A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記1079 『黒猫/モルグ街の殺人』

2015-08-31 23:22:49 | 書物
タイトル:黒猫/モルグ街の殺人 (光文社古典新訳文庫)
タイトル別名:The black cat / The murders in the Rue Morgue
著者:ポー
訳者:小川高義
装画:望月通陽
装幀:木佐塔一郎
発行:東京 : 光文社(光文社古典新訳文庫, [KAホ1-1])
発行日:2006.10
形態:219p ; 16cm
注記:エドガー・アラン・ポー年譜: p208-214
内容:
推理小説が一般的になる半世紀も前に、不可能犯罪に挑戦する世界最初の探偵・デュパンを世に出した「モルグ街の殺人」。160年の時を経て、いまなお色褪せない映像的恐怖を描き出した「黒猫」。多才を謳われながら不遇のうちにその生涯を閉じた、ポーの魅力を堪能できる短編集。

黒猫
本能vs.理性 : 黒い猫について
アモンティリャードの樽
告げ口心臓
邪鬼
ウィリアム・ウィルソン
早すぎた埋葬
モルグ街の殺人

解説 小川高義
年譜
訳者あとがき

購入日:2015年8月30日
購入店:ジュンク堂書店 名古屋店
購入理由:
 明楽和記展「白」(2015年7月31日~8月9日、Gallery PARC)のレビューテキスト執筆の参考文献として購入。
 なぜ、展覧会を書くのにポーを読むのか説明がいるだろう。そもそもは国立新美術館で開催された「アーティスト・ファイル2015 隣の部屋――日本と韓国の作家たち」(2015年7月29日~10月12日)がきっかけだった。展示作品のひとつである百瀬文とイム・フンスンによる映像コラボレーション《交換日記》を見たときに、百瀬文の映像作品のナレーションにポーの「黒猫」の「壁」を語るくだりがあったのである。展覧会を見るまで明楽展のことを考えていた私にとって、「壁」の話はひらめきのヒントを与えてくれる言葉であった。もちろんポーの「黒猫」は有名な小説で知ってはいたし、映画化された映画も見たことはあったが、小説本編は読んだことがなかった。これは読まねばと思い、帰省の帰りに名古屋で途中下車して購入した次第。「黒猫」はさまざまな出版社から翻訳されていて、どの版がいいのか判断に迷い、新潮文庫、岩波文庫、中公文庫などを店頭で比較した結果、光文社古典新訳文庫に決めた。

未読日記1078 『キュッパのびじゅつかん』

2015-08-30 23:46:14 | 書物
タイトル:キュッパのびじゅつかん--みつめて、あつめて、しらべて、ならべて : ノルウェーから東京・上野へ!
別書名:Kubbe makes an art museum : by seeing, gathering, studying and exhibiting
制作:一般社団法人ノマドプロダクション
編集・執筆:稲庭彩和子、熊谷香寿美、井尻貴子、米津いつか
翻訳:田村かのこ、ジェイ・コーディ・ダグラス
デザイン:栗谷川舞(STUBBIE DESIGN
イラスト:オーシル・カンスタ・ヨンセン
      高野瑞穂
発行:東京 : 東京都美術館
発行日:2015.7
形態:127p : 挿図 ; 21cm
注記:展覧会カタログ
    会期・会場: 2015年7月18日-10月4日:東京都美術館ギャラリーA・B・C
    主催: 東京都美術館
    オーシル・カンスタ・ヨンセン: p32-35
    展覧会の出品一覧については当館ウェブサイトで公開いたします--奥付より
    箱入り(special box [内容物 : カタログ1冊, キュッパの上野公園マップ1枚, ポストカード2種])
    一部英文併記
内容:
ごあいさつ
謝辞
「キュッパのびじゅつかん」展の舞台裏(稲庭彩和子)
1.キュッパの部屋へようこそ
 オーシル・カンスタ・ヨンセン
 [コラム]キュッパとベルゲン
 宮澤賢治採集の石―岩手大学農学部附属農業教育資料館
 木村蒹葭堂貝石標本―大阪市立自然史博物館
 アチック・ミューゼアム・コレクション―国立民族学博物館
 ノルウェー収集資料コレクション―国立民族学博物館
 種子と果実の標本・キノコの標本―大阪市立自然史博物館
 墨壷コレクション―竹中大工道具館
 山本コレクション―世界のタイル博物館
 栗田宏一
 岩田とも子

