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酔生夢死ってわけでもないけれど、、、日々雑感

にんじん1本、玉ねぎ1個

2019年08月26日 | 食・レシピ

夏休みの残り野菜をきっかけに、野菜中心の夕食を再び。

日曜日の夜は、にんじん1本と玉ねぎ1個が材料。

玉ねぎはタジン鍋で丸ごと蒸し焼きにします。(以前、大阪での単身赴任時代にもやっていました。)

コンソメ半欠けをのせて、水を5mmほど入れたら、弱火にかけるだけ。

タジン鍋を火にかけたら、同時並行で、ワンパーンですが、「にんじんしりしり」を。

今回は、普通のツナ缶を使いました。最後に風味付けにごま油を少し入れて完成。

火にかけて10分ぐらいでしょうか、タジン鍋の水気が無くなれば、玉ねぎの方も完成。

切れ目を入れていたので、こんなふうに開きました。

 

出来栄えは、、、

にんじんしりしり・・・完璧です。普通のツナ缶の方が美味しい。次はもう少しごま油を強めにしてみようかな。

玉ねぎ丸ごと蒸し焼き・・・完璧です。玉ねぎの甘さを堪能できます。

ということで、にんじん1本、玉ねぎ1個をぺろりと美味しくいただける、超簡単野菜料理でした。

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宗像「グレージュ」

2019年08月25日 | 会社・仕事のこと

仕事で宗像の「グレージュ」というホテルに行く機会がありました。

(ネットより拝借。)

これまでも宗像を訪れる機会は何度かありましたが、道の駅や神湊に行く道中で視界に入る❝白亜の殿堂❞、「あれは何だろう?」と思っていましたが、まさかそこに行くことになるとは。

晴れていれば、海と空に映える真っ白な建物も、この日はあいにくの曇天。

(テラスからの景色。)

海も荒れ気味で、この後、曇天から雨になりました。

館内をぶらっとして見つけたパンフレットに書かれていましたが、こちらのホテル、「ミシュランガイド福岡・佐賀・長崎2019特別版」のホテル部門で掲載されたとのことです。

 

長丁場のイベント、みなさん、お疲れ様でした。

金曜日の「一本槍」もお疲れ様でした。(笑)

 

さて、季節は夏の盛りを越えた感があり、ついにクーラーなしで過ごせる週末でした。

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「元祖辛麺屋 桝元」

2019年08月25日 | 食・レシピ

昨年宮崎に旅行しましたが、名物に「辛麺」があるのを初めて知りました。

「桝元」の辛麺2種をお土産でいただきました。

辛麺と言っても、子どもたちでも食べられる辛さ(とのことです)。

さっそく、土曜日の昼食でいただきました。

卵1つを用意すればOK。調理時間は、湯さえ沸かしておけば5分ってところでしょうか。

写真ではスープに隠れて見えませんが、麺が特徴的です。

通称「こんにゃく麺」、見た目は韓国の冷麺に似ています。

と言っても、こんにゃくではなく、そば粉と小麦粉を主原料とした、食感がこんにゃくに似たオリジナル麺だそうです。

 

麺、スープ、唐辛子、ニンニク、ニラ、ひき肉、そして入れた卵、スープを最後まで飲み切ってしまうほどの美味しさです。

ごちそうさまででした。

 

もう1種類のトマト入りはチーズトッピングがおススメと教えていただきましたので、次の週末に楽しみたいと思います。

ありがとうございました!

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にんじんしりしり

2019年08月22日 | 食・レシピ

夏休みに限らず、妻が来福する時は必ず野菜を持参します。

理由は、傷まないようにこちらで食べるの半分、私の日頃の野菜不足を短期間でも解消するの半分。

夏休みも終わり、妻は帰京、野菜が冷蔵庫に残りました。

大体は肉野菜炒めにしていただきましたが、丸々1本残ったにんじんを、「にんじんしりしり」にしました。

 

調理に当たっての大前提、包丁の切れ味がいいこと。

夏休みの旅行で買った、天草産の天然砥石で包丁を研ぎました。

(左は魚用の出刃、右はいつも使う包丁。)

抜群の切れ味が復活。

やったことが結果で現れるのは、たかが包丁研ぎでも気持ちいい。

 

にんじんしりしり、レシピは超簡単です。調理時間10分。

まずは千切り。

油で炒める。

(仕上げに少しごま油を入れるのも良し。)

にんじんがしなっとしたらシーチキンを入れて更に炒めて、最後に卵を溶き入れて、塩などで味を調えれば完成。

にんじんの色があまり鮮やかでないのは、シーチキンの代わりに、「めんツナかんかん」(しかも唐辛子多めの辛口)を使ったためだと思われます。

お味の方は、私の料理としては上出来中の上出来。

にんじんしりしり、残った野菜の活用料理と言わず、これからも多用しようと思います。

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「Ivorish」/「きんぎょ」

2019年08月19日 | お酒と美味しいもの

この記事をアップする頃には夏休みも終わっています。

今年も充実した夏休みを過ごさせていただきました。

産山・天草旅行から戻った翌週、別日ですが、東京にも出店している福岡本店の、フレンチトースト専門店「Ivorish」(アイボリッシュ)と、妻が「季楽」の店員さんに教えてもらったという、薬院の❝通り過ぎる確率90%❞の人気店「きんぎょ」に行ってきました。

 

「Ivorish」福岡本店です。

(道路向かいは、旧「大名小学校」。お盆の週だというのにベンチャーの方々が仕事をしていました。)

フリーペーパーっぽいこちらがメニューになっています。

2階がカフェになっていますが、お客さんは99%が女性(年齢層若め)。(笑)

何を注文していいか全く分かりません(というかやや思考停止)ので、妻に任せました。

「Ivorish」の定番の一皿という、「ベリーデラックス」を。

さすがフレンチトースト専門店だけあって、とても美味しかったです。(意外とさらりと完食できました。)

一人では絶対にできない経験、いい勉強をさせていただきました。(笑)

 

台風一過の別日、妻が帰京する前に、薬院の気になるお店「きんぎょ」へ。

さすが❝通り過ぎる確率90%❞のお店です、この50cmぐらいの目印に気付かなければスルーしそう。

(かなり気付きませんよ。)

多分、普通のマンションの1階、お店のエントランスもさりげなさ過ぎです。

(場所は薬院駅から数分ですので、近いです。)

「きんぎょ」だけあって、お通しに金魚が出てきます。

ミニトマトの皮をむきめくって、金魚の尾びれのようになっています。

楽しいのは、金魚鉢で優雅に泳ぐ金魚のように、水を演出したゼリーに乗っています。(このゼリーも甘くて美味しいです。)

(トマト以外の2品は、和牛と魚(何だったかなぁ)を焼いた、一口串焼き。)

席を予約する時に「お刺身は取り置きしておきましょうか?」と尋ねてくれます。

名物は、泳ぎ鯖の刺身、それに今日は、赤貝、イカ、鯛、炙り鰆、炙り和牛、あと忘れましたが、魚がもう一種。

こちらのお刺身、福岡の中でもレベルが高いと思いました、とても美味しいです。

シーザーサラダ。

(チーズ臭がすごいです。(笑))

特製串焼きは、イベリコ豚と和牛タンを。

(添えてあるキャベツのピクルス?甘酢漬け?がとても美味しい。)

