~夢の内容~
正月三が日を終えた翌日の仕事始めの朝、いつもの調子で自宅最寄駅の某JR駅のホームに立ち電車を待っていた。普段は、上りホームに立つのだけれども、なぜかしら下りホームで列車を待つ自分がいた。
しばらくの間、電車は来なかった。そして、遅れて列車がホームに入線すると共に「今日は、諸事情により運休します」という旨の構内アナウンスが流れた。『何で理由を言わないのだろう?』と思いながらも『仕事始めは事務所に行かなきゃ』という思いから、徒歩10分程度の所にある阪急電車の某駅に向かっていた。
阪急電車の駅に辿り着いた私は、またもや下り方面ホームに立っていた。列車は上り下り方面共にやってきた。ほぼ同時入線だった。ホームに停車した電車の扉が開くそのタイミングで向こう側の車両から「ボーン!」という鈍い音がしたかと思うとモクモクと黒い煙が上がった。そして時を待たずして空高く炎が上がった。更に、こちら側の車両も2両ほど左側の車体から煙と炎が発生し、ものすごい勢いで黒煙が車両から車両へと伝う様にコチラヘ流れてきたのである。
列車の扉は、やっと開き、中から乗客のサラリーマンたちがバタバタと降りてきた。でも、中には先を急ぐ人たちもいて半分くらい乗客を残して、ドアを開けたまま列車は走り出そうとしていた。隣の誰かが叫んだ「テロだぁ!」って、続いて近くの人も「向こう側では3~4人の死傷者が出てるらしいでぇ!」なんて喚いていた。正月明けの平和ボケ日本を狙った列車テロらしかった。
そうこうするうちに携帯電話の液晶画面が勝手に発光し、なにやら膨大な英語の文章がリアルタイムで打ち込まれいた。(それは、アルファベットが左上から順に発生して行っている感じ。)更に、スピーカーからも低い声で緊迫した調子の英語が聞こえてきた。英語が苦手な私であるが、(夢の中なので)大まかな内容は解読できた。内容はこうである。
『今から、ある期間までの間に各市200人まで人口を減らす。武器は至るところに格納してあるので自由に使って良し。早い者勝ち。急げ!』つまり、日本総バトルロワイヤルである。それと同時に、生き残った各市精鋭の200人になった者に対する、これから老年に向けてのかなり充実した福利厚生プログラムや特典が提示され、それによってかなり手厚い待遇の中で生活を出来ることが明らかになった。
首謀者は不明。全ての携帯の電波を乗っ取っているからかなり大きな組織か相当の知能犯かと思われた。これは同時多発テロというよりも、むしろ何者かによるクーデターに近かった。私以外の周囲の全ての人が敵になった。町は殺意に満ち、密告者の目が徘徊していた。
私は周囲の目を盗み自宅に戻り、朝起きたままの乱れた布団をそのままにしてスーツとコートのままベッドの下に潜り込み息を潜めた。今となっては時間差で出勤した親の安否すらも確認出来ない。それどころか、味方なのかどうかも怪しいのである。人口●万人の市の中のわずか200人なのだから、生き残るためには弱者をあやめなくてはならないのは必然の理である。しかし、私には到底そんなことできない・・・。
携帯電話から常に発信されている電波から、位置を割り出される恐れがあるので電源を切り、おそらく全国的規模であろうとは思いつつも、テレビやネットから情報搾取することによって、逆に足が付くことを恐れ、ただひたすら耳を塞ぎ、目を閉じ、息を止め、寒さで震える両足をしっかりと抱え、丸くなって寝ることにした。出来ることならば、眠っている間に嵐が済んで他の199人と共に明日を生きていきたいとすら思った。
~夢の解説~
昨年30日の夜にはもっと恐ろしい夢を見た。あまりに●●なので、とてもここでは公開出来ない。昨年11月からの三島作品への傾倒が密かに精神的ストレスになっているのかもしれないと思ってみたり。既にタイトルに「夢日記」と書いている時点でアウトなのかなとも思う。
正月三が日を終えた翌日の仕事始めの朝、いつもの調子で自宅最寄駅の某JR駅のホームに立ち電車を待っていた。普段は、上りホームに立つのだけれども、なぜかしら下りホームで列車を待つ自分がいた。
しばらくの間、電車は来なかった。そして、遅れて列車がホームに入線すると共に「今日は、諸事情により運休します」という旨の構内アナウンスが流れた。『何で理由を言わないのだろう?』と思いながらも『仕事始めは事務所に行かなきゃ』という思いから、徒歩10分程度の所にある阪急電車の某駅に向かっていた。
阪急電車の駅に辿り着いた私は、またもや下り方面ホームに立っていた。列車は上り下り方面共にやってきた。ほぼ同時入線だった。ホームに停車した電車の扉が開くそのタイミングで向こう側の車両から「ボーン!」という鈍い音がしたかと思うとモクモクと黒い煙が上がった。そして時を待たずして空高く炎が上がった。更に、こちら側の車両も2両ほど左側の車体から煙と炎が発生し、ものすごい勢いで黒煙が車両から車両へと伝う様にコチラヘ流れてきたのである。