2.みつめて、あつめて、しらべて、ならべて!
 日比野克彦
 [コラム]大月ヒロ子さんによるものの収集の監修

3.まなざしの冒険へ
 アラン・ケイン
 小山田徹

さぁ、上野公園へ
 Museum Start あいうえの
[展覧会関連インタビュー]上野の杜のキュッパ的人々
 上野の森美術館編
 国立西洋美術館編
 東京都美術館編
 東京国立博物館編
 恩賜上野動物園編
 国立国会図書館国際子ども図書館編
 国立科学博物館編
 東京藝術大学編
 東京文化会館編

購入日:2015年8月28日
購入店:東京都美術館
購入理由:
 オーシル・カンスタ・ヨンセンの絵本『キュッパのはくぶつかん』をモチーフに、「物を見つめ、集め、並べてみることから始まる、私たちの住む世界とのコミュニケーション」をテーマとした展覧会。博物館好きとしては見逃せない。
 見る前は、いわゆる夏の子ども向け展覧会を想像したが、展覧会をナビゲートするキュッパのゆるキャラっぽいかわいらしさにいい意味で脱力させられた。続いて、展示は自然科学系、歴史系、美術系のカテゴリーを越えた「もの」の多様さ、世界の多様さが開示されていく構成で実におもしろかった。なぜ、博物館・美術館があるのか、なぜ人をものをあつめるのかという本質的、哲学的な問いを喚起させる点もすばらしい。答えを与えたり、結論めいたことを言うのが「研究」なのかもしれないが(関西ではオチがないと言われるのだろうけど)、美術館・博物館の立ち位置というのは、「もの」を並べることで観客ひとりひとりが考え始める場のような気がする。

 図録は図版が少なく物たりない点もあるが、大人向きの読み物としては充実している。後半の「さぁ、上野公園へ」は『キュッパのはくぶつかん』を踏まえたリサーチ編としておもしろい。

 図録は展覧会入口1階カウンターで購入するとポストカードがさらに1枚付く特典付き。


図録

未読日記1077 『ペインタリネス2015』

2015-08-29 23:13:01 | 書物
タイトル:ペインタリネス 2015
並列書名:Painterliness 2015
編集:ギャラリー白
発行:大阪 : ギャラリー白
形態:[14]p ; 21cm
注記:展覧会カタログ
    会場: ギャラリー白 , ギャラリー白3, 2015年8月31日-9月12日
    出品作家:石川裕敏, 小田中康浩, 河合美和 [ほか]
内容:
「抵抗としての「ペインタリネス」」尾崎信一郎
石川裕敏
小田中康浩
河合美和
岸本吉弘
善住芳枝
中島一平
渡辺信明
Biography

頂いた日:2015年8月25日
出品作家の方よりご恵贈・ご案内頂きました。どうもありがとうございます。
「ペインタリネス」展は1995年に始まり、今年で17回目。2008年以降から毎年開催され今に至っている。
今年も抽象表現絵画を手がけるベテラン作家の作品が並び楽しみである。

未読日記1076 『セザンヌ 画家のメチエ』

2015-08-28 23:53:57 | 書物
タイトル:セザンヌ 画家のメチエ
タイトル別名:Paul Cézanne
著者:前田英樹
装丁:鈴木一誌
発行:東京 : 青土社
発行日:2000.2
形態:301p, 図版4枚 ; 20cm
注記:セザンヌの肖像あり
内容:
画家はなぜ絵を描くのか
山、川、雲、岩、樹木、家、林檎、農夫…プロヴァンスの自然に強いられ、肉体を酷使し続ける、仕事の犬=セザンヌ。驚くべき絵画表現を可能にした、画家の感覚の秘密を一挙に解き明かし、絵画の魅力の根源を論じきった、まったく新しいセザンヌ論の誕生。