こちらも名物、明太子の天ぷら。

大葉がきいていてとても美味しいです、、、明太子の天ぷらがこんなに美味しいとは初めて知りました。

黒毛和牛のもつ鍋は、「あっさり味噌」か「こってり味噌」から選びます。

私たちは「あっさり味噌」にしましたが、結構しっかりした味が付いています。

〆は、チャンポン麺、うどん、雑炊がありますが、雑炊にしました。

(お店の方が作ってくれます。)

2人で行くと、これぐらいの品数でお腹いっぱいです。

料理はどれもとても美味しいので、4人ぐらいで行けば、もっといろいろなものを注文できると思います。

ごちそうさまでした。

 

行きは、妻と西鉄天神駅で待ち合わせ、西鉄は久々です。

ちょうど、地域を味わう旅列車「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」が発車するところでした。

(イベント列車も❝西鉄カラー❞なんですね。タイル模様と相まってピザ窯に見えてしまいます。)

帰りは、薬院からバスで。(バスの方が便利だった、、、。)

 

さて、そろそろ夏休みモードから仕事モードに切り替えねば。

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2019夏休み/産山・天草旅行〔4日目(最終日)〕

2019年08月14日 | 旅行記

4日目、最終日です。

「五足のくつ」の朝食は、夕食と同じく、「邪宗門」で。

朝も聖歌は流れています。(笑)

(聖歌とは無縁の純和食。(笑))

トレーの外(上)にあるものは、自家製のあおさの佃煮で、ご飯によく合います。

野菜中心の健康的な朝食でした。

「邪宗門」と部屋(家)の間の移動には、必ず「コレジオ」を通ります。

宿の方が必ず声をかけてくださるので、私たちには安心感がありますし、宿の方にとっては宿泊客の動きが把握できるというメリットがあると思いました。

チェックアウトは11時、それまでは露天風呂に浸かったり、昨晩のケーキを食べたりとゆったり過ごします。

 

出発してすぐ、「下田の夕陽」スポットで車を降りてみました。

地球の丸さが分かる広大な水平線、さぞかし夕陽は美しいだろうなぁ、と想像できるスケールの大きさです。

このあたりは、「鬼海ヶ浦」(きかいがうら)と言い、天草下島の西海岸、十三仏崎から妙見浦、そしてこのあたりまで、海食崖、奇岩、海食洞が連なる景勝地です。

これから右手の断崖沿いの道路を走り、苓北町の富岡半島をめざします。

(遠くに霞むのは、島原半島です。)

10分程走ると、九州電力の火力発電所、その先に富岡半島が見えてきました。

ちなみに、富岡半島の地図です。

天草下島と砂州でつながり、富岡港は砂嘴で囲まれた、天然の要害。

富岡半島に入りました。

ここは富岡港です。

(防波堤の向こうが砂嘴です。)

山側には富岡城が見えます。

(富岡城は天守閣を持たない平山城。)

車で行ける所まで行くと、ほぼ城近くまで登れましたが、本日も暑い、少し歩くだけでも汗だくになります。

城内に入ってすぐの所からの景色、富岡港を❝腕❞のように包む砂嘴をクリアに見ることができます。

城内を振り返ると、巨大な像が4体。

前列は、「日本の恩人」として、勝海舟、頼山陽の像が、後列には、「天草の恩人」として、鈴木重成、鈴木正三(重成の兄)の像が建てられています。

少しくどくなりますが、ここにこの4体の像が建つ意味を。

勝海舟は、安政3年(1856年)、長崎海軍伝習所の訓練中に艦船で富岡に来航し、宿泊した鎮道寺の御堂の柱に「日本海軍指揮官 勝麟太郎」と落書したそうですが、この当時、勝はまだ若い伝習生に過ぎず、若くして将来の日本を担う気構えを示したものと言われています。

頼山陽は、文政元年(1818年)、西遊の途中、長崎から天草へ、富岡城下を開墾していた儒者の渋江龍淵を訪ね、この時に西海天草灘の展望を吟じた「泊天草洋」で天下にその名を知られるようになったそうです。

鈴木重成は、天草・島原の乱の後、天領となった当地に赴任した初代代官。行政組織の整備、寺社の復興、荒れ地の開拓、各藩からの住民の受け入れの促進など、天草の発展に大いに貢献しました。天草の石高(4万2千石)が過大であることが乱の一因であったことを痛感し、幕府に半減を再三上申するも認められず、抗議の意味で、江戸駿河台の自邸で切腹したそうです。その後、重成の願いは認められ、万治2年(1659年)、石高は半減されたそうです。

鈴木正三は、重成の兄で、42歳の時に弟の重成に家督を譲って出家、全国を行脚し、その後、重成の依頼で63歳の時、政策顧問として重成を補佐したそうです。

ちなみに、関ケ原の合戦の直後の江戸時代は、天草は肥前唐津藩の飛び地だったそうです。

 

さて、お城に登ります。

大手門といったところでしょうか。

歴代城主・代官ののぼりがはためいています。

城下の富岡の街、その先の天草下島につながる砂州がこんなに見通せます。

(手前の池は「袋池」で、天草・島原の乱後天草の領主となった山崎家治によって造られたため池です。)

別の方角には、島原半島を遠望できます。

(ほんと、絶好のロケーションに城を造ったものだと感心します。)

有料の資料館のほか、無料の「ビジターセンター」もあります。

内容がかぶらないので、2館とも見学するのがおススメです。

ビジターセンターでは、産山村の池山水源でも見かけた、「くまフォト」がありました。

(くまモンVRと記念写真を撮ることができます、、、もちろん、妻も私も撮りました。(笑))

先に入った資料館、「苓北町歴史資料館」では、富岡城への登城記念に❝御朱印❞を販売しています。

(買っちゃいました。そして、迷いましたが、御朱印帳に貼ってしまいました。(笑))

富岡城は、天草・島原の乱で幕府方の拠点として、一揆軍から総攻撃を受けましたが、必死の守りで落城せず、乱の終結と後の徳川幕府の安定をもたらしたと言われているそうで、難攻不落の富岡城への登城は、「落ちない!」という御利益がある、という趣旨のようです。

 

富岡半島で見たい景色の場所、天草陶石の原石の真っ白な岩場、青い空、群青の海のコントラストを見ることができる、「白岩崎」へ。

事前の下調べでは、海水浴場近くだと思うのですが、、、。

今日は特に暑いような気がします、海水浴、気持ちいいでしょうねぇ。

白岩崎へどこからアプローチするのか全然分かりません。

多分こんな岩が更に真っ白でゴロゴロしているのだろうと想像してみます。

(海水浴場の駐車場のお隣にあった岩。)

海水浴場と、もう少し❝上❞にあるキャンプ場の間に「白岩崎」があることは分かるのですが、車の入れる道もなく、さりとてこの灼熱の中歩くのはヤバいので、結局、キャンプ場に下りていく駐車場からの景色を見て諦めることにしました。

(とにかく暑い! とても歩こうという気になりません。)

富岡半島、富岡城を中心に、結構見応えがありました。

 

次は、同じく苓北町にある、「おっぱい岩」へ。

道中、「天草四郎乗船之地」の碑がありました。

(巨大な十字架です。)

富岡城攻略を断念した一揆軍が島原へ渡るために乗船した場所とのことです。

 

「おっぱい岩」は道路沿いにありますので、すぐに分かります。

(大きな駐車場(というか空き地?)があります。)

おっぱい岩は海の岩場にあり、満潮の時は近づけないので、干潮時限定のスポットです。

特に潮見表を読んだわけではありませんが、たまたま潮は引いていました。

(家族は水辺遊び。)

岩場を5分程歩くと、おっぱい岩!

