mo-diary

酔生夢死ってわけでもないけれど、、、日々雑感

桜2023(大阪)

2023年03月29日 | 風景・自然

「さて、今年はどこに桜を観に行こう?」と考えること、毎年。昨年は奈良の榛原・大宇陀を散策して見事な桜を観ましたが、今年は出張などもあり、どうやら散策の時間を作れそうにありません。「まぁ、小豆島で特別なジョウコウジザクラを観たし、いいか。」とも思いましたが、やはりここだけは観ておこうということで、大阪の大川沿いの桜を早朝散歩で観てきました。

大川のこのあたりには大学の漕艇部の倉庫があるようで、こんな景色も日常です。

(桜を観ながらの練習、いつもより楽しいかも。)

対岸に移動すべく、桜の宮橋(銀橋)を渡ります。

昨年の6月の早朝にハスを観に来た「ひょうたん池」の方に行ってみます。

(桜のトンネル。)

ひょうたん池は改修中か、立入禁止になっていましたが、こちらの岸から見る景色もなかなかのものです。

(天満橋駅方面、川崎橋を望みます。)

ほぼ同じ位置から反対側を望むと、さっき渡って来た桜の宮橋が見えます。

(通称「銀橋」。高層タワーはOAPタワー。その右後ろに隠れるように建っているのが帝国ホテル。)

最後にアップで一枚撮っておきました。

(まだつぼみがありますので、7分咲きってところでしょうか。)

やっぱり桜は毎年観ないと何だか落ち着かないですね。(笑)

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小豆島「海音真理」一泊旅行③[完]〔小豆島(主に土庄町)観光編〕

2023年03月23日 | 旅行記

「海音真理」をチェックアウトしました。帰路も福田港~姫路港の航路で、フェリーの出航時刻は15:30、レンタカー返却は15時。それまでは時間の許す限り観光スポットを訪れます。

まずは小豆島町最後の立ち寄りスポット「道の駅 小豆島オリーブ公園」に向かいます。運転は妻に任せて、私はスマホでGoogleマップを見ながらナビをします。10分ちょっとで「道の駅 小豆島オリーブ公園」に到着です。

(風が冷たかった昨日とは一転、上着なしでちょうどいいくらいに気温が上がってきました。)

何と言ってもここでの見所は、この「ギリシャ風車」をバックに❝魔女のほうき❞で空を飛ぶこと。

(観光パンフレットより。ほうきにまたがってこんな写メを撮ることができます。)

さっそくオリーブ畑を通り抜けて「ギリシャ風車」に行ってみます。

(「マンザニロ種」。オリーブの品種にもすっかりなじみました。)

「海音真理」の方が言っていましたが、オリーブの木は今のシーズンは次に備えて剪定する時期で、オリーブ畑の景色としては一年で一番❝寂しい❞季節だそうです。

(こちらは「ミッション種」。確かに葉も少なく、枝も剪定されているようで、貧相に見えます。)

「昭和天皇御手播きのオリーブ」がありました。昭和天皇が種を播いたオリーブの木だそうです。

(こちらは剪定対象外でしょうか、元気に茂っています。昭和25年(1950)に種を播いたと杭の側面に書かれていました。)

オリーブ畑の中を数分歩くと、見えてきました、「ギリシャ風車」の広場です。

(いい景色です。この映える景色は快晴が絶対条件ですね。)

ほうきにまたがった若者でいっぱい。(笑) 飛んでいる人を写メしてみました。

(大きな石の上から「せーの」で思い切り飛んで、スマホを構える人はなるべく下から連写、、、それがコツだそうです。)

この風車、建設当初は風を受けて回っていたそうですが、あまりの風の強さに回り過ぎて危険な状態になることがしばしばあり、その後回らないように固定されたそうです。

(風車の正面に回ってみました。こちらからの景色もいいですね。)

妻も飛んでみたくなったようで、後でほうきの貸し出し場所へ行ってみると、行列状態でした。ほうきを持っている人で返却に行く気配のある人なんて全然見かけませんでしたので、あっさり断念。

「オリーブの原木」という案内板が出ています。

(昨晩の「静かなる光と祈りのミニツアー」で教えてもらった、小豆島で最初の(日本で最初の)オリーブの木でしょうか、行ってみます。)

風通しの良さそうな場所に「オリーブの原木」がありました。ここもいい景色です。

(この「オリーブの原木」は樹齢100年超。ちなみに、土庄町の西方、観光名所にもなっている「樹齢千年のオリーヴ大樹」は、2011年3月15日にスペインのアンダルシア地方から小豆島へ贈られた古木で、日本の生まれ育ちということではここの「オリーブの原木」が日本最古。)

お土産を見るために「オリーブ記念館/売店」に来ました。どんなオリーブオイルが売られているのか、ちょっと見てみます。

(ありました、先日小豆島町へのふるさと納税の返礼品で送ってもらったオリーブオイル。)

ちょっと品がないですが、並んでいるオリーブオイルで一番高そうなものを探してみました。(笑)

(これは昨晩「海音真理」の「オリーブ会席」で生素麺に回しかけてもらったオイルです。何だか嬉しいですね。)

とても美味しかった「海音真理」の部屋の置き菓子を発見。妻がお土産で何箱か買いました。

(後程訪れた「土庄港観光センター」ではありませんでした。ここで買っておいて良かった。)

想像はしていましたが、❝オリーブ❞をからめた麺類が溢れています。

(ラーメン。「オリーブ」って書いておくと売れ行きがいいのでしょうね。)

もちろん素麺もオリーブをからめています。

(よく見る乾麺タイプ。)

こちらは半生タイプの素麺。

(お土産で買おうかと思いましたが、昨晩の夕食で「生素麺」を食べたので、❝半生❞だしスルー。(笑) また生素麺を食べたくなったら、今回訪れることはできませんでしたが、「遠くへ行きたい」で土井善晴さんが訪れていた「マルカツ製麺所」のオンラインショップで購入することにします。(笑))

素麺の製造過程で出る❝端っこ❞「ふしめん」もひっそりと売られていました。

(棚の一番下、目立たない場所でひっそりと、、、。)

コイツもいました。(笑)

妻も満足のお土産タイムになりました。最後に「幸せのオリーブ色のポスト」を撮って、「道の駅 小豆島オリーブ公園」を後にします。

(最高の景色です。)

小豆島町とはここでお別れ。次は、土庄町(とのしょう)のスポットを訪れます。妻が運転していますので、助手席から気に入った景色を写メできます。(笑)

(「手延そうめん 島の光」。このあたり、素麺の製作所が多かったですね。)

土庄町最初の観光スポットは「土渕海峡」(どふちかいきょう)。ギネスブック認定の「世界一狭い海峡」。

海峡の❝両岸❞にまたがる白いアーチ。

(どんな意味があるのか分かりませんが、アーチで飾られています。)

海峡の縁を歩いているという感覚ゼロですが(笑)、きれいな散策路。

そしてここは「からかい上手の高木さん」の❝聖地❞でもあります。

(❝聖地巡礼❞、達成!(笑))

世界で一番狭い海峡はこうなっています。

(海峡の定義は分かりませんが、普通の水路にしか見えません。(笑))

ここで振り返ると、土庄町の名物スポット「迷路のまち」の入口を示すアーチがあります。

(「迷路のまち」は、食べ歩きしたり、「妖怪美術館」を訪れたり、「西光寺」にお参りしたり、迷いながら(?)そぞろ歩く、楽しいエリアです。)

「迷路のまち」はその名の通り複雑な路地が迷路のようになっていますが、実は理由があります。それは、①海賊から島民の生活を守るため、②海風から建物や日常生活を守るためで、その昔、意図的に造られた町並みです。

「迷路のまち」を楽しみたいところですが、時間がないので、次のスポット「土庄港」周辺に移動します。「土庄港観光センター」の駐車場へイン。

(大型バスが立ち寄るのか、駐車場は広大です。)

小豆島の数ある港の中で一番にぎわっているのが土庄港だと思います。

(土庄港、「オリーブポートとのしょう」という別名があるようです。正面2階左の窓全面に「高木さん」。(笑))

港の周辺にはいろいろなモニュメントが点在。

(「石と歩んだ歴史の島」。小豆島各地にある「大坂城石垣石切丁場跡」とその歴史が記されています。)

その近くには「大坂城里がえり太閤石」。

(大坂城の発掘現場から小豆島産の石が出土、400年を経て、故郷の小豆島に返還された石とのこと。)

「二十四の瞳」のブロンズ像「平和の群像」。

そして、私が是非とも見たかった「太陽の贈り物」(2013年の瀬戸内国際芸術祭の作品)。

(「Olive Line」とのコラボショットが定番。)

この角度でも一枚撮っておきたい理由があります。

(オリーブの葉の王冠の輪の中に入港中のフェリーを納めてみました。)

その理由は、「からかい上手の高木さん」の❝聖地❞だからです。(笑)

(❝聖地巡礼❞達成!(笑))

土庄港周辺の観光はこれで完了。観光センターでお土産を買って、例の観光スポットへ向かいます。

(醤油蔵「タケサン」の焼肉のタレ「焼肉天国」、手延べそうめん「島の光」のレトルト素麺を買いました。「小豆島の波おと」は「小豆島オリーブ公園」で妻が買ったもの。1箱もらいました。)

例の観光スポットとは、ここ「エンジェルロード」です。

(駐車場は満車。ちょっと離れた第2駐車場に停めて歩いてきました。)

ちょうど干潮のタイミングで「トンボロ現象」発動中。「エンジェルロード」が出現していて、大勢の人が歩いて渡っています。

(小豆島一番の人気スポット。とにかくカップルだらけ。(笑))