自然は、セザンヌの感覚の通路に向かって、プロヴァンスの土を発色させるその同じやり方で、農夫たちの生を発色させる。[・・・]その色が、セザンヌには見える。座る農夫の皮膚に、衣服に、二人を取り巻くあらゆるものに。画家の感覚は、カンヴァス上に置くべき色の諸プラン(面)を探り、それに行き当たる。すると、二人の姿態はいよいよ緊密な張りを持つ。顔はいかなる表情も洗い流し、沈思の化身となって定まる。農夫の刈り取る麦が、何の偽りもなく、その土地の土がもたらす味を持つように、この絵は、プロヴァンスの土の色をもって刈り取られる。  (本書より)

目次
1 仕事の犬
2 オーヴェールの光
3 第一回印象派展
4 顕われるモチーフ
5 色斑から色の 「プラン」 へ
6 純粋感覚
7 マンシーの橋
8 静物、置かれる自然
9 画家の肖像
10 妻、オルタンス
11 ランティエとフレンホーフェル
12 灰色の山
13 裸体の記憶
14 座る農夫
15 フローベールの老婆
16 静物礼賛
17 来訪者
18 犬と庭師


あとがき

購入日:2015年8月24日
購入店:日本の古本屋
購入理由:
 田中秀介展「私はここにいて、あなたは何処かにいます」(2015年6月30日~7月12日、Gallery PARC)のレビューテキストの参考文献として購入。
 今展を見たとき、曲り道の風景画、遠近がゆがんだ室内画や静物画などからゴッホやセザンヌなどポスト印象派の絵画を思い出した。ならばセザンヌが絵画で行ったことを振り返ろうと思い、想起したのが本書であった。以前にも図書館で借りて一度読んでいるのだが、久しぶりに再読しようと思い新たに購入。
 前田英樹は『独学の精神』や『民俗と民藝』などで好みの著者なのだが、本書は抽象的、形而上的な思考や論述が多く、かなり歯ごたえがあって、読み進むのに体力がいる。

未読日記1075 『檸檬』

2015-08-27 23:42:34 | 書物
タイトル:梶井基次郎『檸檬』・読書ノヲト
企画・制作:筑摩書房
発行:東京 : 丸善ジュンク堂書店
発行:2015.8
形態:15p ; 15cm
注記:丸善京都本店開店記念
    非売品
内容:
梶井基次郎『檸檬』
読書ノヲト

頂いた日:2015年8月21日
丸善京都本店の開店記念で2000円以上購入の特典でもらった粗品。
『檸檬』は15頁だが、読書ノヲトは40頁ほどある。


『読書ノヲト』

未読日記1074 『大京都モダニズム観光』

2015-08-26 23:14:30 | 書物
タイトル:大京都モダニズム観光
著者:橋爪紳也
ブックデザイン:美柑和俊+中田薫(MIKAN-DESIGN
発行:東京 : 芸術新聞社
発行日:2015.4
形態:285p ; 19cm
注記:京都新聞の連載「京滋モダン観光の誕生」(2013年4月3日から75回)を元に加筆・再構成・改題を施したもの
    折り込図1枚
内容:
祝!“世界で最も魅力的な観光都市”ランキング第1位!
(米雑誌『トラベル+レジャー』2014年)

“大京都”はいかにつくられた?
大正から昭和初期の、案内書や地図、絵はがきなどを探索。
いざ、時空を超え、いにしえの都へ――

京都新聞の好評連載、待望の書籍化!

