2日目。天気予報では今日は曇りで時々雨も降るようです。
(朝の景色。確かに曇ってます。)
2日目の朝食は「瀬戸内 双忘」。今日のランチとディナーが洋食ですので、姪っ子夫婦は昨晩も来た食事処ですが、朝のまた違った雰囲気も楽しんでもらおうと思い、こちらにしました。
(印象的なこの書、揮毫は「永源大雄」とあります。調べてみると、滋賀県近江八幡市の臨済宗の古刹「永源寺」(紅葉でも超有名)の第142世 篠原大雄さんのようです。ベラビスタとどんな御縁なのでしょうね。「双忘」は禅の言葉。)
朝食の献立表。
(前回訪れた時の朝食メニューと同じのようです。)
席に着くとまずは「日替わり旬魚 一夜干し」の魚たちを選びます。
(姪っ子の旦那は穴子、他3人はかますをチョイス。)
魚を選んだら、和食ブッフェ形式の旬皿を取りに行きます。
(素敵な取り皿が用意されていますので、好きな器に本格和食の品々を取っていきます。手前の蓋付き小鉢は黒豆納豆。)
私はこんな感じに仕上げました。
(中央いぶし銀の皿は朝締めの鯛、左の木箱は田島海苔(下に小さな炭が入っていて炙られています)。)
一夜干しの魚が焼き上がって来ました、、、妻のかますの方が「大」。(笑)
(上:私のかます、下:妻のかます。妻のご厚意で取り替えていただきました。(笑))
両側が全面ガラス張りの明るい「瀬戸内 双忘」でゆったりと朝食。4人で朝から話が盛り上がって楽しい朝食となりました。これも4人旅のいいところですね。食後は腹ごなしにちょっと散策。
(曇りだと水盤の威力も半減ですが、海との境目がぼやけて、まさにインフィニティ。)
今日は部屋替わりとなります。ランチの場所はすぐ近くですので、13時前にロビー集合ということで自由時間に。荷物はホテル側が新しい部屋に移してくれますので、まとめておくだけでOK。
(部屋でコーヒータイム。この後妻は姪っ子と大浴場へ、私は大浴場に行った後、部屋でまったり。思い思いの時間を過ごします。姪っ子の旦那は本気のジムで汗を流したそうです。)
13時前までくつろぐことができると(ベラビスタはチェックアウトも13時)、かなり時間に余裕があります。集合時刻となりました。お天気の方は曇りのままですが、雨はまだ降っていません。ランチをどこで食べるか、あれこれ検討の結果、ベラビスタから坂を下った所にある、ベラビスタが経営している「SOFU PASTA & CAFE」を予約しました。
(この後プチ観光をしますので、近いですが車で移動。3分もかかりません。(笑) バス停「鏡ヶ浜」。以前はここに水族館があったそうですが、2000年になる前に経営不振で閉館、マリーナも変遷を経て、ベラビスタが運営する「境ガ浜マリーナ」として現在に至る、という感じ。)
そして、ここは昨日部屋から出航する様子を見た「guntû」(ガンツウ)の桟橋があります。
(「guntû」へのチェックイン、出航までのワクワクした時間を「SOFU PASTA & CAFE」でランチを食べながら過ごす、という感じでしょうか。)
マリーナにはここから先は立入禁止ですが、こんなに間近で見ることは初めてかも。
(晴れていれば最高でしょうね。頭の中に80年代のオメガトライブが流れます。(笑))
ここが「SOFU PASTA & CAFE」。
(マリーナの管理事務所も入っているようです。)
