マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

『終戦の日』・・・『今後とも、人々の幸せと平和を希求し続けていくことを心から願う。』 そして 『聖母の被昇天 祭日』・・・『力ある方が、わたしに偉大なことをなさいました。』

2022-08-15 09:30:00 | 日々のこと。 世界のこと。
8月15日。月曜日。快晴。


 今日は『終戦の日』

 午前11時50分過ぎ。 

            『全国戦没者追悼式』
  
                         NHKテレビ中継を写しました。

      正午。『1分間の黙祷』
          参列者全員と共に私もテレビの前で起立して、
             黙祷をささげました。


            終戦から77年を迎えるこの日。
      日中戦争と第二次世界戦争で亡くなった民間人や軍人・軍属ら、
           およそ310万人の方々の霊を慰めるため
        日本武道館で『全国戦没者追悼式』開催されました。


       『天皇陛下のお言葉』

       『深い反省の上に立って、
        再び戦争の惨禍が繰り返されぬことを切に願う。』
        更に、
       『今後とも、
        人々の幸せと平和を希求し続けていくことを心から願う。』


        私の亡き母には、
        二人の弟がいて、両者ともに戦争に行きました。
        一人は無事に帰還しました。
        一人は、どこで亡くなったかもわからないまま、
        遺骨も何もなく、戦死者としての報告だけがあったそうです。

        私の亡き母は、
        毎年、遺骨もない弟は英霊として葬られていると信じて、
        靖国神社に参拝することで、亡き弟への供養としていました。


       
        今年の『全国戦没者追悼式』に参列された遺族のうち、
        戦没者の妻は一人。一方、戦後生まれは215人で36,3%。だそうです。

        日本においては、
        亡き母のように『戦争』を語る人もいなくなってきて、
        親から『戦争』を聞いてきた私のような者も高齢化し、
         『戦争を知らない世代』の時代が迫ってきました。


        それでも、
        『再び戦争の惨禍が繰り返されぬことを切に願い、
         人々の幸せと平和を希求し続けていくことを心から願いたい。』
           と、心から祈り続けた『終戦の日』の一日でした。


そして。

今日は8月15日。年間第二十月曜日。

      『聖母の被昇天 祭日』
  
     『聖母被昇天』       グイド・レーニ作品

  五世紀のエルサレムで、八月十五日に祝われていた神の母の記念は、
  六世紀には、マリアの死去の日として、東方教会で祝われるようになった。
  七世紀半ばには、西方教会にも受け継がれ、
  八世紀になってから、『マリアの被昇天』の名で知られるようになった。

  1950年。ピオ十二世教皇は、マリアが霊肉ともに天に上げられたことを
          教義として宣言した。

      キリストと最も深く結ばれていたマリアが、
     真っ先にキリストの復活と栄光にあずかっている
        ことを教会は祝っているのです。
          『毎日の読書』より

『今日の入祭唱』

     『天に大きなしるしがが現れた。
   一人の女が身に太陽をまとい、月を足の下にし、
     頭には十二の星の冠をかぶっていた。』
        ヨハネの黙示録 12章1節

『今日のアレルヤ唱』

 アレルヤ、アレルヤ。
  『マリアは天に上げられた。天使の群れは喜び輝く。』  
       典礼聖歌 276番『聖母被昇天』   アレルヤ、アレルヤ。


『今日の福音 マリアの賛歌』

       『そこで、マリアは言った。
     
      『聖母マリア』    作者不明

      「わたしの魂は主をあがめ、
   わたしの霊は救い主である神を喜びたたえます。
   身分の低い、この主のはしためにも目を留めてくださったからです。

   今から後、いつの世の人もわたしを幸いな者と言うでしょう、
   力ある方が、わたしに偉大なことをなさいましたから。
    
     その御名は尊く、その憐れみは代々に限りなく、
         主を畏れる者に及びます。

   主はその腕で力を振るい、
   思い上がる者を打ち散らし、権力ある者をその座から引き降ろし、
   身分の低い者を高く上げ、飢えた人を良い物で満たし、
   富める者を空腹のまま追い返されます。


      その僕イスラエルを受け入れて、
      憐れみをお忘れになりません、

  
     わたしたちの先祖におっしゃったとおり、
    アブラハムとその子孫に対してとこしえに。」』
         ルカによる福音書 1章46-55節


      マリア様は、
      神からの『お告げ』の言葉を信じて、
      熱心に子供の誕生の準備をなさったことでしょう。
      そのマリア様は、
      『主がおっしゃったことは必ず実現すると信じた方は、「幸いな人」』
        と、エリザベトから声高らかに言われました。

        マリア様も親戚のエリザベトも、
        熱心に『救い主』を待ち望んでいた、
        『貧しい人』の代表者でした。


       『マリアの賛歌・マグニフィカトの祈り』
         神の前に貧しい人の祈りです。
        神の救いを待ち望む人の祈りです。


       『救い主』は貧しい人の味方となり、
        彼らを救ってくださる御方です。
         その『救い主』の母となり、
       マリアは『神の救い』に参加するのです。
        そのマリア様を、いつの世の人も
         『幸いな者』と言うでしょう。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
Stay Homeの毎日でも、今日は久しぶりに二つの外出をした気分です。
午前中は本当の外出で『マリアの被昇天』ミサの参加。
帰ってすぐに自宅で『全国戦没者追悼式』の参加は、武道館で一緒に参加している気分になれました。 感謝!感謝!
たとえ小さいことでも、『平和』のためにできることをしてまいりましょう。
神さまが『小さいこと』を集めて、『大きいこと』にしてくださいますでしょう。 お元気で!

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