ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

いい子になろうとしないでね。

2018-10-11 23:33:19 | 私(みぃみ)
今日、午前中、用事で出かけていたのですが、
帰りに気になっていた映画を観ちゃいました。

シネマ会員なので、6回観れば1回無料になるのですが、それが3回分溜まっていたんです。
ケン太と一緒に観ることがあれば、それを使おうと思っていたんですが、
最近、使う機会がないのでね




これを観ました!


90年代のコギャル全盛期?の高校の同級生。
もう今は連絡を取り合うことはなくなっているけど、癌の余命宣告を受けた同級生の
「皆に会いたい」と思いを叶えてあげようと、動き出す。
メンバーを探している時に、当時の弾んで輝いていた時代が蘇ってきて・・・
当時を振り返りながら、今の人生も見直すという映画です。

軽快で、明るくて、感動の涙ありの映画だとは思いますが、
私は今ひとつ感情移入できなかったんです

コギャル時代には、私はすでに大人だったもので
時代的に少しずれているということもあります。

高校のクラスのシーンがたくさんあるのですが、
全員がルーズソックスで、茶髪やお化粧・・・

エライザさんひとりだけがクールな役だったけど、
皆がまあ元気で、常にガヤガヤ、はっちゃけている。

当時の時代を誇張するために、あえてそういう設定にしているのかもしれないけど、
学校っていろんなタイプの子いるよね?
そんなクラス皆がそうなのは、あり得なくない?とか現実的に考えちゃって

そこにまったく飾り気のないすずちゃんが転校生として入ってくるのですが、
転校する時、こんな自分とは真逆な雰囲気の高校を普通、選ばないよな?とか

なんか違和感を感じてしまってね。
そういうところに引っかかるのは、子どもの不登校を経験しているからかもしれないな・・・と思ったりしたのでした

でも、役者さんはそれぞれによかったです。
皆のダンスも観ていて楽しかったです。

安室ちゃんの歌唱シーンも出てくるので、安室ちゃんロスの方、是非、観てくださいね。



実はこの映画を観ようとチケットを買って、少し暇をつぶしている時、
友達からLINEが入ったのです。

娘ちゃんの友達が自ら命を絶ってしまったようで、
娘ちゃんが泣きながら帰ってきたらしいです。

友達も会ったことがある子で、
物凄くかわいくていい子なんだそうです。

そんなことするような子じゃないって。

その友達のお母様も知っていて、明るくてとてもいい方だと・・・

いい子。
いいお母さん。

いい子って、皆にいい子だと思われているから、
どうしても、いい子であり続けようとしてしまう。

いいお母さんも、我が子がいい子から外れてしまうことを望まない。
いい子はそれも察している。

そんなことするような子じゃない?
そんな子ほど心配です。

夏くらいから様子がおかしかったようです。
鬱だったんじゃないかと。




映画の中で、
「あの時代は皆、顔に書いてあった。今はわからなくなってきたけど・・・」

というような台詞があったのです。

コギャルたちが、皆、言いたいことを言って、
相手にもバンバン本音でぶつかっていくんです。
時にみっともない自分もさらけ出して。

物凄く激しくて・・・
でも、笑顔もたくさんあって・・・

あそこにいたら、ひとりで命を落とすようなことはなかったんじゃないかと。

とても残念です


いい子になろうとしないでね。
皆がいい子じゃつまらない。
いろんな子がいるから面白い。

ダメなところを見せちゃった方が楽ですよ。
その方が相手も楽になれるから。

自分らしく生きていってほしいなと思います。




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