A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記1260 『六甲ミーツ・アート 芸術散歩 2016』

2016-12-05 23:12:39 | 書物
タイトル:六甲ミーツ・アート 芸術散歩 2016
タイトル別名:Rokko meets art 2016 : official booklet
撮影:高嶋清俊
デザイン:重実生哉
編集:塚村真美(株式会社ワークルーム
発行:神戸 : 六甲山観光株式会社
形態:71p ; 21cm
注記:展覧会カタログ
   会期・会場: 2016年9月14日-11月23日:六甲ガーデンテラスほか
   主催:六甲山観光株式会社、阪神電気鉄道株式会社
内容:
ごあいさつ
招待作家
公募作家
資料
 六甲ミーツ・アート芸術散歩2016公募大賞&特別賞
 イベント一覧
 作品一覧

頂いた日:2016年12月3日
 出品作家の方よりご恵贈いただきました。どうもありがとうございます。
 今年の六甲ミーツ・アートは、招待作家に、岡本光博、桑久保徹、さわひらき、トーチカ、三沢厚彦、八木良太、公募作家に明楽和記などが出ていて、ラインナップとして魅力的だったが、残念ながら行かれなかった。一作家一ページという簡素な内容ではあるが、展示の様子がわかり参考になる。
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未読日記1259 『The Play since 1967 : まだ見ぬ流れの彼方へ』

2016-12-04 22:10:49 | 書物
タイトル:The Play since 1967 : まだ見ぬ流れの彼方へ
別署名:The Play since 1967 : beyond unknown currents
編集:橋本梓
編集補助:尹志慧、石黒裕加子、館かほる、望月由衣
翻訳:クリストファー・スティヴンズ(和文英訳)、石黒裕加子、橋本梓(仏文和訳)、有限会社プリモ(仏文英訳)
デザイン:木村稔将
発行:大阪 : 国立国際美術館
発行日:2016.10
形態:199p : 挿図 ; 30cm
注記:展覧会カタログ
   会期・会場: 2016年10月22日-2017年1月15日:国立国際美術館
   主催: 国立国際美術館
   プレイ略歴: p [8]
   年表: p183-[193]
   参考文献: p [194]-198
内容:
ごあいさつ
プレイ略歴

図版
1 「ハプニング」から始まった
2 旅する、暮らす、流れる
3 風景を変える
4 体験する
5 美術館を解き放つ
6 記録する
メンバー略歴

メンバーへの質問

論考
1 「初期プレイの「ハプニング」—世界美術史からの一考察」富井玲子
2 「親愛なるプレイヤーへ」ヨアン・グルメル&エロディ・ロワイエ
3 「プレイ、49年の歩み」橋本梓

資料
年表 1967-2016
参考文献
謝辞

購入日:2016年12月3日
購入店:国立国際美術館ミュージアムショップ
購入理由:
 あまり期待もせずに見に行ったら、実におもしろく、カタログを買ってしまった。最近、「アート」の名を掲げたパフォーマンスや制度批判やらアート風味の「アート作品」が多くてげんなりしているので、その手のものだったら時間を割きたくないな、と思いながら展示室に入った。だが、展示室で目にしたのは膨大な記録展示であった。むしろその記録展示が博物館展示のように淡々としていて、政治性も愛も憎しみもメッセージもなく、時間が経った分だけ距離感があり、鑑賞者の判断、見方ができる風通しのよさがよかった。その記録は、10年間雷を待つ、風に向かって歩くなど、「ゴドーを待ちながら」を思わせる無意味さ、冗長さ、退屈さという時間=人生を生きていることに、返って清々しさを感じてしまうのだ。
 一方、私が度肝を抜いたのは、兵庫県立近代美術館2階の窓を外して開け放ち、窓を部屋中央に展示した「MADO 或いは返信=埒外のものを愛せよ」であった。おそらく現在では不可能な試みだろう。この設営写真がかっこよくてすばらしいが、展覧会に出ている写真がどれもすばらしいのは、どの作品(プロジェクトとはあえて言わないが)も「設営」中であり続けるような、仮説的状況にあるのだろう。
 プレイをやり続けることに、名声も経済的な収入もないだろう。だが、それら資本主義の「欲望」が叶わないがゆえに、芸術の本質的な衝動や発生を軽やかに提示した軌跡と言えるだろう。
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【ご案内】『YUKAWA HIROSYASU・NAKAYASU KEIICHI 2014-2016』

