たちは銃を撃ってたんじゃない
特別な石けん「K」と営倉について
焼き付いた軸受けメタルとロシア式の汚い言葉のこと
兵隊であることが求められたけれど、かわいい女の子でもいたかった
甲高い乙女の「ソプラノ」と水兵の迷信
工兵小隊長ってものは二ヶ月しか生きていられないんですよ、お嬢さん方!
いまいましい女(あま)と五月のバラの花
空を前にした時の不思議な静けさと失われた指輪のこと
人間の孤独と弾丸
家畜のエサにしかならないこまっかいクズジャガイモまでだしてくれた
お母ちゃんお父ちゃんのこと
ちっぽけな人生と大きな理念について
子供の入浴とお父さんのようなお母さんについて
赤ずきんちゃんのこと、戦地で猫が見つかる喜びのこと
ひそひそ声と叫び声
その人は心臓のあたりに手をあてて……
間違いだらけの作文とコメディー映画のこと
ふと、生きていたいと熱烈に思った
訳者あとがき
解説 著者と訳者のこと 澤地久枝

購入日:2016年12月25日
購入店:丸善 京都本店
購入理由:
 後藤靖香展レビューテキストのための参考文献として購入。昨日、後藤靖香展を見て、思いついたのが本書だった。女性が戦争について描く(書く)こと、市井の人々の知られざる「真実」を提示する点で近いと感じたのだ。テキストに使えるかどうかはわからないが、手始めに読んでみる。

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未読日記1266 『後藤靖香:かくかくしかじか』

2016-12-24 23:20:17 | 書物
タイトル;後藤靖香:かくかくしかじか
別タイトル:Yasuka Goto "Kaku-kaku-shika-jika"
編集:藤田千彩
撮影:浅野豪
ブックデザイン:西武アキラ
発行:大阪 : TEZUKAYAMA GALLERY
発行日:2015.9
形態:[22]p ; 21cm
注記:展覧会カタログ
   会場・会期: 2015年9月4日-10月3日:TEZUKAYAMA GALLERY
内容;
Introduction
図版
「モディリアーニの古釘」後藤靖香
略歴
参考文献

頂いた日:2016年12月24日
 京都精華大学ギャラリーフロールにて開催された「後藤靖香 必死のパッチ」にお伺いした際に、ギャラリーよりご恵贈いただきました。どうもありがとうございます。
 残念ながら本展は見れていないのだが、戦争画家を描く新たなシリーズがまとめて展示・掲載されており、作風に変化がうかがえる。これまで親類の戦争体験を題材とすることが多かった後藤だが、過去の画家=他者を対象としたことで、何を描くのかがより重要になった。今回は「モディリアーニの古釘」のエピソードなど、画家の知られざる逸話を取り上げ、戦争画家という特異性ではなく、普遍的な人間の必死さを提示している。


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未読日記1265 『影の歴史』

2016-12-23 22:39:15 | 書物
タイトル:影の歴史
タイトル別名:A short history of the shadow
著者:ヴィクトル・I.ストイキツァ
訳者:岡田温司, 西田兼
装幀者:間村俊一
発行:東京 : 平凡社
発行日:2008.8
形態:353p, 図版 [8] p ; 22cm
注記:原著 (London : Reaktion Books, 1997) の翻訳
内容:
絵画の歴史は事物の影をなぞることから始まったにもかかわらず、美術史学が影の歴史を主題的に扱うことはなかった。本書はその歴史の包括的検証に大胆に挑んだ瞠目の力業。「影」は文字どおり絵画の陰画であり、それはもうひとつの絵画史を形成する。影の人類学の誕生。

目次


第1章 影像段階
第2章 肉の影
第3章 絵画のなかの影
第4章 「不気味なもの」をめぐって
第5章 人間とその分身
第6章 写真時代における影とその複製可能性について
第7章 永劫回帰の影のなかで
原注
訳者あとがき
図版一覧
人名索引