地上から見ていてもイマイチ景色の良さが分かりませんので、「約束の丘展望台」に登ってみます。

(5分強でしょうか、登ります。途中の景色が素晴らしい。)

展望台に着きました。これは絶景ですね。

(この写メを撮るために狭い展望台の一番前に出る必要がありますが、並びました。(笑))

「エンジェルロード」、車も人も多くてちょっと困りましたが、景色は最高です。快晴ならば展望台に登って、記念の一枚を。おススメです。

さて、ここで時刻は14時。14時になったら土庄を出発して福田港に向かうことにしていましたので、この先の(福田港から遠ざかる)2つの観光スポット、「鹿島明神社」と「樹齢千年のオリーヴ大樹」は断念です。

(「エンジェルロード」近くのビルの壁にラッピングされていた写真。「ここから車で7分」ですが、タイムリミットです。ちなみに、断念した2つのスポット、実は「高木さん」の❝聖地❞です。(笑))

駐車場に戻るために歩いていると、「迷路のまち」のシンボル的景色のランドマーク、「西光寺」の三重塔が見えました。

(「迷路のまち」から見る景色とはちょっと違いますが、これは嬉しいですね。)

ちなみに、これが「迷路のまち」のどこからか見える、「西光寺」の三重塔のある景色。

(観光パンフレットより。)

福田港から遠ざかるスポットは断念しましたが、道中にある見所は訪れることにします。まずは「宝生院のシンパク」。

(この森のようにも見える巨大なシンパクは樹齢1600年以上の大樹。)

宝生院の御神木にして、国指定特別天然記念物。

(パワースポットの雰囲気です。シンパクのみなぎるパワーをいただきたく近くに行ってみます。)

根元の周囲は何と17m! 触れることは禁止ですが、ごく近くで見ることができるように周囲に通路が設けられています。

(これはすごい。実際に見るとその迫力に圧倒されます。)

モザイクがかかっていますが、人と比べるとその巨大さが分かります。

(右端に男性が1人立っています。)

幹に最接近できる所でアップを撮ってみました。

(まるで何かを語っているかのような複雑なシワ。世の中の苦しみを一身に引き受けてシワとなっているようにも思えます。)

「宝生院のシンパク」、妻も私も感動しました。訪れる価値あり、おススメです。ここからは島の北岸に出て、海沿いの景色のいい道を福田港に向かって走ります。途中、「道の駅 大坂城残石記念公園」に立ち寄ります。

島の北側は訪れる人もまばら。小豆島オリーブ公園やエンジェルロードのにぎわいが嘘のようです。ここは県指定史跡「大坂城石垣石切り飛びこし丁場跡及び小海残石群」。

(「小海」はこのあたりの地域名。)

大坂城の石垣を築くための石材を運び出す方法が再現されています。

(「修羅」と「ロクロ」という運搬用具で切り出した石材を運んでいたようですが、この用具そのものが重くて丁場まで運ぶのがたいへんだったと書かれています。この石ひとつを見てもいかに重労働だったかが分かります。)

島内の所々で見かけた「小豆島石の絵手紙」。

(ひときわ絵が上手だった2つの石の絵手紙。2つの石の間の軽自動車は私たちのレンタカー。)

さて、この後も順調に走って、15:03に福田港のレンタカー返却場所に到着。係の人が待っていて誘導してくれました。サクッと返却手続きも終わり、あとは船に乗るだけです。

(帰りはヤドンのシールはもらえないようです。(笑))

フェリーが入港してきました。

(予定通りの船に乗ることができそうで、ホッと一安心。)

帰路のフェリーはヤドンのコラボ船ではないようです。代わりにゆるキャラらしきぬいぐるみがいます。

(小豆島のゆるキャラ「オリーブしまちゃん」(左)と、しまちゃんのガールフレンド「ミモザのりくちゃん」(右)とのことです。(笑))

ちなみに、土庄港~高松港のフェリーは「高木さん」ラッピングのコラボ船のようです。

(乗船する機会もなさそうですので、パンフだけいただいておきました。)

フェリー前方の席は眺望抜群のようです。

(最前列が特等席ですね。)

私たちはテーブルを挟んだファミレスタイプのゆったりした席に落ち着きました。「海音真理」をチェックアウトしてから昼食も食べずに観光していましたので、遅めのお昼ということで、船内の売店でうどんを注文。

(メニューはうどん(500円)一択ですが、さすが讃岐です、うどんが美味しい。)

ベタなぎの海をフェリーは進みます。途中の島(無人島?)も石材を採る島なのか、こんな景色の島がいくつもありました。

(作業所のような建物も見えます。)

行きは寒くて展望デッキに出る気がしませんでしたが、帰りは随分と暖かくなりましたので、デッキに出てみました。

(さすがにしばらくいると風で肌寒さを感じます。)

前方に行ってみたいところですが、立入禁止で入れず。後部は一番後ろまで行くことができました。

(小豆島、いい所でした。)

定刻通り姫路港に到着。姫路駅行きのバスの到着を待ちます。

(今降りて来たフェリーからはまだ車が吐き出されています。ほとんどの乗船客が車利用のようです。)

バスも定刻に来て、無事姫路駅に帰ってきました。

(姫路城の超本格的ジオラマ。)

行きに妻が発見した姫路駅構内の「御座候」。「帰りに買って新幹線で食べよう。」と言っていましたので、忘れず購入。(笑)

(物価高のご時世なのに、1個110円でがんばっています。)

姫路駅に停車する東京行き「のぞみ」に乗車です。

(妻と並んだ席を指定済み。私は新大阪駅で降りて、妻はそのまま乗って行く段取りです。)

姫路駅から新大阪駅はすぐですので、さっそく御座候をいただきます。

(いわゆる「回転焼」。関西では「御座候」、九州では「蜂楽饅頭」。「今川焼」や「大判焼」は関東というよりは全国で通りますかね。)

そんなこんなで私が単身住まいに先に帰宅。夕食には、「土庄港観光センター」で買った「島の光」のレトルト素麺をいただきました。

(意外にもボリューム満点。お腹いっぱいになりました。「海音真理」の「オリーブ会席」に感化されて、オリーブオイルを垂らしてみました。(笑))

私の帰宅から3時間程経ったでしょうか、妻も無事帰宅したとのメッセージが入りました。これで、人生初の小豆島、「海音真理」一泊旅行は終了です。

旅はいつもそうですが、訪れてみないと分からないこと、訪れるからこその感動がいっぱいです。今回の小豆島への旅もそんな驚きと感動の旅でした。お世話になりました!

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小豆島「海音真理」一泊旅行②〔「海音真理」編〕

2023年03月22日 | 旅行記

休前日はもちろん平日でもほぼほぼ空室がない超予約困難宿「海音真理」(うみおとまり)。島の素材を使った「オリーブ会席」や部屋からの眺望などが人気です。ジョウコウジサクラが満開になる3月中旬の土曜日一泊のキャンセル待ちをしたのが確か昨年の11月頃だったか、ラッキーにも予約することができました。

「海音真理」に到着です。

(さすが石とともに歴史を刻んできた小豆島の宿です、石材がふんだんに使われています。)

食事処と4つの客室が入っている本館棟。

(駐車場にはまだ車は停まっていません。どうやら一番乗りのようです。)

後程タブレットで見た宿の紹介によると、「母から受け継いだ民宿を礎に、『島宿真理』を営んで早20年。その別邸となるこの『海音真理』の構想は、10年前より温め続け、『島宿真理』とは魅力を違えた、島を伝える新たな宿として、2019年春にオープンしました。」とのこと。

「島宿真理」・「海音真理」の「真理」は、宿の主のお母さま「真渡里枝」さんの名に由来するようです。客室は全6室(離れ2棟、本館4室)。その客室の名が「さ」「と」「え」「の」「ゆ」「め」+「の音」。

(客室に置かれているタブレットの画面より。)

今回予約したのは離れ「『さ』の音」。

(鍵のホルダーがでかい!(笑))

離れに入って一旦落ち着いた後に外に回って撮った「さの音」の全景です。

(1棟向こうは離れ「との音」。本館棟との位置関係は、写真の左フレーム外に本館棟が建っています。)

それでは改めて離れ「さの音」の紹介を。再びタブレットによると、「小豆島産オリーブオイルを堪能できる食事や、島の石や木などの根源的な素材を用いたモダンな室礼、程よい心地よさを感じるもてなしなど、新たな表現へのチャレンジを試みている宿です。」とのことで、離れのアプローチにも立派な石材が。

(何か落ち着きます。)

部屋に入ると、巨大な提灯が目を引くリビング。

(大開口の窓の外、石垣の下は浜辺で、波の心地よい音が静かに絶え間なく聞こえてきます。)

テラスからの景色。

(おそらく南向きですので、向こうの陸地は四国(香川県)。大きな船が瀬戸内海を行き交っているのが遠くに見えます。)

リビングと組木細工のパーテーションで区切られた寝室。

(一段上がった畳台の上にセミダブルサイズのマットレスがツインで。)

ちなみに、タブレット掲載の「さの音」の部屋の写真です。

(タブレットの画面の写メなので画質が荒いですが、部屋の様子がよく分かります。)

そしてお風呂です。

(細かいタイルが美しい。)

「海音真理」の湯は温泉ではありませんが、肌当たりやしっとり感などは温泉かと思うほど。それもそのはず、湯は、少し離れた所に建つ「島宿真理」にある自家源泉「里枝温泉」の温泉と、ここ「海音真理」敷地内の地下水をブレンドした特別な湯。(❝温泉❞と言ってもいいと思う湯のクオリティです。)

そんな湯に浸かりながら、この景色を楽しみます。

(湯面が光って見えませんが、湯舟の底に敷いてある石は当地(堀越)の浜辺の石。)

