ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

つい言ってしまうって?・・・どんな言葉を?

2018-10-27 23:12:35 | 思うこと
つい言ってしまう・・・って何を?

昨日の続きであります。

学校を休み始めた当初は

「今日も休むの?」
「明日は行く?」
「何かあったの?」

行くのか行かないのか?
休む理由はなんなのか?

まずは、これ以上休まないようにすることに気持ちを注ぎ
なんとか解決策を見出そうとします。

でも、行くの?行かないの?はわりと最初のうち?
行かない日が増えて、ある日を境に動きが止まると、
毎朝の、行くの?行かないの?ではなく、

「この先どうする?」と?

進級だったり、進学だったり、卒業だったり・・・
そんな節目を乗り越えることができるのか、気持ちが先にも及ぶようになり、
漠然とした不安を抱えながら、日々を数えるようになります。

行く?行かない?と日々の心配をしている時点では、
子どももまだなんとかして行こうとしていたりするものです。

しかし、行けない日々が積み重なってくると、
もう行けないんじゃないかと、気落ちし、自信を失い、諦めの気持ちが出てきます。
時に「学校なんて」と、悪態ついて、
行けない自分を正当化することで自分を保ってみたり?

この段階に入ってくると、親が自分をどう思っているのか非常に気になり、
親の言葉にいちいち反応するようになってきます。

学校を休んでから、親にいろいろ言われている場合、
ここで、一気に爆発する場合も。


ケン太は、「もう寝ようよ」の言葉に反発したわけですが、

「寝ないと明日も起きれないよ?」
「明日も行かないつもり?」

そんな私の気持ちを敏感に察したのですね。
登校へのプレッシャーと感じたのだと思います。

その時の私は、そこまで想像できていませんでした。

なぜ「もう寝ようよ」くらいで?と思いました。


でも、「もう寝ようよ」くらいで?

・・・ではないのです。

十分に反発させる言葉なのです。



「歯、磨かないの?」
「お風呂に入ったら?」

これも一緒ですね。

歯も磨かないで、お風呂にも入らないで・・・
学校に行けないでしょうに・・・

親はそう思ってしまうものです。


歯も磨かなくなり、
お風呂にも入らなくなるのは、

どうせ誰にも会わないんだし・・・という、
悲しい気持ちかもしれません。

敢えてそうすることで、学校に行かなくていい状況を作っている場合もあります。

歯やお風呂の声かけをすることは無意味どころか、

気持ちをわかってくれなんだなと子どもが親と距離を置こうとする
きっかけを作ってしまうことになるかもしれません。



「学校に行きなさい」
「なんで行かないの?」
「ゲームばかりして・・・」
「少しは勉強したら?」

こういう直接的な言葉は、
反発されたり、まったく無視されたりするので、

「言っても無駄だ」
「あんまり言うべきではないかな?」

と気づきやすいのですが、

生活面のことって、反発されたとしても、
躾として?当たりまえに言ってしまいがち?

「お風呂入りなさい」と命令するのでなく、
「入ったらどう?」くらいならいいかな?とか?

言い方を変えてみたりして、
言わないでおこう・・・とは、なりにくいんじゃないかと思います。

でも、案外、そこに落とし穴があったりします。

そういう言葉こそ、気をつけなければならないと思います。




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