男子平泳ぎの北島康介選手が、
100メートル決勝で58秒91の世界新記録をマークして金メダルをゲットしました。
アテネオリンピックの金メダルに続いての連覇となりました。
アテネオリンピック時には、
まだまだ若輩でしたので、
怖いもの知らずの北島康介選手といった発言でした。
今回の北島康介選手は、ヒーローインタビューで声を詰まらせました。
涙が出て言葉にならない・・・インタビューに答えようとしながらも、タオルで顔を覆ってしまいました。
期待に応えないといけないというプレッシャーの中で努力し続けた4年間・・・
大きく長いスランプもありました。
一般人には解らない長く辛い4年間を、
辛く厳しい練習の積み重ねで乗りきったのだと思います。
それが素直に出たヒーローインタビューだったと感じます。
感動しました。
北島康介選手、器が更に大きく深くなりましたね。
先々は後進を指導出来る人材となっていく事でしょう。
別の競技で、銅メダルを勝ち取った選手が、
「金メダル以外は全部同じです」と悔しそうに言いました。
おそらく、金メダルをとるためにひたすら頑張ってこられたのでしょう。
理解しつつも、私はとてもがっかりしました。
その発言は、世間知らずのただの生意気としか思えません。
’大切な結果’を否定してしまったら、
そこに行きつくまでの’大切な過程’さえも否定してしまう事になります。
銅メダルは、大変素晴らしい価値のあるものです。
心から有難いと思わないといけません。
自分の頑張りが一番大きいのは分かっておりますが、
「皆様のお陰で、銅メダルを勝ち取る事が出来ました。有難うございました。」
という感謝の気持ちを持って欲しかったです。
審判の主観としか思えない”指導”(←これは私の主観でもありますが・・・)が何度か入った谷選手は銅メダルに終わりました。
日本の伝統ある柔道が出来なかったように思う結果が下ったにもかかわらず、
「応援して下さった皆様のお陰で銅メダルをとれました」と感謝の言葉を伝えていました。
感動しました。
素晴らしい事です。
どのような結果であれ、物事に感謝が出来るという事自体が立派な大人なのであり、
そこに至る過程を大切に出来た事になるのだと、しみじみ思います。
『八風吹けども動ぜず天辺の月』
生きていると、日々・・・
経済的な 「利(うるおい)と衰(おとろえ)」
社会的な名誉の「敗(やぶれ)と誉(ほまれ)」
人間関係の 「称(たたえ)と謗(そしり)」
身体的精神的な「苦(くるしみ)と楽(たのしみ)」
・・・ の ”八風”が 木枯らしのように吹き荒れます・・・。
それは恐ろしいほどに吹き荒れます。
それが生きているという証なのかもしれません・・・。
ですが、
冬の夜空の月は木枯らしにも動揺する事なく、
”いつもさわやかに静かに”
”孤高を守って ”
人を照らし続けてくれます・・・。
その冬の夜空の月のように・・・
現実の慌ただしさや辛さに負けないように、
何事においても、
うまく心の距離を保つ事が出来れば、
いつか自己回復の道が開けるという事に繋がります。
この北京オリンピックに臨んでいる選手もまさにそうです。
そして、先の見えない不妊治療に頑張っていらっしゃるあなたも、
是非 『八風吹けども動ぜず天辺の月』 の心意気で、
心丈夫に乗りきっていかれて下さいませ。
心から応援しております。
追伸)卵巣機能を若くするには、イソフラボン摂取が必須です。
イソフラボンを含んでいる納豆を、朝・晩と食べ続けてみて下さい。
ーby事務長ー