マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

『THE GIFT TO BE SIMPLE』…アーミシュの暮らし。 そして 『人よ、主が何をお前に求めておられるかはお前に告げられている。』

2016-07-18 23:58:57 | 日々のこと。 世界のこと。

『THE GIFT TO BE SIMPLE  Life in Amish Country

アーミシュの暮らし。
これは、まぎれもなく、現代のアメリカの一情景なのである。
かれらは現代の文明から離れて暮らそうとしているのである。

アーミシュは聖書に忠実に生きようとする人々である。
生きるよすがとして、かれらが繰り返し読む聖書の一節は、

あなた方は、この世と妥協してはならない。
むしろ心を新たにすることによって造りかえられ、何が神の御旨であるか、何が善であって、
神に喜ばれ、かつ全きことであるかをわきまえ知るべきである。』 ローマ人への手紙12章第3節


   アーミシュの台所

『アーミシュは、1919年に、アーミシュのリーダーたちは、
電気に頼って楽な生活をするのは、教会と家庭にとって弊害をもたらすと判断して、
以来、今まで97年間、電気を使わずに生活している。それも、この世と妥協しないためである。』

  

『アーミシュはアメリカの象徴と言ってもかまわない車も使わない。
かわりに、
アーミシュのシンボルのようなものの、バギーと呼ばれる一頭立ての四輪馬車を利用している。』

『服装もいたって質素で、
男は、白か無地のシャツにズボンとジャケットという姿で、麦わら帽か黒いフェルト帽をかぶっている。
女は、無地の短めのドレスにエプロンという格好で、頭にはボンネットをかぶっている。
大体これで通す。柄物を着ることはぜったいない。
しかも、男女とも、ボタンはつかわず、かぎホックを使用している。』

  

今日。
私は、偶然が重なって、図書館から、『本』を手に入れました。 

写真家の作者・Bill Colemanは、『はじめに』 で語ります。

人生では変化は微妙に起きる。
振り返ってみてはじめて、最初に考えていた方向とは90度もちがう道を
ーー変化にまったく無自覚なままーー歩んできたことに気がつくものだ。

毎日が啓示だ。
一日はたいがい、朝霧のなかを学校に向かう素足の子どもたちの静かな足音で始まる。
アーミシュは、家族で農場をうまく営んでいくのに必要な技術を習得しつつ、
簡素な暮らしを支える精神の伝統を守りながら、消費社会から距離をおいている。』


正に・・・
啓示のような、不思議な感覚を覚える『本』でした。
信じられないような、当たり前がくつがえされる世界が、現実に、身近にあるのです。
『辺境・近境』そして 現実の世界です。

アーミシュは、
昔の人々の話でなく、北アメリカにしかいない。今の時代の、実存の普通の人々です。
全部でおよそ15万人。オハイオ州。ペンシルバニア州。インディアナ州。アイオワ州に住みます。

1693年。スイス人・ヤコブ・アマンが、『聖書に忠実であるべし』と、スイスではじめました。
1727年その急進性ゆえ、弾圧を受け続け・・・信仰の自由を広く認めるアメリカに移り住んだのです。

今日。
私は、『アーミシュの台所の写真』、を見て、いろいろ考えて、台所の大掃除をしました。

 シンプルに・・・。数少なく・・・。使い勝手よく・・・。清潔で・・・。美しく・・・。 楽しく、嬉しかったです。

確かに・・・
『アーミシュの暮らしを知ることは、この世と妥協しつづけているばかりのわれわれが、
シンプルに、自らに還るための贈り物』 かもしれない。と思ってみたりです。


そして。
今日は7月18日。年間第十六月曜日。
   『今日のミカの預言』

『聞け、主の言われることを。

人よ、何が善であり、主が何を求めておられるかは、おまえに告げられている。
正義を行い、慈しみを愛し、へりくだって神と共に歩むこと、これである。」』
                 ミカ書 6章1-8節

アーミシュは、
主が自分たちに何を求めておられるかを、考えて考えて・・・
その精神を、『聖書に忠実に生きよう!』、と決めました。
その生活は 
現代の文明から離れて暮らす生活』 でした。正に、『観想生活』ですね。

 

私達も、
主が私達に求めることは、『人を敬いそして愛し、神を信じて共に歩む』と、
すでに告げられ、知っています。
どんな方法で、神の求める『愛神愛隣』を、実現していきましょうか? 

『本』を読みながら・・・
神と真剣に向き合いながら『Simple Life』の日々を過ごすアーミシュこそが、
この世で一番進んだ生き方をしているのかもしれない。 と考えたりしました。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
英語のことわざで 
out of sight, out of mind』というのがありますよね。思い出しました。
アーミシュは、『一目でアーミシュと分かるが、そうすることで自分たちが周りとは違うことを表明し、かつ、
自分たちの同志的結束を確認しあっているのである。』 そうです。
 


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