事前に予約の電話を入れた時、お店の方から「テラス席もありますが、寒いので店内席の方がよろしいかと。」というアドバイスをいただきました。入店して分かりましたが、テラス席といっても一応囲われているようです。
(私たちが座った店内席から見たテラス席。この後お客さんが何組か入ってきて一旦テラス席に出てみますが、「寒っ」ということでみなさん結局店内席を選びます。店員さんのアドバイスの通りです。)
メニュー。地物食材を使ったなかなか魅力的なパスタが並んでいます。
(ここでもベラビスタの地産地消のコンセプトが実践されています。どれも美味しそうで迷います。)
店員さんのおススメ「蕪のあたたかいスープ」。
(蕪と冬野菜、牛乳がベース。優しい味で、体が温まるだけでなく、気持ちも緩んでいい感じ。)
パスタなどに付いているサラダ。
(左端にリンゴのように切られた蕪もいます。右端はモッツァレラチーズ、黄色のイクラのような粒々はレモンエキスが凝縮されているような酸味。それにしても野菜がうまい。滞在中、姪っ子の旦那も言っていましたが、生野菜が美味しいです。)
パンが登場。
(ヨットの帆布でしょうか。楽しい演出です。中にはバゲットとフォカッチャ風の2種類のパンがたっぷり入っています。)
料理が来ました。姪っ子と私が注文したのは「瀬戸内 地タコと女鹿平舞茸のアラビアータ リングイネ」。
(辛さに強くない私でもギリ美味しくいただける辛さ。辛さに強い姪っ子は「全然辛くない」とのこと。(笑))
姪っ子の旦那が注文した「神勝寺卵と自家製ベーコンのカルボナーラ 広島県女鹿平まいたけのグリル添え」。
(サーブされてから、仕上げに店員さんがチーズおろし器でパルメザンチーズをたっぷり降らせてくれます。)
最後に登場したのは妻が注文した「広島県産もち豚ウインナーと完熟トマトのクリームグラタン」。
(妻にシェアしてもらいましたが、うまい! ウインナーの肉の旨味が一味違います。)
そして、食後、妻が仕込んでおいたサプライズが登場です!
(「SOFU CAFE プレミアム サプライズ プレート」で「Happy Wedding !!!」。)
今回の旅行は姪っ子夫婦への私たち夫婦からの結婚祝いですから、滞在中に何か御祝いイベント(サプライズ)をしようということで、「SOFU」自慢のスイーツの❝全部のせ❞のデザートプレート&御祝いメッセージを妻が事前にお店にお願いしておきました。
右上のリボンが巻かれた球体はお店からのサプライズinサプライズ。
(トンカチが添えられています。)
店員さんが「是非トンカチで割ってください。私たちからのサプライズです。」とのこと。お店からの粋な計らいに舞い上がってしまって、もうちょっとで私がトンカチで割ってしまうところでした。(笑) 姪っ子に割ってもらうと、お店からのメッセージが出てきました。
(「特別な時間を」。ありがとうございます。最高の御祝いイベントになりました。)
「SOFU PASTA & CAFE」はデザートも人気で、この後4人で美味しくいただきました。ドリンクも注文。私は「瀬戸内ジンジャーレモンティ」なるものを注文。
(寿司屋もびっくりの大量の生姜のスライスが入っています。シロップ漬けになっていますので、美味しくいただきました。)
「SOFU PASTA & CAFE」、とてもいいお店でした。店員さんがみなさん笑顔で気配りも素晴らしかったです。ありがとうございました!