2016-12-03 12:24:24 | 書物
タイトル:YUKAWA HIROSYASU・NAKAYASU KEIICHI 2014-2016
編集:湯川洋康・中安恵一
発行:流通文社
発行日:2016.9
形態:135p ; 26cm
内容:
1 豊穣史のための考察 2016
 [Works]
 [Document]別物語という手法|中安恵一
 [Review]『豊穣史のための考察 2016』に寄せて|山本麻友美
 [Review]「彫刻」と現在|櫻井 拓

2 豊穣史のための考察
 [Works]

3 羽を休めるハビトゥス/群馬中之条 
 [Works]
 [Document]ハビトゥスが羽を休めるためのいくつかの観察と記録|中安恵一

4 流暢な習慣/大阪
 [Works]
 [Document]大阪に横たわる習慣|中安恵一
 [Review]大阪アートダイバー|平田剛志

5 漂い、刻まれ、漂う偶然/鳥取淀江
 [Works]
 [Document]偶然と平衡の彫刻|中安恵一
 [Review]《フレーベル・ドリップ》に寄せて|武本彩子

6 港は船に選ばれて 船は港に寄せられる|金沢
 [Works]
 [Document]金沢の”寄物”|中安恵一
 [Review]「理念学」入門|齋藤雅宏

作品リスト・ステイトメント・展覧会情報


頂いた日:2016年12月3日
 アーティストよりご恵贈いただきました。ありがとうございます。
 本書は、湯川洋康・中安恵一の2014〜2016年の活動をまとめた作品集。以前に大阪府立江之子島文化芸術創造センターで開催された展覧会「流暢な習慣」について『enocoニュースレター』に私が寄稿させていただいたレビュー「大阪アートダイバー」も収録されている。他の方々のテキストや作品写真も豊富に収録され、見ごたえ、読み応えある。



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未読日記1258 『仲田の海』

2016-11-28 23:12:03 | 書物
タイトル:仲田の海
シリーズ名:大愛知なるへそ文庫
著者:伊藤正人
表紙題字・挿絵:伊藤正人
発行:名古屋 : 大愛知なるへそ新聞社
発行日:2016.10
形態:22p, 15cm
内容:
仲田の海

頂いた日:2016年11月28日
 著者よりご恵贈いただきました。どうもありがとうございます。
 本書は、あいちトリエンナーレ2016に出品された山田亘のプロジェクト「大愛知なるへそ新聞」に連載された伊藤正人の小説「仲田の海」の文庫本。
あいちトリエンナーレの会場である名古屋の栄にかつて走っていた市電をモチーフに、一夏に子どもが体験する初めてのお使いの物語。
トリエンナーレ出品作家の作品内での発表のため、まだ試作という点もあるのは仕方ないが、いつか文芸誌に投稿するなどストレートに小説・文芸の海に行ってもいいのではないかと思う。
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未読日記1257 『清親と安治 : 光線画の時代』

2016-11-22 23:25:31 | 書物
タイトル:清親と安治 : 光線画の時代
別書名:KIYOCHIKA + YASUJI
編集:山口県立萩美術館・浦上記念館
編集協力:藤本憲治
デザイン:工藤結里子
発行:萩 : 山口県立萩美術館・浦上記念館
発行日:2012.9
形態:262p : 挿図, 肖像 ; 30cm
注記:展覧会カタログ
   会期・会場: 平成24年9月8日-10月8日:山口県立萩美術館・浦上記念館
   執筆・編集: 吉田洋子
   タイトルは奥付による
   おもに図版
   清親の肖像あり
   参考文献: p244-245
   年表: p246-249
   出品目録: p250-261
内容:
ごあいさつ
1章 清親の光線画
2章 清親の画業
3章 清親の弟子、安治の光線画
論文
 「光線画の時代」吉田洋子
参考文献
年表
出品目録
謝辞