「さぬきの酒風呂」ということで、入浴剤として使う日本酒が置かれています。

(香川県観音寺市の「川鶴酒造」の地酒と書かれています。滞在中にやってみましたが、確かに肌がよりしっとりするような気がしました、、、何かもったいない気もしました。(笑))

シャンプー・ソープなどはオリーブオイル系。

アメニティもオリーブオイル系。

(大阪でもよく耳にする「井上誠耕園」の製品。)

シャワー設備は、オーバーヘッドシャワーと普通のシャワーヘッドの2つ。

(オーバーヘッドシャワー、湯が出始めるまでは要注意。水を浴びることになります。滞在中何度か冷水を浴びました。(笑))

そして、シャワーヘッドはウルトラファインバブルの「ミラブル」。

(「志摩観光ホテル ザ ベイスイート」のシャワーヘッドはリファでしたが、ここはミラブル。「なぜミラブル?」と思ったら、製造元のサイエンス社が2017年に小豆島に「サイエンス香川工場」を開設したので、その関係かもしれません。)

冷蔵庫の中。下段は有料ですが、上段の「水」と「香草茶」は無料。

(「水」は地下水と温泉水の混合、「香草茶」はレモングラスのお茶。冷蔵庫の上には❝真水❞も備えられています。)

有料の飲み物は小豆島産がずらり。

(右の赤とオレンジのきれいなラベルは、小豆島の地ビール「まめまめびーる」のひとつ、レッドエールの「あかまめまめ」。)

そんなこんなで部屋の探検もひと段落した頃に、宿の方がウエルカムスイーツを持って来てくれました。

(スイーツにはオリーブオイルがかけられています。「ミッション種」のオイル。全くクセがありません。)

宿の方から、夜のツアー「静かなる光と祈りのミニツアー」の説明と参加意向の確認がありました。

(無料のツアーです。手前の「小豆島の波おと」というお菓子など、置き菓子が全部美味しかった!)

「静かなる光と祈りのミニツアー」の説明書きにはこうあります。「しんと暗い夜の遍路道を登っていくと広がる、ささやかな島夜景と満点の星を堪能して、小豆島霊場・第二番の碁石山へ参拝いたします。人生の荒波を切ってくださるという、ご本尊・浪切不動明王が奉られた、神秘的な岩屋の本堂で、それぞれの想いを胸にお祈りください。」

宿の方によると、21時にマイクロバスで出発、1時間程度のツアーなのですが、夕食が19:30スタートの私たちは、コース最後のデザートはツアーから帰って部屋でいただくことになります。一瞬迷いながらも、せっかくなので「参加」でお願いしましたが、これが大正解。すごく良かったです。(レポートはこの記事の後半で。)

すっかり落ち着きました。湯に何度か浸かったり、波の音を聞きながらソファやベッドでのんびり過ごします。外はそろそろ日没です。

(雲が晴れてきました。)

テラスの灯りが旅の雰囲気を増してくれます。

(空気は冷たいですが、波の音が優しくて、超リラックスできます。)

夕食の時刻となりました。本館棟に向かいます。

(実は、細工ガラスのパーテーションはお手洗いの入口なのですが、石とガラスと木と提灯がいい感じです。)

厨房(オープンキッチン)が見えるカウンター席に案内されました。席に着くと、夕食の献立表を探しますが見当たりません。その代わり、目の前の石のスタンドにセットされた「オリーブ会席」が表紙になったカードの束が目に留まります。

(「小豆島の農園から取り揃えた高品質なエキストラバージンオリーブオイルを、旬の素材と合わせてご堪能いただきます。島の香りを、どうぞお愉しみください。」とあります。)

タブレットによると、数種類のオリーブオイルを料理とマリアージュしていただくようです。

(タブレットの画面より。)

献立表の代わりに、この石のスタンドのカードを料理ごとにページをめくるように変えていくという趣向です。それではコースのスタートです。

■セロリのジュースにゆずオリーブオイル

旬の香川県産のセロリに、島の文旦(柑橘)を合わせたジュース。

(オイルはオリーブの果実と柚子の皮を一緒に搾ったフレーバーオイル。文旦を合わせているためか、セロリが得意でない私でも美味しくいただけました。)

■朝採れアスパラガスそのまんま

(アスパラとオリーブオイルは同じ農園「高尾農園」産。)

ドーンと超立派なアスパラが生で登場。(笑)

(小豆島産のアスパラ「さぬきのめざめ」だそうです。こんな立派なアスパラは初めて見ました。家庭菜園でアスパラを育てたことがありますが、どうやったらこんなのが収穫できるのか、驚きです。)

てっきり調理前の❝素材見せ❞かと思ったら、「そのままどうぞ!」とのこと。「えっ、アスパラって生で食べられるの?」と一瞬ためらいますが、これがうまい! コース冒頭からちょっと衝撃的です。

ここで注文していた飲み物が登場。先程部屋の冷蔵庫で見た「小豆島まめまめびーる」の「あかまめまめ」にしました。(笑)

(これはうまそう。)

後で「小豆島まめまめびーる」のサイトを見てみると、地ビールへの思いが溢れていました。大胆に要約すると、「島の素材を活かし、島で飲む瞬間を想い、小豆島の『地』ビールを探求する」。ということは、今私は最高のシチュエーションで飲んでいることになります。(笑)

■自家製オリーブ新漬、姫栄螺(ひめさざえ)の含め煮、たけのこ芋とオリーブのコロッケ、かんぱち味噌漬、中海老、南瓜寄せ(バターこんぶ)、オリーブ地鶏のオイル蒸し

宿の主は器にもこだわりがあって全国の焼物を集めているそうです。器と料理のコラボが美しいので、❝一列❞ずつ撮っておきます。

手前から、中海老、南瓜寄せ、たけのこ芋とオリーブのコロッケ、姫栄螺の含め煮。

(コロッケはほろ苦くて大人の味。)

手前から、オリーブ地鶏のオイル蒸し、かんぱち味噌漬、自家製オリーブ新漬。

(オリーブの新漬、よくある瓶詰めのオリーブとは全く違います。美味しい!)

■鯛の潮仕立て 豆腐真薯

潮汁にオリーブオイルを数滴たらして仕上げです。「立ち上る風味を楽しんでください。」とのこと。

(2023年の新搾りのオイルですね。)

宿の方が数滴オイルをたらしてくれます、、、確かに、いい香りがします。

(オリーブオイルの使い方、楽しみ方、実は幅広いということを実感します。)

■春の造り 島野菜 青竹盛り

青竹に盛り付けられた瀬戸内の春の魚の数々。宿の方曰く、「瀬戸内はどうしても❝白い❞魚が多くなります。」とのこと。

(手前の野菜も立派。刺身を造っている包丁さばきも目の前で見ていただけに、一層食欲が刺激されます。)

刺身につけるものは4種類。

右から次の4種類です。

 ・島粒醤:醤油諸味(もろみ)に粒荒大豆を加えた特製
 ・生あげ:島の木桶仕込み火入れ前の生醤油
 ・島三塩:小豆島・家島・淡路島のブレンド
 ・オイル:オーガニックオリーブオイル

島粒醤に大豆を加えるのは食感を出すため。生あげ(生醤油)は「海音真理」の刺身専用に作ってもらったもの。通常の生醤油だと❝強過ぎる❞ので、白身の刺身に合うように特別に優しい仕上げにしてもらっているとのこと。

オリーブオイルはこちらの一本。

魚は4種類。コモンフグ。

(柔らかいけどもちっとした食感。味わいは普通のふぐよりも濃厚な気がします。)

ニシ貝(アカニシ貝)。

(この貝の形・色、見たことはあるような気がしますが、食べるのは初めてかも。)

ヒラメ。

コチ。

4種の魚につけるのも4種類、途中で何が何やら状態になりましたが(笑)、やはり醤油系の2種類(島粒醤、生あげ)がいい感じでした。オイルの方は塩とセットでいただくとバッチリでした。

■平貝の生素麺 島海苔つゆ

オイルの方はこちら。

(「コロネイキ種」のオイル。コクと渋みが特徴とのこと。二日目に立ち寄った「道の駅小豆島オリーブ公園」のショップで一番値段が高いオイルを探してみたところ(笑)、これでした。)

小豆島の生素麺を食べてみたかったので、嬉しい一品です。

(そば猪口が粋ですね。)

薬味と生素麺の間に平貝(タイラガイ)が敷かれています。

(少し縁に焼き色が見えるのが平貝。「タイラギ」という名の方が通るかも。)

温かいつゆの底に黒く見えるのが小豆島産の海苔。

(先日大阪の「万博記念公園」の散策途中で買った小豆島産の海苔の佃煮が美味しかったことを思い出します。)

ちょっと出遅れましたが、ここで飲み物を日本酒に。小豆島唯一の酒蔵「森國酒造」の「小豆島にオリーブの実のなるころ...-さぬきオリーブ酵母仕込み-」。

(「森國酒造」の情報も小豆島出身の同僚からの情報です。ありがとうございました!)