隣に並んで記念写真を撮りましたが、人の背丈よりも大きいです。

正面もどうぞ。

ちなみに、おっぱい岩に触ると、胸が豊かになるそうです。

 

そろそろ昼食を食べようと思い、ちょうど、紹介してもらった「幸(さいわい)寿し」があったので、入ってみました。

が、お客さんが結構待っているのに、お店の人は全然対応しようとしません。

「順番待ちの名前を書く紙とかないのですか?」と聞く方も結構いましたが、「順番はお客さん自身でやってください。」みたいな返事の上、お店の人は誰一人、「お待たせしてすみませんね。」すら言わないのはどうかと思いました。

これから、天草上島の「タコ街道」を走って、「道の駅 有明」に向かうので、昼食はそこで食べることにしました。

 

その前に、本渡市街地にある「祇園橋」に立ち寄ります。

祇園橋は、天保3年(1832年)に建造された多脚式アーチ型石橋で、45脚の角柱によって支えられている、全国的に珍しい造りの橋だそうです。

今も歩いて渡れます。

(ちょっとドキドキしながら渡ってみました。)

祇園神社(八坂神社)の前にあるので「祇園橋」と言われており、国指定重要文化財となっています。

この八坂神社の境内には、御神木であった「南蛮えのき」(樹齢約300年)があって、「祇園さまの南蛮えのき」と親しまれていたそうですが、残念ながら、 平成9年に枯れてしまったそうです。

 

天草上島、「道の駅 有明」に到着です。

「道の駅 有明」は別名「リップルランド」と言うそうですが、「リップル」とは「さざ波」の意味だそうです。

そう言えば、屋根が波打っていますね。

ウエディング施設を思わせる真っ白なものは、歩道橋だそうです。

レストラン前の展望所からは、今までよりもさらに近くに島原半島を望むことができます。

待つこともなくレストランで快適に昼食です。

妻は「海鮮チャンポン」、私は「ごま漬け丼」。

とにかく暑いので、熱中症にならないように、飲み物を買って、出発です。

 

さて、旅のプランは、夕食を残すだけとなりましたが、夫婦ともども買い切れていなかったお土産が、初日に立ち寄った「三角西港」のショップにあるので、もう一度立ち寄ることにしました。

三角西港、日曜日(山の日)というせいもあるのでしょうか、行きの時よりも車も人も多いです。(それでも空いていますが。)

お土産物屋「ムルドルハウス」(再訪)。

私が買いたかったもの、それは天草の砥石。

(ここで売っているのを覚えていました。)

どれを選べば良いのかよく分かりませんが、白い方が天草陶石っぽいという薄弱な理由でこちらを購入。

(満足です。)

妻もここでしか売っていないお土産を無事購入。

午後4時半頃ですが、冷たいものでも食べて休憩を。

「旧三角海運倉庫」がレストランになっています。

かき氷と、8種類(だったかな)のトマトの食べ比べ、を注文。

かき氷は普通の値段でしたが、トマトはこれだけ入って380円、かなり安いと思います。

さすがトマトの大産地熊本県です。

 

さぁ、あとは夕食だけとなりましたが、柳川で夫婦の大好物のうなぎを食べようと思います。

宇城の不知火町あたり。

柳川市街地に入りました。

お店は、「2019ミシュラン」に掲載されている、「元祖本吉屋本店」に行ってみることに。

なかなかの老舗オーラです。

少し待ちましたが、柳川の水郷めぐりのお客さんは引いた後でしょうか、すぐに席に案内されました。

いいお値段しますが、せっかくなので、「南風定食」と「特せいろ蒸し定食」を。

素焼き、酢の物、肝吸いです。

主役のせいろ蒸し。

色が濃いですが、実はあっさりしています。

皮はカリっと香ばしく、身はふっくらと焼かれていて、ご飯の中には、ひつまぶしのように切られたうなぎが混ぜ込まれています。

4日間の旅を締めくくるのに十分な文句なしの美味しさです。

ごちそうさまでした。

 

お店を出る頃には、日の長い九州でも、もう暗くなっていました。

21時半にレンタカーを返却、帰宅して旅の全ての行程が終わりました。

産山・天草旅行、最高でした。

天草もまた再訪したい魅力あふれるエリアですが、それ以上に夫婦ですっかりファンになったのは産山村。

季節が変わってまた機会があれば「やまなみ」を再訪したいと思います。

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2019夏休み/産山・天草旅行〔3日目〕

2019年08月14日 | 旅行記

3日目。

朝6時、天草松島が朝陽を浴びて輝いています。

視線を右の桟橋にやると、魚釣りのお客さんがいました。

(戻ってきたのか、これから行くのか。)

新しい温泉をテラスの露天風呂に入れて、さっそく目覚めのひと風呂。

朝食はルームサービスにもできるので、和食と洋食をひとつずつ。

和食のご飯は地元産のお米を土鍋で炊いたもの。

(美味しいご飯の証、ツヤツヤです。)

和食も洋食も品数、クオリティーともに満足でした。

チェックアウトは11時ですが、朝食をルームサービスにしたので、かなりゆっくりとできます。

チェックアウトの後、車を持ってきてもらう間、「ホテル竜宮」のロビーでしばし休憩。

(クジラの尾びれ?)

「天使の梯子」、予約が取りづらくなっている人気ホテルというのも納得の満足感でした。

後で知ったことですが、「天使の梯子」は、2008年(平成20年)8月、「ホテル竜宮」の中の❝ホテル・イン・ホテル❞として、全8室露天風呂付きスイートルームとしてオープンしたそうです。

その名の「天使の梯子」とは、太陽が雲に隠れている時に、雲の切れ間から光が漏れ、光線の柱が放射状に地上に降り注いで見える、いわゆる「薄明光線」のこと。

(ネットより拝借。場所は天草松島ではありません。)

残念ながら、私たちが滞在した間には「天使の梯子」を見ることはできませんでしたが、テラスの露天風呂から見る天草松島の絶景に十二分に満足感を味わうことができました。

 

本日のスタートは、「天草五橋クルージング」。

「シークルーズ」で受付をして、少し時間があったので、パールセンターの「天草四郎像」を見に行きました。

今回の旅行の下調べにサイトやパンフなどを見ていると、とにかくよく出てくる天草四郎像、是非見てみたかったので、良かったです。

天草四郎像も見ましたので、船着き場へ。

奥の大きな方のクルーズ船に乗ります。

「天草五橋」とは、1号橋「天門橋」(三角~大矢野島)、2号橋「大矢野橋」(大矢野島~永浦島)、3号橋「中の橋」(永浦島~大池島)、4号橋「前島橋」(大池島~前島、最長の510m)、5号橋「松島橋」(前島~天草上島)。

1号橋「天門橋」は昨日渡りました。後ろに見える橋は4号橋「前島橋」ですね。

ちなみに、「五橋クルージング」ですが、1号橋「天門橋」は巡らないので「四橋クルージング」です。(笑)

