マリアテレジアの独り言

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  小さな感動をつづります。

『悲しみの聖母 記念日』・・・『あなた自身も剣で心を刺し貫かれます。』

2022-09-15 17:23:53 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。
9月15日。年間第二十四木曜日。


       悲しみの聖母 記念日』 
             
                  『悲しみの聖母』
      十字架の足元で七つの剣に胸を刺されている聖母

     『十字架称賛 祝日』の翌日にあたる今日、
      教会は、マリアがイエスの受難のとき、
       十字架のもとにたたずんで、
    母として苦しみをともにしたことを思い出している。

           1814年。この記念日がローマ教会歴に取り入れられた。
        『毎日の読書』より

『今日の入祭唱』

      シメオンは幼子の父と母を祝福し、
        母親のマリアに言った。
       
       『神殿のシメオン』   レンブラント作品

     「御覧なさい。
     この子は、イスラエルの多くの人を倒したり立ち上がらせたり
                    するためにと定められ、
       また、反対を受けるしるしとして定められている。

       
         『ピエタ』  ミケランジェロ作品

        あなた自身も剣で心を刺し貫かれます。」』
            ルカによる福音書 2章34-35節
   

    イエスが生まれてから40日の後、
    ヨセフとマリアは幼子イエスを神殿に連れて行きました。
       最初に生まれた子供は主に献げるという
      『モーセの律法』に定められた儀式のためでした。
    その神殿で、両親ヨセフとマリアは、
    シメオンという敬虔な老人と女預言者アンナに出会い、
    『幼子は異邦人を照らす掲示の光、イスラエルの民の誉れです。』
          と、シメオンから聞かされます。


『今日のアレルヤ唱』

 アレルヤ、アレルヤ。
  『しあわせな方マリア、
   あなたは主の十字架のもとで共に苦しみ、殉教の勝利を得られた。』
            典礼聖歌 273番       アレルヤ、アレルヤ。



『今日の福音 イエスの御言葉』

     『そのとき、イエスの十字架のそばには、
      その母と母の姉妹、クロパの妻マリアとマグダラのマリア
         とが立っていた。

       イエスは、
       とそのそばにいる愛する弟子とを見て、
          
                           『キリストの磔刑』 ジョバンニ・べッリー作品
       
       母に、
       「婦人よ、御覧なさい。あなたの子です」
                   と言われた。

       それから弟子に言われた。
         「見なさい。あなたの母です。」

       そのときから、
       この弟子は
       
       『ヨハネの家』マリアの生涯をヨハネは共に過ごしました。

         イエスの母を自分の家に引き取った。 』
           ヨハネによる福音書 19章25-27節


    十字架上のイエス様は、最後に、
    母マリアに、「あなたの子」と言ってヨハネを示し、
    弟子ヨハネには、「あなたの母」と言ってマリア様を託しました。


       十字架のもとまでついてきたのは、
       イエスの母マリアと、イエスや弟子たちの世話をした婦人たち、
       そして、12人の弟子の中の『イエスの愛した弟子』・ヨハネでした。


    マリア様は、
    ※イエスの『奉献式』の時に、神殿で、
     イエスのために、嬉しいことも、悲しいこともあるでしょう。
     又、イエスのために『あなた自身も剣で心を刺し貫かれます』
       と、シメオンから言われました。
    そして、
    ※イエスの『磔刑』の時には、十字架上から、
     イエス様からマリア様と共に弟子のヨハネに声をかけていただき、
     同じ信仰によって、イエスの愛した弟子ヨハネと、
        新しい『関わり』が出来ました。


        マリア様は、
        母として、嬉しいことも、悲しいこともありました。
        最後には、十字架のもとにまでイエスについていって、
        イエスを信じる姿と、イエスを信頼する姿を、
                  我が子・イエスに見せました。


        マリア様は、
        イエス様を産んだ『母』であると同時に、
        イエスを信じるすべての人の『母』となり、
        キリスト者の信仰の『模範』、となっておられるのです。


 
    私たちキリスト者は皆、
    イエスの”愛する弟子”の一人として、
        聖母マリア様を自分の家に迎えましょう。
        
        マリア様と弟子ヨハネが過ごした『ヨハネの家』 今は巡礼地です。

        イエスへの信仰を、
        我が主・イエスに見ていただきましょう。
            祈りましょう。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
自分の母親に、そして我が子の母親であることに、感謝でいっぱいです。
母は、我が子の喜びの時も悲しみの時も、
『マリア様の模範』に倣って、ぶれることのない母親でいたいものですね。 お元気で!

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