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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



平城遷都1300年祭(4月24日~11月7日)が近づいてきましたので、再建された大極殿の様子を見てきました。



近鉄大和西大寺駅から東に歩いて10分、平城宮跡公園から見ると、第一次大極殿の再建工事は、ほぼ終わっているようです。



さらに近くまで寄ってみると、大極殿の周囲にいままで無かった板塀のようなものが出来上がりつつあります。



本来の第一次大極殿の周囲は、板塀ではなく内部を人が歩ける広い回廊で囲まれていたようで、その材料はどうやら藤原京から移築されたようです。



この回廊で囲まれた区域は、大極殿院と呼ばれ、その中央にある前庭から1段高い位置に大極殿が建設されていました。



その大極殿院の再建には、回廊の再建も必要となる訳ですが、今回は予算の関係で板塀に変更されたのでしょう。




さらに東に進むと、東南部の板塀はほぼ完成しているようで、板塀の外には、平城遷都1300年祭イベント用の仮設建物もできるようです。



大極殿の東に回ると、こちらの板塀もほぼ完成していて、自転車の学生がいなければ奈良時代にタイムスリップしたようです。



少し離れた場所から東側の塀を見てみると、大極殿と色彩とデザインがうまく調和していてなかなか奇麗です。



最後に、第二次大極殿(平城京には2つの大極殿があったのです)のあった場所から、再建された第一次大極殿を見てみました。



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