さぁ、そろそろ出港です。

(桟橋からパールセンターを望む。てっぺんの巨大❝真珠❞がなぜかウケる。)

乗船は私たち夫婦と、小さな子どもを連れた三世代家族6人で、ゆったりと楽しめました。

5号橋「松島橋」。

しばらくすると、「ホテル竜宮」の「天使の梯子」、私たちが泊った部屋も見えました。

今日も快晴、空の青さと海風が爽やかです(が、やっぱり暑いです)。

(遠く3号橋「中の橋」を望みます。)

2号橋「大矢野橋」。

調べてみると、1号橋から5号橋まで、5つの橋は全て工法が異なっていて、そのせいか、見た感じもそれぞれに個性的で、なかなか楽しいクルーズでした。

30分とお手軽ですので、おススメですよ。

 

上陸後、乗船場前にあるリゾート観光施設、「リゾラテラス天草」をのぞいてみました。

本日のお宿、「五足のくつ」の夕食のオプションに「天草大王の焼き物」を付けましたが、天草大王、高いですね。

(写真だと量が分かりづらいですが、かなりの少量でこのお値段。)

天草のお土産をサイトでチェックしていると、複数のサイトで第一位になっていた、「四郎の初恋」を発見。

イチジクを使った天草銘菓。試食してみましたが、美味しいけど、お土産物として手が伸びるところまではちょっと、、、。

妻は、こちらを購入。

(くまモンの缶に入った熊本県産のお茶。実物、かわいいです。)

 

次は、私の希望ですが、天草最高峰の「倉岳」(標高682m)の山頂からの眺望を見るために登ります。

車でほとんど山頂近くまで上がれることと、天草の絶景を紹介するパンフに必ずと言っていいほど登場する、山頂の「倉岳神社」から一望する、八代海に浮かぶ御所浦島、天草五橋、雲仙などの絶景を見たいがためです。

倉岳中腹。参道を❝登山❞したい参拝者はここから登ります。

ここから更に車で登ることができる道があり、最後まで登り切ると、こちらの鳥居前の数台駐車できる場所に到着します。

この見えている階段を上ると、すぐに山頂です。

そして、ここから見る絶景が、こちら。

山頂からほんの少し(十数歩)下ると、倉岳神社が鎮座しています。

山自体が御神体とも言われ、海を守る神様をお祀りしているそうです。

そして、見たかった絶景はこのショット。

さながら、天空に浮かぶ鳥居と天草の島々の絶景コラボです。

神社全景をフレームに納めると、こんなに足場の狭い場所に鎮座されています。

訪れる人もいず、妻としばらくこの絶景を堪能させていただきました。

先程の山頂の石碑に戻ると、お隣に「倉岳霊水」と碑があり、50cm四方ほどの屋根のような形の❝蓋❞が乗っています。持ち上げてちょっと覗いてみましたが、かなり濁っていました。

この霊水の由緒は、お寺の僧侶の方が神社に水が無いことを聞き、祈祷の末、掘り当てられた水とのことです。

山頂から石段を下りる時に視線を上げると、こちらも絶景でした。

倉岳、行き着くには少々時間を要しますが、絶景の多い天草の中でもおススメの絶景です。

 

次は、「﨑津集落」をめざします。

本当は牛深まで行って「ハイヤ大橋」を見てみたかったのですが、今回は時間の都合で断念。

﨑津までは天草下島の内陸部を走ります。

道中、カッパ伝説のある地区でしょうか、こんな立派なカッパの碑がありました。

ちょっと時間が押しましたが、午後3時頃に「道の駅 﨑津」に到着。

世界文化遺産に登録されたエリアですので、さすがに観光客がそこそこいます。

ひょっとしたら、本日の花火大会の見物客かもしれません。

(偶然、この日でした。)

今晩の「﨑津みなとのフェスティバル」のため、集落への車の乗り入れは地元の方のみと規制されていましたので、道の駅に駐車して、少し歩きます。

すぐにこの羊角湾越しの景色を見ることができます。

(なかなかの風情です。)

集落に入った所で、職場の方に紹介していただいた「羊角水産」を発見。

「アジの干物ならここ!」と教えてもらいましたが、まだまだ旅が続く中、傷んでももったいないので、見るだけにさせていただきました。(各種干物が美味しそう!)

「﨑津教会」です。

(教会内は撮影禁止。何と、畳敷きでした。)

﨑津教会は、長崎の建築家、鉄川与助さんが設計したゴシック様式の教会で、現在の教会は、1934年(昭和9年)、フランス人宣教師ハルブ神父の時代に再建されたそうです。

教会が建つ土地は、ハルブ神父の強い希望で、弾圧の象徴である「絵踏み」が行われた「吉田庄屋役宅跡」が選ばれ、まさに厳しい絵踏みが行われた場所に、現在の祭壇が配置されたそうです。

横に回ってみると、教会を側面から見ることができます。

教会から更に歩いて集落を突き抜けると、「海上マリア像」を遠望できる場所に出ます。

(かなりズームしています。)

ここは、天草下島の絶景夕日スポットのひとつで、夕陽がマリア像を照らす光景を見ることができます。

(季節によっては、夕陽がマリア像の後光のように重なる時期があるそうです。)

道の駅に戻る途中に、「﨑津諏訪神社」があります。

(1647年に創建されたと伝わっています。)

創建以来、﨑津集落の守り神として受け継がれていて、日本の伝統宗教と潜伏キリシタンが共存していました。

1805年の潜伏キリシタン発覚事件である「天草崩れ」の際、信徒たちが所有していた信心具を差し出すよう指定された場所でもあるそうで、神社へ参拝する時も、潜伏キリシタンは、「あんめんりゆうす(=アーメンデウス)」と唱えながら手を合わせていたそうです。

さて、﨑津では、教会、神社、お寺の三宗教の御朱印をセットでいただけます。

こののぼりをたどっていくと、曹洞宗のお寺、「鶴林山 普應軒(ふおうけん)」(江戸時代中期創建)があり、そこでいただけます。

お参りさせていただき、三種類の御朱印帳から選びます。

(写真には写っていませんが、この二種類のほか、紫のものもあります。)

私は一番シンプルなこちらをいただきました。

後程チェックインした「五足のくつ」の図書スペースにもこの「天草﨑津三宗教」の御朱印帳が置かれていました。

 

10分少々でしょうか、「大江天主堂」に到着。

(ロマネスク様式の教会。)

大江天主堂は、キリスト教解禁後、天草で最も早く建てられた教会で、現在の建物は、1933年(昭和8年)、天草への伝道に生涯を捧げたフランス人宣教師ガルニエ神父が地元信者と協力して建立しました。

ガルニエ神父は、1885年に来日し、長崎の伊王島や上五島で司祭を務め、その後、1892年32歳の時に天草に赴任、49年間の長きにわたり大江教会の主任司祭を務められたそうです。(最初の35年間は﨑津教会の司祭も兼任。)

ガルニエ神父の経歴を見ると、2018年7月に世界文化遺産に登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」は、ガルニエ神父の布教の賜物だと思わずにはいられません。

パンフレットは寄付も兼ねて100円。

教会内は﨑津教会同様撮影禁止ですが、このパンフレットから拝借すると、このようになっています。

大江天主堂は、丘の上に建っています。

(天主堂前からの景色。)

