場所は淀屋橋にあるレトロスポットである。普段はテナントとしていろいろな業種が入っているので入る事はなかなか出来ないけれど、つい最近では「大大阪カレイド・スコープ」というようなアート作品の展示という形態を取りながら地下の食堂などを開放していたりするのである。
芝川ビル公式HPはコチラ
そして、今回会場として開放された4階のテラスというのが、最近まで増築されて貸し部屋として使用されていた部分を撤去し、たった2枚しかない昔の写真からディティールを起こし再現されたスペースなのである。
当日の天気予報でさえも雨を予感させるものになっていて、かなーり心配していたのだけれども、幸いにして雨は一滴も降らなかった。私は、あまり他のブログの方との交流はないのだけれども、ネットを通じてお互いネームを知るもの同士がリアルで対面を果たし、また、全く未知の者同士が共通の話題を通じて縁を広げていく、そんな会であった。
建築を鑑賞する立場の人間から言わせれば、一通りのファサードや基準階のプランを知った後は、やはり、地階とか屋上階というものが見たくなるものなのである。しかも、ここ芝川ビルの立地というのは、都会のビルの谷間になるので視界的にはかなり面白いものになっているで、この空間を体感できたことは、かなり大きな収穫だったように思う。本当に気持ちのいい屋上でやった。
屋上の一角に据え置かれていタプロジェクター。これは何をする装置なのかと言えば、そう!隣のビルの外壁を拝借して・・・
こうなる。そして、
こうなる。更に、
こうなっている。(ちょっと、くどいね。でも「ふっ」と周りを見渡すとひっそりと休日のオフィス街のビルたちが静かに寝ているのが、とてもエキセントリックに感じられ、それは不思議な高揚感に通じていくのだ。あれ?私だけ??)
このような素晴らしい企画をされているのが、「大バン(おおばん)」こと「大オオサカまち基盤」の方たち。そして、我々を導いてくれたのが、ゴリモンさんを通じて知り合ったのりみさんである。
ビアガーデンとは言いつつも、主は飲むことでもなく、食べることでもなく、ただただ語らうことであった。私の中のビアガーデンのイメージと言えば、大して美味しくもない料理と共に予定調和的な会話に終始するというものであっただけに、いろいろ楽しめた。
名残惜しくてスタッフが撤収作業を終える間際まで居座ってしまった。
古い建築物を肴にアルコールを楽しむ。そんなひとときであった。
建築と人々との饗宴。なかなか素晴らしい企画、スタッフの皆様ありがとうございました。
ちなみに、4階とテラス部分はレンタルスペースになっているらしい。料金表はコチラへ。(平面図もあるので興味の有る人はどうぞ)
現役バリバリに稼働している近代建築ってやっぱ素晴らしいと再認識。そして60~70年代に建てられた名もないビルにも建築家のコダワリがあることに感動。いろいろ収穫がありました。そしてまっしゅ流の手ブレ補正無しの写真撮影に脱帽‥‥。あなた男前っすよ!
本当にいいところでした。
もし、機会があれば登ってみて下さい♪
のりみさん
ああいうハイテンションさで建築写真を
撮れる仲間というのは嬉しいですね。
次回も機会があればまた、ハイテンション
激写にお付き合い下さいませ。
seemoさん
シュウマイは2つだけ食べてみましたが、
やはり、後悔しました・・・(泣)
ゴリモンさん
自家製手ブレ補正は努力と根性でなんとか
なりますよ(笑)
男性から男前と言われると、妙に嬉しく
なります。ありがとうございます♪
このビルの存在、今まで気がつきませんでした。
って思うんじゃないかなぁ。