(空が少し明るくなっていますが、風は強くなって、寒さも増しているような気がします。)
部屋替わりまではまだ時間がありますので、プチ観光に向かいます。「SOFU PASTA & CAFE」から車で15分、前回も訪ねた「阿伏兎観音」へ。
(阿伏兎観音は海上安全だけでなく、安産祈願、乳の出が良くなるなどのご利益があります。別名「おっぱい観音」。)
駐車場から5分程歩いてきた道を振り返ります。
(今日は一番近い駐車場からちょっと離れた駐車場に入れましたので、少々歩きました。)
前回来訪時の記憶も鮮明な阿伏兎観音、高い所が苦手な姪っ子の旦那にはちょっと酷な参拝となりそうです。
(この階段を上ったら受付。御朱印や御守りの授与もここでいただきます。)
それでは阿伏兎観音のお社に登りましょう。
(右手前、石柱上面の水盤には、前回は紅葉、今回は菊の花が浮かべられています。お社へは左奥から。)
記念写真にひと工夫を。私が断崖絶壁を見上げる石塔へ行き、お社でお参りする姪っ子夫婦を断崖絶壁感たっぷりに撮ります。
(再訪ですが、この立地、やっぱりすごいです。)
そうこうしているうちに、姪っ子夫婦が現れました。ちょうど誰もいないので、2人の記念写真がバッチリ撮れました。
(全然平気な姪っ子は立って欄干の際でポーズ、生きた心地がしなさそうな旦那はお社に背を付けるようにしゃがんで何とかピース。(笑))
今度は場所を入れ替わって、私がお社に登って、姪っ子夫婦が石塔に向かいます。
(姪っ子夫婦が石塔に到着したようです。)
今度は夫婦並んでお参りできました。(笑)
(末永くお幸せに。)
姪っ子夫婦は御守りを、私は御朱印をいただきました。
(右は2月限定御朱印。節分バージョンとなっております。)
雨にも降られず、プチ観光も終わりました。時間もちょうどいいのでベラビスタに戻ります。1泊目は「コンフォートラグジュアリー」でしたが、2泊目は3段階ほどアップグレードして「テラススイート」に部屋替わりです。
(ホテルのショップで売られているテディベア。この後入る部屋でお迎えしてくれるベアはどの子でしょう。)
前回泊まった部屋は「ビューバススイート」で、「テラススイート」の1グレード下。「テラススイート」は私たちも初めてで期待が膨らみます。
(ちょっとこの写メでは分かりづらいですが、各部屋のドアの間隔が遠い。それだけ部屋が広いということ。)
「テラススイート」は大きくはリビングエリアとベッドルームエリアに分かれます。こちらがリビングエリア。
(広っ! 妻も私もびっくり。)
「テラススイート」ですから、テラスがあります。
(テラスに出て見る景色は一味違うような気がします。)
ベッドルームエリア。
(ベッドのサイズや設えもグレードアップしているような。そしてベッドの上にはテディベアがお迎えしてくれています。)
洗面所・浴室。
(2ボウルになりました。)
大浴場を多用しましたので、結局バスルームは使いませんでした。
(オーバーヘッドシャワーがあったら使ったかも。姪っ子夫婦は使ってくれたとのことで良かったです。)
冷蔵庫の中身は昨日と同じ。
(右のシャンパンらしき1本、気になります。ベラビスタのオリジナルラベル。)
ということで、部屋替わりをしたことで、テディベアが2頭となりました。(笑)
(ショップのテディベアのようにちょっと柄入りのベアは置かれないのかな。)
テラスから景色を眺めます。
(見通しは利きますが、黒い雲は雨雲です。)
「ザ・デッキ」のファイヤープレイスにはシートがかけられています。
(人が傘もささずに立っていますので、雨は止んだのでしょう。)
今日の夕陽はこれが精一杯でした。
(それでも一瞬太陽が覗いて、光の道を作ってくれました。)
日没後は晴れてきたようです。景色がクリアになってきました。
(マリーナを見ると今日のランチのことを、左下の瓦葺の「鮨 双忘」を見ると昨晩の鮨会席のことを、思い出します。ベラビスタに滞在中はリミット解除で食事を楽しみたいと思います。(笑))
すっかり日が暮れました。
(ファイヤープレイスのシートも外され、ベラビスタの楽しい夜が始まります。奥に見える「Ribbon Chapel」(リボンチャペル)の灯りも美しい。)
今晩のディナーは「メインダイニング Erretegia」(エレテギア)で19時から。そろそろ出発です。
・・・・・「ベラビスタ スパ&アリーナ尾道」(再訪)2泊旅行⑤〔2日目~夕食「メインダイニング Erretegia」編〕へ続く。