大江天主堂の建つ丘の麓には、キリシタン資料館の天草市立「天草ロザリオ館」があります。

建物から離れて丘の上を見ると、大江天主堂を見ることができます。

「天草ロザリオ館」では、潜伏キリシタンに関わる貴重な資料の数々が展示されており、3Dシアターではその歴史を迫力のある映像で分かりやすく解説しています。

﨑津や大江を訪れた時は、ここで勉強するのがおススメです。

 

﨑津、大江とも、本日のお宿、下田温泉の「五足のくつ」に向かっての道中にありますが、次は、高浜焼の「寿芳窯」。

国内最高品質の白磁原料である天草陶石を産出する天草下島で、上田家代々が生み出してきた独特の磁器文化が高浜焼です。

今回の旅行で是非とも訪問したかった窯元です。

昨晩泊まった「ホテル竜宮 天使の梯子」で使われていた「海松紋(みるもん)」シリーズの中からスープカップのペアと、妻が自宅で使うマグカップで、くまモンが衣装を着ているバージョンを購入。

(くまモンのこの衣装バージョンはネットでも見当たりません。)

閉店間際でしたが、念願の買い物ができて良かったぁ。

 

さぁ、これで本日の行程は終了、あとは「五足のくつ」に向かうだけです。

道中の道路沿いの「妙見浦」で景色をチェック。

妙見浦は、天草下島西海岸を代表する岩礁で、南方向の少し離れた所にある「十三仏公園」から見ると象の形に見えるのですが、時間の都合で、妙見浦その場での見物です。

(大きい方の島の側面が象の形に見えるそうです。)

電線の映り込みが残念ですが、国指定の名勝天然記念物です。

 

もう少し早く到着したかったのですが、17時過ぎに、下田温泉の「石山離宮 五足のくつ」に到着。

(チェックインの後、夕陽を見るために外に出た時に撮影。)

「五足のくつ」ほど、泊まったお客さんの評価が分かれる宿は珍しいかも。

重々しい石柱の門をくぐると、鬱蒼とした雑木林に架かる、この橋を渡って、レセプションである「ヴィラ コレジオ」へ。

この「コレジオ」でチェックイン。

フロントのような明確な場所はなく、❝図書コーナー❞でゆったりとチェックイン。

(内装はどことなくバリ島風のテイスト。)

ふと横を見ると、2018年の「ミシュラン」で掲載されたプレートがありました。

客室は全てヴィラ形式(離れタイプ)。

この林の向こうに、私たちの泊まる❝家❞はあります。

昭和時代の普通の家のような玄関。

露天風呂付です。

もちろん温泉は下田温泉(700年を超える歴史があるそうです)の源泉かけ流し。

ナトリウム炭酸水素塩泉の弱アルカリ性高温泉。

今回の3泊の宿は全て天然温泉ですが、泉質を全て異なるものとなるように計画しました。

一番❝ヌルヌル(すべすべ)❞するのは産山村の「やまなみ」、天草松島温泉の「天使の梯子」はサラッとした肌当たり、今日の「五足のくつ」はその中間(「やまなみ」寄りですが)、という感覚です。

 

さて、「五足のくつ」のコンセプトは、「アジアの中の天草」。

だからかどうかは分かりませんが、鬱蒼とした雑木林はバリ島などアジアンな感じ、ステンドガラスを多用した建物は洋風にも感じます、部屋の障子や丸窓は和風、この混沌とした世界観に困惑する方も多いようですが、私たちは快適に楽しませていただきました。

スナップをパッチワークすると、こうなります。(笑)

(部屋に置かれている茶菓子は、よもぎ饅頭。)

もう一つの素朴な質問、「五足のくつ」という名の由来は?、、、これは私の教養不足故の質問ですね。(笑)

1907年7月~8月、与謝野鉄幹が、北原白秋、木下杢太郎、平野万里、吉井勇の4人を連れて九州各地を旅し、ここ天草にも立ち寄り、私たちが今日訪れた大江天主堂でガルニエ神父にも会ったそうですが、この旅行の記録・紀行文のタイトルである「五足のくつ」に由来します。

 

天草の夕陽の絶景のひとつ、「下田の夕陽」を見るべく、露天風呂で汗を流した後、駐車場下のガーデンチェアが置かれた休憩処で水平線を眺めていました。

満々の夕陽というわけにはいきませんでしたが、そこそこいい夕陽を見ることができました。

夕食は、「邪宗門」という建物で。

芥川龍之介の作品名とは特に関係なさそうで、建物に入ると、聖歌がそこそこ大きな音量で流れており(最初はどなたかがカラオケルームで熱唱しているのかと思いました(笑))、修道院をイメージさせる個室が廊下を挟んで配置されていて、その一番奥には、マリア像!

なかなかのテイストです。(笑)

 

乾杯は宿からのサービスのカクテルから。

(「五足のくつ」オリジナルカクテル。)

おそらく天草の陶器・磁器を器として使っている料理は、若い人にはちょっと物足りないかもしれませんが、私たちにはちょうどいい量で、クオリティーも満足。

「是非食べてみたい!」と、私がオプションで追加しておいた、「天草大王の焼き物」。

これが結果的にメインディッシュの役割を担って、コースがいい感じで仕上がりました。

(蓮の葉蒸し焼きで出てきました。)

天草大王、激ウマです。

鶏肉自体にうま味があるというか深みがあるというか、さすが幻の鶏という感想です。

大きなお世話かもしれませんが、逆にもし天草大王を追加していなかったら、ちょっとコースの盛り上がりが小さかったかもしれませんね。

最後は、地蛸のしゃぶしゃぶ。

超大型のタジン鍋を思わせる、味のある土鍋。

下田温泉の北にある苓北町名産のレタスもしゃぶしゃぶでいただきます。

地蛸、最高!

〆は、じゃこ飯か、地蛸のしゃぶしゃぶ後の鍋で作る雑炊を選べます。

欲張って、両方にしてみました。

雑炊は一旦鍋を引いて素早く作って再登場します。

じゃこ飯と雑炊、両方いただきました。

じゃこ飯に付いている「あおさ」の味噌汁が絶品ですが、「どっちか選べ」と言われれば、迷わず雑炊がおススメです!

(雑炊、めちゃウマです。)

 

さて、今年の旅行が特別というわけではないのですが、妻への日頃の感謝を込めて、ケーキのサプライズを宿にお願いしておきました。

チコちゃんのLINEスタンプがお気に入りの妻に「永遠の5才」のメッセージを添えて。(笑)

ケーキ職人の方、画数の多い漢字が多くてごめんなさい。(「才」が「歳」なら完璧でしたぁ、、、冗談です。)(笑)

 

ケーキの前にデザートの杏仁豆腐も出ましたので、ケーキは今晩半分いただいて、翌朝、チェックアウトまでの時間にもう半分を美味しくいただきました。

旅の思い出に残る楽しい演出、ありがとうございました。

 

食後は、もちろん、部屋の露天風呂でゆっくり。

こうして、ささやかなサプライズを仕込んだ3日目も楽しく終わりました。

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2019夏休み/産山・天草旅行〔2日目〕

2019年08月13日 | 旅行記

2日目。

「やまなみ」の朝食は8時と決まっています。

それまでは、もちろん、部屋の温泉に何度か浸かってすっきり目を覚まします。

(朝からセミと小鳥の鳴き声を聞きながら温泉に浸る。)

朝食です。

お米は自家製米で、❝米炊き仙人❞さんが炊いたもの。

こちらは、産山村産の蒸し野菜。

野菜はもちろんですが、手前の厚揚げの美味しいこと。豆から全て自家製なのでしょうね。

これほど健康的な朝食は久々です。

中庭に一角に雄雌ペアの鶏がいました。

かなり小ぶりで、卵用なのか食用なのか、はたまたペットなのか、分からずじまいでした。

出発です。

産山村の「やまなみ」、私たち夫婦には大ヒットで、再訪を実現したいと思える満足感でした。

これで産山村を出ることになりますが、面白いパンフが置いてあったので1部いただきました。

ヒゴタイとあか牛がデザインされていて、中は、、、牛!

