まっしゅ★たわごと

街歩き、建築、音楽、フランス、それに写真の話題を少々

第13.5回まちあるき探検隊に参加する。

2006年12月17日 23時31分14秒 | 都市

今回のナビゲーターは、きっちいさん。ちょっとばかし鉄分多目の探検隊やった。というわけで、本編というよりは番外編的な感じで行われたが、買い食いほぼナシの至って健全な企画であった。

特に鉄道好きが集まっていないのだけれども、阪急淡路駅前の踏切で駅の方向を向いてカメラを構える我々。全てはそこから始まる・・・続いて案内されたのが淡路駅近くにある、とある児童公園。ここには何故か幼少の頃読んでいた図館に載っていた懐かしの電気機関車が置かれていたのである。

ちょっと他の機関車とは一線を画した斬新なそのフォルムに惹きつけられた幼少の日々・・・それから20余年!こんなところで劇的な再開を果たすとは想定外の出来事であった。実は本物を見たのがこれが初めてなのである。

淡路界隈はものすごく道路が入り組んでいて、今自分がどの方角を向いて歩いているのかがわからなくなる。しかも幅も狭く、至る所で拡張工事をしようと試みているところがあるのだけれど、路線として拡張が終了するまでは、既に拡張している部分も道路として使用する事がかなわず、ネットフェンスで立ち入りが出来ないようになっているのである。

そして、目的地である赤川橋鉄橋へ到着。この橋の珍しいところは当初、複線用の鉄橋として築造されるも、ずっと単線分の線路しか敷設されておらず、そこに大阪市が仮設の人道橋を木造で作っているために以下のような構造になっているところである。

ちなみに、河川に橋を架ける場合は、必ず河川法による許可を受けなければならないのであるが、ちゃんと西日本旅客鉄道会社大阪支社が鉄道橋の許可を、さらに大阪市建設局が市道の赤川仮橋(人道橋)の許可を取っているのである。

そして、きっちいさんたちがリサーチしてくれた時間の通り、コンテナの貨物列車が橋を渡ってきたのである。探検隊メンバーは思い思いの場所からこの光景をデジカメの中に収めたのである。

もっとゆっくり通過するのかなと思っていたけど、意外に早くて驚いた。いちばん橋の真ん中付近で撮影していたかっさん曰く、ものすごい揺れで怖かったとか・・・出来れば私も真ん中でその揺れを体験してみたかったかも・・・。

それから一行は淀川の河川敷を歩き、柴島神社や柴島城跡などを経て大阪市水道局による水道記念館へなだれ込む。個人的には上の写真の風景がとっても気に入った。見た事も無い方角から梅田のビル群がこんな風に見えることにちょっとゾクっとした。

水道記念館は入場無料。当時のレンガ造りの建物を補修してそこを記念館として使っている。記念館の中には、淀川に棲む水生生物の水槽があったり、水道のしくみを体験型の器具で知る事が出来たりと割りと楽しめた。

 

日が落ちたあと、市内某所の某隠れ家にて探検隊の忘年会が行われる。ここは訪れるたびに何かが少しずつ改良され進化しているので楽しい。10月末に訪れた時より、見違えるほど立派になっていたので、参加者ほぼ全員で撮影大会が始まる。

被写体がよろしいときは、もちろん写真の出来栄えも見違えるようにいいものである。きっと当夜の隠れ家の写真は皆いいものが撮れているのではないかなあと思ってみたり。そう、たまに被写体以上にいいものが撮れちゃったりするんだけど、それは、やっぱり被写体あっての現像体なんで、いい写真が撮れたときには被写体に感謝感謝なのである。

皆様、来年も楽しみましょう♪