目次
はじめに 大京都モダニズム観光
■第一章 大京都鳥瞰
〈洛中洛外の近代〉
コラム1 漫画絵はがきにみる京都
■第二章 春夏秋冬
〈桜花繚乱〉
〈夏の行楽〉
〈秋の粧い〉
〈冬は京都へ〉
コラム2 沿線の情報雑誌『京阪』
■第三章 京洛の楽しみ
〈京舞妓〉
〈キネマとレビュー〉
〈京名物・京土産〉
〈夜の新名所〉
〈博覧都市岡崎〉
〈遊園地へ行こう〉
コラム3 旅を彩る駅弁当
■第四章 交通と宿
〈観光バスは巡る〉
〈川下り〉
〈修学旅行〉
〈旅の宿〉
〈ホテルライフ〉
コラム4 広告媒体としてのマッチラベル
■第五章 御所と皇陵
〈御所拝観〉
〈皇陵巡拝〉
■第六章 近江と丹後
〈麗湖琵琶〉
〈宇治川ライン〉
〈天橋立〉
■第七章 世界の京都
〈世界の観光都市〉
あとがき「京都観光」の近代

綴じ込み付録【複製縮刷】
『洛東交通名所図絵』/『洛西交通名所図絵』
 吉田初三郎作図『洛東洛西洛南洛北 京都名所交通図絵』より

購入日:2015年8月24日
購入店:丸善 京都本店
購入理由:
 姉妹本『瀬戸内海モダニズム周遊』に続いて、吉田初三郎の鳥瞰図綴じ込み付録を目当てに購入。
橋爪氏の著作は図版を見るだけで満足してしまい、本文はまだ読んでいない。

未読日記1073 『阪神沿線ごあんない』

2015-08-25 23:32:47 | 書物
タイトル:阪神沿線ごあんない : にしのみやの郊外生活
タイトル別名:「阪神沿線ごあんない--にしのみやの郊外生活--」(西宮市制90周年記念事業)展示案内図録
シリーズ名:西宮市立郷土資料館特別展 / 西宮市立郷土資料館編, 第31回
編集:西宮市立郷土資料館
発行:[西宮] : 西宮市立郷土資料館
発行日:2015.7
形態:13p ; 26cm
注記:展覧会カタログ
    会期・会場: 平成27年7月18日-8月30日:西宮市立郷土資料館
    「阪神沿線の文化110年展」の一環として実施
    その他のタイトルは表紙裏による
    主な参考文献: p13
内容:
はじめに
1 西宮市の誕生と市勢の充実
2 阪神電鉄開業と中島成教
3 鳥瞰図の世界
4 “武庫川”遊園
5 “鳴尾”のいちごと競馬場
6 “甲子園”の賑わい
7 “今津”の近代化
8 “西宮”のえべっさん
9 “香櫨園”の経営
10 阪神沿線ごあんない
主な参考文献

購入日:2015年8月23日
購入店:西宮市立郷土資料館
購入理由:
 3章の「鳥瞰図の世界」に吉田初三郎の鳥瞰図が出品されていたので資料として購入。残念ながらモノクロ図版のみ。

未読日記1072 『月映』

2015-08-24 23:01:41 | 書物
タイトル:月映 : Tsukuhaé
別書名:田中恭吉 藤森静雄 恩地孝四郎
     Tanaka Kyokichi, Fujimori Shizuo, Onchi Koshiro
編集:井上芳子、藤本真名美、寺口淳治
デザイン:馬面俊之
制作:コギト
発行:[大阪] : NHKプラネット近畿
発行日:2014.11
形態:379p : 挿図 ; 22cm
注記:展覧会カタログ
    会期・会場: 2014年11月16日-12月28日:宇都宮美術館, 2015年1月17日-3月1日:和歌山県立近代美術館, 2015年4月17日-5月31日:愛知県美術館, 2015年9月19日-11月3日:東京ステーションギャラリー
    主催: 宇都宮美術館, 和歌山県立近代美術館, 愛知県美術館, 東京ステーションギャラリー [ほか]
    「月映」関連年表: p318-340
    「月映」関連文献目録: p341-348
内容:
「『月映』ノート百年の青春」井上芳子
「『月映』出版事情」寺口淳治
図版
 Ⅰつくはえ前夜―三人の出会い、回覧雑誌『ホクト』、回覧雑誌『密室』
 Ⅱ『月映』誕生―木版画にかける夢
 Ⅲ『月映』出版―死によりて挙げらるる生
 Ⅳ『月映』のゆくえ―青春の記念碑
「藤森静雄の宇宙」伊藤伸子
「『月映』前史―東京美術学校と田中恭吉を中心に」藤本真名美
「『月映』の詩歌」木股知史
「『月映』のひかる紙について」坂本雅美
「『月映』関連年表」三木哲夫編
「『月映』関連文献目録」三木哲夫編
資料篇
 公刊『月映』所収詩歌 抄録
 公刊『月映』巻末文 抄録
 『月映』の回想