猪口を選ぶことができますが、石の産地小豆島から「菊紋石」をイメージして、この猪口にしてみました。

(かなり気に入りました。可能ならお買取りしたいくらいです。(笑))

宿の方からの情報、「森國酒造さんの酒瓶は透明なんです。」、、、なるほど、お酒の名前の札がかかっていなかったら、ただの瓶ですね。(笑)

(小豆島の美しい海のイメージがします。)

■オリーブ牛の炭火焼 自家製オリーブ三昧

後程「静かなる光と祈りのミニツアー」で誕生秘話(?)を教えてもらうことになる「オリーブ牛」。

(「オリーブ塩」、「オリーブぽん酢」、「花醤ソース」(オリーブの花酵母で醸した醤油で果実を炊いたもの)でいただきます。)

オリーブ牛をアップで。

(赤身でめちゃウマ。オリーブ牛、大ヒットしているのも納得です。野菜もうまい。特に玉ねぎが甘くて最高です。半玉くらい食べたい。(笑))

■オリーブオイルとローズマリーのソルベ

箸休めです。オリーブオイルがミルクソルベの中で凍っています。

(少し黄色く見えるのが凍ったオイル。口に入れると溶けだしてオイルを感じることができる、楽しくて美味しい一品。)

■讃岐でんぷく 蕪蒸し

国内で2ヶ所(ここ(香川県・岡山県の瀬戸内海)と九州の有明海)だけで漁獲が許されている「ナシフグ」。ご当地での名前が「讃岐でんぷく」、、、❝幻の小ふぐ❞だとか。

(蕪蒸しの下に敷かれているのは、オリーブエッグの茶碗蒸し。底に「讃岐でんぷく」の食べ応えのある身がありましたが、これはうまいですね。ふぐとは思えないコクのある白身でした。)

■海音寿司

左の小鉢の蒸し寿司はゲタ(シタビラメ)。白身の握りはカンパチ、ヒラメ。艶っとしているのはオリーブオイルを塗ってあるからです。真ん中の巻物は佃煮の海苔巻き。

(おかわりしたい美味しさです。(笑))

味噌汁は刺身でも出たコチ。

(熱が入るとコチの身がホロッとしてまた格別。)

この後は、コース最後のデザートとなりますが、「静かなる光と祈りのミニツアー」への出発時刻が近づいて来ましたので、ここで「オリーブ会席」は中締め(笑)。今日のコースで出てきたオリーブオイル、勢揃いです。

(いい景色です。)

オリーブオイルには詳しくありませんが、様々な料理に合わせることができ、時に香りの主役になり、時に料理に一味奥行きを持たせて味わいを引き立てる名脇役になる、素晴らしい食品ということを知りました。自宅ではとてもこれだけの種類を使いこなすことができませんので、いつかまた季節を変えて「海音真理」を再訪したい気持ちになりました。

では、宿の方曰く「主の想いが詰まったマニアックなツアーですが、みなさん喜ばれます。」という「静かなる光と祈りのミニツアー」へ出発です。

21時、「海音真理」からのツアー参加は私たちを含めて3組6名。宿の主が運転するマイクロバスで出発です。

(ブレブレの写メ。(笑) 夜、山道に入って行くと、イノシシやタヌキなど獣たちと出会うそうです。)

途中、「島宿真理」に寄ってツアー参加者をピックアップしますが、ここからの合流客はなし。ということで、今晩の「静かなる光と祈りのミニツアー」は3組6名で確定。

(「島宿真理」の夕食は「醤油会席」だとか。興味津々です。)

ツアーではまずは「醤の郷」の「マルキン醤油」の蔵の横で停車して、主の話を聴きます。

(「醤の郷」の醤油蔵が並ぶメインの通りではないでしょうか。夜とはいえ、訪れることができて良かったです。)

主の話は、小豆島の代表的な産業の歴史や今について。とても勉強になりましたので、長くなりますが、記事に残しておこうと思います。

■醤油■

・戦後70年で醤油づくりは木桶からタンク(金属)に変わっていった。それはすなわち醤油の作り方そのものが変わったということ。
・日本に現存する木桶は約2000。その半分以上をマルキン醤油さんが持っている。ちなみに、醤油の生産量は、1位はご存知キッコーマンさん、マルキンさんは5位で、木桶仕込み醤油メーカーではトップ。
・小豆島の醤油づくりの歴史は400年と言われているが、その前は塩作りが中心、小麦粉も海運で大量に入ってくることから素麺も作るようになった。塩、醤油、素麺という小豆島の地場産業は歴史でつながっている。
・(マルキン醤油の蔵の)土塀や木の壁にも無数に付いているが、道路の手すりの黒いのも菌。醤油は菌が作る食品で、麹菌・乳酸菌・酵母菌のバランスで味が決まる。蔵が違えばもちろん、同じ蔵でも北側と南側の木桶で醤油の味が違う。木桶の醤油づくりは人が手をかけるが味は菌のバランスが決めるので、人は介入できない。出来たとこ勝負が木桶の醤油。一方、タンクの醤油は人が菌と温度をコントロールして同じ味を大量生産できる。木桶とタンクではもはや別物と思ってもいい。
・佃煮も名産。元々は、芋の栽培が盛んだったが、ツルを捨てるのがもったいないということで、醤油で煮て食べたことが佃煮の始まり。

■素麺■

・素麵は日本各地で作られるが、小豆島の素麺の特徴はゴマ油を使うこと。ゴマ油を使うと酸化しにくくなり、仕上がりが美しい素麺となる。
・素麺は食べるのは夏だが、作るのは冬。寒いほどに美味しくなる。冬場だけでは生産が追い付かないので、それ以外の季節にも作るが、気温が低い夜の時間帯に作る。夜なべのきつい仕事。

■オリーブ■

・そして、今や小豆島と言えばオリーブ。オリーブは元からあったわけではなく、明治政府の産業振興の政策で、国内で実験的に3ヶ所で試験栽培が始まった。鹿児島県、三重県、香川県(小豆島)。結局、収穫までたどり着くことができたのが小豆島だけだった。
・最初は、みかん農家が畑の片隅で栽培していたマイナーな作物だったが、(オリーブオイルが)贈答品として喜ばれ一定の需要があったことから、みかん農家が細々と作り続けたことが小豆島のオリーブ栽培が存続した理由。
・そうこうしているうちに、ここ10年でオリーブの単価が10倍になり、それにつれ、みかん畑はオリーブ畑に置き換わっていった。
・当初オリーブオイルを搾った後の実のカスは使い道がなく廃棄されていた。その頃、香川県のブランド牛「讃岐牛」を出していたが、全く売れず。石井さんという方が肉質改善のためのオレイン酸を豊富に含んだオリーブオイルの搾りカスを牛に食べさせたところ、非常に美味しい肉質となり、「オリーブ牛」としてブランド化、大ヒット。今や、搾りカスが小豆島産のオリーブでは全然足りないため、海外からカスを輸入している状態。(笑)

■小豆島の今■

・小豆島はこのように地場産業がたくさんあるため、現在、Iターン・Uターンなど移住者が増加中で住居不足(空き家リノベも追い付かない)。
・自治体も子育て・地域医療・産業振興の支援などを展開。その原動力は小豆島町長塩田氏。塩田氏は例の元局長村木さんの厚労省時代の上司で、早々に故郷の小豆島町に戻り町長となり大胆な施策を推進。例えば、小豆島町で9年間働けば奨学金の返済免除など。

再びマイクロバスは走り出し、10分程走ったところで、小豆島霊場第二番の「碁石山」に到着。

(21時過ぎの寺院。ツアーじゃなかったら怖すぎです。(笑))

上の写真の左上に参道が続いています。主が懐中電灯で足元を照らしながら慎重に石段を上って行きます。本堂への石段はまだ続きますが、このあたりが一番高い地点で、鳥居があります。

(妻撮影。この鳥居をくぐって続く石段は❝本線❞ではなく❝支線❞。)

昼間だとここは人気の絶景ポイント。こんな景色が眼下に広がります。

(ネットより拝借。)

眼下に広がる街(集落)が「内海(うちのみ)湾」を囲むように広がっています。そして、主が石段の電灯を消すと、こんな夜景が広がります!

(これは美しい! ツアー参加者全員が思わず「うわ~っ。」と感嘆。)

視線を振って、もう少し広域を撮ると、これまた絶景!

(写メでもこの美しさですが、実際に見ると、感動の景色です。)

妻撮影の一枚。

(星空の広がりも感じられます。実際には満点の星空。オリオン座、北斗七星などもクリアに見えます。ちなみに、昨晩は雨でこのツアーは中止だったとか。)

この夜景絶景ポイントから石段を下りて行くと碁石山の山門に到着。

(木戸を開けて中に入らせていただきます。)

暗くて全容が分かりませんが、岩の洞窟のような中に祭壇が設けられています。

(この賽銭箱の向こう側にも入らせいただき、ご本尊を間近で拝むことができました。)

護摩祈祷をお願いすることができ、住職が昼間はずっと火を焚いて祈祷をしているため、岩の天井や屋根は煤で真っ黒。(夜だと黒さが分かりづらかったですが。)

御朱印もあるようです。

(人生の荒波を断ち切ってくれる「浪切不動」様の御朱印。一応御朱印帳を持参していましたが、もちろん営業時間外で、お賽銭を入れてお参りのみさせていただきました。)

来た道(石段)を戻って、出発地点に戻って来ました。最後に弘法大師さまにお参りします。

(妻撮影。)

妻も私も大満足の「静かなる光と祈りのミニツアー」でした。これは絶対おススメです。「海音真理」に戻って来ました。

(時刻は22:10。)

宿の方が迎えてくれて、「すぐにお部屋にデザートとお夜食をお持ちします。」とのこと。

■島苺のレアチーズ

今が旬の小豆島産「女峰いちご」を使ったレアチーズケーキとそのソース。オイルはまろやかな「ルッカ種」。

(ツアー帰りの遅い夜のデザート。充実感と背徳感で美味しさ倍増。(笑))

■お夜食 焼おむすび茶漬け

(焼かれた醤油の香ばしい香りと、塩昆布の具合が絶妙で、そのままでも絶品。1/3程残したところでお茶漬けで味変を。)

そして、「オリーブ会席」のカードの束が栞のようにまとめられて添えられていました。

(デザートと夜食のカードは自分で綴じ込みました。いい思い出になります。)

夜の「海音真理」。海から見るとどんな景色か、タブレットに写真がありましたので、画面を写メしました。

(夜か夜明け前か分かりませんが、こんな風に見えるのですね。湾処(わんど)のように穏やかな海だからこその、この立地。)

ツアーの余韻を感じながらの会席の最後の仕上げ。その後は湯に浸かって冷えた体を温めて就寝。最高の一日でした。

 

翌朝。快晴です!