購入日:2016年11月21日
購入店:山口県立萩美術館・浦上記念館
購入理由:
 ヤマガミユキヒロ「ロケーション・ハンティング」展アーティスト・トークのための参考文献として購入。
 小林清親についていろいろな文献を調べたが、本書は現時点で小林清親の図録としては決定版であり、最高品質だと思う。同一作品の摺違いも縮小ではなく、1ページづつ図版掲載され、研究に応えてくれる。本書購入の決め手になったのは、清親の版画以外の水彩等の作品、清親の弟子・井上安治の図版がまとめて掲載されていることであった。とかくこれらの作品は簡易に取り上げられることが多いが、本書は丁寧にページを割いている。吉田氏の論文では、「光線画」に関する新たな知見、発見が論じられ、得ることが多い。参考文献も充実している。売り切れてなくてよかった。

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未読日記1256 『尾崎放哉全句集』

2016-11-21 23:47:58 | 書物
タイトル:尾崎放哉全句集
シリーズ名:ちくま文庫, [お-57-1]
著者:尾崎放哉
編者:村上護
カバーデザイン:間村俊一
カバー写真:尾崎放哉記念館提供
発行:東京 : 筑摩書房
発行日:2008.2
形態:476p ; 15cm
注記:年譜: p399-406
内容:
「咳をしても一人」などの句で知られる自由律の俳人・尾崎放哉。前途を嘱望されたエリート社員だったが、家族も仕事も捨て、流浪の果て、孤独と貧窮のうちに小豆島で病死。その破滅型の境涯は、同時代の俳人・種田山頭火と並び、いまなお人々に感銘を与えつづける。本書は、遁世以後の境地を詠んだ絶唱を中心に全句稿を網羅するとともに、小品・日記・書簡を精選収録する。遁世漂泊の俳人の全容を伝える決定版全句集。

俳句
 1遁世以後(大正一三年〜大正一五年)
 2俗世の時代
  定型俳句時代(明治三三年〜大正三年)
  自由律俳句時代(大正四年〜大正十二年)  
 3句稿(大正一四年〜大正一五年)
  句稿1
  句稿2
 4俗世の時代・拾遺
  定型俳句時代
  自由律俳句時代

小品・随筆・書簡
 夜汽車
 入庵雑記
 大正十三年八月二十二日 住田蓮車あて書簡
 大正十三年十二月十五日 佐藤呉天子あて書簡
 大正十五年三月二十三日 萩原井泉水・内島北朗あて書簡

年譜
解説 村上護
索引

購入日:2016年11月20日
購入店:丸善 京都本店
購入理由:
 尾崎放哉は東京時代に兄の蔵書にあり、手にしたことがあった。その時は興味本位でパラパラと目を通しただけだったが、昨年、種田山頭火を読む機会があり、とてもおもしろかったので、次は同時代の自由律の俳人・尾崎放哉に興味が湧いた。いつか読もうと思いつつ、なかなか手に取る時機を逸していたが、少し落ち着いたので購入。
 尾崎放哉は、「咳をしても一人」など、「一人」という言葉がよく出てくる。私もまた「一人」身ゆえ、この冬は尾崎放哉の句を読みつつ、さみしさを紛らわそう。
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未読日記1255 『自然のレッスン』

2016-11-20 23:35:59 | 書物
タイトル:自然のレッスン
シリーズ名:ちくま文庫, [き-36-1]
著者:北山耕平
カバーイラスト:長崎訓子(PLATINUM STUDIO)
カバーデザイン:相馬章宏(CONCORDE GRAPHICS)
発行:東京 : 筑摩書房
発行日:2014.3
形態:250, ivp ; 15cm
注記:シリーズ番号はブックジャケットによる
内容:
自分の中にみずみずしい自然を蘇らせる“心”と“体”と“食べ物”のレッスン。自分の生き方を見つめ直すための詩的な言葉たち。第一部「こころのレッスン」は、衣食住、生活、気持ちについて。第二部「からだのレッスン」は、健康について、第三部「食べ物のレッスン」は野菜や調味料について。自分の人生の指針として、この時代を生きのびるためにも。たくさんの読者のバイブル、待望の文庫化!

