とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

1月の受付便り

2014年01月10日 | 受付便り

1月の受付便り


今月の受付便りは
「男性の検査について」です。

まず、
必ず、お受け頂く検査としまして、
「感染症採血」がございます。
今までも、
当院のホームページ表紙やブログでもご紹介していますが、
不妊治療は、体液を扱う分野となります。

院内感染を予防し、
おかかりの皆様に安心、安全な医療を受けて頂く為に、必ずお受け下さい。

健康診断や他院にて検査をしている方は、
結果が1年以内のものであればお持ち下さい。

*但し、検査結果にお名前や日付の記載が無い場合は改めて当院で検査が必要となります。

それ以外に、
不妊の検査として調べる男性の検査が「精液検査」となります。

不妊の原因として、
男性因子が約30~40%を占めていると言われていますので、
皆様に、早めにお受け頂くようにしております。
フーナーテストの結果が不良であったり、タイミングでなかなか結果が出ない場合には、
必ず早期に検査されることをお勧めします。

奥様の年齢や卵巣年齢も非常に大事ですが、
精液検査の結果によっても、治療の内容が変わる可能性があります。

結果が不良だった場合には、
ホルモン値を調べたり睾丸の検査を行います。
必要に応じて、お薬(漢方薬やホルモン剤)をお出しします。

男性の場合、精子は毎日作られているものですので、
漢方薬もホルモン剤も処方されたものを飲み切って終了、、、では、意味がありません。
精液所見を改善する為のものですので、毎日服用してください。

ただ、ホルモン剤に関しては2ヶ月間服用した後、
ホルモン値を改めて調べて薬の服用を継続するか判断します。
必ず再検査にいらして下さい。

漢方薬等は、毎日継続服用することで効果が出てきます。
毎日服用するのが辛い、大変、と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、お薬は誰構わず処方しているわけではなく、
検査をした上で必要と医師が判断をしてお出ししております。
自己判断でやめてしまったり、服用方法を変えないようにして下さい。

お薬が無くなる前には、
奥様が来院された時でも構いませんので、お会計までにお声かけてください。

「精液検査」と、ホルモンなどを調べる「男性診察」はいずれも予約が必要です。
前日までに必ずご予約下さい。
(当院休診日は電話が繋がりませんので、診療時間内に必ずご連絡ください)

妊娠は、お二人の頑張りがあってこそ、です。
どちらか一方が頑張るだけでは、なかなか結果はでませんし、
検査を後回しにした結果、後に重大な何かが見つかるかもしれません。

不妊治療は、時間に限りがございます。
お二人が積極的に出来る事を行い、
一日でも早く妊娠を手にして頂きたいと思います。
その為に、
様々なデータやその方の検査結果等から、一番良い治療方法をお勧めしております。

男性の場合は特に、お仕事等でなかなか時間の調整が難しい方も多いと思いますが、
土曜日も検査を受け付けておりますので、予約の状況などは受付にてお聞き下さい。

今年も、スタッフ一同、
皆様に妊娠して頂く為に、全力で頑張りますので、共に頑張りましょう!!


とくおかLC受付スタッフより


とくおかレディースクリニック


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