誇張なく牛の形にマップが描けるのが面白い。

 

さて、計画では、阿蘇の草千里ヶ浜に立ち寄って、宇土・宇城に入り、天草に渡る、ですが、昨日見た阿蘇の灰でしょうか、草千里ヶ浜への途中、この状態。

(人生初の降灰経験。)

翌日の新聞で知りましたが、火山灰がかなり降ったようです。

私たちの車も、カーナビに目的地を入力しようと一時停車し、再度出発しようとした、ほんの5分ほどで、フロントガラスには灰が静かに降り積もり、発進と同時に風で吹き飛びました。

分岐に来る頃には見通しも良くなっていましたが、これ以上、中岳方向に進むのはやめておくことにしました。

(ロープーウェーもシャトルバスも運休中。)

今日は走る距離が長いのと、旅館に早めに入ってゆっくりするのもいいだろうということで、草千里ヶ浜はカットしました。

 

「道の駅 うき」に12時頃に到着。

(もう天草は近い。)

 宇城は、メロンの産地のようです。

野菜も立派で安かったです。

今日帰るなら買うのですが、まだまだ旅は続きますので、簡単な昼食だけ購入。

(左の「熊本の晩柑」という天然水は九州限定の品。めちゃウマでした。)

棚にこれが並んでいたので、迷わず購入。(笑)

(「いきなり団子」。夫婦ともに大好きです。)

「宇城彩館」に隣接している❝インフォメーションセンター❞で涼みながら買った品をいただきました。

このインフォメーションセンターのコンクリートの❝軒先❞が余程いいのか、ツバメの巣だらけでした。

ほとんどの巣がもう空き家でしたが、こちらはまだ大きな雛たちが親鳥の帰りを待っていました。

 

次は、宇土の「西岡神宮」が目的地ですが、「宇土城跡」に寄ってみました。

(国指定史跡なのに、、、。)

あまりの草むらに何だか物悲しいものを感じます。

すぐ近くの「西岡神宮」。

西岡神宮は、元明天皇が宇土の地の総鎮護として和銅6年(713年)に創建したのが始まりで、当初は春日大神(一之宮)と住吉大神(三之宮)をお祀りしていたが、承久3年(1048年)、藤原道隆が八幡宮(二之宮)を合わせて祀ったので、「三宮大明神」と称することとなり、現在でも「三宮さん」の名で親しまれているそうです。

ちなみに、天正16年(1588年)、宇土を治めていた小西行長により社殿が焼き討ちされたが、その後、慶長6年(1601年)、新たに治めることとなった加藤清正により、現在の地に再興され、さらに後の肥後藩主細川氏代々の保護を受け、現代の形になったそうです。

面白いと言うと叱られますが、面白いものがいくつかあります。

「五色鳥居」。

「人として守るべき、めざすべき心のあり方である徳を五色の鳥居に願いを込め、人が正しく歩む道として表現しています。」とのことです。

くぐっておきました。(笑)

「日本一大きいおみくじ」。

「おみくじの(中略)長い歴史と重みを感じながら吉凶の運勢を占っていただくため」作ったそうです。

妻が挑戦しましたが、おみくじの❝棒❞の番号を一人で確認できず、お手伝いしました。(笑)

この日本一大きいおみくじの前の巨大絵馬も結構なインパクトでした。

(開運!)

ということで、お参りの後、御朱印をいただきました。

西岡神宮、歴史とともに新しい挑戦を感じる神社でした。

 

近くにある「粟島神社」にも立ち寄りました。

浜戸川という大きな河川の岸にこの大鳥居があります。

車でくぐっていいものか一瞬迷いますが、遠慮なくくぐらせていただきました。(笑)

大鳥居とは対照的に、拝殿前の鳥居は小ぢんまり。

それだけではなく、「ミニ鳥居」がたくさんあります。

このミニ鳥居には由来があります。

農耕を人力に頼っていた昔、農作業で体調を崩す人、特に足腰の痛みに悩まされる人が多かったそうで、そうした人たちがこのミニ鳥居をくぐると、腰が伸びて足腰の痛みも和らぐという効用があり、「腰延べ鳥居」とも言われたそうです、なるほど。

写真右上が初代のミニ鳥居、文化11年(1814年)に奉納されたものだそうです。

御朱印をいただきました。

金字は「令和記念」バージョンで、お納めは500円となります。(通常300円。)

 

次は、2015年に世界文化遺産に登録された「三角西港」へ。

道中、「道の駅 宇土マリーナ」にトイレ休憩で立ち寄り、売店の「おこしき館」でこれを買いました。

やや衝動買いですが、このあたりの網田漁協の海苔を使っているそうなので。

 

「三角西港」です。

暑さのせいもあるかもしれませんが、ここも空いています。

とてもよく整備された、美しい観光地です。

記念碑と「浦島屋」。

(浦島屋は、小泉八雲も立ち寄った旅館だそうです。)

国登録有形文化財「龍驤館」(りゅうじょうかん)は資料館になっていて、三角西港のことを勉強できます。

「明治三大築港」のひとつ、三角西港は、オランダ人水理工師ムルドルさんの設計と、日本人石工の技術が融合した港で、明治20年(1887年)に開港。

三池炭鉱の石炭の輸出港として栄えましたが、炭鉱近くの三池港が開港すると、次第にその務めを終えていったそうです。

ちなみに、「明治三大築港」の残りの2つはこちら。

三角西港の代表的景色、「石積埠頭」。

この丸みを帯びた美しい石積みに当時の技術が凝縮されているそうです。

この石積埠頭は国重要文化財「排水路」の出入口。

排水路は、満潮時海水を引き込み、干潮時に排水する仕組みで、道路側溝を洗い流す天然の下水道の役割を果たしていたそうです。

「ムルドルハウス」はお土産物屋さん。

なかなかの充実ぶりで、前日の「ヒゴタイ公園」の売店に続き、くまモングッズの良品を妻が購入。

(弁当箱。レンジ対応。)

この他にも数点を❝大人買い❞。(笑)

私はレジ横のこちらに目が釘付けになりました。

道の駅の「おこしき館」の「おこしきのり天」と同じようなお値段ですが、買う勇気はありませんでした。(笑)

三角西港を出発。

三角と天草の大矢野を結ぶ「天門橋」を渡れば、いよいよ天草に入ります。

ほどなく、人気の観光スポット「あまくさ村」を通過します。

(ちくわが名産品のひとつ。)