列車の扉は、やっと開き、中から乗客のサラリーマンたちがバタバタと降りてきた。でも、中には先を急ぐ人たちもいて半分くらい乗客を残して、ドアを開けたまま列車は走り出そうとしていた。隣の誰かが叫んだ「テロだぁ!」って、続いて近くの人も「向こう側では3~4人の死傷者が出てるらしいでぇ!」なんて喚いていた。正月明けの平和ボケ日本を狙った列車テロらしかった。
そうこうするうちに携帯電話の液晶画面が勝手に発光し、なにやら膨大な英語の文章がリアルタイムで打ち込まれいた。(それは、アルファベットが左上から順に発生して行っている感じ。)更に、スピーカーからも低い声で緊迫した調子の英語が聞こえてきた。英語が苦手な私であるが、(夢の中なので)大まかな内容は解読できた。内容はこうである。
『今から、ある期間までの間に各市200人まで人口を減らす。武器は至るところに格納してあるので自由に使って良し。早い者勝ち。急げ!』つまり、日本総バトルロワイヤルである。それと同時に、生き残った各市精鋭の200人になった者に対する、これから老年に向けてのかなり充実した福利厚生プログラムや特典が提示され、それによってかなり手厚い待遇の中で生活を出来ることが明らかになった。
首謀者は不明。全ての携帯の電波を乗っ取っているからかなり大きな組織か相当の知能犯かと思われた。これは同時多発テロというよりも、むしろ何者かによるクーデターに近かった。私以外の周囲の全ての人が敵になった。町は殺意に満ち、密告者の目が徘徊していた。
私は周囲の目を盗み自宅に戻り、朝起きたままの乱れた布団をそのままにしてスーツとコートのままベッドの下に潜り込み息を潜めた。今となっては時間差で出勤した親の安否すらも確認出来ない。それどころか、味方なのかどうかも怪しいのである。人口●万人の市の中のわずか200人なのだから、生き残るためには弱者をあやめなくてはならないのは必然の理である。しかし、私には到底そんなことできない・・・。
携帯電話から常に発信されている電波から、位置を割り出される恐れがあるので電源を切り、おそらく全国的規模であろうとは思いつつも、テレビやネットから情報搾取することによって、逆に足が付くことを恐れ、ただひたすら耳を塞ぎ、目を閉じ、息を止め、寒さで震える両足をしっかりと抱え、丸くなって寝ることにした。出来ることならば、眠っている間に嵐が済んで他の199人と共に明日を生きていきたいとすら思った。
~夢の解説~
昨年30日の夜にはもっと恐ろしい夢を見た。あまりに●●なので、とてもここでは公開出来ない。昨年11月からの三島作品への傾倒が密かに精神的ストレスになっているのかもしれないと思ってみたり。既にタイトルに「夢日記」と書いている時点でアウトなのかなとも思う。
読んでてこっちが怖くなった。。。
初夢が悪夢だったので寝覚めが悪いです。
なんとも怖い夢ですなー。夢っぽい場面の飛躍が少なくて、筋書きがキチンとしている所がリアルで怖い。主人公=自分という悪夢のリアリティは、映画やゲームには追いつけない部分ですね。
市民バトルロイヤルといえば、中島らもの小説「日の出通り商店街 いきいきデー」という短篇がそんな感じでした。自分の商売道具だけを使うというルールで、中華料理屋の主人公は中華鍋と包丁を手に、医者や電器屋と殺しあう話。怖さはあまりないのですが、なかなかエキセントリックでした。
寝起きにぐったりと疲れてしまわなかったですか?
けど。。ホントにそんな世の中になってしまうんじゃないかって時々不安になる時ってありますね。。
今宵は楽しい夢を見てくださいね~~♪
本年もよろしくおねがいします
だいじょうぶやって
続編でも見たらまた記事に上げようかと企んでいます。・・・出来れば見たくないけれど。
inomamoさん
昔から何故かコワイ夢ほど筋書きが通っていて、時には教訓めいたやつもあり、ネタ的に勿体無いので紙に書きとめたやつが幾つかあります。
めいぷる。さん
自室のベットの下で夢が終わり、目覚めると自室のベットの上だったので、一瞬の間、夢と現実の区別が付かなくて恐れおののきました(泣)
Keikoさん
そうですね。次回は平和的な夢の記事を書きたいです♪
guroroさん
本年も宜しくお願いします。
励ましのお言葉ありがとうございまっしゅ!
殺し合いの夢とか、私もたまに見ます。
夢のクセに変にリアリティーがあるところなど
共通していますね。
ちょっと安心しました。
やっぱ皆見ているんやね、そういう夢。昔に比べるとテレビや映画のシーンもかなり過激になり、そういう描写に遭遇する機会がたくさんあるので、変にリアリティがついてしまうのですかね?
てか、えらく作品として仕上がっておりますね。びっくりです。ま、お互い変な夢を暴露したので、正夢にはならないでしょう^^;
ちなみに、私は殺し合い系の夢は見た事ないです。いつもやられる方です^^;