とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

ポジティブな思い その8

2024年03月23日 | Weblog

耳にした良いお話、目にした良いお話を書いております。
前回は「無財の七施」のうちの2つについて書かせて頂きました。
他の5つは?と気になる肩もおられると思いましたので、
改めて「無財の七施」について書かせて頂きますね。


私たちの日常生活においてお金がなくても、
物がなくても周りの人々に喜びを与えていく、少しでも喜んでいただける方法がある、
それが「無財の七施」の教えなのだそうです。

1.眼施(げんせ)=やさしい眼差(まなざ)しで人に接する
「目は口ほどにものを言う」といいますように、相手の目を見ると、その思いはある程度わかります。
相手を思いやる心で見つめると自然にやさしい眼差しとなり、人は安心します。

2.和顔悦色施(わげんえつじきせ)=にこやかな顔で接する
眼施と同様、顔はその人の気持ちを表します。
ステキな笑顔、和やかな笑顔を見ると幸せな気持ちになります。
そして周りにも笑顔が広がります。

3.言辞施(ごんじせ)=やさしい言葉で接する
言葉は人と人との関係を円滑にするコミュニケーションの大事な方法です。
私たちは言葉一つで相手を喜ばせたり、逆に悲しませたりする場合があります。
相手を思いやるやさしい言葉で接していきましょう。
何事にもあいさつや感謝の言葉がお互いの理解を深める第一歩です。

4.身施(しんせ)=自分の身体でできることを奉仕する
重い荷物を持ってあげる、困っている人を助ける、お年寄りや体の不自由な方をお手伝いするというような身体でできる奉仕です。
実行し、自ら進んで他のために尽くしましょう。
その結果、相手に喜んでいただくと同時に、自己の心も高められるのです。

5.心施(しんせ)=他のために心をくばる
心の持ち方で物事の見方が変わってしまうように、心はとても繊細なもので、自分の心が言葉遣いや態度に映し出されます。
自分だけがよければいいというのではなく、心底からともに喜び、ともに悲しむことができ、
他の痛みや苦しみを自らのものとして感じ取れれば言うことはありません。

6.床座施(しょうざせ)=席や場所を譲る
「どうぞ」の一言で、電車や会場でお年寄りや身体に障害を持っている方に席を譲ることです。
座席だけでなく、全てのものを分かち合い、譲り合う心が大切であるという意味が含まれています。
場合によっては自分の地位を譲って後のことを託すという意味も含まれるでしょう。

7.房舎施(ぼうじゃせ)=自分の家を提供する
人を家に泊めてあげたり、休息の場を提供することは様々な面で大変なことですが、
普段から来客に対してあたたかくおもてなしをしましょう。
平素から喜んでお迎えできるように家の整理整頓や掃除も心がけたいものです。


日頃から意識して生きていきたいものですね。


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