時間が合えば、「シークルーズ」社の「天草五橋クルージング」をしようと思い、現地で確認。

本日最後のクルーズ、16:20に乗れますが、青空も曇ってきたことから、翌日にして、今日は旅館に早めに入ることに。

その前に、隣接の観光地、「天草パールセンター」に恐る恐る入ってみました。

昭和テイストのパールセンター、天草などの良質の真珠を売っていますが、ぐるっと見物してお店を出ました。

 

本日の旅館、「ホテル竜宮 天使の梯子」。

(「天使の梯子」のチェックインはフロントとは別でした。)

広々とした部屋。

(左奥が寝室。)

テラスに露天風呂があります。

温泉は自分たちでその都度入れるようになっています。

(かなり熱い源泉なので、水を同時に入れないと、とても浸かれません。)

泉質はナトリウム塩化物泉、44度の高温(もっと熱いように感じました)で、平成10年に掘り当てた源泉だそうです。(それまでは昭和56年に掘り当てた36度の源泉だったそうです。36度だとちょっとぬる過ぎですね。)

部屋風呂からの景色はこんな感じ。

(「天草松島」の絶景。)

部屋にあるコーヒーセットが、今回の旅行で訪ねようと計画している「高浜焼寿芳窯」の海松紋(みるもん)。

海松紋は、江戸時代中期に描かれていた海藻模様で、寿芳窯では「復刻シリーズ」として出しているようです。

夕食は、鉄板焼きでカウンターの席にしました。

前菜から始まるコースは、どれも天草の食材を使った逸品。

(右下、夏野菜も最高に美味しいです。)

メインは、海鮮:アワビ・イセエビ、肉:あか牛の鉄板焼き。

言うことなし!

〆は4品から選びますが、私は炙り寿司3種、妻は鯛茶漬け。

(炙り寿司のひとつはあか牛。)

デザートでは「寿芳窯」の海松紋が登場。

ちなみに、天草下島で採掘される「天草陶石」は、江戸時代、平賀源内によって「天下無双の土」と絶賛された陶石で、現在、国内最高品質の白磁原料として知られ、有田や瀬戸などの高級磁器の原料として利用されています。

明日の「高浜焼寿芳窯」への訪問が楽しみです。

 

さて、お腹がこなれてから、別棟「海ほたる」にある岩盤浴に行ってみました。

(写真左はネットより拝借。)

私は初めての岩盤浴です。

元々熱い風呂や長風呂が苦手で、サウナにも興味がない私でしたが、岩盤浴で驚くほど汗をかいてスッキリ。

部屋に帰って、夜の天草松島を眺めながら(夜は何も見えません(笑))、温泉に浸かってリラックス。

 

2日目も〆は温泉、いい1日でした。

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2019夏休み/産山・天草旅行〔1日目〕

2019年08月12日 | 旅行記

今年の夏休みも昨年の宮崎・鹿児島旅行と同じく、「九州に住んでいないとなかなか行けない所を旅しよう。」シリーズ。

熊本県に終始しますが、産山村、阿蘇、宇土・宇城、天草を3泊4日でめぐります。

地図で行程をなぞるとこんな感じです。

(結構広域の旅行です。)

朝7時、レンタカーの営業所に行くと、予想通り、ビジネス関係半分、旅行者半分で受付で20分ほど待ち行列。

それでもお盆の前の週だからでしょうか、道中スムースで、最初の目的地、「鍋ケ滝」に到着。

(阿蘇の小国町。)

見学有料ですが、遊歩道が整備されているので、歩きやすいです。

下りて行けば行くほど、マイナスイオン全開で、駐車場とは別世界の涼しさ。

絶景です。

鍋ケ滝は「裏見の滝」と別称がある通り、滝の裏側を歩くことができます。

完全に裏側に回った所。

(涼しい!)

ぐるっと半周する感じで、裏から出ると、こちらからも絶景。

妻にも大好評でした。

鍋ケ滝、超おススメです。

 

続いて、同じく小国町の「小国両神社」へ。

熊本パワースポット巡り」で、同じ週の月曜日に私が一人で訪れた神社です。

おみくじを引いてみました。

(「金運」と「勝運」のおみくじ。)

なかなかいいことが書かれていましたので、お財布に入れておきました。(笑)

さて、社務所ですが、月曜日は「不在」、今日もおみくじの箱こそ出ていますが、人の気配がしません。

すると、お出かけでしょうか、社務所の裏口(?)から出て来られた女性の方が「御朱印ですかぁ?」と声をかけてくださいました。

「はい、お願いできますか?」と返事をすると、社務所に戻って、御朱印を授与していただきました。

(「金」は引いたおみくじ。)

「御朱印帳に貼っていただく紙のものしかありませんが、いいですか?」とおっしゃっていましたので、神職の方が常駐されているということではないのかもしれません。

 

今日は産山村の観光がメインですが、道中、阿蘇に寄って行く計画です。

20年近く以前、福岡で勤務している時に妻と来て以来の「大観峰」。

あまりの暑さにソフトクリームを。

(人気第1位、「手作りジャージーソフト」。)

中岳の噴煙が月曜日よりも激しいように感じます。

(灰が右方面にすごい❝幅❞で流れて行っています。)

それにしても、しばし大観峰の雄大な景色に癒されました。

昼食は、これまた私が月曜日に訪れた、阿蘇神社の門前町の「阿蘇はなびし」へ。

私は月曜日に「牛カツ重」を食べましたので、今日はあか牛のハンバーグを。

妻は、あか牛の牛カツがトッピングされたカツカレー。

ハンバーグは、つなぎの分量がかなり少ないのでしょうか、「肉!」という噛み応え、ジューシーで最高でした。

カツカレーも、「牛カツがこんなにカレーに合うとは!」という驚きの美味しさ。

「はなびし」、超おススメです。

 

月曜日に全く気付かなかった、「矢村神社」がお店の向かいにありました。

月曜日の「パワースポット巡り」で高森阿蘇神社と矢村神社の御由緒を知ったので、この細い路地、いや参道を入って、お参りを。

ひっそりと鎮座されている矢村神社に、神話に思いをはせながらお参りさせていただきました。

 

阿蘇神社にお参り。(私は今週2度目です。(笑))

工事フェンスに掲出されている写真資料によると、楼門の再建は、令和5年12月になるそうです。

(小さくて見づらいですね。建物ごとに進捗や完了予定が書かれていて、とても分かりやすい。)

現状はまだこんな状態です。

37度どころか、40度はあるのではないかという激しい暑さの中、お参り。

今週2度目となる御朱印をいただきました。

(月曜日、8月5日にいただいた御朱印と趣きが全然違っていて、こちらも素晴らしい字体です。)

 

さて、産山村へ。

道中の「城山展望所」。

中岳の噴煙と灰が流れて行く様子がクリアに見えます。

(あの灰の❝帯❞の下には、灰が降っているのでしょうね。)

 

