国技

”月曜日の幸福”白鵬が、第６９代横綱になりました。
朝青龍に続いて、モンゴル出身の横綱です。
日本という外国にきて、しかも日本の伝統を守るが為の厳しい世界である相撲という世界に入り、横綱まで登り詰めるのはものすごく大変な事だったと思います。

数日前に、月曜日はガッツだぜ！で起床しましょう～と書いたばかりですが、大相撲力士・白鵬翔（はくほうしょう）の本名は、Мөнхбатын Даваажаргал（Mönkhbatyn Davaajargal＝ムンフバト・ダヴァジャルガル）といい、そのDavaajargalとは”月曜日の幸福”という意味だそうです。

身長175cm・体重68kgという相撲界にとっての小柄な身体は、簡単に受け入れてくれる部屋もなく、失意の日々だったそうですね。
そのようなスタート＝失意から立ち直り、苦戦の日々を乗り越えての大きな成長です。
序ノ口での負け越しを経験するもひたすら熱心な稽古を繰り返し、大きく成長しての今です。
日本の国技の素晴らしい伝統を引き継いで、素晴らしい横綱になって欲しいと思います。

大きな失意・小さな失意・・・いろいろありますが、失意に負けずに頑張って参りましょう。
辛い月曜日の朝には「ダヴァジャルガル」という呪文を３回呟きカツを入れ、失意のどん底に入り込んだら「ダヴァジャルガル」という呪文を１０回呟いて土俵入りのシコを踏み込みカツを入れそうな自分がいそうです。
シコを踏むで思い出しましたけれど、周防正行監督の「シコふんじゃった」は面白い映画です。
レンタルＤＶＤ（古い作品だからレンタルビデオ？）でお借りになられてご覧下さい。気分転換にもってこいです。
ーｂｙ事務長ー