購入日:2016年12月23日
購入店:ジュンク堂書店 難波店
購入理由:
 少し発表が延びた風景研究会発表のための参考文献として購入。小林清親について考えていたら、「光」ではなく、「影」を描いているのではないかと思い、本書を図書館で借りて読み始めた。その中、この日サイギャラリーで「西山裕希子展」を見たら、恋人の影をなぞる絵画の起源をモチーフとした作品が展示されており、あまりの偶然から思いきって購入。



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未読日記1264 『Art court frontier 2016 #14』

2016-12-18 23:57:42 | 書物
タイトル:Art court frontier 2016 #14
別タイトル:アートコートフロンティア
写真撮影:表恒匡
デザイン:倉澤洋輝
編集:八木光恵、灰田瑞穂
翻訳:セス・ヤーデン
発行:大阪 : アートコートギャラリー
発行日:2016.10
形態:[14]p ; 26cm
注記:展覧会カタログ
   会場・会期: 2016年8月20日-9月24日:アートコートギャラリー
   主催: アートコートフロンティア展開催実行委員会, アートコートギャラリー
   略歴あり
内容:
金 サジ(写真)…… 推薦: 高嶋 慈(美術批評/京都市立芸術大学芸術資源研究センター研究員)
 「偏狭な枠組みを食い破る、「架空の創世記」の強度」高嶋 慈
迫 鉄平(映像、写真)……推薦: 表 恒匡(フォトグラファー)
 [テキスト]表恒匡
水垣 尚(インスタレーション)……推薦: 堀尾 貞治(アーティスト)
 「水垣尚の作品 アートコートフロンティア展」堀尾貞治
鷲尾 友公(絵画)……北出 智恵子(金沢21世紀美術館学芸員)
 「伝えたいもの、届けたい先、へ」北出智恵子
Biography

頂いた日:2016年12月17日
 ギャラリーよりご恵贈いただきました。どうもありがとうございます。
「Art court frontier」は「美術界の第一線で活躍中のキュレーター、アーティスト、ジャーナリスト、批評家などに「イチオシ!」の出展アーティストの推薦を依頼し、ともに作り上げてゆく展覧会」で、今年で14回目。昨年ぐらいから出品作家、推薦者が4名と数を絞り、より充実した内容になっている。
 本書も普通では一緒の組み合わせにならない異色のアーティストが揃い、刺激的であった。カタログは1作家2ページでテキストもバイリンガルですばらしい。だが、推薦者の表恒匡氏が写真撮影というのは、関係者なので少し違和感を覚えた。

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未読日記1263 『フラニーとズーイ』

2016-12-17 23:33:28 | 書物
タイトル:フラニーとズーイ
タイトル別名:Franny and Zooey
       フラニーとゾーイー
シリーズ名:新潮文庫, 9903, サ-5-2
著者:サリンジャー
訳者:村上春樹
デザイン:新潮社装幀室
発行:東京 : 新潮社
発行日:2014.3
形態:292p ; 16cm
注記:その他のタイトルは過去の翻訳タイトルによる
   付 (別冊 14p ; 14cm) : こんなに面白い話だったんだ!
内容:
名門の大学に通うグラス家の美しい末娘フラニーと俳優で五歳年上の兄ズーイ。物語は登場人物たちの都会的な会話に溢れ、深い隠喩に満ちている。エゴだらけの世界に欺瞞を覚え、小さな宗教書に魂の救済を求めるフラニー。ズーイは才気とユーモアに富む渾身の言葉で自分の殻に閉じこもる妹を救い出す。ナイーヴで優しい魂を持ったサリンジャー文学の傑作。—村上春樹による新訳!

