マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

只今読書中・・・中原中也と村上春樹。 そして 『神の御心を行う人こそ、わたしの兄弟、姉妹、また母なのだ。』

2017-01-24 23:44:38 | 大学。大学院。本。コンサート。ラジオ。映画。

 只今、2冊、読書中。

一冊目。

『100分de名著』      1月の名著: 『中原中也 詩集』

      これが良い。素晴らしい。魂を揺さぶられる。感動する。

指南役の先生方も、司会役の磯野アナウンサーと伊集院光氏も、とても良い。素晴らしい。

 中原中也は、
 世界を、『芸術世界』 と 『生活世界』 に分けて考えて・・・
   挫折と絶望の中で、悲しみを達観できるようになり、『芸術世界』の力で生きようと決意する。
      それは、
 あたかも、『芸術世界の天使』のような存在でありました。純粋な『The 詩人』のイメージでした。 
 

 そんな中原中也の書く『悲しみ』『さみしさ』が、読む者の中にもあり、共鳴してしまうのです。

二冊目。

日曜日の新聞記事。      『昨日読んだ文庫』   
大好きで、毎週スクラップにして、楽しみに読んでいる。

 今週日曜日:22日は、
 芥川賞作家の三田誠広『村上春樹・1973年のピンボール』に関するコラムでした。

 なんとしたことか!!
 ハルキストとなる私が『本』を読んでいなかった 三田氏のコラムもさすがのお上手で、『本』を読みたくなる。

 早速に、
 Amazonに注文。
  
 翌日に送られてきた。 今回は新書の購入。  早速に読んでいます。
             
            ここだけの話。アマゾンで文庫を買う時の要注意…古本+送料=新書(送料は無料)だったりする)

    1ページめ。
           『1969-1973 (20歳ー24歳)
      見知らぬ土地の話を聞くのが病的に好きだった。』
    
  
  三田氏は語る。
       「いかにもおしゃれな文体に、違和感を感じた。
       ストリーのない断片の寄せ集めのような作風は、
    絵画でいえば抽象画にあたる、アバンギャルド(前衛)気取りだろうと思った。
       それでも。
     ピンボールマシンと再開する物語は、やはり秀作だ。
   ”うわぁ、センチメンタルだ”・・・と思いながら、これが文学だな、と共鳴してしまうのだ。」

 そんな村上春樹の書く『個人的体験』が、読む者の中にもあり、納得し、共鳴してしまうのです。


      文学は良い。 読書から目が離せない私です。

そして。

今日は1月24日。年間第二火曜日。
    『今日の福音 イエスの言葉』

       『イエスは、周りに座っている人々を見回して言われた。
   「神の御心を行う人こそ、わたしの兄弟、姉妹、また母なのだ。」』 マルコ福音書 3章31-35
 
   キリストこそ・・・      『神の御心を行う人』

     『わたしが天から降って来たのは、自分の意志を行うためではなく、
       わたしをお遣わしになった方の御心を行うためである。』 ヨハネ福音書 6-38

    では。

    『神の御心』とは?  何でしょう?

『神の御心は、神の子を見て信じる者が永遠の命を得ることであり、
      神の御子がその人を終わりの日に復活させることである。』 ヨハネ福音書 6-40

   つまり

  聖母マリアも・・・  『神の御心を行う人』。 キリストの、兄弟であり、姉妹、母なのです。

 マリアこそ、理解できなくとも、神と我が子イエスを信じ、深い信仰で、イエスとつながっていました。
 マリアこそ、イエスを信じ、人々を我が子イエスの元へ案内し、『永遠の命』の取り成しする人です。

      私たちも・・・
    キリストを自分の模範とし、聖母マリアの信仰に倣って、信仰を深めたいものです。
      そして、
    その生き様で、人々をイエスの元に連れて行き、キリストの兄弟姉妹母になりたいものですね。

皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
厳しい寒さが続きますね。 こんな時は、暖かくして、読書三昧と致しましょう! お元気で!