実際は使ってないけれど外観を映して「ここの一室で捜査会議してまんねん」という説明的なワンシーンに使われる刑事ドラマではおなじみの建物。
友人にイントゥロダクションが長すぎるわぁ!!とダメ出しを受けた。実は、ここからが東京第一日目の目的である。そもそも本来の目的は、翌日の朝から営まれる親族の一周忌法要に参加するためなのだけれども、当日の朝に、始発の新幹線で上京するのは体力的に苦痛なので・・・というよりそれを口実に前泊し半日東京観光をしようというのである。そして、その限られた半日のうちの前半戦は「警視庁・国会議事堂・首相官邸を外から眺めて歩こうツアー」ということで、桜田門外付近からこの象徴的な外観のこの建物を見上げることでツアーの火ぶたが切って落とされたというわけである。
建物の足元にあるメトロの入り口と歩道のあたりもたまにドラマに使われているような気がする。
ファサードが割と印象的な建物なので、もっとスカーっと晴れていると良かったのになぁと思った。
そう、ここが警視庁の庁舎である。
警視庁の脇を通って国会議事堂に向かう。
地図上ではわからないけれど議事堂のあたりは緩い丘になっていて、高架を走っている首都高速はトンネルによって丘をくぐり抜ける。ちょうど、ここの真下あたりを首都高速道路が走っている。またこの丘の下は首都高速だけでなく、東京メトロの丸ノ内線が弧を描いて走り、更にそのまた地下に東京メトロ千代田線の霞ケ関駅と東京メトロ有楽町線の桜田門駅とを結ぶ連絡線が180度の弧を描いて通っているという。
ここもまた都会の喧騒からはかけ離れた近寄りがたい緊張感のあるエリアである。その昔、某テレビ局が「西部警察」というドラマで戦車を走らせてパトカーと戦わせるようなロケを敢行したことが、ものすごくトンデモナイ企画だったのだなあと改めて思った。
参議院入口・・・
衆議院入口・・・入口分けたって中で繋がっているのであれば、それは混浴風呂みたいなもので。。。
暗雲立ちこめる国会議事堂
毎日がハッピーな国会議事堂
中央のピラミッド状の屋根は良く見るとタイル張りになっていて驚いた。かなり昔の建物なので石張りだとばかり思っていたよ。
門扉の前の車止めがわりと頑丈なものになっている。車道部分だけでなく一部歩道部分も規制しているところに本気度を窺い知ることができるような気がした。
門扉横にある植栽の剪定がわりと面白い形をしていた。ちょっとシュークリームっぽい?
植栽の脇にある白いバリケードみたいなものが見えるが実は、ここから先はたくさんの物々しい警護車両が停車している。
以前来た時よりも警備が厳重であるような気がする。はて?
つづく