購入日:2015年8月22日
購入店:NADiff aichi
購入理由:
 田中秀介展「私はここにいて、あなたは何処かにいます」(2015年6月30日~7月12日、Gallery PARC)のレビューテキストの参考文献として購入。テキスト難航中で、いろいろな文献に手を伸ばしている。
 『月映』は田中さんと話していたときに、田中恭吉の名前が挙がったので見てみようと思った。残念ながらまだ展覧会は見れていないが、東京会場で見ることを楽しみにしている。まずは図録だけでもと思い、手にしてみたが、どれもすばらしい作品ばかりで瞠目した。このような質の高い作品が日本近代につくられてことにはただただ驚く。資料・文献も充実していてお買い得。


箱ケース入り


未読日記1071 『大西康明 空洞の彫刻』

2015-08-23 23:01:40 | 書物
タイトル:大西康明 空洞の彫刻
並列書名:Yasuaki Onishi: Empty Sculpture
企画:アートコートギャラリー
編集:八木光恵、灰田瑞穂、福田亜未(アートコートギャラリー)
翻訳:セス・ヤーデン
デザイン:豊永政史
発行:大阪 : アートコートギャラリー/八木アートマネジメント
発行日:2015.6
形態:47p : 挿図 ; 26cm
注記:「本書は、〈平成25年度・第31回 咲くやこの花賞〉受賞を記念しアートコートギャラリーにて開催された『咲くやこの花コレクション 大西康明展「空洞の彫刻」』(主催:咲くやこの花賞受賞者等支援事業実行委員会/アートコートギャラリー)に関連し出版されました。」--奥付
内容:
大西康明展「空洞の彫刻」|2014.11.08 - 11.29
作家のことば
出展作品リスト
「重力と恩寵の環―大西康明の彫刻」金井直
これまでの作品から|2003 - 2014
作家略歴

購入日:2015年8月21日
購入店:アートコートギャラリー
購入理由:
 今井祝雄の本と合わせて購入。大西康明の彫刻は、実際に展示を見ていても彫刻のテクスチャーを紙面で伝えるのは難しいが、本書は少ない紙数でうまく伝えている。
 大西の近年の作品は大規模なインスタレーション(または演劇的、劇場的な作品)が多く、あまり「彫刻」性を感じたことがないのだが、この展覧会では「彫刻」的な試みが見られた。あらためて今後の展開に注目したい。

未読日記1070 『(Almost) starting over』

2015-08-22 23:04:31 | 書物
タイトル:(Almost) starting over : Akiko Matsui|Takako Higashihata
著者:松井亜希子、東畠孝子
編集:松井亜希子、東畠孝子
翻訳:東畠孝子、ワトソンかほる
写真/デザイン:豊永政史
発行:[出版地不明] : 松井亜希子 : 東畠孝子
発行日:2014.9
形態:29p : 挿図 ; 26cm
注記:展覧会カタログ
    会期・会場: 2014年1月18日-2月23日:Adanda
    タイトルは表紙による
    作家略歴あり
内容:
(Almost) starting over 展覧会コンセプト
「時間、他なるものとの出会い」藪前知子
松井亜希子
東畠孝子

頂いた日:2015年8月21日
 大阪・アートコートギャラリーにて開催された「Art Court Frontier 2015 #13」(2015年8月1日~9月12日)を見に行った際、自由配布されているとのことで頂いた1冊。どうもありがとうございます。
 本書は、銅版画の松井亜希子、インスタレーションの東畠孝子による二人展のカタログ。残念ながら展覧会は見逃しているのだが、豊永政史の写真が空気感や光を捉えてすばらしい。展覧会タイトルはジョン・レノンの「(Just Like) Starting Over」が元ネタか。名曲。