(今日の立ち寄りスポットは晴ているのといないのとでは映え方が全く違うのでラッキーです。)

四国(香川県)も昨日よりもよりクリアに見えるような気がします。

(ちょっとズームしています。)

朝食の時刻となりましたので本館棟へ。

(「さの音」の玄関の飾り窓から本館棟を望む。(笑))

昨晩と同じ食事処です。

(さて、どんな席に案内されるか、楽しみです。)

案内されたのはテーブル席で、窓から本館棟の共用テラス越しに海が見えるいい席でした。「嶋の朝ごはん」というカードが石のスタンドにセットされました。

(「嶋の朝ごはん」のカードは3つ折りタイプ。(笑))

オリーブオイルの解説はありませんでしたが、醤油やつまようじと同じトレーに当たり前のようにオイル瓶。

(早摘み。「ルッカ種」は昨晩のデザートでも使われていたまろやかなオイル。)

メインの大盆が来ました。

(どれも美味しそうです。豆腐は「嶋豆腐」という地元産。オイルをしっかりかけていただきました。特に興味があるのが一番手前の「てんぐにし貝の時雨煮」(昨晩のニシ貝とは別物)。)

目覚めのジュースは「赤」と「黄」の2種類から選びます。

(赤:ビーツ、ブルーベリー、みかん、黄:レモン、ネーブル、生姜。)

「地魚の炭火焼」は、昨晩の蒸し寿司でも登場したゲタ(シタビラメ)。

(「遠くへ行きたい」で土井善晴さんが小豆島を訪ねた回のワンシーンで干物づくりの回転台で回っていた魚がゲタ(シタビラメ)だったことを思い出しました。ゲタは小豆島の名産ということですね。)

「オリーブ牛と大根の炊いたん」。

(オリーブ牛、煮てもうまい。さっぱりした赤身がここでも生きます。)

宿の方が「ご飯のおかわりもありますのでどうぞ。」と勧めていただきましたが、土鍋のご飯、完食でした。(笑)

ごちそうさまの後はちょっと浜辺の方に出てみます。

(食事処に続く短い廊下には作り付けの本棚とご当地の書籍。机で読書もできるようです。連泊して❝島時間❞を過ごすのもいいですね。)

外は朝の爽やかな空気。

(本館棟の部屋からの眺望も良さそうです。)

離れの一番端まで来てみました。

(それにしても立派な石垣です。さすが小豆島の宿。)

外から離れに戻ってまったりしていると、太陽も結構昇ってきました。

(時間が進むと海面のキラキラ度が増してきます。)

海がきれい!

(小豆島、いいところです。窓を開け放つにはまだちょっと肌寒いので、一日中開け放っても気持ちのいい季節に連泊、、、って最高でしょうね。(笑))

さて、名残惜しいですが、チェックアウトの時刻(12時)近くとなりました。チェックアウトはもう1棟の建物、売店も入っている「三風舎」(さんぷうしゃ)で。

(主がセレクトした全国の器や、小豆島の醤油、素麺などを売っています。)

もちろん、「オリーブ会席」で使われたオリーブオイルたちもお買い上げを待っています。

(オリーブオイルに詳しい人ならワクワクしながら選ぶのでしょうけど、私たちは買っても持て余すだけなので、「昨晩食べたね。」のみの確認だけです。(笑))

チェックアウトも終え、出発です。駐車場には私たちのレンタカーだけ。今日の運転は、知人との旅行先でレンタカーを運転する予定の妻がレンタカーに慣れるために、フルで妻に任せます。

二日目の観光は、❝魔女のほうき❞に乗って空を飛べる「道の駅 小豆島オリーブ公園」からスタートです。

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小豆島「海音真理」一泊旅行①〔小豆島(主に小豆島町)観光編〕

2023年03月21日 | 旅行記

人生初の小豆島に行って来ました。これまで「行ってみたいなぁ。」と思いつつも、船でのアクセスのハードル感と、泊まってみたい宿「海音真理」の超予約困難さから、プランニングにまで至っていませんでしたが、ダメもとでキャンセル待ちしていた「海音真理」を予約することができ、ついに小豆島への旅が実現しました。

今回の旅の計画を地図にするとこんな感じです。

(「地球の歩き方」の「島旅」シリーズの「小豆島」を読み込んで計画。小豆島出身の職場の同僚からの情報もありがたかったです。)

小豆島は、島を図形に見立てると、右上から左下に❝対角線❞を引いて、右下半分が小豆島町、左上半分が土庄町(とのしょう)。観光プランは、ざっくり、一日目は主に小豆島町、二日目は土庄町という感じです。

ということで、今回の旅行記は3部構成で書こうかと思います。

 小豆島「海音真理」一泊旅行①〔小豆島(主に小豆島町)観光編〕
 小豆島「海音真理」一泊旅行②〔「海音真理」編〕
 小豆島「海音真理」一泊旅行③[完]〔小豆島(主に土庄町)観光編〕

では出発です。(小豆島出身の同僚に相談した結果、島へは姫路港から渡ることにしました。)

大阪に前入りしていた妻と、朝7時台のこだまで姫路駅に到着。まずは姫路城を遠望。

(雨は上がりましたが曇天。雨にしっとり濡れて❝落ち着いた白❞の姫路城がいいですね。)

姫路港までは路線バスで約20分。

(94系統、8:40発。)

姫路港の「姫路港ポートセンタービル」に着く頃には晴れ間も出てきました。

小豆島行きのフェリーは9:45発(11:25着)。

姫路港-福田港の船賃は片道1710円/人。

(何やら大きなシールをもらいました。ポケモンのキャラっぽいけど、、、。)

初めての小豆島行きということで、早め早めの行動だったため少々待ち時間がありましたが、乗船する船が着岸。

(「第三おりいぶ丸」。んっ、さっきのシールのキャラが船にも。)

船内は広々としています。そして、このキャラはポケモンで、小豆島フェリーの姫路港-福田港の航路限定のコラボ企画のようです。

(写メには写っていませんが、テーブルにはモンスターボールもラッピングされています。)

このポケモンキャラ、「ヤドン」って言うのですね。

(「うどん県PR団」のヤドン。「うどん」と「ヤドン」をかけているのか。ちなみに、ヤドン、分類は「まぬけポケモン」、特性は「どんかん/マイペース」だそうです。(笑))

子どもたちに大人気のようで、記念撮影しまくられていました。「ヤドンパラダイス」とは何か分かりませんが、小豆島にはヤドンがデザインされたポケモンマンホールがあるそうで、ちょっとした観光地になっているとか。

そして小豆島を舞台にしたアニメと言えば、こちら「からかい上手の高木さん」を忘れてはいけません。「高木さん」の❝聖地❞が島内各所にあります。

(ご存知でしょうか? 妻には言っていませんが、観光地も聖地になっていますので、今回の旅では何ヶ所か訪ねます。(笑))

100分の乗船時間でしたが、時間を持て余すこともなく到着。

(福田港が見えてきました。)

島内観光のためにレンタカーを予約しておきました。福田港に唯一ある「マリンレンタカー」ですが、小豆島フェリーが運営しているようで、予約の時に「フェリー業務と兼任でやっているので、船が出航するまで少々お待ちいただきます。」とのこと。受付はフェリーの切符売り場。

(姫路港よりもしゃれた感じです。(笑))

待っている間に展示物を見ていると、原本でしょうか、「二十四の瞳」の壺井栄さんの原稿がありました。

(こりゃすごい。)

その横には、、、「高木さん」。

(今や「二十四の瞳」と並んでいます。(笑))

10分も待たないうちにフェリーの出航作業を終えた係員の方が戻って来て、レンタカーの受付も無事完了。迅速丁寧な受付、ありがとうございました。それでは一日目の観光へ出発です。

港から数分の景勝地「福田海岸」。「さぬき百景」のひとつです。

(島に連なる、この3つの❝小島❞の景色が見所です。青空だったら映えるでしょうね。)

続いては、小豆島と言えば大坂城の石垣の石材の採取地ということで、国指定史跡「大坂城石垣石切丁場跡 天狗岩丁場」。

(一周30分程の散策路が整備されています。)

パンフレットがありましたのでいただきました。急な階段が続くようなので散策は回避しようかと思っていたら、妻がどんどん登って行きました。(笑)

(昨晩から今朝にかけての雨で足元が悪いかと思いましたが、結果的には大丈夫でした。)

せっかくなので、最大の見所「大天狗岩」は見ておこうと思い登って行くと、結構すぐに到着。これが「大天狗岩」。

(ここからだとその巨大さが分かりづらいですね。)

思ったよりも散策路が荒れていませんでしたので一周回ってみることに。大天狗岩の横にある「そげ石」。

(これ、人の大きさ程もある石ですが、必要な石材を採った後の残石だそうです。)

「そげ石」の穴(矢穴)からも何となく石材の採り方が想像できますが、「矢穴技法」という写真のようなやり方で石を割って採っていたようです。

(技法があったとはいえ、途方もない作業です。)

周回路を進みます。

(あのあたりが一番高い所か。ちょっと脚にきています。(笑))

登り切ると、「小天狗岩」という見所に出るのですが、まずはその横の巨石が積み重なっている様子に驚きます。

(ここにも矢穴が刻まれた石が。)

「小天狗岩」には石のトンネルがあります。

(これも結構な巨石ですが、人の力でどうにかしていたのでしょうか。想像もつきません。)

脚にきていますが、中腰になって石のトンネルをくぐります。

(モザイクかけていますが、私です。妻撮影。太ももがきつい、、、。)

石のトンネルをくぐって少し進むと、刻印がしるされた残石がたくさんあります。

(はっきりと刻印が見て取れます。「〇に▢」は黒田家の刻印だそうです。)

これで一周したことになり、最後に「大天狗岩」の別角度の地点に戻って来ます。ここから見る「大天狗岩」の迫力がすごい!