目次
フラニー
ズーイ

購入日:2016年12月17日
購入店:ジュンク堂書店 名古屋店
購入理由:
 豊田市美術館で開催された「蜘蛛の糸 クモがつむぐ美の系譜ー江戸から現代へ」(2016年10月15日〜12月25日)を見た。緻密な構成で良質な展覧会だったのだが、中でもミヤギフトシ《気狂い屋敷で:島の家でゾーイー(と他の物語)を読む》(2016)がすばらしかった。これは、サリンジャーの『フラニーゾーイ』の一節を引用した一編で、ミヤギフトシらしい魅力的な映像とモノローグで構成された作品である。『フラニーゾーイ』は未読だったが、映像で引用された一節がおもしろく、興味を惹かれて読んでみたいと思った。作品で取り上げてるほどだからミュージアムショップに置いてあるかと思ったが置いてない。思い立ったら吉日なので、駅前の書店で購入。
 本編はフラニー編とズーイ編の2部構成。村上春樹が解説で書くように、フラニー編は短いので序章だろう。ズーイ編が始まると、言葉の圧倒的なスピード、エネルギッシュさに引き込まれていく。出てくるのはほぼ二人の人物のみ、会話だけでここまでの小説が書けるとは驚き。
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未読日記1262 『谷原菜摘子』

2016-12-14 22:27:34 | 書物
タイトル:谷原菜摘子
並列タイトル:Natsuko Tanihara
編集・デザイン:塩田京子
発行:[京都] : ギャラリー16
発行日:2016.12
形態:[6]p ; 21cm
注記:展覧会カタログ
   2016年12月13日ー12月25日、ギャラリー16
内容:
図版
作家略歴

頂いた日:2016年12月14日
 ギャラリー16にて開催された「谷原菜摘子 私は暗黒を抱いている」を拝見した際、ギャラリーよりご恵贈いただきました。どうもありがとうございます。
 谷原菜摘子は黒いベルベットを支持体に自身のダークサイドな世界観を表現し、初見で忘れられない印象を与える作家である。2013年のギャラリー16での個展以降、VOCA展2016奨励賞、第7回絹谷幸二賞など様々な賞を受賞し、注目を集めている。今展でもその世界はますます進展し、フリーダ・カーロを思わせる孤高の存在へと歩んでいる。鑑賞者にも気力、気迫を要するような画面で、近年の若手では数少ない肉食系作家と言えるだろうか。

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未読日記1261 『日本の美術 No.368 清親と明治の浮世絵』

2016-12-08 22:24:22 | 書物
タイトル:日本の美術 No.368 清親と明治の浮世絵
監修:文化庁、東京国立博物館、京都国立博物館、奈良国立博物館
執筆・編集:山梨絵美子
発行:東京 : 至文堂
発行日:1997.1
形態:98p ; 23cm
内容:
「美術」の枠
幕末・明治初期の浮世絵界
小林清親の生涯
清親作品と時代背景
清親の画業
新版画
図版目録
清親関係年表
参考文献
特別寄稿「明治風刺画史における小林清親」清水勲

購入日:2016年12月8日
購入店:日本の古本屋
購入理由:
 風景研究会での発表のための参考資料として購入。
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未読日記1260 『六甲ミーツ・アート 芸術散歩 2016』

2016-12-05 23:12:39 | 書物
タイトル:六甲ミーツ・アート 芸術散歩 2016
タイトル別名:Rokko meets art 2016 : official booklet
撮影:高嶋清俊
デザイン:重実生哉
編集:塚村真美(株式会社ワークルーム
発行:神戸 : 六甲山観光株式会社
形態:71p ; 21cm
注記:展覧会カタログ
   会期・会場: 2016年9月14日-11月23日:六甲ガーデンテラスほか
   主催:六甲山観光株式会社、阪神電気鉄道株式会社
内容:
ごあいさつ
招待作家
公募作家
資料
 六甲ミーツ・アート芸術散歩2016公募大賞&特別賞
 イベント一覧
 作品一覧

頂いた日:2016年12月3日
 出品作家の方よりご恵贈いただきました。どうもありがとうございます。
 今年の六甲ミーツ・アートは、招待作家に、岡本光博、桑久保徹、さわひらき、トーチカ、三沢厚彦、八木良太、公募作家に明楽和記などが出ていて、ラインナップとして魅力的だったが、残念ながら行かれなかった。一作家一ページという簡素な内容ではあるが、展示の様子がわかり参考になる。
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