目次
文庫版まえがき
イントロダクション
第1部 こころのレッスン
第2部 からだのレッスン
第3部 食べもののレッスン
あとがき
解説——曽我部恵一
さくいん

購入日:2016年11月20日
購入店:ブックオフ 堀川五条店
購入理由:
 ギャラリー巡りの途中、探している本があったので、思いついて入店。探している本はなかったが、10年くらい前に単行本で読んで感銘を受けた本書を棚に見つけて立ち読み。「満足を知るためにやっていいこととやってはいけないこと」の10カ条の中で、「ひとつのことをくよくよと、いつまでも考えない」とあり苦笑。身につまされる。最近、くよくよと考え過ぎていた気がする。やれやれ。いま、再び読み直すべき本だと思い購入。


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未読日記1254 『火の詩学』

2016-11-16 21:33:35 | 書物
タイトル:火の詩学
タイトル別名:Fragments d'une poétique du feu
       Phénix
著者:ガストン・バシュラール
訳者:本間邦雄
装幀:工藤強勝
発行:東京 : せりか書房
発行日:1990.9
形態:290p, 図版8p ; 20cm
内容:

緒言 生きられる書物 シュザンヌ・バシュラール
序文 物書きの日々の仕事を手短に振り返って
第1章 フェニックス、言語活動の現象
第2章 プロメテウス
第3章 エンペドクレス
訳注
訳者あとがき

購入日:2016年11月16日
購入店:Amazon.co.jp
購入理由:
 山口和也展テキストのための参考文献として購入。こちらはバシュラール没後に出た書物のよう。山口も鳳凰を描いていたから、フェニックスについて書かれた本書は参考になるかもしれない。
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未読日記1253 『蠟燭の焔』

2016-11-14 23:29:12 | 書物
タイトル:蠟燭の焔
タイトル別名:La flamme d'une chandelle
著者:バシュラール
訳者:澁澤孝輔
発行:東京 : 現代思潮新社
発行日:2007.8
形態:226p ; 19cm
注記:印刷・製本: デジタルパブリッシングサービス
内容:
詩のイマージュに関する透徹した哲学者として多くの労作を残したバシュラールの究極の到達点を示し、その探求方法の簡潔な総決算の書

緒言
第一章 蠟燭の過去
第二章 蠟燭の夢想家の孤独
第三章 焔の垂直性
第四章 植物的生命における焔の詩的イマージュ
第五章 ランプの光
エピローグ 私のランプと私の白紙
訳注
解説

購入日:2016年11月14日
購入店:紀伊国屋書店ウェブストア
購入理由:
 山口和也展テキストのための参考文献として購入。山口が絵画を描く素材に花火を用いていることから、バシュラールの焔の著作を思い出した。バシュラールは焔について何冊か著作を書いており、『火の精神分析』が代表的なようだ。だが、現在は絶版、アマゾンでは高額、京都の図書館では所蔵がなく、閲覧・入手が難しい。そこで、入手が可能な本書を購入。
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未読日記1252 『味がある。』

2016-11-07 23:19:33 | 書物
タイトル:味がある。
著者:マメイケダ
編集:堀部篤史(誠光社
デザイン:仲村健太郎
発行:京都 : 誠光社
発行日:c2016
形態:[96p] ; 18cm
内容:

購入日:2016年11月7日
購入店:誠光社
購入理由:
 In Studies vol.4「ア・ターブル! ごはんだよ!アートだよ!」の参考文献として購入。
 土曜日の京都新聞に掲載された小吹隆文氏の展覧会レビューで、本書の刊行記念展が誠光社で開催されていることを知り見に行く。パステルで画面いっぱいに描かれる食べ物がどれもおいしそう。残念なのは、この判型だろうか。もともと作家が同サイズの手帳に描いていることから、この判型になったようだが、手帳サイズのため見開き図版の絵が見にくい。中綴じにするか、1ページ1図版にしてくれたら、絵も大きく見れてもっとよかったのに。
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