(大天狗岩の左下に小さくモザイクがかかっているのが妻です。大天狗岩がとんでもない大きさということが分かります。)

「天狗岩丁場」、訪れる人もほとんどいない東海岸の穴場です。なかなか見応えがありますので、おススメだと思います。

次は、車で数分走って、これまたほとんど観光客が来ない「希望の道」という景色を見ることができるスポット。

(ここからでは何も見えません。)

全国各地にもある、干潮になると砂州が現れて歩いて島へ渡ることのできる「トンボロ現象」を見ることができます。小豆島のトンボロ現象と言えば、土庄町のこちら「エンジェルロード」が有名です。

(観光パンフの表紙。「エンジェルロード」は二日目に訪れますが、観光客だらけでした。)

東海岸の「希望の道」は誰もいません。(笑) 「南風台」という景勝地から数分歩き下って行きます。

(青空なら、ここに座ってセルフタイマーで記念写真を撮るとかなり良さそうないい景色です。)

5分くらいのようですので行ってみます。南風台から少し下ると、こんな素晴らしい景色が。

(ミモザとソテツ。)

ツバキも咲き散っている道を進みます。

(ほんと誰もいません。)

最後はちょっと細い悪路ですが、手すりもありますので安全に下りることができます。その先にはこの景色。

(実はまだ干潮ではないのですが、出発地点の案内板(潮見表)に「満潮で❝道❞が露出していなくても、海面下に❝道❞が見えます。」と書かれていました。その通り、いい感じで見えますね。)

ギリギリまで下りてみると、こんな感じでなかなかの景色です。

(これが「希望の道」。「エンジェルロード」よりは小規模ですが、誰もいませんのでおススメかも。)

さて、12時を回っていますので、そろそろ昼食を。事前リサーチしておいた、「希望の道」にほど近い「食事処うめもと」へ。

(店構えにちょっとたじろぎます。(笑))

入口ののぼり、「大えび天丼」、「あなご天丼」、「あなご丼」が推しか。

(出川哲朗さんの「充電させもらえませんか」の旅でも紹介された店なので混んでいるかと思ったら、先客は一組だけ。)

「小豆島 島鱧」も気になりますが、ここは大海老と穴子で。

(天丼かぶりしないように、「大海老天丼」と「穴子丼」にしました。)

店内に発見したディスプレイ。

(「第45回 壺井栄賞 優秀賞 日本一のあなごべんとう」。手書きというのがかなり気になりますが(笑)、穴子丼が名物か。)

来ました「穴子丼」。

(嬉しいことに、汁物は素麺入り、漬物の横には海苔の佃煮。この一盆に小豆島の名産が集結。)

「大海老天丼」も登場。

(ちょっと天ぷらが重なって見づらいですが、ボリューム満点。これはお得です。)

妻とシェアしましたが、両方とも美味しかった~。「食事処うめもと」、地元に愛される食堂。おススメです。

次は、これも小豆島の名産、醤油の醤油蔵の見学へ。「醤の郷」(ひしおのさと)という醤油蔵が集中しているエリアがありますが、そこからは少しだけ離れているけど、貴重な木桶仕込みの様子を見学させていただけるという「ヤマロク醤油」へ。

(細い道を入って行くと駐車場があります。作り立て?の木桶が置かれていたこととその大きさにびっくり。(笑))

反対側を振り返ると「寒霞渓」でしょうか、山が連なっています。

(写っている車は今回のレンタカー(軽)。)

先日観た「遠くへ行きたい」で土井善晴さんがこの醤油蔵を訪ねていましたが、その時に「寒霞渓から吹き下ろす冷たい風が醤油づくりにいい。」と言っていました。ここ「ヤマロク醤油」も「醤の郷」の醤油蔵群も寒霞渓から南方面に広がっているのはその立地に意味があるのでしょうね。では、見学のため❝正面玄関❞へ。

(「遠くへ行きたい」で土井善晴さんが木桶を締める箍(たが)(竹の輪っか)でフラフープをやっていましたが、その場所がここですね。)

「ヤマロク醤油」のシンボル、記念撮影用木桶。

(人が中で立てるくらいの大きさ。)

ここが醤油蔵の入口ですが、「やまろく茶屋」という看板が出ていました。

(ちょっと小さいですが、入口左側に「やまろく茶屋」の看板が。)

予約なしでも気軽に見学させていただけます。さっそく蔵の中へ。

(醤油の濃い匂いと年季の入った木桶に圧倒されます。)

木桶仕込み醤油は全生産量の1%(99%がタンク(金属)で大量生産されている)。その(木桶の)1/3が小豆島に集まっているとのことです。この蔵で一番古いのは手前の木桶で、明治時代のもので百年以上は経っているそうです。木桶にびっしりと菌が付着しています。

(白っぽかったり黒っぽかったり、粉のようなものも全て菌だそうです。)

階段上にも上がらせていただけます。

(日本酒の酒蔵と構造は同じように思いますが、景色が全然違います。すごい迫力です。)

妻が「作業中に木桶に落ちると危ないですね。」と訊くと、係の方曰く、「人が桶に落ちると死亡のおそれがあります。深さが2m超ということもありますが、醤油原液の高濃度塩分もリスク。ヤマロクでは特にルールはありませんが、醤油蔵によっては『蔵での作業は必ず2名で』をルール化している蔵もあります。」とのこと。

(柱、壁、パイプ、色付いているのは全て菌。)

この他にもいろいろと醤油づくりのことを教えてもらいました。

・木桶仕込みは木桶に付着してる菌の種類や数によって同じ仕込みをしても味が変わる。また、作り手の人間性でも味に変化が出る。優しい人が作るとマイルドな味になり、クセのある人が作るとクセのある醤油ができる。(笑)
・醤油蔵・酒蔵などでは従業員は納豆を食べることは厳禁となっている。納豆菌は最強の菌で、他の菌を駆逐してしまうから。お客さんの見学でも、納豆を食べた人は醤油蔵への立ち入りはお断りしている。

そんな貴重な木桶仕込みの蔵を見学させていただけるのは、このパネルの取り組みが背景にあるのかもしれません。

(木桶仕込みの醤油づくりが生産量の1%まで減少したことで、木桶を作る職人さんも激減、その技が途絶えてしまう前に、醤油の作り手自らが木桶を作る技術を共有していこうという取り組み。)

その取り組みで作られ、一番最近仕込みに使われ始めた木桶(中央)。

(菌による桶の風格が出始めています。)

ちなみに、新しく作った木桶で初めてできた醤油を「新桶初搾り」と言うそうで、木桶は百年もつと言われていることから、百年で一回しか搾れない❝今しか味わえない❞貴重な醤油だそうです。何だか日本酒と同じような感覚です。

見学が終わると、そんな木桶仕込みの様々な醤油などをテイスティングさせていただけます。

(右から、醤油4種類と、ポン酢、つゆ。)

すっかり木桶仕込みの醤油の魅力に引き込まれました。「ヤマロク醤油」の商品の紹介を。(笑)

・「鶴醤」(つるびしお):「深いコクとまろやかさ」を極限まで追求したヤマロク醤油の自信作。「再仕込み製法」を用いて造るこの醤油は、1~2年熟成させた生醤油を、もう一度桶に戻し、仕込塩水の代わりに醤油の中へ大豆と小麦を加え、もう2~3年仕込む二度仕込み。
・「菊醤」(きくびしお):原料にこだわり、あっさりとしたキレのある旨みと、口の中でほんのり香る甘みとコクを引き出した正統派の醤油。原料には旨み成分が強い大粒の「丹波黒豆」を使用。かけ醤油としてはもちろん、野菜の煮物など、色を奇麗に仕上げたい料理にも最適。
・「ちょっと贅沢なぽん酢」:天然醸造醤油に、ゆずとすだちの果汁を、通常のぽん酢よりも多く使い、風味豊かな味に仕上げた、ちょっと贅沢なぽん酢。

醤油の味のバリエーションはまさに日本酒と同じ味わいの違いを感じます。そして、このポン酢がマイルドで美味しい!

醤油のお土産を買おうと思っていましたが、テイスティングして絞り込みました。「新桶初搾り」は買いたいところですが、大瓶は結構なお値段です。

(お求めやすい小瓶がありますので、そちらを。(笑))

ということで、私が単身住まい用に3種類、妻は自宅とお土産用に3種類4本を購入。

(手前の1本は、秋から冬限定の「搾ったまんまの鶴醤」。無殺菌・無ろ過でまだ菌が生きています。要冷蔵。)

私が買った3種類を「海音真理」のテラスで記念撮影。(笑)

(絵になります。(笑))

「ヤマロク醤油」の最後のお愉しみは、醤油スイーツ。「アイスクリーム鶴醤かけかけ」と週末限定の「しょうゆプリン」を。

アイスクリームに「鶴醤」をたっぷりかけていただきます。アイスと醤油をよく混ぜると、何と、キャラメルやみたらし団子みたいな味わいになる! アイスもプリンも絶品でした。

「ヤマロク醬油」がおススメというのは小豆島出身の同僚の情報です。貴重な木桶仕込み醤油の蔵の見学情報、ありがとうございました!