産山村に入りました。

産山村トリセツ」で興味が湧いて、行ってみようと調べてみれば、「日本秘湯を守る会」の会員旅館「やまなみ」があることを発見したので、宿泊を決めました。

産山村、総人口は1516人、世帯数は629世帯だそうです。

観光マップもきちんと整理されていますが、道路にはこんな感じで要所要所に案内板があって、とても親切。

残念ながら、徳富蘇峰に名付けられ、その名のとおり九州の名峰阿蘇・九重・祖母の3つの山が一望できる「一覧三山の台」公園には、閉鎖中で入れず。

車にも人にも出会わず、たまたま案内板で見付けた「乙宮神社」へ。

鳥居前の景色です。

(ニジマスの養殖やシイタケの栽培が行われているそうです。)

鳥居です。

乙宮神社は、その昔、「元宮」と言い、国造神社が造営されるまでは、この一帯の本宮だったそうで、産山村の総領社にして、全村の産土神という由緒ある神社で、神様の発祥地としての地名が生まれたとも伝えられています。

乙宮神社、そして産山村、すごい。

少し荒れている感は否めませんが、妻とお参りさせていただきました。

お参りの後、石段を下りていると、手すりにカエルが。

どうやってこんな高い手すりに上がったのか不思議です、、、熱中症にならないうちに水場に無事帰ってくださいね。

 

「山吹水源」。

(誰もいませんが、車は1台停まっていました。)

振り返ると、この景色。(笑)

あか牛でしょうか、かなりエリアフリーな牧場なんでしょうね。

水源までは歩いて10分ほど。

幻想的な景色が目の前に現れます。

祠の正面に回ってみました。

湧水量は毎分30トン、どれくらいの量か分かりませんが、この水量を見れば、豊かということでしょう。

(もちろん、「熊本名水百選」のひとつ。)

鍋ケ滝と同じく、水辺近くにいると涼しいのですが、遊歩道を戻ると暑さも戻ってきます。

 

また少し走って、「扇棚田」。

扇棚田は、山あいの浸食された、扇状に広がる地形を活かして開墾されたもので、「全国棚田百選」、「うまい米作り百選」に選ばれているそうです。

ちなみに、水田への用水は、ここから1300m上流の山吹水源から直接導水しているそうです。

 

一番楽しみにしていた「ヒゴタイ公園」へは、扇棚田からまだ上って行きます。

すると、すぐにこの絶景。

オフロードが続きますが、この絶景の中を超ゆっくりドライブするのは感動ものでした。

 

「ヒゴタイ公園」に到着。

(地味です。(笑))

「ビジターセンター」兼「受付」兼「売店」にいるおじさん曰く、「まだちょっと❝小さい❞んだよねぇ。」

私がお手洗いに行っている間に、妻がおじさんから、広大な公園の「このあたりにヒゴタイが咲いているよ。」とおススメのコースを教えてもらったようで、それに従って、炎天下の中、散策。

どうやら、ヒゴタイは、❝若い❞うちは色も薄く硬く小さいが、時間が経つにつれ、色も鮮やかで大きく柔らかくなるようです。

公園はとてもよく整備されていて、景色は絶景、スポットとしておススメですが、日差しの強さと暑さに熱中症注意です。

涼もうと思って、超小ぢんまりした売店(エアコンじゃなくて扇風機だった!)に寄りましたが、JR九州の「ななつ星 in 九州」の訪問地になっているのですね。

原木シイタケなど、産山村の名産を売っていました。

(立派な乾燥シイタケに驚きました。)

そして、くまモングッズでなかなか見かけない良品がなぜかあって、妻がお土産に❝大人買い❞していました。(笑)

 

山吹水源よりも有名な「池山水源」へ。

道中、囲われた牧場の牛たちや、、、

斜面で自由に草を食む牛たちに、そこかしこで出会います。(笑)

(宮崎の「都井岬」の馬みたい。)

「池山水源」にはインバウンドの観光バスも1台ですが来ていました。

(それでもそんなに人はいません。)

山吹水源と違って、こちらは水源まではすぐ。

(「お金を投げ込まないでください。」と注意書きがされています。)

駐車場と近接していますが、情緒は抜群です。

橋の向こうに激流となって、恒温13.5度、毎分30トンの豊富な湧水が落ちています。

環境省の「名水百選」にも選ばれた池山水源、その湧水は玉来川となり大野川へ合流し、遠く別府湾へと注いでいるそうです。

そう言えば、産山村は、熊本県と大分県の県境ですものね。

池山水源の水は熊本の代表的名水で、水汲み場には人の姿がありました。

 

本日のお宿、「やまなみ」までは3分の近さ。

日本秘湯を守る会」の提灯が燦然とぶら下がっています。

露天の温泉が付いている部屋を取りましたが、びっくり、今まで泊まった旅館・ホテルの中で一番大きい!

(旅館の大浴場でも十分通用しそうな大きさ。)

「やまなみ」の温泉は、地下約1000mから汲み上げた源泉100%の掛け流し。

源泉の温度は45.1度、湧出量は毎分53リットル(加温・加水一切なし)、泉質はアルカリ性単純温泉(H9.1)でお肌すべすべ❝美人の湯❞タイプの泉質。

宿には、貸し切り湯×3、共同湯×2(男女入替制)があります。

(母屋から共同湯の別棟に出た所。)

お休み処として囲炉裏が切られています。

(夏ですが、熱さが気にならないから不思議。)

共同湯。

面白いのは、右側の「かぼちゃの湯」。

1個の巨岩をくりぬいた浴槽がかぼちゃに似ているからかな。

私の好きなアルカリ性の泉質、そして情緒豊かな温泉、素晴らしいです。

夕食は18時からと決まっていて、食事処の囲炉裏でいただきます。

お宿自家製の「漬物バイキング」があります。

漬物と言っても糠臭ではなく、発酵のほど良い酸味と甘みで、とても美味しいです。

料理も最高です。

詳しくは聞きませんでしたが、お刺身は鹿肉や鱒、焼き肉はあか牛、鶏、猪肉のような気がします。

(右下のおはぎは、「やまなみ」創業以来の名物の手作りおはぎ。)

囲炉裏で焼く肉や野菜が絶品。

焼き物だけでなく、産山産の米(池山名水育ちのコシヒカリ)や野菜、全ての料理がとても美味しかったです。

 

食後も部屋の温泉に浸かり放題。

「やまなみ」、素晴らしい宿で、夫婦ともども大満足。

季節が変わったら再訪しようと話していました。

 

大満足の1日目はこうして終わりました。

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焼きカレー再び

2019年08月08日 | 食・レシピ

妻が来福中。

夕食に焼きカレーを作ってみたところ、大好評でした。

今回は、先日の(透明な)グラタン皿→レンジのオーブンではなく、手持ちのタジン鍋→魚焼きグリルで、直火で焼いてみました。

上手くいくかどうか分からないので、スーパーで売っている最も安いカレーのひとつでやってみました。

ご飯に玉子。

温めたカレーをかけて、チーズをトッピング。

魚焼きグリルに入れて、適当に中火で焼く。

ものの5分ぐらいでしょうか、あっという間に出来上がり。

グラタン皿よりもビジュアル的にいいですね。

上手くいくかどうか分からなかったので、私のを先に作ってみたところ、妻も食べたいというので、ちゃっちゃっと調理。

妻用に使ったレトルトカレーはそこそこいい品だったので、かなり美味しかったそうです。(笑)

 

ということで、魚焼きグリルで作る焼きカレーは超お手軽ということが分かりました。

レトルトカレーはちょっといい品で辛口がいいみたい。

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