マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

『神の御心は、あなたがたが聖なる者となることです。』   それは、天国への帰還です。

2015-08-28 22:45:32 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。

      今日8月28日のミサ典礼   『第一朗読』

    『実に、神の御心は、あなたがたが聖なる者となることです。
         すなわち、
みだらな行いを避け、おのおの汚れのない心と尊敬の念を持って妻と生活するように学ばねばならず、
                                 情欲におぼれてはならないのです。』
                                       テサロニケの教会への手紙Ⅰ 4章3&4節

  『疑問』 がわきます。
  ①『聖なる者』 とはいかなる人か? ②『聖なる生活』 とはいかなる生活なのか?

  『神の御言葉』 が思い出されます。
      ①旧約聖書から。
『あなたたちはわたしのものとなり、聖なる者となりなさい。主なるわたしは聖なる者だからである。』 
                                                       レビ記 20章26節
      ②新約聖書から。
『天地創造の前に、神は私達を愛して、御自分の前で聖なる者、汚れのない者にしようと、キリストにおいてお選びになりました。』
                                                エフェソの信徒への手紙 1章4節

         私は 『今日の第一朗読』 を考えてみました。

     まずは・・・
 神は、天地創造の前から、御自分の愛を分かち合うために、『愛する人間』を造ろうと考えました。

         『神は言われた。 「我々にかたどり、我々に似せて、人を造ろう。」
  神は御自分にかたどって人を創造された。男と女に創造された。見よ、それは極めて良かった。』
                                               創世記 1章26-31節

       つまり・・・
 『主なる神は聖なる者』であれば、その似姿の人間も、その創造時は、聖なる者ではなかったでしょうか? 
                            いやいや! それはないか やはり聖なる者は神のみですね。

         『しかし、主よ、
  あなたは我らの父。 わたしたちは粘土、あなたは陶工。 わたしたちは皆、あなたの御手の業。』
                                                       イザヤ書 64章7節
          陶工主が、その作品を忘れることは決してない。 作品が陶工主と対等ではない。
                                これだけは事実ですよね!


           次に・・・
『神の似姿に創造された人』は、神の禁断の木・『善悪の知識の木の実』 を食べてしまって、『原罪を持つ者』となりました。
             その結果・・・神と共に住んでいた『エデンの園』を追い出されることになりました。 

      『主なる神は言われた。
   「人は我々の一人のように、善悪を知る者となった。
    今は、手を伸ばして命の木からも取って食べ、永遠に生きる者となるおそれがある。」
       主なる神は、
  彼をエデンの園から追い出し、彼に、自分がそこから取られた土を耕させることにした。』
 
                『楽園追放』             ミケランジェロ作。システィーナ礼拝堂。

    『こうしてアダムを追放し、命の木に至る道を守るために、
       『エデンの園の東』に  ケルビム      と、きらめく剣の炎   を置かれた。』
   
                                                        創世記 3章22-24節

   つまり・・・
  『聖なる神』に、神への背信故に『原罪を持つ者』となった人間は、『エデンの園・聖なる神の国』を追い出され、 
                『エデンの東』に住む者となりました。
     自分の力では、神の国・『聖なる世界』には戻ることができない者となってしまいました.


                   ・・・
      聖なる神は、その愛の本質ゆえに、
  『原罪を持つ人間』を、もう一度、御自分の神の国に戻そうと考えました。
           その方法は、

『御自分の前で聖なる者、汚れのない者にしようと、キリストにおいてお選びになりました。』

 
     つまり・・・
 『神の国・エデンの園』へ帰るためには、私たちは、もう一度、『聖なる者』にならなくてはなりません。
         私たちは、自力で聖なる者となれません。

       愛である神は、人を神の国へ帰還する方法を考えました。
          人を聖なる者とする方法を考えました。
             そのために・・・
  神は、御自分の独り子・イエスキリストを、人間の贖罪として、この世に派遣されたのです。

           『キリストの十字架の贖罪・人間の罪の償い』によって、
        人は再び、『聖なる者』 となれるのです。 

              『神の御心』によって、
 『聖なる者』となった人間は、ケルビムと、きらめく剣の炎をくぐりぬけ、『神の国』へ戻れるのです!

                                            以上。私が考えたことでした。

             最初の『疑問』の答。
   『聖なる者』とは、神です。
   
『聖なる生活』とは、
     キリストの十字架上の贖罪により『聖なる者』となれる者、天国への帰還のチャンスをもらった者が、
           神への感謝と賛美の気持ちから、
          神の国へ帰還するまでのこの世での、

『みだらな行いを避け、おのおの汚れのない心と尊敬の念を持って妻と生活し、情欲におぼれない生活』 ですね。

   天国の様?    穏やかな田園風景。
  
                                
私の刺繍作品
『新しい天と地。もはや死はなく、もはや悲しみも嘆きも労苦もない。』
                           
ヨハネの黙示録 21章1&4節

              『父の御心は、
      子を見て信じる者が皆永遠の命をえることであり、
    わたしがその人を終わりの日に復活させることである。』
                             ヨハネ福音書 6章40節


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
この世にいる間、聖なる生活をしながら、聖なる者に一歩ずつ一歩ずつ近づいていくって素敵ですよね!

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今日のラン記録。 7km。

昨日の大いなる反省の後、しっかりと足底のケアをしました。今朝は痛みが出ませんでした。嬉しい!
         8月の走行距離:25km 


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