さて、車で数分移動して、「瀬戸内国際芸術祭」(3年に一度開催)の作品のひとつ「オリーブのリーゼント」を見に行きます。ちょうど「醬の郷」のプチ散策にもなります。

(のぼりが風で裏返っています。少し陽が射してきたためか、風の冷たさがマシになってきました。)

無料駐車場に車を停めて散策がてら歩きます。

(案内板があるので迷うこともありません。)

「醤の郷」の中心地ではないと思いますが、雰囲気がとてもいいです。

(風情があります。)

オリーブ畑も現れ始めました。オリーブの木には品種のプレートがぶら下がっていて、メジャーどころの品種名は覚えてしまいました。(笑)

(「ミッション」、「マンザニロ」。ほかには「ルッカ」なんてのもあるようです。)

突然リーゼントが出現。(笑)

(何か笑えます。)

もう少し近付いてみますね。

(周囲に立札がいくつかありますが、このリーゼント君、2013年の芸術祭の作品で3月16日が❝誕生日❞だそうで、Happy Birthday&10thの御祝ボードでした。)

ガイドブックやネットでも❝横顔❞の写真は有名ですが、別角度がどうなっているのか、❝正面❞に回ってみると、意外にもスリム。(笑)

(この角度も何か笑える。)

鼻?あたりのへこみをのぞいて見ると、みかんがありました。(笑)

(汚れひとつありません。)

この畑のご主人でしょうか、ちょうど畑の掃除中で、このリーゼント君も磨き続けているとか。芸術作品が地域に溶け込んでいるというか、瀬戸内国際芸術祭が地域のイベントとして根付いていることを感じました。芸術祭の作品巡りの旅っていうのもいいかも。

次は、ここからごく近い所ですが、「常光寺」(小豆島霊場第八番)へ。

常光寺のこの季節の見所は「ジョウコウジザクラ」。常光寺の境内に咲いている桜で、ソメイヨシノに似ているのですが品種が特定できておらず、小豆島でしか咲かない桜、いわゆる固有種のような桜です。

まずはお参りを。

(ソテツも立派です。)

こちらがジョウコウジザクラ。

(ほぼ満開です。ベストシーズン。)

確かにソメイヨシノとは違うような。

(いい桜を見せてもらいました。)

満開のジョウコウジザクラ、今年一番の思い出の桜となりそうです。

さて、本日最後の立ち寄りスポットです。「海音真理」を一旦通り過ぎて、「二十四の瞳」の舞台となった「岬の分教場」へ。

(この建物は資料館で、「岬の分教場」は写真の左フレーム外にあります。)

「岬の分教場」は田浦地区の静かな漁港に面しています。

(静かな港です。お天気は確実に回復していますが、不思議な様相の雲。夜にはこの雲も消えて晴の予報。)

こちらが「岬の分教場」。壺井栄さんの「二十四の瞳」の小説の舞台となりました。

(入館料350円。)

「岬の分教場」の歴史は、明治35年(1902)田浦尋常小学校、明治43年(1910)苗羽小学校田浦分校と変遷し、昭和46年(1971)に廃校。教室には苗羽小学校田浦分校の当時のままの机、オルガン、備品などが残っています。

(教室は手前から3室(1・2年、3・4年、5・6年という分かれ方)。さすがに私たち夫婦の小学校時代よりも古いですが、懐かしさは同じ感覚で、ちょっと感動します。)

この鉛筆削りも当時のまま。

(後ろの算盤風のものはどうやって使うのか妻も私も分からず。)

「二十四の瞳」はその後映画化されました。昭和29年(1954)松竹映画「二十四の瞳」(監督:木下恵介/主演:高峰秀子)はキネマ旬報第1位(だったそうです)。

(分教場のお隣(向かい)の資料館前のポスター。)

分教場の教室の中には映画のシーンのパネルが展示されています。

(恥ずかしながら「二十四の瞳」を読んだ記憶はありませんが、物語を知って、時代の厳しさと教職の尊さに感じ入ります。)

ここ「岬の分教場」は、この映画のロケ地として一躍有名になり、観光客だけでなく「教育の聖地」として教員をはじめ全国から多くの人が訪れるようになったとのことです。

福田港に到着してから3時間程度の観光でしたが、小豆島の歴史、産業、文化に大いに触れることができた充実の3時間でした。

それでは、泊まってみたかった、本日のお宿「海音真理」に向かいます。

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万博記念公園(散策)

2023年03月13日 | まち歩き

「今年は梅を見損ねたなぁ。」とちょっとがっかりしていたところ、先週、九州(佐賀)の元同僚の方から梅の実を収穫する梅林の満開の写メが送られてきて、その美しさに刺激を受けて、「やっぱり梅を見よう!」と散策してきました。

急に思い立っての散策なので、近場で行ったことがない所ということで、「万博記念公園」に行って来ました。(大阪の梅林と言えば大阪城が代表的ですが、何度も(昨年も)行ってますので。)

千里中央駅からモノレールで行きます。

(地下鉄(北大阪急行)の千里中央駅は青春時代の思い出の地。そんなに変貌していなかったことに逆にちょっと驚きました。)

モノレールで2駅、万博記念公園駅。

(土曜日の11時頃ですが、初夏のような陽気です。)

人出は多いですが、とにかく広いので混んでいるという感覚はありません。

(「梅まつり」は3/12(日)まで。太陽の塔はご存知の通り内部に入ることができますが、予約制のようです。)

入園料は260円。「日本庭園」と「自然文化園」との共通券となっています。そして、ゲートを入るといきなり「太陽の塔」!

(あまりにも有名な塔ですが、生で見たのは万博以来かも。)

いいですねぇ。何だか元気が出ます。

(確か、万博終了後はパビリオンなど全ては取り壊される計画だったと思いますが、太陽の塔は残されました。ただ、耐震性の関係でいつかは取り壊されるとか。)

隅々まで散策するには広すぎますので、太陽の塔の❝後ろ❞の方向、一番奥の日本庭園を散策して、あとは戻りながら太陽の塔の近くにある梅林を見学する❝ショートコース❞にします。

(後ろ姿です。内部への入場口は後ろ姿の右あたりにあるようです。)

そして、ここまで来るといやでも視界に入るこの銀色の鉄骨巨大オブジェ。

(何だろう、これは。)

極太の支柱の脇に説明板がありました。

(万博開催当時、この鉄骨が広場一面に広がっていて「大屋根」を形成、太陽の塔はその真ん中から❝顔❞を出していた、、、確かにそんな映像を見たことがありますね。その「大屋根」のほんの一部が記念として残されたもののようです。)

広すぎて日本庭園の方向がよく分かりません。日差しは強いし、暑いし、道に迷うのはダメージが大きいので、辻々の案内図で確認。(笑)

(「日本庭園前ゲート」の方向に進めば良いようです。)

歩いていると、満開の見事なクリスマスローズ畑(花壇)がありました。

(「ガーデン」と言うよりは歩道脇の花壇です。(笑))

ほんの一画の写メですが、まぁ見事に満開で、いろいろな品種が植えられていて、しばし楽しめました。

(先日見たうちのクリスマスローズの何倍も大きい。)

こちらは「国立民族学博物館」。

(昭和テイストが逆に近未来的に感じる。)

ここが正面入り口ですね。

(字体も昭和テイストだけど一周回って新鮮に見えます。(笑) 別料金で入れますがスルー。)

着きました、日本庭園のゲートです。

日本庭園を訪れる人は少なく、ガラガラです。入ると大きな「日本庭園案内図」があって全体を俯瞰することができます。

(小さくて見えないと思いますが、庭園地区を時代ごとにゾーン分けしているようで、左から「上代→中世→近世→現代」とあります。)

あまりの暑さとそろそろお昼時ということで、まずは休憩所の建物で一休みします。

(ここに座って眺めるのが日本庭園での過ごし方でしょうかね。見えているゾーンは案内板によると「近世庭園地区」だそうです。どのあたりが❝近世❞なのかよく分かりませんが。(笑))

軽食も販売している休憩所。うどんがあったのですが、温かい(熱い)うどん・そばしかなくて、ソフトクリームにしました。(笑)

(ピントが後ろのメニューに合ってしまって、、、。「プレミアム生キャラメル」ソフトにしました。)

ソフトクリームでちょっとクールダウンできましたので、園内を歩いてみます。

(ほとんど歩いている人はいません。太陽の塔周辺のにぎわいが嘘のようです。)

ツバキ(サザンカ?)が見頃のようです。

(分かりづらいですが、後ろでアセビ(馬酔木)が満開となっています。)

こちらは自信をもってツバキかと。

(美しいです。)

一番奥に「竹林の小径」があるので行ってみると、、、工事中で通行止め。

(モウソウチクの林。工事ご苦労様です。)

日本庭園にもひっそりと梅林がありました。

(訪れる人もほとんどおらず。)

ここでふと思い出しました。確か昨年のニュースで、2025年の大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」のデザインマンホールが大阪の何箇所かにあると報じていたので、「昭和の万博が開催されたここにもあるのでは?」とググってみます。

(スマホのスクショ。大阪市内の何箇所かにあるらしい。)

マンホールの設置場所一覧を見ると、ここにはないようです、、、と思ったら、万博記念公園は吹田市なので(大阪市じゃないので)、そりゃないか。(笑) 気を取り直して日本庭園を後にします。出た所の広場でマルシェ開催中。

(果物や野菜が安く販売されています。)

荷物になるので果物・野菜は残念ですが買いませんでしたが、この小豆島の海苔の佃煮が激安で思わず買ってしまいました。

(1個150円! 売っているオジサンと話していると、先週末は1日100個売れたとか。さっそくこの日の晩に食べてみましたが、普通に美味しいです。小豆島と言えば日本有数の醤油処。その醤油を使った佃煮も名産だとか。)

マルシェ前から太陽の塔の方を見ると、ちょっとした絶景です。

(左右両側の棚は藤棚。手前右側フレーム外ではバラ園を整備中でした。GWには美しい花が咲きそろっているでしょうね。)

さて、お目当ての見納めの今年の梅です。

(「梅まつり」ののぼりはあれど梅は見えず。(笑))

やっと梅林に到着。

小川も整備されていて、歩きやすく散策路もあります。

(梅見客はパラパラというところ。梅林、人気薄です。(笑))

万博記念公園の梅林で撮りたい写真は、梅と太陽の塔のコラボ。

(梅林が太陽の塔の❝右手❞側にあるので、どうしても❝横顔❞になりますが。)

このあたりがベストショットかなぁ。

(紅梅、白梅、緑がかった梅、大阪城の梅林ほどの品種はありませんが、そこそこバリエーションもあり。枝垂れ梅はなかったと思います。)

梅林を歩いている頃には汗をふきふきでした。1時間半くらい滞在したでしょうか、そろそろ帰ることにします。ゲートを出た所にこんなポスターを発見。

(太陽の塔のポスター。「悩んだらここに来い」、「挫けたらここに来い」。確かに太陽の塔を見ると元気が出ます。できれば、「挫けたら」よりも「挫けそうになったら」の方がいいと思いますが、字数の関係で。(笑))

最後の1枚はモノレールと太陽の塔。

(いい写真が撮れました。(笑))

今年も梅を見ることができました。太陽の塔もたっぷり見ることができていい散策でした。それにしても暑かった。3月13日からマスクをするかどうかは個人の判断となりますが、暑くなってくるとマスクがしんどいですね。どんな日常になるのか、、、。

帰宅後(3月11日)、14:46、黙とうを捧げました。

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「Bang & Olufsen」のポータブルスピーカー

2023年03月12日 | デジタル・インターネット

昨年のGWに泊まった「星のや富士」のキャビンに置かれていた「Bang & Olufsen」のスピーカーの音に感動して以来、ずっと「いつかはBang & Olufsenを。」と思っていました。

(とあるサイトで貯まったポイントでゲット。思っていたよりも大きめの箱。)

「星のや富士」に置かれていたのはもっと上位機種ですが、これは「BEOSOUND A1(第2世代)」という製品で、B&Oでは比較的お求めやすいクラス。

(デンマークのメーカーです。オシャレにして機能的な梱包。)

箱もそうですが、実物も思っていたよりも大きい。

この「BEOSOUND A1」の特徴は、防水ポータブル Bluetooth スピーカーということ。そこそこタフに作られているらしく、入浴中やアウトドアでもOK。用途も音楽はもちろんですが、Web会議での使用も想定された設計だそうです。使うかどうかは分かりませんが、Alexa音声アシスタントも搭載しているので、スマホのAlexaアプリと連動できるとか。

(携帯するにはややずっしりめの1.5kg。浴室やアウトドアでぶら下げて使う時に便利なストラップは皮ひも。メタリックな本体との対照がなかなかいい雰囲気。)

目下のところYouTubeでの音楽再生でガンガン使っていますが、先日リモートワークで使ってみたところ、Jabraよりも人の声が自然でリアルに聞こえるという印象でした。

大満足の逸品です。

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祝「鹿島酒蔵ツーリズム2023」再開

2023年03月11日 | お酒と美味しいもの

JR九州のメルマガで知りました。2019年以来コロナ禍で中止が続いていた鹿島市(佐賀県)の一大イベント「鹿島酒蔵ツーリズム」が4年ぶりに再開されるようです。

(ネットより拝借。)

2019年同様、「鹿島酒蔵ツーリズム」の日程に合わせて、「肥前浜宿花と酒まつり」、「祐徳門前春まつり」、「かしま発酵まつり」、「鹿島おまつり市」、「嬉野温泉酒蔵まつり」が同時開催されるようです。結構な広域エリアですが、シャトルバスも巡回していますので、春を感じながら美味しいお酒とつまみをいただく、、、最高ですね。

JR九州がいつもの臨時列車「鹿島酒蔵ツーリズム号」を走らせるようですが、イベントきっぷとセットになっている地酒の特別パッケージを博多駅で渡されるはずですので、現地到着までに❝できあがらない❞ように。(笑)

祝、「鹿島酒蔵ツーリズム2023」、再開。

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豆苗

2023年03月11日 | 食・レシピ

旅行や帰郷で美味しいものを食べると体重が増えます。以前は単身生活に戻ると数日で自然減量できたのですが、年齢による代謝の衰えか、最近は体重が元に戻る日数が長くかかります。ということで、健康のため夕食は野菜や魚中心を心がけています。

で、新しく手を出してみた野菜がこれ、豆苗。

(スーパーで98円。物価高の中お得な野菜。)

豆苗を買ってみた理由は、切って使っても再生できるというので、それをやってみたくて。

(半分使ってみました。)

確実に再生させるためには、根元ギリギリから切らずに茎を残すこと。一番下の葉が出ている上あたりで切るのがいいらしい。この翌日、もう半分を使いました。

(ちょっと❝虎刈り❞ですが。(笑))

水を毎日変えて、出社前には日当たりのいい窓際に置いておきます。

(3日後の様子。既に再生し始めています。)

更に3日後。かなり再生しましたので、本日の夕食の食材として使いました。

(朝家を出て夜帰ってくると明らかに成長しています。面白いです。(笑))

で、豆苗を使った料理の方ですが、まずは、山芋ステーキに豆苗の卵炒めを添えてみました。

(山芋ステーキはバター醤油で。豆苗の卵炒めはオイスターソースをベースにした合わせ調味料で。)

もう一品は、北海道白糠町へのふるさと納税の人気返礼品「エンペラーサーモン」に合わせます。

(4切れで合計1kgというボリューム。冷凍で届きますが、程良く解凍すれば刺身でも食べることができます。)

別日に刺身でも食べましたが、本日はムニエルで。

(表面パリッと仕上げます。バターを使っているためか、いい匂い!)

盛り付ける時に身がやや崩れましたがご愛敬。(笑)

(中心部はちょっとレアで。「ゴールデンライム胡椒」や「プレミアムペッパーソルト」をお好みで。豆苗はごま油で軽く炒めて添えました。)

最後は写メがありませんが、再生した豆苗と山芋の短冊を焼肉のタレで炒めて食べました。豆苗、一週間で3食の脇役になってくれました。料理しやすいし、美味しいし、栄養もありそうですし、これは便利でお得ですね。

ただ、こうやって調理の過程を振り返ると、食材は健康的ですが、バターやごま油など、そこそこ使っちゃってますね。(笑)

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WBC日本代表強化試合

2023年03月09日 | スポーツ

3月9日から開催される「2023 WORLD BASEBALL CLASSIC」。その日本代表強化試合を観戦する機会に恵まれました。

(京セラドーム大阪。オリックス戦です。)

観戦のお目当てはもちろん大谷選手。遠いけど大谷選手を探します。

(ベンチ中央で立って歩き出しそうになっているのが大谷選手。)

19時試合開始。3番大谷。

(生で大谷選手を見るのは初めて。ドーム全体が盛り上がります。野球に関心のある人もそうでない人も大谷選手だけはしっかり見たい。そんな別格さを感じます。)

振りにいっている大谷選手。

(ヒットだったか、ファールだったか。)

4番吉田(正尚)選手。

(まぁよく打ちますわ。素人でも分かる、体の軸の回転。)

5番岡本。

(このメンバーの中に入ると、巨人軍の4番打者がかすんで見えます。)

6番村上選手。

(この後3ランホームランを打って村神様になっていました。(笑))

いろいろと約束事があるのか、あるいは初戦に向けた特別な準備があるのか、大谷選手は2打席を終えたところで帰ってしまいました。その後は西武の山川選手がDHに入って大活躍。調子が出てきたようです。

大谷選手が引き上げてしまったり、試合がワンサイドになりそうになったこともあり、午後9時過ぎにドームを後にしました。

史上最強の日本代表。優勝を期待しています!

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「楽从−tabito−」

2023年03月08日 | お酒と美味しいもの

「楽从」と書いて「たびと」と読みます。(読めませんが。(笑)) 中津にある、旬の肴と日本酒のお店です。美味しいお店の探索力がすごい職場の同僚の❝気になるお店❞ということで行って来ました。

(隠れ家的な入口。ここと知らなければ間違いなく通り過ぎます。)

確かに「楽从」と彫られています(書かれています)。

(再訪した時にはお店の名前の意味を聞いてみたいと思います。)

思わず目がキラキラしてしまう日本酒のラインアップと、何を注文してもひと味違う美味しさ、〆には「ここはそば専門店か」と思うような本格的なそばが待っている、素晴らしいお店でした。いいお店を紹介していただきました、ありがとうございます!

今日は3人でしっぽりと。仕事でちょっと遅れる方を待ちつつ、〆鯖をつまみます。

(いい具合に〆っています。実はこの前に出された付き出し2品が付き出しの域を超えた小鉢料理でした。)

鴨のたたき。

(うまい! さすが鴨に自信ありのお店です。)

大げさではなく、これまで食べた穴子で一番美味しかった、穴子の白焼き。

(これは秀逸の美味しさ。肉厚の穴子、皮はパリッと身はフワッと最高の焼き加減。今日はアラカルトで注文しましたが、もしコースを利用する時、これが入っていなかったら絶対に追加すべしの逸品です。感動。)

この他にもいろいろと注文しましたが、どれもこれもとにかく美味しい。日本酒の方も4種類くらいはいただきましたでしょうか。好感度大なのは、純米大吟醸に偏らず、純米そして本醸造の❝本当にうまい酒❞をそろえようというこだわりを感じるところです。

最後の〆はそば。おススメの「鴨せいろ」を。

(そば通ではないのでめったなことは言えませんが、先日行った「大阪松下」にも負けないそばだと思います。)

至福のひとときでした。ごちそうさまでした!

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